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スキンダイビングとは?耳抜きや呼吸法・潜り方のコツをつかんで楽しもう!

スキンダイビングとは?耳抜きや呼吸法・潜り方のコツをつかんで楽しもう!
投稿日: 2019年6月10日最終更新日: 2020年10月8日

素潜りとして認知度の高いマリンスポーツ「スキンダイビング」。自分の好きなスタイルで海の中を散策することができ、スキンダイビングは高度な技も必要ありません。耳抜き、呼吸法さえ取得すれば、誰でもできる気軽なマリンスポーツになります。

人気の「スキンダイビング」をご紹介見出し

Photo by fezbot2000

新たなマリンスポーツとして多くの人々から注目を集めている「スキンダイビング」。耳抜きや呼吸法、そして潜り方などスキンダイビングに関しての情報をまとめてお伝えしていきます。素潜りと同じように自由に海の中を泳ぐことができるので、スキンダイビングが気になっている方はぜひこの記事を参考にしてみてください。

スキンダイビングとは見出し

Photo byjoakant

スキンダイビングとは、スキューバダイビング器材や水中呼吸装置を使わずに海の中を散策できるマリンスポーツになります。素潜りとも呼ばれており、ダイビング初心者やあまり泳げない方でも挑戦できます。

機材を使わない分、スキンダイビングでは海中を自由に泳ぐことができます。また、海洋生物とも近づきやすいので、運が良いとイルカと一緒に泳げる場合もあります。今回はそんなスキンダイビングとは、どんなマリンスポーツなのかご紹介します。

素潜りとの違いは?

Photo byjoakant

スキンダイビングと素潜りは、専用機器を使用しないことは同じ定義にあります。素潜りとは、一般的に水中メガネ、あるいは何も装備せずに原始的な潜り方で海中を散策することを素潜りと呼んでいます。伝統的な漁業としても知られています。

スキンダイビングとは、マスク、スノーケル、フィンなど潜る際に簡単な器具を使用するマリンスポーツです。そのため、素潜りよりも難易度が低く、競技性の強いスキンダイビングはフリーダイビングとも呼ばれています。

このように、素潜りとスキンダイビングは明確な定義がわかれているわけではありません。一般的に素潜り、スキンダイビングの違いはありますが、水中呼吸器を使用しないスキンダイビングを素潜りと呼んでいる方もいます。

ライセンスは必要?

Photo bydimitrisvetsikas1969

スキンダイビングとは、ダイビングと違ってライセンスが必要ありません。そのため、水泳が苦手な方でもダイビングをやったことのない方でも気軽に始めることができます。呼吸法、耳抜き、潜り方はプロの方が教えてくれます。

ライセンスが必要ないため、費用も少なく気軽に始められると人気を集めています。ダイビングは圧縮空気を吸っているので海に入れる時間が限られていますが、スキンダイビングであれば自分の呼吸が持つまで海で楽しむことができます。

スキンダイビングの呼吸法は?見出し

Photo by juliandufort

スキンダイビングは素潜りとなっており、水中呼吸器を装備しないので呼吸法が大切になります。呼吸法は普段生活している限り使わない方法となっているので、スキンダイビングに挑戦する方はやり方を確認しておきましょう。

スキンダイビングの呼吸法はいきなりできるものではありません。日々のトレーニングが必要になっていくので、なるべく毎日行うようにしましょう。素潜りだけでなく、普段の水泳にも使用できる呼吸方法です。

ポイントはパッキング

Photo byggungpa0

スキンダイビングの呼吸法として大切なのが「パッキング」になります。パッキングとはもうこれ以上息が吸えない限界値まで行ったときに、さらに息を吸い込んでいく高度な技になります。肺にきちんと空気を吸い込む必要があります。

呼吸法で大切なパッキングは誤った方法で挑戦すると肺を痛めてしまう可能性もあります。そのため、スキンダイビングの呼吸法は必ずプロや専門施設での指導が必要です。毎日家でもトレーニングする必要があります。

スキンダイビングでは呼吸法や潜り方など基本的な技術はもちろん、メンタル面も強くならないといけません。そのため、呼吸法だけでも取得すれば、海の中でもパニックにならずにメンタルを強くすることができます。

横隔膜と背中の筋肉を鍛えよう!

Photo by cristianpalmer

スキンダイビングの呼吸法は、肺を支えている横隔膜、そして背筋を鍛えるのがおすすめです。呼吸に使用する筋肉をトレーニングで柔らかくしておき、先ほど紹介したパッキングを使用する際に身体に負担が少ないです。

パッキングは食べ物を飲み込む際に入れる力も必要となり、空気を肺に飲み込むようなイメージです。呼吸法とは少し難しいイメージがありますが、トレーニングで身体を作っていき、努力次第ですぐに習得することができます。

スキンダイビングでの耳抜きのコツ見出し

Photo by jwaldrop

スキンダイビングで大切なのが「耳抜き」になります。耳抜きはダイビングでも大切な技術でもあり、習得するまで少し時間がかかります。ですが、耳抜きができると安心してスキンダイビングを楽しめます。

スキンダイビング、つまり素潜りでの耳抜きは少しやり方が違います。スキューバダイビングよりも耳抜きは難しいと言われているので、挑戦したい方はぜひ目を通してみてください。

スキンダイビングの耳抜きが難しい理由

Photo byjoakant

先ほども紹介した通り、スキンダイビングではスキューバダイビングよりも耳抜きが難しいと言われています。スキンダイビングの耳抜きとは、頭が最初に潜降していくので、耳菅が細くなってしまいます。

頭が潜降していくと、頭に血が落ちていきます。そうすると耳管のまわりがうっ血していき、結果耳管が細くなります。耳管が細くなると耳抜きしにくいとも言われており、すぐに習得できる人は少ないようです。

スキンダイビングでの耳抜きの方法

Photo byjoakant

スキンダイビングは頭から潜降していくので、一気に降りていきます。そのため、鼻に手を持っていくのが遅れ、結果的に耳抜きが遅れてしまいます。そのため、スキンダイビングを行う際は、まず水面で耳抜きをするのがおすすめです。

耳抜きをして耳管を広げてから潜降していき、身体が沈んでいったらすぐにまた耳抜きをしましょう。鼻をすぐにつまめるように手を持っていきましょう。また、耳管をふさがないため、アゴを動かしたり唾をのんだりしましょう。

それでも耳抜きできない場合は、潜降する際に少し斜めに潜降するようにしましょう。斜めに潜降することによって水圧の影響を弱めることができ、耳抜きしやすくなります。ぜひ1度試してみてください。

陸上で耳抜きを練習する方法

Photo by jeremybishop

スキンダイビングの耳抜きは、陸上でも練習することができます。スキンダイビングの特徴である頭の潜降を再現するために、陸上では前屈します。まず直立の状態で耳抜きに挑戦し、できたら徐々に前屈していきましょう。

前屈の角度が急になっていくごとに耳抜きがしづらくなっていきます。その際に首の動かし方、つばを飲むタイミングなど把握していきましょう。陸上で徐々にできることで、水中でも耳抜きができるようになります。

陸上で耳抜きを練習しているときは、無理は禁物です。耳を傷めてしまう可能性もあるので、前屈は急に角度を変えないようにしましょう。徐々に耳抜きを取得していくのがおすすめです。

スキンダイビングの潜り方見出し

Photo by jakobowens1

スキンダイビングの潜り方とは、少しコツがいります。スキンダイビングは素潜りと同じく、潜水する力が重要になっていきます。スキンダイビングの潜り方は、専門施設も点在しているので、最寄りの施設を探してみましょう。

今回はそんなスキンダイビングに欠かせないジャックナイフをまとめてご紹介します。ジャックナイフは潜り方でも重要な技術でもあるので、習得するようにしましょう。陸上でも練習することができます。

ジャックナイフの手順

Photo by jayhem

ジャックナイフはヘッドファースト潜降とも呼ばれており、効率よく潜水するために大切な技術でもあります。身体を折り曲げる形からジャックナイフと名づけられており、水面にうつぶせの状態から始めます。

呼吸を整えていき、思いっきり90度上半身を曲げる勢いで身体を曲げていきます。潜り方のコツは、最初に潜水していく頭を行きたい方向に向けておくことです。しっかりと身体を曲げれば、沈みたい方向に沈んでいきます。

水中で逆立ちになるイメージで、足をしっかりと立てていきます。この際、頭の重み、そして足の重みを利用してゆっくりと潜水していきます。水面にたどり着いた時点で、身体をゆっくりと水底に沿うようにしていきます。

ジャックナイフ上達のコツ

Photo by jayhem

ジャックナイフの潜り方は、すぐにできる技ではありません。そのため、トレーニングが必要になりますが、1番の潜り方のコツは目線になります。真っすぐと潜水していくために、まず水底に見る目標物を定めましょう。

垂直に潜っていけば、スムーズに身体が沈んでくれます。そのため呼吸も楽になり、水中にいる時間を長くすることができます。怖がらずにしっかりと目を開けておき、目線をしっかりと定めましょう。

スキンダイビングの器材と選び方見出し

Photo byPublicCo

スキンダイビングは素潜りと違って、さまざまなダイビング器具を使用していきます。その際に重要なのが機材の選び方になります。人気のある機材もあり、初心者の方でも揃えることができます。

今回はそんなスキンダイビングでおすすめの機材をご紹介していきます。それぞれ選び方によって変わっていくので、購入する目に目を通しておくのがおすすめです。ぜひ1度確認してみてください。

マスク

Photo byulrikebohr570

スキンダイビングでマスクは必要不可欠になります。マスクは基本的に自分の顔にフィットするもの、そして耳抜きしやすいものが人気あります。水圧、水の抵抗を受けないように、重量の軽いマスクがおすすめです。

ミラーレンズマスク、カモフラージュマスク、曇りにくいマスクなど種類も豊富にあります。ミラーレンズマスクは魚への警戒心を下げてくれるので、より近くで魚に触れ合えると人気があります。

スノーケル

Photo by mvdheuvel

スキンダイビングでスノーケルを選ぶ際は、水を吹き出しやすいタイプを選びましょう。スノーケルを付けたまま潜水していくので、海水を吹き出しやすい形が安心です。また、咥えてても疲れにくいタイプもあります。

女性にはマウスピースが小さいスノーケルが人気を集めています。大きなマウスピースよりも顎が疲れにくいので、長時間でもつけていられます。スノーケルに悩んでいる方は、ショップの方に聞いてみるのもおすすめです。

フィン

Photo by jakobowens1

スキンダイビングでスムーズに潜水していくために必要なアイテムが「フィン」になります。フィンを選ぶ際は、フィンと自分の足の間に空間があかないようにしましょう。ぴったりとしたサイズを選ぶのがおすすめです。

フィンには2タイプあり、薄手のブーツやソックスで潜れる「フルフットフィン」、そして岩場など頑丈なブーツを履く「ストラップフィン」があります。スキンダイビングを行う海岸や場所によって変えていくのがおすすめです。

ブーツ

Photo by Biscarotte

足を保護する際に人気のあるブーツになります。スキンダイビングは岩場の多い場所で行うことが多いので、足を保護するためにブーツは欠かせません。自分の足にしっかりとフィットしてくれるブーツを選びましょう。

ブーツはフィンのタイプによってもブーツの種類が変わっていくので、フィンを購入する際に合わせてブーツも購入するのがおすすめです。ブーツは足の指が曲がったりしてしまう場合は、ワンサイズ大きいものを購入しましょう。

スーツ

Photo byHans

スキンダイビングでは、時期によって身体が冷えてしまいます。その際、身体の冷え込みを防いでくれるのが人気のスーツになります。動きやすいストレッチ素材がおすすめになり、少し小さいと思うサイズを選ぶようにしましょう。

最近では暖かい起毛地のスーツも販売されているので、冬の時期でもスキンダイビングを楽しむことができます。上級者であれば、自分の身体に合うスーツをオーダーメイドで作れるので、よりダイビングしやすくなります。

ウエイト

Photo by jayhem

スキンダイビングする際、どうしてもスーツで浮力が発生してしまいます。その際、大切になるアイテムが「ウエイト」になります。ウエイトをつければ潜水しやすく、初心者からも人気があります。

ウエイトはスキンダイビングに欠かせないアイテムになるので、必ず用意しましょう。自分の腰に巻くタイプが人気を集めており、潜りやすいウエイト量を把握しておくのがおすすめです。購入前に装着してみましょう。

フラッグ

Photo bymailanmaik

安全にスキンダイビングを楽しみたい方に人気のあるアイテムになります。フラッグは周辺を運行している船に、自分がこの場所に潜っていると知らせるための道具になります。疲れた時は浮き輪代わりに休憩できます。

最近のフラッグは、小物、そしてペットボトルも装着することができるので、浮上してすぐに水分補給することができます。プールと同じく水の中は運動量が多く水分補給が必要になるので、フラッグは人気あります。

ダイブコンピューター

Photo by テッド (Ted)

スキンダイビングで自分が今いる水深、そして潜っている時間を確認できる便利なアイテムになります。また、自分の潜っている水深、そして時間を数値で見れることにより、次の目標を設定することができます。

スキンダイビングの競技でもあるフリーダイビングでは常に使用されているアイテムになり、水中でも使用することができます。壊れにくく丈夫なので、1つ持っているだけでも便利に使用することができます。

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人気のマリンスポーツ『スキンダイビング』を楽しもう!見出し

Photo by frankiefoto

世界中から徐々に人気を集めているマリンスポーツ「スキンダイビング」。スキンダイビングは海の中を自由に散策することができ、自分の力によって水中を泳ぐことができます。スキンダイビングだからこそ至近距離で海洋生物と触れることができ、海の魅力を知ることができます。ぜひ、興味のある方はスキンダイビングに挑戦してみてください。

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投稿日: 2019年6月10日最終更新日: 2020年10月8日

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