大洗の日帰り温泉施設11選！安い料金・貸切・海が見えるおすすめスポットも？

大洗は茨城県の太平洋岸の真ん中にある街で、海水浴場や水族館でおなじみですが、漁業の街でもあり、海鮮グルメの店を探すのも楽しみです。

さらに東京から車で約1時間半、電車で約2時間とアクセスが便利なことから、日帰り温泉施設も多く、海を眺めながら温泉につかり、海鮮料理を楽しめます。そんな日帰り温泉からおすすめの施設を紹介します。

大洗は茨城県の太平洋岸の真ん中に位置する街で、もちろん海水浴場としても有名ですが水族館や海鮮グルメでも有名です。

水族館は全国でもトップクラスの規模を誇る「アクアワールド大洗」で、60の展示水槽には約580種類68,000点の展示生物を擁しています。また漁業が盛んで海鮮グルメの店が立ち並んでいます。そして日帰り温泉施設も多くあります。

大洗最大の観光スポットであるアクアワールド大洗は日本トップクラスの水族館で、大規模リニューアルにより博物館や科学館の展示方法を取り入れた水族館になっています。

中でもサメの飼育は日本一で、見て・さわれて・楽しめるキッズコーナーは水族館でも最大級を誇っています。

大洗の日帰り温泉施設で最初に紹介するのが「かんぽの宿 大洗」です。ご存じ日本郵政株式会社が運営するお宿です。いわゆる公共の宿に近く安い料金設定が特徴です。

民営化前は保険加入者用の保養施設でしたが、民営化後は誰でも利用できる宿泊施設として「かんぽの宿」という名になりました。比較的大規模な建物が多く、それがまた経営を圧迫するばあいがあり、今見直されています。

「かんぽの宿 大洗」は太平洋にそそぐ那珂川を一望できる高台のお宿で、特に那珂川にかかる海門橋の眺めが評判です。部屋からも大浴場からも楽しめます。

また海鮮づくしの食事も楽しみの一つで、金目鯛プランや鰯の美食プラン、磯香御膳などがおすすめです。いずれも漁港である大洗ならではのプランです。

日帰り入浴も食事付きプラン限定ですが、一人3000円からリーズナブルに海鮮尽くしと日帰り入浴を楽しめます。日帰りプランは5名からで個室宴会場が利用できます。

JR常磐線水戸駅で鹿島臨海鉄道に乗り換え、大洗駅で下車後アクアワールド大洗行きバス（大洗町循環バス“海遊号”）に約10分乗車し祝町下車約0.7km（徒歩約8分）です。

乗り換えの少ない方法としてはJR常磐線水戸駅下車後、水戸駅北口3番のりばで50番バスのアクアワールド大洗経由那珂湊駅行きバス（茨城交通）に約30分乗り、「かんぽの宿入口」下車で徒歩約8分のコースがあります。

日帰りプランは3日前に予約が必要で電話番号は029-267-3191になります。また営業時間（利用時間）は昼の部が10:30～15:00、夜の部が17:30から21:00までです。

温泉入れ替えのため毎週木曜日が定休日になります。この日は日帰り入浴もレストランも利用できなくなりますので注意が必要です。

「ホロルの湯」は大洗というよりも最寄りの水戸エリア城里町の日帰り温泉施設です。ホロルとは城里町のシンボル大樹「スタジイ」（樹齢400年）に住むフクロウです。

天保の飢饉の時には、スタジイに働きかけて椎の実がたくさん採れるようにするなど300年にわたって人々の暮らしを守ってきました。

「ホロルの湯」には温泉だけでなく、健康増進のための様々なプログラムがそろっています。グランドゴルフや水中運動講座、ノルディックウォーキング、ヨガ教室と多くの体験ができます。

温泉は肌に優しいアルカリ性単純温泉で内風呂、露天風呂、サウナが揃っていて利用料金は大人平日820円で毎週水曜が男性が500円、毎週木曜が女性が500円と安い料金設定になっています。

「ホロルの湯」へのアクセスは常磐自動車道水戸ICから車で10分が最も便利で、最寄りの駅からの路線バスなどはなく、JR常磐線「内原駅」よりタクシーで約10分が最も近くなります。

大小宴会利用ののお客様は5名以上から「ホロリの湯」から半径20km圏内であれば無料送迎バスを出してくれます。

営業時間は10:00から21:00（受付20:00まで）で食堂もラストオーダー20:00になっています。定休日は毎週月曜日で祝日の場合は翌日休みです。

健康増進プログラムのグランドゴルフは昼食と入浴がパックになったプランがありますが予約が必要です。またヨガ教室や大人の水泳教室も定員があり先着順ですので、確実に利用したい場合は予約できます。これらの予約は電話番号029-288-7775で行います。

大洗の中心部から北に約6km行ったところの太平洋岸にあるのが「阿字ヶ浦温泉 のぞみ」です。ひたちなか海浜鉄道の終点の阿字ヶ浦駅から徒歩3分という便利なところにあります。

温泉が濃いことと、貸切風呂や貸切個室があるのが特徴の日帰り温泉施設ですが、近くに大規模リゾート地「国営ひたち公園」があるのも魅力です。

「阿字ヶ浦温泉 のぞみ」の泉質はナトリウム-塩化物強塩泉で「強」とついているのは成分が濃いことを示しています。1kgの温泉に1000mg(1g）以上の溶存物質（ガス性のものを除く）を含んでいる温泉は塩類泉と呼ばれメジャーな泉質です。

「阿字ヶ浦温泉 のぞみ」ではこの成分が26.69gあり基準の26倍もあります。関東近辺でも貴重な存在です。保温性、殺菌効果などの効能も強いですが、湯あたりにも気を付ける必要があります。

また「阿字ヶ浦温泉 のぞみ」には日帰り温泉施設にはめずらしく、内風呂、露天風呂などのほかに貸切風呂や貸切個室があるのが特徴になっています。

「阿字ヶ浦温泉 のぞみ」は最寄駅から近いのが特徴です。JR常磐線の勝田駅から分岐してくる「ひたちなか海浜線」の終点である阿字ヶ浦駅から徒歩3分になります。

車では常磐自動車道友部JCTより北関東自動車道に入り「ひたち海浜公園口」より阿字ヶ浦方面に3分走ったところになります。

営業時間は10:00から22:00の12時間ですが、食事処は11:30から21:00(ラストオーダー）、手もみ処が11:00から20:30（受付終了）です。定休日は第3木曜日ですが7月と8月は無休になります。

入館料は大人平日900円になっています。宴会の予約や送迎バスの予約および貸切風呂や貸切個室など各種問い合わせは電話番号029-265-5691にかけます。

大洗の中心部で海岸に近いところにあるのが「オーシャンビュー大洗」です。その名の通り太平洋を見渡せる宿泊施設で日帰り入浴が可能になっています。

地方職員共済組合の保養所でいわゆる公共の宿ですので広々として清潔感がある施設になっています。

宿の名前のように部屋からも大浴場からも太平洋を見渡すことができます。大浴場は最上階にあり「展望大浴場」と称しています。建物の一角に露天風呂もあります。泉質はナトリウム-塩化物泉です。

また同じ最上階には岩盤浴もあります。黄土、天然鉱石の「ブラックシリカ」、富士山溶岩を使用しており遠赤外線により体の芯まで温まることができます。

最寄り駅は鹿島臨海鉄道大洗駅で、JR常磐線水戸駅で乗り換えて向かいます。大洗駅からはタクシーで5分ですが、距離は約2.5kmですので歩けます。

車では常磐自動車道友部JCTを経由し、北関東自動車道を通って東水戸道路の水戸大洗ICを降りて約15分になります。

「オーシャンビュー大洗」の日帰り入浴の営業時間は複雑です。日曜日から木曜日が11:30～20:00（受付時間19:00まで）、1月と5月を除く1日・金曜日・土曜日・祝前日、夏季及び年末年始の一部日程が11:30～15:00（受付時間14:30まで）になります。

さらに火曜日は大浴場清掃の日で15:00からです。GW、8/11～15のお盆、12/29～1/3の年末年始はお休みです。日帰り入浴や個室を利用できる昼食プランや夕食プランもあり予約には電話番号029-267-0488を利用します。

「潮騒の湯」は「オーシャンビュー大洗」と同様、大洗の中心部の海岸沿いにあり、太平洋の展望が売りの日帰り温泉施設です。

こじんまりした日帰り温泉施設ですが、貸切個室やシアタールーム、全5室の素泊まりのペンションもあるユニークな温泉施設です。

「潮騒の湯」では海が見える展望大露天風呂がおすすめです。泉質も特徴があります。太古の地殻変動で地中に閉じ込められた海水が温泉として出てくる化石海水を体験できます。泉質名はナトリウム-塩化物強塩泉で豊富な塩分成分で保温効果と殺菌効果があります。

入浴後、レストランんで自慢の海鮮料理をいただくのがおすすめです。さらなる特徴は日帰り温泉施設ですが、貸切個室があることです。貸切個室からも海を眺めることができ、プライベートにゆっくりくつろぐことができます。

最寄り駅は鹿島臨海鉄道大洗駅で、JR常磐線水戸駅で乗り換えて向かいます。大洗駅からはタクシーで5分ですが、距離は約2.5kmですので歩けます。

車では常磐自動車道友部JCTを経由し、北関東自動車道を通って東水戸道路の水戸大洗ICを降りて約15分になります。

営業時間はお風呂が10:00～23:00（最終受付22:00）でレストランが10:00～21:30（ラストオーダーは20:30）です。なんと定休日はありませんので無休になります。

貸切個室や素泊まり専用ペンションの問い合わせや予約は電話番号029-267-4031を利用します。

大洗駅から一番近い日帰り温泉施設が「ゆっくら健康館」です。こちらは大洗町健康福祉センターの施設です。

温泉・サウナのほかにプール、スポーツジムもあり、様々なトレーニングプログラムを展開する文字通りの健康増進施設になっています。

「ゆっくら健康館」の特徴は名前にある通り健康を促進するあらゆる施設とプログラムがあることです。また公共施設ですので安い料金設定になっています。

温泉入浴は大人平日700円で高齢者は600円になります。さらに17:00以降は500円ととても安い料金になります。プールやスポーツジムの利用も同じ料金設定になっています。

JR水戸駅から鹿嶋臨海鉄道大洗鹿島線に17分乗車し「大洗駅」を下車してバスで5分、徒歩でも20分です。

車の場合は北関東自動車道から東水戸道路に入り「水戸大洗IC」を降りて国道51号で約15分です。

営業時間は10:00から21:00まで（土曜日は21:30まで）となっています。入館は閉館の1時間前です。定休日は毎週水曜日（祝日の場合は翌日）と年末です。新年は1日から営業します。

スポーツジムやプールでの各種トレーニングプログラムがありますので、問い合わせは電話番号029-267-1126を利用します。

大洗から北に6kmほどのひたちなか市の中根にあり、江戸時代から湧き出る歴史あるラジウム鉱泉を楽しめるのが「中根の湯 はこや旅館」です。

高速道路のすぐ横にあり、のどかな田園風景と高速道路の人工物が共存するユニークな風景を体験できます。

こじんまりしたお宿ですが、中根の湯は400年の歴史を誇るラジウム温泉です。天然のラジウム温泉は貴重な存在で血行促進や痛風に効果があるほか腰痛、アトピー、皮膚炎、関節炎など様々な疾患に効用があります。

また宿泊料金が年間で変わらないという良心的な旅館で、日帰り入浴料も700円というのは旅館の日帰りとしては安いと言えるでしょう。

最寄り駅は「ひたちなか海浜鉄道」の中根駅で「中根の湯 はこや旅館」は中根駅から500mという至近距離になります。

車の場合は常磐高速友部JCTより北関東自動車道に入り「ひたちなかIC」で降りて約5分走ったところです。

日帰り入浴の営業時間は8:30 ～ 19:30で入浴料も平日と休日の違いはありません。定休日はなく不定休になっています。

問い合わせには電話番号029-273-8511を利用します。宴会や法事や特別料理の予約にもこの電話番号を利用します。

「大洗鴎松亭」は大洗の那珂川の河口でアクアワールド大洗にも近い全99室の趣のある本格旅館です。

豪華なエントランスロビーがお客様を迎える旅館で、日帰り入浴などできないと感じてしまいますが、ランチ付きだけでなく入浴のみの日帰り利用も可能にしています。ランチの場合は個室を利用できます。

大洗でも那珂川の最も河口に近く、太平洋に面した「大洗鴎松亭」は海の見えるお風呂やお部屋で有名です。

内風呂も露天風呂も檜と石の風呂があり宿泊者は男女入れ替えで利用できます。日帰り利用の場合は入れる風呂が決まっているようです。昼食をいただく場合は個室食事処「水輝」を利用できます。

最寄り駅の鹿島臨海鉄道大洗駅からは巡環バス「海遊号」でアクアワールド大洗まで12分、その後徒歩で5分か、大洗駅からタクシーで10分です。

車の場合は常磐自動車道の友部JCTから北関東自動車道に入り水戸大洗ICで降りて15分ほどです。

「大洗鴎松亭」の日帰り入浴の営業時間は旅館ですので限られていて11:00から15:00で受け付けは14:30までです。入浴料金は大人1000円になります。

別途個室食事処「水輝」でいただけるランチがあります。ランチと日帰り入浴は別々の料金です。利用の3日前までに予約が必要で電話番号は029-266-1122になります。

先に紹介した阿字ヶ浦温泉の近くで大洗の中心部から約6kmのところにある磯崎温泉のホテルがホテルニュー白亜紀です。

「磯崎温泉ルニュー白亜紀阿字ヶ浦温泉よりさらに海沿いにあり、海の景色はおすすめです。ホテルですが日帰り入浴も可能になっています。

海に飛び出した立地ですので部屋からも露天風呂からも雄大な太平洋を望むことができます。

大きくて綺麗なホテルだと評判ですが、日帰り入浴が大人500円というのはホテルの日帰り利用にしては良心的です。

ひたちなか海浜鉄道の磯崎駅から送迎バスありますが、駅から800m程ですので徒歩でも10分で着けます。

車では常磐自動車道友部JCTより北関東自動車道に入り「ひたち海浜公園口」より約5分走ったところになります。

日帰り温泉の営業時間は昼の部が10:00から15:30夜の部が18:00から21:00です。定休日は基本は第1、第3金曜ですが、公式ホームページで確認することをおすすめします。

15名以上の団体の場合は事前予約で送迎バスがあります。予約や問い合わせは電話番号029-265-7185を利用します。

「ひたちなか温泉 喜楽里別邸」は大洗からは少し離れますが、水戸の近くのおしゃれで趣のある日帰り温泉施設です。

有名な日帰り温泉施設が名を連ねるniftyの日帰り温泉ランキングで東日本の10位に入っています。

水戸に近いこともあってか、ひたちなか温泉 喜楽里別邸は日帰り温泉にあってほしいあらゆる設備をそろえています。

露天風呂はおしゃれで趣のある田園風景を眺める造りになっており、岩盤浴、サウナ、リラクゼーションの設備がそろっています。

最寄り駅は水戸駅で、勝田営業所行きのバスか茨大前営業所行きのバスに乗り「筑波台」停留所で降り徒歩5分です。

車の場合は水戸方面からは国道6号線「筑波台南」交差点を左折して150m行ったところの左手になります。

営業時間は8:00から24:00（最終受付23:00）と比較的長時間で、定休日はなくホームページに館内設備点検などのための休館日を知らせています。

ボデイケアの受付電話番号は029-229-2661アカスリエステとスパエステティックの受付電話番号は029-229-2662になります。全体の問い合わせ電話番号は029-229-2641です。

那珂川より北のひたちなか市エリアにある160年の歴史を誇る温泉が「長者ヶ谷津温泉」です。

泉質もユニークでこのエリアではめずらしく硫黄を含んだナトリウム-塩化物泉です。様々な効能が期待できます。

「長者ヶ谷津温泉」は施設名にあるように長者伝説のある嘉永5年開湯の歴史ある温泉です。160年以上の歴史をほこります。

泉質は含硫黄-ナトリウム-塩化物泉で「八色七変化の湯」と言われ神経痛、リウマチ、やけど、皮膚病に効能があります。

最寄りの駅はJR常磐線の勝田駅でこの駅からタクシー5分になります。ひたちなか海浜鉄道の金上駅からはさらに近く、約1km弱ですので歩けます。

車の場合は常磐自動車道友部JCT経由の北関東自動車道ひたちなかICから15分のところにあります。

以前は宿泊施設でしたが今は土曜日しか営業しない日帰り温泉施設になっています。営業時間は9:00から16:00です。

各種問い合わせに利用する電話は029-274-3811です。ちなみに料金は大人500円と大変安い設定になっています。

大洗及び那珂川をはさんで北にあるひたちなか市エリアにある日帰り温泉施設をピックアップしました。海に近いため塩分の強いナトリウム-塩化物泉の温泉が多いですが、日帰り温泉専用の施設と旅館・ホテルの日帰り利用が多く点在しています。自分の好みに合った施設を訪れてみてください。