セルサルサーレは恵比寿で人気のイタリア料理店！予約・アクセス方法は？

恵比寿のイタリアン「セルサルサーレ」は塩にこだわっています。シェフが修行したヨーロッパの国々を旅するように自由に美味しさを求めます。味付けは、イタリアンをベースに和を大切にしています。盛り付けは、鮮やさとモノトーンのコントラストの彩りが印象的です。そんなセルサルサーレの魅力や予約、アクセス方法についてご紹介します。

「セルサルサーレ」(sel sal sale)の料理は、塩の魔術師と言われる濱口昌大(まさひろ)シェフが創り出す約10品のお任せコースのみです。一皿、一皿の量は少なくしてあり、なるべく多くの種類の料理を食べてもらうのがコンセプトです。その発想は柔軟で産地直送の新鮮な食材の特徴を活かしつつ、美味しさを追求しています。

恵比寿は渋谷区、渋谷地域の東南に位置し、港区、品川区、目黒区との境にあります。恵比寿の地名は「ヱビスビール」に由来し、戦後まもなくサッポロビールの本拠地としてありました。今ではビール広場、ビール坂、ビール橋などの名称が残っています。テレビなどでは全国でもお洒落な街、住みたい街としても上位にランクアップされることが多いです。

東京駅からのアクセスは電車ならば山手線(外回り)「東京駅」、渋谷、新宿方面に乗車し「
恵比寿駅」で下車し北西へ約徒歩5分、全行程27分です。自動車のアクセスならば首都高速3号渋谷線、経由が最短のアクセスです。首都高高樹町から六本木通り、都道412号線を進みます。全行程17分です。

渋谷駅からのアクセスは電車ならば山手線(内回り)「渋谷駅」、品川、東京方面に乗車し「代官山駅」で下車し東口より北東へ約徒歩8分、全行程約10分です。自動車のアクセスならば「渋谷駅」から明治通り、都道305号線を進むのが分かりやすいアクセスです。庚申橋西交差点を右折し山手線をくぐり恵比寿西一丁目交差点から直ぐです。全行程6分です。

お洒落な代官山駅と恵比寿駅の間にあり、アクセスも悪くないです。木目のドアや木枠の大きな窓、シンプルで目立たない外観も室内は明るく柔らかく、コンクリート打ちっぱなしにカウンターにテーブル、床や壁もマホガニー調の木目を生かした隠れ家的であたたかな空間です。

オープンキッチンなので料理のいい匂いが店内を包み、シェフを中心にチームワーク良く、テキパキと若い料理人が腕を振るっている様子がうかがえ、楽しくシェフおまかせコース料理のでき上がりを待てます。「セルサルサーレ」ではドレスコードがあり、現在、ランチ営業していません。

「セルサルサーレ」には定番メニューが無く、シェフおまかせコースのみです。その日、その時の旬の食材を使います。一般にフランス料理やイタリア料理などの西洋料理はソースで味を楽しむものと言われています。それを塩に注目し、何種類もの塩を使い分け素材の旨味を引き出します。それだけに本来食材が持っている旨味や鮮度がクローズアップされます。

「セルサルサーレ」名前の由来はシェフの濱口昌大(まさひろ)氏が料理修行したヨーロッパの塩のフランス語のsel、スペイン語のsal、イタリア語のsaleを使い表しています。つまり、塩、塩、塩です。料理の味付けにおいて塩加減ほど難しいものはありません。

「セルサルサーレ」の魅力は何と言っても「できたての約10品」のヘルシーで美味しいコース料理をじっくりといただけ、それでいて一人前、現在6500円とコストパフォーマンスも良いところです。「セルサルサーレ」はカジュアルな雰囲気ですがドレスコードがあります。なぜか、現在、ランチ営業していません。どうしてでしょうか。

シェフの濱口昌大氏が旅したヨーロッパの風景を映すように、料理人はソネット詩の一編のように一皿、一皿創り出します。それは、和テイストに翻訳されていて、はじめて出会ったのだけれど、どこか懐かしさを覚えるかも知れません。塩で味付けをするのではなく、塩を使い食材の旨味を引き出しています。良い塩梅の「セルサルサーレ」は、予約が必要です。

以前の三軒茶屋にお店があった時には、ランチ営業をしていたのに恵比寿に移ってからはランチ営業もなく、おまかせコースのみになっています。お店が繁盛してシェフが忙し過ぎてディナーだけに集中しているということでしょうか、それとも他に何かあるのでしょうか。

大人気でアクセスも良いお店なので予約が必要です。急に訪れてもおそらく無理でしょう。キャンセル待ちならば、時々、Facebookで案内しています。以前はランチ営業もしていましたが、濱口シェフが多忙の為お休みしていますが、ランチ再開が望まれます。予約は基本的に18時、19時、20時スタートのシェフおまかせコースで受け付けています。

ドタキャンにはキャンセル料が発生しますので要注意です。「セルサルサーレ」ではドレスコードがあり、現在、ランチ営業していません。18時が過ぎて営業時間になると手が離せなくなるので電話は通じなくなります。

ディナー時(DinnerTime)の予約は電話がつながりにくいのでWeb予約よりFacebookページの一番上の「セルサルサーレ selsalsale」のロゴをクリックすると「予約する」ボタンが現れますので、そこからシェフおまかせコース料理を予約してください。また、都合の悪い時間帯や人数の相談や食品アレルギーなどはお店まで連絡してください。

また、メッセージでの予約やキャンセル、問い合わせなどは承っていません。また、ドレスコードがあります。現在、ランチ営業はしていません。

シェフの濱口昌大(まさひろ)氏は食の専門学校「レコールバンタン」の講師もしており次世代の食の専門家の育成にも力を注いでいます。なので愛弟子が一人前になるまでランチの仕込みをする時間はありません。「セルサルサーレ」にドレスコードがあるのもうなずけます。また、食の専門学校「レコールバンタン」は東京校と大阪校があります。

学費は少し高いかもしれませんが、奨学金制度も充実しています。高等学校の卒業資格があるコースや社会人の為のコースや開業の為のコースなどや料理だけではなくカフェ、パティシエやソムリエなどの専門家の育成コースもあります。講師には現役のシェフ、パティシエなどを迎え、移り変わりの早い時代にも対応できる食の専門家の育成を目指しています。

カジュアルなイタリアンですがコース料理ですのでこちらもお洒落して出かけたいものです。「セルサルサーレ」にはドレスコードがあります。ドレスコードとは服装規定のことで、結婚式やホテルでの誕生日会やクリスマスパーティーなどでその場に相手に不快感を与えないふさわしい服装のことです。ビーチサンダルやスポーツウェアはNGです。

休みの日に友達や家族で街中を買い食いしながら歩いいる人を良く見かけますが、とても幸せそうで良いです。でも、料理はその国の文化を表しますから、コース料理を頂く時などはキッチリ、ドレスコードを守って美味しい料理を感謝して頂きたいものです。

恵比寿「セルサルサーレ」では、センスを磨く勉強会も行っています。シェフの濱口氏は食の専門学校「レコールバンタン」の講師もしており「セルサルサーレ」にて女性クリエイターによるイベント、季節の花とスパイスについての講義やスワッグ(花束の壁飾り)の作り方など心豊かな暮らしを目指します。ドレスコードにも気を配って参加したいものです。

また、濱口シェフの料理とワインのマリアージュをテーマとしたイベントディナーではプロフェッショナルなソムリエを招いてワインについてのプレゼンテーションもあり、シェフやソムリエ、パティシエなどを目指す人やイタリアンのお店の経営を考えているオーナーさんなどの勉強会も行っています。また、ドレスコードやマナーなども自然に身に着きます。

「セルサルサーレ」は現在、残念ながらランチ営業はしていません。でもディナーが絶品です。シェフが腕によりをかけた一晩、3回だけのおまかせコース料理ですので、こちらもドレスコードに気を遣ってできればお洒落してディナーを楽しみたいものです。「セルサルサーレ」ではドレスコードがあります。

食材と塩のマリアージュを基本にすることを料理コンセプトにイタリアンをメインに料理修行したヨーロッパのイタリアやスペインやフランスなどの料理を提供しています。また、「クリエイティブ&エンターテイメント」「想像を超える味」「日本一コストパフォーマンスの良いフルコース」をキーワードにしています。

シェフの濱口昌大氏は日本でイタリア料理の修行を積んだ後、さらに太陽の大地、イタリア南部プーリア州にあるミシュラン1つ星レストラン「Ristorante Sotto l'Arco 」(リストランテソットラルコ)にて経験を積み、さらにフランスやスペインなど10カ国以上を渡り歩きました。ここ東京恵比須「セルサルサーレ」でしか味わえない料理の数々です。

お店の看板やメニューに描かれている塩を振りかけている絵は、和食では尺塩(しゃくじお)と言いますが、良い塩梅にするためのイロハのイです。そうすると塩がまんべんなく食材にかかります。そして、「セルサルサーレ」では、いきなり初めから魚とパスタが登場します。そして、小さなポーションの料理が順々に現れます。どれもよく考え抜かれています。

フロアのスタッフはコースの一品、一品を丁寧に説明してくれます。そして、お約束のクイズがはじまります。コースの一品の「季節のフルーツのヴィシソワーズ」に入っている旬のフルーツは何かと尋ねてくれます。美味しくて楽しいひと時です。

真鯛に尺塩をすると水分が出てきます。これを鯛の切り身に出汁としてかけるそうです。フォークにはカッペリーニが巻かれていて、にぎり寿司のようにひと口で頂きます。カッペリーニは最も細いパスタの規格のことで「髪の毛」(capelli)の細さに例えたことからきています。

鯛の旨味とオリーブオイルの旨味にトマトの酸味のコラボレーションが麺全体にまわります。柔らくしっとり美味しいです。

「真鯛の冷製カッペリーニ」が大変好評だったので「雲丹(うに)の冷製カッペリーニ」も提供しています。くちどけの良い雲丹はその強い風味が好まれますが、その香りに合わせハーブを選び、優しい塩味の濃厚な後味をバスク産の唐辛子でピリッとキレをだしたそうです。

イタリアンでは肉などのメインディッシュとパスタが一緒になった料理のことをピアットウニコと言いますが、「黒毛和牛のローストとボロネーゼ」は燻製にした「インカのめざめ」のマッシュポテトをしき北海道産の黒毛和牛のイチボを使ったローストビーフの上に五島列島の和牛を使ったボロネーゼソースのガルガネッリをかけてあります。

さらにトッピングにはゴボウをカリカリに揚げたものをのせています。イチボとは牛肉の臀部にある部位のことでよくローストビーフに使います。他の部位よりカロリー低めです。ボロネーゼは挽肉をワインで煮込んで作りイタリアのエミリア、ロマーニャ州のボロネーゼ発祥のソースです。

ガルガネッリはエミリア、ロマーニャ州の伝統的なパスタで卵を入れて作る生麺です。ガルガネッリはペンネに似ていますが筋の向きが横向きで、また、ペンネは乾麺です。

薄く敷かれた大根のポタージュスープにオリーブ油でかいわれの葉を描き、根室産の雲丹が散らされ、ラディッシュのスライス、軽く泡立てた豆乳とオリーブオイルのスプーマ、それにマイクロベビーリーフとかいわれ大根が添えられています。美容と健康にも気をくばった「優しい味の大根スープ」はフランス料理のような彩りです。

スタッフが丁寧に料理の説明をした後、ヴィシソワーズに入っている旬のは何でしょうかと尋ねてくれます。ほのかな香りを頼りに果物探しの旅に出かけましょう。季節によってフルーツは変わり楽しみながら自身の味覚を磨くこともできるかもしれません。苦労して濱口シェフが分からないようにしたそうです。

ヴィシソワーズは冷たいポロネギとジャガイモのポタージュスープのことで元々、フランス料理の一品です。第二次世界大戦中、親ナチスのフランスのヴィシー政権に反対するアメリカのシェフ達がこの名前を変えようとしたそうです。そんなことを知っているだけで美味しさが変わります。「Strawberry Fields Forever」美味しさとは平和への願いです。

「フォアグラのブリュレ」は「セルサルサーレ」の定番料理でランチにも提供されていました。クリームブリュレはカスタードプディングに似たフランス料理のデザートです。フォアグラの濃厚さと焦がしたカラメルの風味と甘さが口一杯に広がってゆきます。焼いた自家製のエスプレッソの食パンに冷たいブリュレが乗せてあります。手にとっていただきます。

菊芋は北米原産で里芋の一種、海老芋ににていますが、その味よりも生活習慣病の予防に効果が高いのが特徴です。揚げるのが簡単な調理法ですが、料理人の腕の見せ所となる食材です。菊芋がトリュフの芳醇な香りと自家製ベーコンの風味と塩味とあいまって香り高いポタージュスープとなりました。菊芋の揚げたパリッと感ととろみ感の差がおもしろいです。

烏賊墨(いかすみ)の黒さゆえにお洒落好きさんは服が気になるかも知れませんが、烏賊墨のその濃厚な味わいのファンも多いです。生米から煮込んでゆくリゾットでクレソンと春菊と烏賊墨のコクが織り成すハーモニーに花を添えるのは、胡麻、コリアンダー、フェンネル入りのローストパン粉とライムの香り、最後の決め手は塩です。コースの人気の一品です。

「猪肉と白菜」は和食みたいなネーミングですがイタリアンです。猪肉と白菜を煮込みました。付け合わせにワイルドライスを敷いてありぴっりとした柚子胡椒の香りでスッキリと美味しいです。とてもヘルシーです。日本ではぼたん鍋でお馴染みの猪肉は、豚肉よりも脂肪分が少ないですが、少しクセのある匂いがします。

「セルサルサーレ」では産地直送の島根県産の天然の猪肉を1ヶ月寝かせて熟成させたものを使い白菜は南イタリアの発酵食品ロザマリーナを白魚で作ってイタリア風キムチに仕上げています。ワイルドライスは北米原産のスーパーフードです。水辺に自生する植物でヒジキのような風貌です。

北米ではインディアンが食用として使っているものでお米とは違うものです。玄米よりも良質のたんぱく質やアミノ酸やビタミン、ミネラルを多く含みます。

「ヒイカと春野菜のパンペルデュ」は自家製フォカッチャを塩味のフレンチトーストにし、その上にヒイカと春野菜があしらわれ、フロマージュブランと新玉葱のピューレが添えらたものです。ヒイカと春野菜をにんにくオイルでソテーしラルド(豚の脂の塩漬け)を加え、胡桃ドレッシングで和えています。

フロマージュブランはシェリー酒と塩をきかせて「塩マージュブラン」としました。新玉葱のピューレは弱火で新玉葱を少量の塩とオリーブオイルで蒸すように炒め玉葱から出てくる水分だけでピューレにします。また、パンペルデュとはラム酒がほのかに香るフレンチトーストです。フォカッチャ(Focaccia)とはイタリア料理の平たいパンのことです。

「焼きナスの冷製ポタージュと炙り鰹」は和食、居酒屋の定番メニューですがポタージュスープとも相性が良いです。「セルサルサーレ」では赤身の鉄分の多い魚に合うマグネシウムの多い「粟国の塩」を使っています。そうすることによってまろやかな仕上がりになるそうです。

魚料理にはハーブのディルが相性が良いですが、ディルの香りで対比的な要素を取り入れているそうです。濱口シェフによると「料理は同化と対比、食材の根本的なコクと塩の成分のコクを合わせるのがポイント」だそうです。濱口シェフは食の専門学校「レコールバンタン」の講師もしていますので料理のコツも分かりやすく教えてくれます。

濱口シェフ一押しの「ハチミツとナッツのヌガーグラッセ」は、グラニュー糖を使わず作っているそうです。「セルサルサーレ」のFace Bookでレシピを公開しています。興味のある人は覗いてみてください。他にも、色々あります。「セルサルサーレ」ではドレスコードがあり、現在、ランチ営業していません。

「セルサルサーレ」のジャンルはイタリアン、無国籍料理、割烹と小料理です。現在、ランチは行っていません。人気店なので予約が必要です。ドレスコードがあります。また、１人での利用は不可でランチはありません。英語を話せるスタッフがいます。ドレスコードがあるくらいなので中学生以上です。予約の受付時間は11時から16時30分です。

営業時間は火曜日から日曜日まで、17時30分から23時までです。都合により18時30分オープンの日があります。月曜日定休です。予算は8000円から10000円までです。カードでの支払いも可能です(VISA、MASTER、AMEX)。席数は全29席(カウンターを含む)です。ドリンクはカクテルもあります。こだわりの日本酒、ワインもあります。ランチ営業無しです。

アクセスは代官山駅、恵比寿駅からも近いです。電車でのアクセスは東京メトロ日比谷線「恵比寿駅」より北西へ約徒歩5分です。東急電鉄東横線「代官山駅」から315m、東口より北東へ約徒歩8分です。

恵比寿「セルサルサーレ」には駐車場はありませんが近くにコインパーキングが多数あります。「リパーク恵比寿西2丁目」は24時間営業で25分で400円で収容台数は5台です。「パークジャパン恵比寿西第3駐車場」は24時間営業で15分で200円で収容台数は6台です。

「ユアー・パーキング恵比寿西第3」は24時間営業で15分で300円で収容台数は3台です。「リパーク恵比寿西1丁目第2」は24時間営業で15分で400円で収容台数は4台です。

いかがでしたか？「セルサルサーレ」の料理はどれも趣向を凝らしています。テレビや新聞、雑誌にも取り上げられることしばしばです。料理は生きる糧であり文化です。美味しさとは心の温もりであり、美味しさを求めることは、平和への願いとこころえます。よかったら一度「セルサルサーレ」を訪れてみて下さい。この記事が旅の栞になれば幸いです。