草加せんべいは埼玉で人気のお土産!手焼き体験ができるスポットも紹介!

2019年5月28日 (2019年9月1日最終更新)

埼玉のお土産として有名な草加せんべいは、認定される基準がきちんと決まっている「本物」の名産品です。最近では手焼き体験ができる店などもあり、観光客に人気です。草加せんべいとはどういうものか、おすすめのお店はどこかなどを紹介します。

目次

  1. 草加せんべいとは?
  2. 草加せんべいの歴史
  3. 草加せんべいの4つの基準
  4. 草加せんべいを知るおすすめのお店「山香煎餅本舗 草加せんべいの庭」
  5. 草加せんべい人気の販売店5選
  6. 草加せんべいと楽しみたい周辺観光スポット
  7. 埼玉名物・草加せんべいは鉄板のお土産でおいしい!

草加せんべいとは?

お土産を選ぶ時に、だれもがおいしいと感じてくれるものを探すのは意外と難しいものです。そんな中にあって人気が高いお土産の一つがせんべいではないでしょうか。そこでせんべいの中でも人気が高い草加せんべいについて、その歴史やおすすめのお店などについて紹介します。

埼玉県草加市の和菓子でお土産の定番

草加せんべいは埼玉県草加市で作られている和菓子です。硬めでぱりっとした食感があり、せんべいなので年齢層を問わず好まれるうえ、日持ちもするということもあって、埼玉県のお土産の定番としてとても人気が高いです。「草加せんべい」(草加煎餅)はこの地域の地域団体商標にもなっています。

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草加せんべいの歴史

この草加せんべいはいつごろから作られているものなのでしょうか。もともと埼玉のこのあたりは昔から米どころと言われており、米がたくさん取れているところだったので、農家の人たちが余った米を団子状にして乾かし、保存食を作っていました。

また、醤油の名産地として知られている野田(現在の千葉県野田市)からも近いため、おいしい醤油を手にいれることもできました。このような条件からおいしいせんべいが作られる条件はもともと整っていたということが言えます。

江戸時代になると、草加は日光街道の宿場町として栄えるようになりました。宿場町ということで旅人向けに団子を販売していたのですが、売れ残って固くなると捨てるしかありませんでした。そこでこの宿場にいた「おせん」という女性がそれを平たく伸ばし、焼いて売りだしたのです。

この商品は携帯できて保存しやすいということで大人気となり、街道の名物となりました。後に川越で行われた特別大演習の際に大正天皇が草加せんべいを食したことから、皇室にも献上されたものとしてさらに人気となります。

ところが第二次世界大戦後「草加せんべい」という名前をつけたせんべいが、埼玉県草加市以外の全国で作られるようになりました。そこで商標登録をすることで、一定の条件を満たしたものだけが「草加せんべい」を名乗ることができるようになり、現在に至っています。

草加せんべいの4つの基準

さて、今「一定の条件を満たしたものだけが」草加せんべいを名乗ることができるようになったと述べました。実は草加せんべいを名乗るためにはきちんとした基準があり、それを満たさなければ草加せんべいと名乗ることはできないのです。どのような基準があるのでしょうか。

1:製造地

草加せんべいは埼玉の名物ということなので、なんとなく埼玉だったらどこでも作ることができるような印象があります。しかし実は草加のほか八潮、川口、越谷、鳩ケ谷で製造されたものでなければ草加せんべいと名乗ることはできません。埼玉の中でも決められた場所でしか草加せんべいは作れないのです。

2:材料

せんべいの材料といえばやはり外せないのが「米」です。最近はさまざまな味のせんべいがありますが、ともかくもとになるせんべいがなければどうにもなりません。

この「米」ですが、草加せんべいを作る場合には「関東近県で収穫された、良質のうるち米」を使うという基準があります。こちらは関東近県なので、埼玉県内はもちろん、その周辺のうるち米であればよいということになります。お米のよさはせんべいの味につながるため、各店舗で工夫をこらしているところです。

3:製造

次に製造をする「人」です。実は草加せんべいは作ることができる「人」にきまりがあります。最低10年の経験を持つ職人が製造を管理することが必要とされているのです。この「職人」というのは「草加市地場産業振興協議会が認定した、10年以上の経験を持つ伝統産業技師」ということになっています。

つまり、きちんと草加市でその経験や技術が認定された職人が、製造を管理することが「草加せんべい」を名乗る条件ということになります。それだけ質の高さが求められているということになるのです。

4:焼き方

草加せんべいは「焼き方」にも決まりがあります。草加せんべいは基本的に手焼きをしますが、その時に押し瓦という道具を使って上からせんべいを押し付けて焼くという方法がとられます。この押し瓦もしくはそれに準ずる道具を使って押し焼きするというのが、焼き方のきまりなのです。

次に草加せんべいの手焼体験ができる店を紹介しますが、それらの店でもこの押し焼きの方法を使って手焼体験をさせてくれます。せんべいは焼くと気泡ができてくるので、それをつぶして焼いていくのです。

このような基準をすべて満たす草加せんべいには「本場の本物」というマークが付けられています。このマークがついているということは、草加せんべいの中でも特においしいということが言えるかもしれません。

草加せんべいを知るおすすめのお店「山香煎餅本舗 草加せんべいの庭」

では、草加せんべいについてもっと詳しく知るために、実際に草加せんべいをいろいろと体験してみましょう。そんな方におすすめなのが「山香煎餅本舗 草加せんべいの庭」です。ここではお土産はもちろんですが、手焼体験をしたり、せんべいの新たな食べ方を体験したりできるのです。

せんべい手焼体験コーナー

まずは、草加せんべいを自分で手焼きしてみましょう。この「草加せんべいの庭」では職人が実際にせんべいを焼く実演をみることができるほか、手焼体験を予約なしですることができます。

まずはスタッフの方からせんべいを2枚受け取ってコンロの前に座ります。職人さんの着ているはっぴを着用することもできるので、SNSに載せるなどしたい方はそちらもおすすめです。せんべいをコンロに乗せたら、大きな押し瓦でぎゅっと押し付けて焼いていきます。

焼いているとすこしずつきつね色に焼けて行くのがわかります。そのままだと同じところが焦げてしまうので、せんべいを回し、均等に焼き色がつくように焼いていきましょう。きれいに焼けたら完成です。

焼けたせんべいはもちろんその場で食べることができます。ここは焼きたてあつあつをすぐにいただくことをおすすめします。香ばしい香りと焼きたての味は、まさに手焼体験の醍醐味といったところでしょう。おいしい草加せんべいをぜひその場で味わってみてください。

お土産用の商品も充実

手焼体験を楽しんだら、次はお土産コーナーをのぞいてみましょう。草加せんべいというといわゆる固焼きのせんべいを指しますが、それだけでもたくさんの種類があります。さらに米油で揚げたおこげせんべいや草加せんべいチョコレートなど、さらに手を加えたものもたくさんあります。

さらに近年人気となっているのがせんべいの非常食セットです。お米を原料として携帯しやすく保存も効くせんべいは非常食にもぴったりです。なんと100種類もの商品があるそうなので、ぜひいろいろお土産を探してみてください。

せんべいソフトクリーム

草加せんべいの庭にはガーデンカフェがあり、草加せんべいを使ったおいしいメニューや体に優しいドリンクなどがあります。おいしいメニューで一息入れるのもおすすめです。

ここで人気なのが「せんべいソフトクリーム」です。これはソフトクリームの素材に草加せんべいが使われており、ちょっと甘じょっばい味わいが人気で、リピーターも多いのだそうです。このせんべいソフトクリームはここ草加せんべいの庭と銀座店でしか食べられません。

アクセス

では、「山香煎餅本舗 草加せんべいの庭」へのアクセスについて紹介します。草加せんべいの庭の住所は埼玉県草加市金明町で、最寄り駅は東武スカイツリーラインの「新田」駅となります。新田駅からは徒歩で10分弱でアクセスすることができます。

車でアクセスする場合は普通車で16台分の駐車場があります。車でアクセスする場合はこの駐車場を利用するとよいでしょう。

電話番号・営業時間&定休日

「山香煎餅本舗 草加せんべいの庭」は年中無休です。営業時間は10時から19時までとなっています。ただし、カフェと手焼体験は時間がかかるため、30分前の18時30分がラストオーダーとなります。カフェ、手焼体験を予定している方は早めに行くことをおすすめします。

住所 埼玉県草加市金明町790-2
電話番号 048-942-1000

草加せんべい人気の販売店5選

現在、草加市内には草加せんべいを販売している店が約60軒あると言われています。この中でも特においしいと人気があるおすすめの草加せんべいの販売店をいくつか紹介します。草加せんべいはそれぞれの店舗で味わいが違うと言われているので、食べ比べてみるのもおすすめです。

1:志免屋

まず紹介するのは「志免屋」です。創業はなんと1901年という老舗で、伝統の製法を今に伝えています。こちらでも手焼体験をすることができ、できあがったものを袋にいれて持ち帰ることもできます。一枚はその場でできたてをいただき、もう一枚を持ち帰って手焼体験を思い出しつつ食べるのもおすすめです。

アクセス

志免屋は埼玉県草加市にあり、最寄り駅は東武スカイツリーラインの「草加」駅となります。駅から草加松原方面へ日光街道を進んでいくと、徒歩6分ほどで赤い看板が見えてきます。それが志免屋です。

草加駅は急行なども停車する駅ですし、駅からのアクセスも比較的近くわかりやすいので、観光などで初めて来るという方にも行きやすい店なのでおすすめです。

電話番号・営業時間&定休日

「志免屋」の営業時間は9時から21時となっています。比較的時間が長いので、観光の後でお土産を探しに立ち寄るのもおすすめです。定休日は金曜日です。ただし、年末年始は休まずに営業していますし、GWなど連休の時などは休みが変わることもあるので、前もって確認することをおすすめします。

住所 埼玉県草加市神明1-11-1 
電話番号 0120-211-721 

2:草加功栄堂本舗

草加功栄堂本舗は、現在の名前になったのは2005年なのですが、先代が開いた「萩原米菓」は1960年に開業しています。先代は叔父が営んでいた加賀屋というせんべい屋で修業をし、店を開きました。現在の店舗名は先代の名前「功」からつけられています。

人気商品は草加せんべい橘で、なんと手焼きができないほどの厚さがあります。厚くて堅い、草加せんべいらしいおいしいせんべいということで特に人気があります。薄手のものもありますので、いろいろ食べ比べるのもおすすめです。

アクセス

草加功栄堂本舗は、アクセスが非常にいいことも人気の秘密です。最寄り駅は「草加」駅なのですが、徒歩で2分ほどでアクセスできます。駅ビルの中にある店を除けば、最もアクセスがよい店舗と言っていいかもしれません。営業時間も長く、おいしいせんべいを食べたいという時に気軽に行くことができます。

電話番号・営業時間&定休日

草加功栄堂本舗の営業時間は8時30分から20時までとなっています。定休日も特になく、不定休となっているので、心配ならば電話などで確認して行くとよいでしょう。営業時間が長いため、観光の前後など、お土産の購入をする場合にも便利であるという点も人気が高い理由です。

住所 草加市氷川町2119-1
電話番号 048-925-5875

3:いけだ屋

「いけだ屋」は1865年に「せんべいを主とした商い」を始めたという老舗です。手焼き体験工房もあり、ベテラン職人の指導で草加せんべいを焼く体験ができます。予約が必要ですが、大人が一緒ならば小学生も体験できるため、人気が高いです。

また、いけだ屋の同じ敷地にカフェがあり、そこでは「そうか生せんべい」というメニューが大人気です。これはせんべいの生地を乾燥させる前にあぶって餡をからめたものだそうで、意外な柔らかさがおいしいと大人気なのだそうです。

アクセス

いけだ屋の最寄駅は草加駅の隣、「谷塚」駅となります。谷塚駅から草加方面に日光街道を進んでいくと徒歩で10分ほどで到着となります。駐車場もあるので、車でアクセスすることもできます。駐車場はカフェの裏手にあり、数台停められる程度ですが、ふだんならば問題なく駐車できそうです。

電話番号・営業時間&定休日

「いけだ屋」の営業時間は9時から19時となります。定休日は基本的には元日のみとなっているので、ふだんならば特に問題なくお土産の購入はできるでしょう。ただし、手焼体験に関しては10時から16時までとなっており、さらに20分から30分かかるので、時間に余裕を持たせましょう。

住所 埼玉県草加市吉町4-1-40
電話番号 048-922-2061

4:丸草一福

丸草一福は地元産の一等米もしくは契約農家が栽培した米を使い、地下水を利用するなど材料にこだわって草加せんべいを作り続けています。特に天日干しで作るものは独特の良い香りがすることで特に人気が高く、すぐ売り切れてしまうそうです。

また、丸草一福では工場見学と手焼き体験をすることができます。完全予約制で、4人以上集まれば手焼き体験もできるのが人気で、工場を見学し、手焼き体験をしてそのできたてを試食することを楽しみに訪れる方も多いそうです。

アクセス

丸草一福へのアクセスですが、最寄り駅は東武スカイツリーラインの獨協大学前<草加松原>駅となります。駅からは2番乗り場からバスに乗り、「越戸橋」(こえどばし)で下車します。また車の場合は外環道の「草加」ICもしくは「三郷西」ICから約10分、駐車場も工場裏にあるので、見学などの場合はここを利用しましょう。

電話番号・営業時間&定休日

丸草一福の営業時間は9時から18時までとなっています。定休日は元日のみです。また工場見学や手焼き体験は10時からと13時30分からの部があり、日祝および繁忙期はお休みとなっています。工場見学の方は予約が必要なので、その時に時間や日程などを確認するとよいでしょう。

5:源兵衛せんべい

「源兵衛せんべい」は1870年、新潟から出てきた初代が茶店を開き、日用品とともにせんべいを売り始めたのに始まる老舗です。入り口前に生えているクスノキがトレードマークで、「草加市まちなみ景観賞」を受賞したこともあります。

良質米で作った生地と、添加物なしの生醤油を使い、一枚ずつ手焼きするという方法は今も変わりません。店頭でせんべいを焼いているところに行ければ焼きたてが食べられるというので、もし遭遇したらぜひ焼きたてを味わってください。

アクセス

次に「源兵衛せんべい」へのアクセスです。源兵衛せんべいの最寄駅は「草加」駅で、駅からは徒歩で8分ほどでアクセスすることができます。歩いてもそれほど距離があるわけではありませんが、駅からバスでアクセスする場合は「谷古宇稲荷」バス停で下車すると徒歩2分とさらに近くまで行くことができます。

電話番号・営業時間&定休日

「源兵衛せんべい」の営業時間は9時から18時30分です。定休日はなく不定休となっているので、もし気になるようでしたら、前もって電話などで確認しておくと安心でしょう。駅からも近く、アクセスしやすい場所にあるので、観光の間に立ち寄るようにしてもよいかもしれません。

住所 埼玉県草加市神明1丁目2−26
電話番号 048-922-2459

草加せんべいと楽しみたい周辺観光スポット

草加せんべいをつまみつつ、草加市の観光はいかがでしょうか。お天気がいい日ならば「草加松原遊歩道」を散歩するのがおすすめです。なんと江戸時代からあり、松並木がちょうどよい木陰を作ってくれるので、ちょっと暑い日でも安心です。

また、草加駅前には「おせんさんの像」があります。最初に草加せんべいの歴史のところで出てきたあの「おせん」が草加せんべいを焼いている姿が像になっているのです。草加せんべいを食べながら見ると、歴史が感じられてさらに興味深く感じるでしょう。

埼玉名物・草加せんべいは鉄板のお土産でおいしい!

埼玉のお土産の定番、草加せんべいは、きちんとした基準がある中で作られる「本物」の名産品です。味の種類も多く、中には手焼きの体験ができる店もあるため、旅のよい思い出にもなりそうです。ぜひ草加で本場の草加せんべいを味わって、お気に入りをお土産にしてみてはいかがでしょうか。

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この記事のライター
よしぷー

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