アカメってどんな魚?
めったにその姿を見ることが出来ない幻の生き物と聞くと、なんだか胸がワクワクしてきませんか。世界中に溢れる珍しい動植物の中かから、「アカメ」という魚をピックアップしてご紹介いたします。
釣り好きの人の中でも、釣り上げたことがある人はごく僅かな「アカメ」は、その姿から身の美味しさまでが幻の存在なのです。
日本三大怪魚のひとつ
日本には古来から怪魚と呼ばれている3種類の幻の魚が生息しています。そのうちの一種類が「アカメ」です。「アカメ」はどの水域にも生息しているわけではないので、実際に釣り上げた人はごく僅かだといわれています。
また、その一風変わった外見も珍しさを際立たせています。こちらの章では、「アカメ」が怪魚と呼ばれる由来について詳しく見ていきましょう。
アカメの値段
幻の魚と呼ばれている「アカメ」は、釣り上げることがなかなかできない代物ですが、もしも釣り上げた場合、どのくらいの値段がつくものなのでしょうか。
「アカメ」の値段は釣り上げられた場所によっても微妙に異なることがわかっていますが、約10センチの「アカメ」の値段は8000円とかなりの高額になります。その謎に包まれた生態に加えて、値段もかなりビッグなことがわかります。
もう少し小ぶりの5センチから8センチの「アカメ」でも、半額の4000円の値段が付いたこともあります。以前は万単位で取引がされていた「アカメ」ですが、現在は一万円以下での取引が平均の値段のようです。
アカメの外見と特徴
「アカメ」の寿命は10年から20年と言われています。その見た目は、上顎が下顎よりも前に突き出ており、一度見ると忘れないインパクトのある外見をしています。
頭や体の色見がはスズキに非常によく似ていますが、スズキよりも体の幅が広いのが「アカメ」の特徴です。大変警戒心が強く、成魚になると夜行性になるという習性があります。大きなサイズになると1メートルを超えるものも存在します。
バラマンディとの違い
「バラマンディ」という魚は、スズキ目、アカメ科に属している淡水魚です。インド洋から東南アジアに生息しており、その見た目から「アカメ」と同種であると考えられてきました。
しかし近年の研究発表により、「アカメ」とは別種であるということが判明しています。バラマンディはそのダイナミックな見た目から、東南アジアやオーストラリアでは釣り人からも大人気の大型淡水魚です。
アカメの名前の由来
皆さんは「アカメ」の名前の由来についてご存知でしょうか。「アカメ」の由来は、その名の通り目の色にあります。
釣り上げた瞬間にはわかりませんが、暗闇で光を反射すると目が赤くなるのが「アカメ」の名前の由来です。真っ暗の水の中で、キラリと光る眼を想像すると、かなり迫力があるのが想像できます。
アカメの地方名
「アカメ」は生息している地方によっては異なる名前で呼ばれています。高知県では「ミノウオ」、宮崎県では「マルカ」、徳島県では「メヒカリ」、屋久島や種子島では「オキノコイ」や「オキノフナ」とも呼ばれています。
これほど広範囲に生息しているにも関わらず、産卵期や稚魚については謎が多く、まだまだその生態については多くが謎に包まれています。
日本三大怪魚「イトウ」とは
それでは、こちらの章では日本三大怪魚の一つである「イトウ」の特徴と生態についてみていきましょう。外見は非常にサケに似ているのが特徴的な「イトウ」も、「アカメ」に負けず劣らずの面白い魚です。
「イトウ」は水のきれいな場所でしか生息せず、近年その個体数が減り続けています。日本では北海道の北部で生息しており、「イトウ」を目当てに釣りに訪れる観光客も多いです。
「イトウ」はビッグサイズが自慢
国内最大のサイズを誇る淡水魚の称号を誇るのが、この「イトウ」です。大きいものではなんと体長が1メートルを超す大物も釣り上げられており、釣りあげた後の衝撃の大きさに釣り人もさぞ驚いたことでしょう。
「イトウ」は、産卵期を迎えると川の上流へ向かって行きます。産卵を川の最上流域でしか行わないため、そこへ行きつくまでに多くの個体が命を落としてしまうのも、「イトウ」の数が少ない理由の一つと言われています。
「イトウ」は絶滅危惧種
「イトウ」の本来の生息地域は、水がきれいな北海道の一部の河川、樺太から南千島までです。しかしながら、昨今の環境汚染により「イトウ」の数が激変しています。
現在、環境省の絶滅危惧種を扱うレッドリストによると、「イトウ」は近い将来その種が絶滅すると想定されているIB類(EN)にランク付けされています。釣り人にも人気がある「イトウ」ですが、絶滅危惧種にランク付けされている種類ですから、釣り上げてからもリリースしましょう。
「イトウ」は美味しい?
日本三大怪魚の一つである幻の魚「イトウ」の気になる味についてみていきましょう。絶滅危惧種の一つですから、なかなか食べる機会がないのが残念ですが、その幻の味はどのようなものなのでしょうか。
「イトウ」の味の特徴
天然のイトウは個体数が減っていますが、巷で出回っているのが養殖の食用「イトウ」です。その切り身はマスやサケと同じく、美しいオレンジ色が目を引きます。とろけるような味わいは「川のトロ」と称されるほどの絶品で、一度食べると病みつきになってしまう人が続出しています。
身の味は、サケよりも淡白でありながら、しっかりとした歯ごたえが特徴的です。焼いて食べるのもいいですが、まずは刺身でその触感を味わうのがおすすめの食べ方です。
「イトウ」の釣り情報
日本三大怪魚の一つである「イトウ」を是非自分の手で釣ってみたいという方必見の情報をご紹介します。北海道の一部の地域でしか釣れない謎に包まれた生態の「イトウ」。こちらでは、気になる釣り方や旬の時期についてみていきましょう。
「イトウ」釣りの時期
日本三大怪魚の一つである幻の「イトウ」が最も釣れる時期は、5月の下旬から6月の初夏のシーズンと10月から11月の秋の2シーズンです。
士別市を流れる天塩川(てしおがわ)や、猿払村を流れる猿払川(さるふつがわ)がイトウが釣れる場所として人気のスポットです。また、朱鞠内湖(しゅまりないこ)も近年のイトウの増殖が功を奏して、多くの釣り人が「イトウ」を釣り上げている場所として知られています。
ルアー
「イトウ」釣りのおすすめの釣り方の一つ目が「ルアーフィッシング」です。初心者でも扱いやすいスピニングタックルと呼ばれる釣り具を使います。
8から10フィートの竿を使用し、ナイロンのライン(釣り糸)は12から16ポンド、もしくはPEラインと呼ばれる釣り糸の0.8から1.2号サイズを使うといいでしょう。PEラインはナイロンラインよりも複数の糸を組み合わせて作られているので、強度が強く、感度もいいのが特徴です。
フライフィッシング
フライフィッシングとは、釣り針の先に虫の形をした模造の餌を取り付けて釣る方法です。フライとはハエやハチのように飛ぶ虫を表しています。「イトウ」が普段食している餌に似ている形状であるほど、釣れる可能性が高くなります。
日本三大怪魚「ビワコオオナマズ」とは
誰もが一度はその名前を聞いたことがある謎の怪魚「ビワコオオナマズ」。その名の通り、日本最大の湖である琵琶湖に住んでいる主です。こちらの章では、そんな「ビワコオオナマズ」の謎の生態についてみていきます。
「ビワコオオナマズ」は湖の王者
「ビワコオオナマズ」はナマズ科に属す大型の淡水魚です。日本には全部で4種類のナマズ科の魚がありますが、「ビワコオオナマズ」は日本の淡水魚の中でも最大級のサイズを誇り、「二ホンナマズ」とも呼ばれています。
「ビワコオオナマズ」は日本古来の淡水魚であり、その生息域は琵琶湖と瀬田川と宇治川を含むその周辺河川のみという極めて狭いのが特徴です。体長は約120センチにもなり、その重さはなんと20キロとも言われています。
「ビワコオオナマズ」は食べられない
これだけ大型の淡水魚ですから、食用に利用できればいいのですが、残念ながら「ビワコオオナマズ」は食用には不向きです。白身で淡白に味わえそうですが、独特の臭気を伴うため、食べることはできません。琵琶湖で釣りをした際には、運が良ければお目にかかれるかもしれませんが、うっかり食べてしまわないように気を付けましょう。
「ビワコオオナマズ」の釣り情報
「ビワコオオナマズ」が最もよく釣れる時期が4月から11月です。冬になると湖の底でじっと動かないことが多いので、釣り上げるのが難しいと言われています。春から秋にかけてシーズンを迎える「ビワコオオナマズ」釣りですが、中でもよく釣れる時期が梅雨の時期です。
スピニングリールでは歯が立たない
「ビワコオオナマズ」の釣り方のポイントは、20キロにも及ぶその巨体に耐えられるタックル(魚釣りあげる道具)を準備することから始まります。大型の「ビワコオオナマズ」を釣り上げるために最適なタックルとロッド(釣り竿)との組み合わせとはなんでしょうか。
大型のルアーが使えるロッドを準備しよう
まず、「ビワコオオナマズ」釣りをする際は、雷魚やオオナマズ釣りに向いている大型用のロッドを準備しましょう。海釣りに使用するロッドでもかまいません。餌釣りの場合は、鯉釣り用の竿でもいいでしょう。
釣り方のポイントは、なんといってもその巨体から繰り出されるパワーに負けないことです。湖底にいる「ビワコオオナマズ」を釣り上げるためには、長めの釣り糸を使用しますから、引き上げるにもかなりの力を要します。
釣り上げる際に、力負けしてしまわないように7から9フィートの長さの釣り糸を使いましょう。また、ご自身の身長や腕力に合わせて微調整することもお忘れなく。
アカメの生態
それでは、次に「アカメ」の生態と特徴についてみていきましょう。「アカメ」の生息地域は、静岡県から鹿児島県までの太平洋側沿岸、大阪湾、そして遠くは種子島まで広範囲に及びます。中でも高知県や宮崎県の沿岸に多く生息している肉食の魚です。
アカメの生息域
「アカメ」は比較的浅瀬で、淡水と海水が入り混じる河口部分から沿岸にかけて生息しています。環境汚染が叫ばれる昨今、「アカメ」はその個体数が大幅に減少しており、国の準絶滅危惧種に指定されている貴重な魚です。
四万十川はアカメの名所
高知県の四万十川水域は「アカメ」がよく釣れるポイントとして知られています。高知県は「アカメ」を高知県を代表する魚である注目種に指定しています。注目種とは今後数が減っていく恐れのある生き物という意味です。
注目種を守る5つのルール
高知県では「アカメ」釣りを行う際に、以下のようなルールを設けています。ルールは全部で5つです。1つ目はキャッチアンドリリースをベースにすること。釣り上げた「アカメ」は必ず自然に返すというルールです。
2つ目は、釣り上げた「アカメ」の殺傷をしないことです。限りある命ですから、大切に「アカメ」を保護しようという目的があります。
3つ目は販売目的の捕獲の禁止です。個体数が少なく、貴重な「アカメ」を横流しすることを禁止することが目的です。
4つ目は、四万十川で釣り上げた「アカメ」を他の水域で放流することを禁止しています。5つ目は他の水域で釣り上げた「アカメ」を四万十川で放流することを禁止するというルールです。
アカメの食性
肉食の「アカメ」の主な餌は、ゴカイなどの多毛類、カニやエビといった甲殻類、小さな小魚といった生物です。夜行性の肉食種なので、戦前ではサイズが人の背丈ほどあったと言われている巨大魚でした。しかし、現在はその生息環境の変化から、数が減っている貴重種なのです。
高値で取引されている「アカメ」ですが、その生息域を汚すことは「アカメ」の餌になる小魚たちを減らすことにもつながります。「アカメ」の餌場を守るためにも、環境保全にはより一層気を配らなければなりません。
アカメの産卵期
アカメの産卵期に関しては、実はまだはっきりとわかっていないのが現状です。しかし、稚魚が現れる時期から考えて、産卵期はおよそ梅雨の時期の6月から夏真っ盛りの8月ぐらいであると考えられています。
アカメの旬の時期
「アカメ」の旬のシーズンは1年中釣れる魚ですが、特に6月の梅雨時期から8月にかけてが一番よく釣れます。「アカメ」は淡水と海水が入り混じっている汽水域に多く生息しているので、シーズンとポイントをしっかりと見極めていくことで大物に出会える確率も高くなります。
汽水域には「アカメ」が好んで食べるボラの稚魚であるベイトフィッシュが多くいるポイントです。
アカメの釣り情報
こちらの章では、「アカメ」釣りについてもう少し詳しくご紹介いたします。初めて「アカメ」を釣る方も、釣りには慣れている方、どちらも必見の情報です。「アカメ」釣りに魅了される理由についてより深くみていきましょう。
アカメは駆け引きが楽しめる人気の釣り魚
「アカメ」は大変頭がよく、釣る際に駆け引きが楽しめる魚としても知られています。その巨体から繰り出されるパワーは、餌を捕らえた瞬間から一気にアップしていきます。
「アカメ」は針が口元にかかると、それを外そうとする「エラ洗い」という行動が見られます。「エラ洗い」というのは、針を外すために魚がジャンプをしたりエラを開くことを意味します。糸を切られやすくなるので、かかったら竿を水面に下げて、逃げられるのを防ぎましょう。
漁獲が禁止されている地域
駆け引きが楽しめるその釣り方が人気の「アカメ」ですが、釣りが禁止されている地域があるので注意が必要です。
宮崎県では2006年から、「アカメ」の保護を目的とし、「アカメ」と採取して殺傷することが禁止されています。また、「アカメ」の譲渡と保有も禁止です。宮崎県で「アカメ」を釣る際には、この点にくれぐれも注意しましょう。
アカメ釣りの時期と時間帯
「アカメ」を釣るためには、より釣りやすい時間帯を知っておくことがポイントです。貴重種である「アカメ」は、夜行性です。朝から昼間は湖底でひっそりと過ごしていることが多いので、なかなか釣り上げるのは難しいタイミングでしょう。
「アカメ」を釣り上げる一番いい時間帯は、夕暮れ時から深夜にかけてです。夜行性の「アカメ」が餌を求めて活発に動き回る時間帯を狙うのがポイントです。
アカメの釣り場
「アカメ」が釣れる絶好の場所といえば、水温が安定していて、餌となるボラの稚魚やエビやカニなどの広告類が多く生息している沿岸部や河川です。
「アカメ」がよく釣れる場所には、シーバスも多く生息しているのがポイントです。ただ、シーバスに比べて「アカメ」のほうが塩分濃度が濃い水域によく生息しているという違いがあります。
「アカメ」が釣りやすいポイントは、消波ブロックや堤防、橋脚などの陸から釣り上げる方法がベーシックな方法です。シーバス釣りとも似ています。
アカメの釣り方と仕掛け
それでは、こちらの章では「アカメ」の具体的な釣り方と仕掛けについてご紹介します。日本三大怪魚の一つである幻の魚「アカメ」をゲットするために欠かせない情報ですから、要チェックの情報です。
タックル
「アカメ」の釣り方の基本的な方法が「ベイトタックル」と「スピニングタックル」です。ベイトというのは生の餌を意味します。「アカメ」釣りに最適なベイトといえば、ボラの稚魚やチヌ、シーバス、コノシロ、カニなどです。
ベイトは季節によって変化するので、春に釣るなら、イナッコ、その後はコノシロ、ボラといった順番に挑戦するのがおすすめです。竿の長さは6から7フィート、リールの長さは6から7キロぐらいの重さに耐えうるものが必要です。
ライン
「アカメ」釣りにおすすめのラインは大物用で強度の強いのラインがおすすめです。バス釣りでよく使用されるベイトキャスティングリールは、糸がヨレにくく、巻き上げる力が強いのが特徴です。しかし、軽いルアーを遠くに投げるには不向きです。
スピニングリールは、ロッドとのバランスを考えながら選ぶほうがいいでしょう。釣りの初心者さんは、お店の人や釣り経験者といっしょに選んでみるものいいかもしれません。
ルアー
「アカメ」釣りのルアーはシーバス釣りに使われるルアーが一般的によく使用されています。ルアーは釣りをする水質によって色を変えるのがポイントです。
透明度が高い場所では暗めの色合いのルアー、濁りが目立つ水域ではカラフルで目立つルアーを使いましょう。この使い分けを意識するだけでも、ヒットする確率が大きく変わってきます。
アカメ釣りのマナー
「アカメ」の釣り方で忘れてはいけないポイントが、「リリース」です。個体数が激変している「アカメ」を保護するためにも、天然の「アカメ」は必ず釣ったあとに川へ返しましょう。
また、釣り上げた後はしっかりと魚を水で休ませ、それから写真撮影やサイズの測定に入りましょう。一人一人の心がけが、「アカメ」の保護につながり、生態系のバランスを守ることにもつながります。
アカメは美味しい?
こちらの章では、気にある「アカメ」の味と調理方法についてご紹介します。幻の魚「アカメ」は、釣った場合はキャッチアンドリリースが基本なので、持ち帰って調理することはできませんから、こちらでは食用に養殖されている「アカメ」を対象とした調理方法についてみていきましょう。
アカメの味の特徴
「アカメ」の味の特徴といえば、やはり白身魚特有の淡白で食べやすいところにあります。「アカメ」は大型なので下処理をきちんと行えば、臭みも取れて美味しく味わうことができます。淡白なおいしさがあるので、様々な調理方法でその味を堪能することが出来るのが魅力です。
生息地とサイズによって味が異なる
「アカメ」は成長すると体調が1メートルから1メートル半にもなる大型の淡水魚です。食べることができる魚ですが、おいしく食べられるのは体長が70センチぐらいのサイズです。あまり大きくなりすぎても味が抜けてしまうのかもしれません。おいしいと噂の「アカメ」ですが、程よいサイズが一番おいしく味わえるという訳です。
料理するなら中型がおすすめ!
大きくなると小学生低学年の子供の身長ぐらいにまで成長する「アカメ」。食べるのに適しているサイズを見極めるのも美味しくいただけるポイントです。調理の際は、皮が厚く、血をしっかり抜かないと臭みが出てしまうので、注意が必要です。次の章では、気になる「アカメ」の美味しい食べ方についてご紹介します。
アカメの美味しい食べ方
値段は少々張りますが、幻の日本三大怪魚「アカメ」を食してみませんか。こちらの章では、そんな謎に満ちた生態の「アカメ」のおいしい食べ方についてご紹介いします。釣っても食べても良しな「アカメ」の新たな魅了を見つけてみましょう。
アカメの美味しい料理①:刺身
希少価値が高く、養殖であっても高い値段で取引がされている「アカメ」の美味しいの食べ方が「刺身」です。
刺身で頂く際は、まず鱗を丁寧にそぎ落とし、内臓を取り除きます。腹の部分をきれいに洗ったら、3枚におろします。皮と骨を取り除き、やや薄く切るとより一層美味しく食べられます。
大型のアカメは生食に不向き
おすすめの食べ方の一つが刺身である「アカメ」ですが、注意点が一つあります。それは、大型の「アカメ」は生食に不向きであるということです。サケやマスに似て美味しい「アカメ」なのですが、大きくなりすぎると味に締まりがなくなってしまうので要注意です。5キロ未満のサイズが一番生食に適しています。
アカメの美味しい料理②:煮付け
二つ目の「アカメ」の美味しい食べ方が「煮付け」です。「アカメ」は煮込んでもその身がひきしまったまま崩れにくいのが特徴です。そのうえ、食べるときには身がきれいにはがれるので食べやすいです。骨や頭からも美味しい出汁がでるので、子供から大人まで美味しく食べられる調理法です。
アカメの美味しい料理③:ムニエル
三つ目の「アカメ」の美味しいの食べ方が「ムニエル」です。肉厚な「アカメ」の身は、ほくほくとした白身魚特有の美味しさがあり、バターとも相性がいいのが特徴です。ソテーをすると少し身が引き締まり、噛むほどに美味しい魚です。クリーム系の味付けが合う「アカメ」は小さい子供でも楽しく食く食べべることができます。
アカメの美味しい料理④:塩焼き
四つ目の「アカメ」の美味しい食べ方がシンプルな「塩焼き」です。「アカメ」を少し厚みのある切り身にして、じっくりと炭火で焼き上げると、ほくっとした白身の味が口の中で広がります。
食べる前に、カボスをしぼると、お酒も進む立派な料理に変身。少し焦がした皮までおいしくいただけます。
アカメは飼える
釣りのイメージが強く、高い値段で取引されている「アカメ」ですが、買ってみたいという気持ちを持っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。実はペットショップで手に入れることができます。幻の魚「アカメ」を自宅で買ってみたいという方に必見の情報をご紹介します。
ペットショップでもアカメの値段
「アカメ」の気になるペットショップでの値段ですが、平均価格が3000円から8000円の間で売られていることが多いです。サイズによって値段が異なるので、ペットショップで見かけたら要チェックです。
マナーを守ってアカメ釣りを楽しもう!
こちらの特集では、日本三大怪魚の一つである「アカメ」の生態から値段、釣り方から味わい方までを一挙いご紹介いたしました。釣りを経験したことがない方も、この機会に幻の「アカメ」を追いかけてみてはいかがでしょうか。日常生活では味わえない、新たな発見と大冒険が待ち受けているかもしれません。最後までご覧いただきありがとうございました。
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