金沢の食べ歩きおすすめ19選！海鮮やスイーツなど人気グルメを紹介！

食べ歩きにおすすめの金沢市は、日本海に面した石川県の中央にあり、近江町市場など新鮮な魚介類が食べられる人気エリアです。城下町として栄え、日本三名園といわれる兼六園などもあります。また、加賀友禅や九谷焼などの工芸も有名で、現代美術を飾る金沢21世紀美術館とあわせ、現代的な芸術と伝統的な文化が融合している街です。 

かつて城下町として栄えた金沢には、見るも鮮やかな加賀料理のほか、能登半島や金沢港で水揚げされる豊富な魚介を使った料理が味わえます。

また、日本三大菓子処の一つでもある金沢には、芸術的な和菓子を中心としたスイーツの名店も揃っています。のどぐろなどの高級魚とおいしいスイーツが両方楽しめる魅力的な街です。金沢の食べ歩きにおすすめの19選をご紹介します。

岡山県にある後楽園、茨城県の偕楽園とともに日本三名園と言われる石川県金沢市にある兼六園。国内外から観光客が訪れます。四季それぞれの良さを見せる名園・兼六園ですが、ことに冬には、降る雪から樹木を防護するためにある雪吊りと、辺り一面の銀世界は、幻想的でため息の出る美しさとなっています。

藩政時代から続く金沢の台所・近江町市場には生鮮食料品や生活雑貨の小売店約170店が軒を連ねています。石川、福井、富山3県の豊かな海に恵まれ、市場に水揚げされる魚介類は種類が多いうえ新鮮です。店頭で試食したり、店のイートインスペースで楽しむお客さんもいます。近江町市場でおすすめの人気グルメ10選をご紹介します。

看板商品の鰤のたたきや、能登ふぐ・サーモンのたたき、能登産蒸しアワビなどこだわりの海産物と珍味を製造し、リーズナブルな価格で販売しています。店の奥にあるイートインスペースは人気で、鰤のたたき丼や、高級魚・のどぐろが入った「のどぐろ入りSP」、鰤、サケ、タコの「たたき3色丼」など新鮮で美味しい魚が楽しめます。

店頭に並ぶドリンクの中で「柚子乙女」は、金沢の柚子街道・湯涌温泉にちなんだ柚子風味のサイダーです。ほのかな甘さと柚子の香り、それに甘すぎない、爽やかな飲み心地が人気で、近江町市場でショッピングする女性たちの食べ歩き必須アイテムです。

瓶のラベルには温泉ゆかりの大正ロマンの画家・竹久夢二の美人画が使われています。営業時間は全日9時から17時まで、定休日は不定休です。

販売している新鮮な魚介類を、その場で食べられるスタイルを始めたのはこの店といわれ、威勢のいい店員が手際よくむいてくれる、おいしいエビやカキをいただくのは感動モノです。店頭に貼られた島田はウソをつかん、という店の信条が確かだとわかります。天然岩ガキやボタンエビ、シマエビなどどれも至福の味が楽しめます。

食べ歩きグルメ定番の磯の香漂う生牡蠣や、とろける甘さの北海道産ウニはもちろん、地元産の希少なカニは外せません。

特に水揚げが少なく、「幻のエビ」と呼ばれるオニエビは、いかつい外見とは裏腹に、エビの中で一番おいしいといわれるほど旨みが強く、絶品です。極上の味・ガスエビもあります。営業時間は9時から17時まで、定休日は不定休となります。

近江町市場内のフードコートにある、金沢おでんの店です。金沢名物のくるまふやばい貝、赤巻などのほかえび天、牛すじ、たまごやきなど、おいしいおでん20品以上が、リーズナブルに食べられる店として評判で、いつもにぎわっています。売り切れになるものも多いので、早めに行くのがおすすめです。

濃いめの上品な出汁を吸ったネタはどれも深い味わいですが、特に数量限定の「のどぐろ面」は人気です。高級魚ののどぐろを炙ってカニの面に詰め、のどぐろのすり身でふたをした、この店のオリジナル商品です。

ふたも中身も、味わったことのない旨みで、酒のさかなに打って付けです。営業時間は、水曜以外の全日9時30分から16時までです。定休日は水曜日となります。

近江市場内で自家製の豆腐にこだわり続けて三十余年。豆腐やゆば、豆乳などの大豆製品を製造、販売しています。名物は釜で温めた自家製の豆乳から職人が丹念に引き上げるゆばです。なめらかで甘い大豆の風味は、一度食べたらくせになります。乾燥したゆばで作る「あられゆば」は、お吸い物や、煮物、丼、サラダに使われます。

出来立ての品をその場で食べる立ち食いメニューもあって、街をぶらぶらしながら楽しむ人が増えています。

中でも串にぐるぐると巻いたゆばを揚げた、塩味の「串ゆば」や、甘みのあるおからをカリッと揚げてかりんとうのようにした揚げたおいしい「おからまん」は人気で、子どもにも大うけです。

氷で冷やされた豆乳やソイラテもおしゃれです。営業時間は日曜・水曜を除く全日9時から17時まで、定休日は日曜・水曜です。

近江町市場の中で、季節の新鮮な魚をリーズナブルに販売している魚屋さんです。メインは極上うなぎと国産どじょうの炭火焼きです。店主が熟練の腕前でじっくりと焼き上げ、秘伝のタレをつけて蒲焼きした、おいしいうなぎとどじょうはどちらも歯ごたえ十分で、旨みが凝縮されています。

近江町市場で食べ歩きグルメで立ち寄りたいお店の上位を占めるこの店。魚を串で1本ずつ売っていて食べやすいのも人気の秘密です。おすすめは、うなぎ、どじょうのほかあゆの塩焼きです。身がたっぷりの新鮮なあゆにかぶりつくと、あっさりした旨みが口中に広がります。営業時間は全日9時から17時までで、年中無休です。

市場の中で毎日行列ができる人気店です。厳選した素材を使い、手間ひまかけて手作りしたコロッケは常時約20種類。甘くてホクホクしたコロッケは、どれもボリュームがあってクオリティーが高く、品選びに困るほどです。お店には食事スペースはなく、持ち帰りのみになっています。
 

一番人気は「甘エビコロッケ」です。甘くてなめらかなじゃがいもの中に、甘エビがまるごと1匹入って、歯ごたえがあります。揚げたてをほおばると、衣といも、エビがそれぞれ主張し合って、そのコラボがたまりません。

スティックタイプで持ち運びしやすい「金沢カレーパン プレーン」もおすすめです。営業時間は全日8時から17時までで、定休日は不定休となります。

五代目が育てる米・麦・豆などの有機農産物を主な原料に、金沢伝統甘味料「じろあめ」や、石川県産有機大豆のきなこを使った「たまきなこ」、北陸新幹線開業PRマスコット「ひゃくまんさんシリーズ」などを製造・販売しています。金沢近江町市場には2011年に開店しました。

伝統の甘味料「じろあめ」を使った「じろあめソフトクリーム」は、砂糖や人工甘味料を使わないあっさりした甘さがおいしいと、女性に支持されて大人気です。

仕上げに水あめのような「じろあめ」をソフトクリームにたっぷりとかけていただきますが、甘酒の香りと優しい甘さがファンをとりこにしています。営業時間は8時30分から17時30分までで、年始を除く年中無休です。

近江町市場の中で最大の売場面積をもつ大口水産は、北陸を中心に全国から集まる500種類以上の魚介類を扱っています。お店は平日だけでなく、日曜日でも石川、富山、福井の近海で朝揚がる朝獲(あさどれ)の新鮮な魚が並びます。干物や珍味、お麸など北陸のおいしい名産品もいっぱいです。

お店にはイートインスペースがあり、串焼きブースや寿司コーナーは早朝から混んでいます。宿に素泊まりして、朝食をこちらでという人もいます。人気は高級魚・のどぐろ炙り寿司で、軽く炙った旨みのある脂がお腹を満たします。

能登牛と国産豚を使った肉団子の串焼きも外せません。注文するとその場で焼いてくれます。営業時間は水曜を除く全日9時から17時まで、定休日は水曜と不定休です。

創業約70年のこの店は、当初バナナにこだわる果物専門店でした。今は旬のフルーツを気軽に食べてほしい、と常に季節に合わせたフルーツを並べ、贈答用ギフト詰め合わせなど予算に応じて販売しています。ユニークなのは、その場で食べられるカットフルーツを置いて、お客さんののどを潤している点です。

テレビなどで紹介されたお店の人気ナンバー1は「100％オレンジジュース」です。オレンジの中をくりぬき、絞ったオレンジの果汁が入っています。差したストローで飲みます。

甘酸っぱい果汁が、買い物で乾いたのどを潤します。イチゴやパイナップル、メロン、スイカなどがいろいろのスタイルで楽しめます。営業時間は全日9時から17時までで、年中無休です。

北陸の新鮮な魚介類が、リーズナブルに買える店として評判です。中でもカニと甘えびの品ぞろえは抜群です。カニは、太って身入りが良く、生きがいいものを仕入れます。これをセラミック製の鍋と天然塩を使って秘伝の方法で茹でます。旨さが忘れられないカニになります。

「みなみ」で食べ歩きにおすすめのグルメは甘エビです。口にした瞬間、プリプリとしてとろけるような食感が新鮮さを物語ります。少し濃いめの醤油とわさびでいただくと、お酒が欲しくなります。

岩ガキなど店頭で食べられるものもあります。魚の王様・のどぐろや金目鯛の干物などもおすすめです。営業時間は全日8時30分から17時までで、年中無休です。

観光地として知られる金沢には、食べ歩きにおすすめな人気グルメが揃っています。金沢三大茶屋街のひとつ「ひがし茶屋街」は、重要伝統的建造物群保存地区となっています。近くにはレンタル着物店もあり、ロマンあふれる街並みをバックに、着物姿で写真を撮る女性も多く見かけます。ここでは、金箔を使ったおいしいスイーツの人気店をご紹介します。

「金座和アイス 金沢東山本店」は、溶けないアイスとしてメディアで取り上げられ東京にも進出をした人気店です。古民家を利用した風情溢れる店の前には、休日ともなると行列が絶えません。前田家家紋風、福梅風、団子など、その形がユニークで、女性観光客には特に人気の高いスイーツとなっています。

溶けないアイスにはイチゴのエキスが含まれており、その成分であるイチゴポリフェノールの作用により、このようなアイスが実現しているわけです。お好みの味や形を選びます。人気は雪吊り風アイス。サービスの金粉をトッピングするのがおすすめです。営業時間は全日10時から18時までで、定休日は不定休となっています。

「中田屋」は、食べ歩きにおすすめの金沢でも有名なきんつば専門店です。赤い宝石とも呼ばれる大納言小豆をふんだんに使ったスイーツは、ほかでは味わえない逸品です。こちらの店舗には甘味処・和美が併設されており、小豆を使った数々のスイーツを味わうことができます。

ひがし茶屋街にある店舗ならではの話題の品は、まだ冷めていない出来立てのアツアツきんつばです。これを味わえる唯一の店がこちらの店舗です。2階にある甘味処・和美で、抹茶と一緒にいただくのがおすすめです。営業時間は9時から17時まで、定休日はなく年中無休となっています。

「ヴィレ デ クロケット」は、金沢のひがし茶屋街入り口の近くにあるコロッケ専門店です。コロッケには見えない円柱型のビジュアルとおいしさが評判となり、行列の絶えない人気店となっています。モダンな店内のショーウインドウには、整然と並ぶ色鮮やかなコロッケが目に飛び込みます。

一番人気は金澤クロケット。加賀野菜の五郎島金時サツマイモを使っています。具材は甘エビとクリームソースで、白だしムースと金箔がトッピングされている絶品メニューです。衣に抹茶そうめんや麩、あられを使った彩り豊かなものもあります。営業時間は10時30分から18時、土日祝は10時から18時です。定休日は不定休となります。

金箔の街と言っても過言ではない金沢。その生産量は日本の98％を超えています。日本の仏閣や工芸品に多く使われていますが、ひがし茶屋街にある「箔一」は、1975年創業の金箔専門メーカーです。美しい金箔を生かした化粧品、建築材料、お菓子などを求めることができます。

人気商品は金箔の「かがやきソフトクリーム」。値段の891円は、屋号の「ハクイチ」にちなんでいます。箔一ならではの美しい金箔をあしらったスイーツは、気軽に食べ歩きできるスイーツとして、国内外から訪れる外国人の観光客にダントツの人気となっています。

営業時間は9時から18時まで、金箔ソフトクリームは17時までです。年中無休となっています。

「金澤烏鶏庵 東山店」は、金沢のひがし茶屋街入り口にたたずむ烏骨鶏スイーツの専門店です。漆黒の屋根に重厚な木製の看板がかかる街の雰囲気に融合した店構えです。烏骨鶏を使ったカステラやプリン、バームクーヘンなど、バラエティあふれる商品があります。

一番人気は「烏骨鶏卵ソフトクリーム金箔付」です。その美しさと濃厚なおいしから、メディアでも取り上げられている、烏骨鶏のコクのある卵黄卵白をふんだんに使った味わい深いソフトクリームです。金箔をちりばめた贅沢なスイーツは、見た目も美しく宝石のようです。営業時間は9時30分から18時まで、定休日はなく年末年始を除く年中無休です。

観光地として知られる金沢には、食べ歩きにおすすめな人気グルメが揃っています。金沢三大茶屋街のひとつ「にし茶屋街」には、芸妓も多く、華やかな雰囲気が観光客に人気となっています。ここでは、可愛いパッケージのデザインが女性に注目されているおいしい甘納豆専門の人気店をご紹介します。

「甘納豆かわむら」は、にし茶屋街にたたずむ人気の甘納豆専門店です。2001年に開業して以来、着々と評判を集め、2013年リニューアル、2018年には店舗2階にカフェ「サロン･ド･テ･カワムラ」をオープンしました。甘納豆のほか、いよかんのピール砂糖漬けやモナカアイスなどもあります。

人気ナンバーワンは、北海道産の豆で作った大納言甘納豆。甘すぎない味わいが人気です。女性好みの可愛らしいシンプルなデザインのパッケージで、価格は250円とリーズナブル。お手頃サイズでお土産にぴったりの一品です。

2階のサロン･ド･テ･カワムラで甘味が一度に楽しめる「かわむら味わいプレート」をいただくのもおすすめです。営業時間は平日9時30分から18時まで、日祝9時30分から17時まで、定休日は毎月第一火曜です。

観光地として知られる金沢には、食べ歩きにおすすめな人気グルメが揃っています。とりわけ名園「兼六園」には国内外から観光客が訪れます。金沢三大茶屋街のひとつ「にし茶屋街」には、芸妓も多く、華やかな雰囲気が人気となっています。ここでは、可愛いパッケージのデザインが女性に注目されている人気店をご紹介します。

「時雨亭」は、兼六園内にある荘厳なたたずまいの和菓子処です。藩政後期に時雨亭と呼ばれた、兼六園の前身の建物を再現したものです。メニューは生和菓子付きの抹茶と和菓子付きの煎茶の2種類のみ。都会の喧騒から離れて、心静かにお茶と和菓子を堪能することができます。

生和菓子は2カ月ごとに種類が変わり、1月2月が寒紅梅、3月4月がひとさら、5月6月が杜若、7月8月がひさごの昔、9月10月が錦秋、11月12月が医王の里と、彩り豊かな生和菓子が楽しめます。営業時間は9時から16時30分まで、最終受付が16時です。休亭日は12月29日から1月3日となります。

「茶屋 見城亭」は、食べ歩きにおすすめの、兼六園の桂坂料金所隣にある大正2年創業の人気店です。1階には土産物のほか、おでんや金箔ソフトを購入でき、イートインスペースで食べることもできます。2階には、有名なハントンライスや加賀料理が堪能できるレストランがあります。

金箔ソフトは数種類あります。きらびやかな金箔がソフトを覆う黄金ソフトや、金箔と銀箔のハーフが楽しめるプラチナソフトComboは、他にはない驚きのビジュアルです。営業時間は全日9時から17時までで、年中無休です。2019年7月現在、改装工事により一時休業、9月にリニューアルオープンの予定です。

観光地として知られる金沢には、食べ歩きにおすすめな人気グルメが揃っています。現代芸術を多く取り上げている「金沢21世紀美術館」の周辺にも、おしゃれなカフェやレストランが多く集まっています。ここでは、全国に店舗が増え続けるおいしいメロンパンの人気店をご紹介します。

「世界で2番めにおいしい焼きたてメロンパンアイス 広坂本店」は、開業わずか6年で、全国展開した食べ歩きにおすすめの話題店です。テレビや雑誌などのメディアが多く取り上げており、ネーイングに圧倒的なインパクトがある店前には、おいしい味を求めて行列が絶えません。

定番人気はメロンパンアイス・バニラ。サクッと焼かれたメロンパンと挟まれたアイスがよくマッチしています。また、金沢ならではのメロンパンアイス・金沢金箔は、光輝く大きな金箔がトッピングされた話題の一品です。営業時間は9時から17時までです。定休日は不定休となっています。

人気の観光地・金沢の食べ歩きにおすすめのグルメ＆スイーツ19店舗はいかがでしたか？今回ご紹介したグルメ＆スイーツは、海の幸や美しい金箔などに恵まれた金沢ならではの持ち味を生かしたお店ばかりでした。ぜひ、人気の金沢に出掛けて、観光名所を巡りながらおいしいグルメを食べ歩きしてみてください。