原付ツーリングの基礎知識まとめ!50ccバイクで走れる距離や装備は?

2019年10月20日 (2019年10月22日最終更新)

原付バイクはツーリングなども楽しめるおすすめのバイクです。色々な装備を搭載すれば、遠出のキャンプツーリングなども可能になり、休日をバイクで満喫することも可能です。50cc原付バイクで走れる距離や装備など基礎知識をご紹介しましょう。

目次

  1. ツーリングもできる原付バイクに詳しくなろう!
  2. 原付バイクとは
  3. 原付ツーリングのメリット
  4. 原付ツーリングのデメリット
  5. 50ccの原付ツーリングで走れる距離
  6. 原付ツーリングにおすすめの装備
  7. 原付ツーリングの注意点
  8. ツーリングにおすすめの原付4選
  9. 原付バイクで街中ツーリングもおすすめ
  10. 基礎情報をチェックして原付ツーリングを楽しもう!

ツーリングもできる原付バイクに詳しくなろう!

皆さんは原付バイクに乗ったことがありますか。経済的、コンパクト、免許の取得が簡単など色々なおすすめポイントのある原付バイクですが、実は原付バイクでツーリングに出かけることもできます。中型や大型のかっこいいバイクにはない原付バイクの魅力や50ccで走れる距離など詳しく紹介しましょう。

原付バイクとは

そもそも原付バイクとは何?という方のために、原付バイクについて詳しく説明していきましょう。

原付バイクは原動機付自転車の略で、日本の法規における車両区分のひとつです。排気量50cc以下、もしくは125cc以下の原動機を備えて側車のない二輪車が当てはまります。50cc以下であれば三輪や四輪でも原付バイクと認められます。

一般的に乗られているのはスクータータイプの原付バイクで、原チャリやゼロハンといった呼び方をされることも多いバイクです。

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原付ツーリングのメリット

排気量50ccのお手軽な原付バイクでのツーリングは排気量400ccや1000ccを超える大型バイクなどのツーリングにはない特別な味わいがあります。原付バイク仲間でプチ旅ツーリングに出かけてみてはいかがでしょう。もちろん一人での街中ツーリングにもおすすめ。原付ツーリングのメリットをいくつかのポイントでご紹介します。

燃費がいい

排気量50ccの原付ツーリングのメリットのひとつめは燃費がいいということです。もちろん原付バイクの乗り方次第で多少の燃費は変わってきますが、ひと昔前のと比べると最近のスクーターの燃費はかなり良くなっていると言えるでしょう。

メーカーのカタログ足立では1L当たり70kmと書かれています。さらに、スクータータイプではなくホンダから販売されているカブやエイプといったミニバイクと言われる車種はカタログ値で1L100km前後走ると言われています。

しかしこれはあくまで原付の法廷速度をきっちりと守り平たんな道路を走った場合の燃費ですから、実際のところはカタログ掲載値の5~8割程度の走行距離になることが多いのですが、それでも車や大型のバイクに比べると圧倒的な燃費の良さであることは確かです。

のんびり景色を楽しめる

原付バイクでのツーリングはのんびりと景色が楽しめるのが大きなポイントです。原付バイクの出せるスピードが限られていることや、そもそもの原付バイクの法廷速度が遅いため、堂々とゆっくり走っていても誰も文句を言うことはできません。

自転車よりも少し早い程度の速度で回りの景色を見ながら、焦ることなくゆっくりとツーリングを楽しむことができます。そのため、速いスピードが苦手な方や女性でも気軽にツーリングを楽しむことができます。

駐車スペースに困らない

原付ツーリングでは駐車スペースに困らないというのも大きなメリットです。原付バイクの車体はどのタイプも車や中・大型バイクに比べるととてもコンパクトです。そのため、どんな場所にツーリングに出かけてもちょっとしたスペースさえあれば気軽に駐車できるのが大きなメリットです。

観光地によっては中・大型のバイクなどは駐車場を探すのに苦労することもありますが、原付バイクならそんな心配は一切ありません。わざわざ駐車場をチェックしなくても、自分の行きたい所へ行きたいように出かけても何の問題もないのは嬉しいポイントです。

ソロキャンプもできる積載力

中・大型バイクと比べるととても小型な原付バイクですが、実はキャンプを楽しめるくらいの十分な積載力があります。

スクーターでは運べる荷物はほとんどありませんが、スーパーカブのようなタイプの原付バイクにするとキャリーボックスやロープなどを駆使して楽々キャンプ用品を積載することができます。中には原付バイクで日本一周したことがある人もいて、小さいとはいえ侮れないのが原付バイクです。

原付ツーリングのデメリット

燃費が良く、ゆっくり観光が楽しめる、駐車スペースに困らない、ソロキャンプもできる積載力を持つなど沢山のメリットがある原付ツーリングですが、一方でもちろんデメリットも存在しています。原付でのツーリングを楽しむ際にはしっかりと原付ツーリングのデメリットも把握してプランを立てるのがおすすめです。

荷物が積めない車種が多い

原付ツーリングのデメリットとして荷物を積めない車種が多いということが挙げられます。ホンダから販売されているカブはがっつりと大量の荷物を積むことが可能ですが、スクータータイプのバイクは基本的はシートの中のトランク、もしくは足元のみが荷物を積む場所になります。

カブのような原付バイクの場合は大量の荷物を積載することが可能ですが、実際に積載量が多い車種は極限られているのが現状です。

30キロ制限なので注意が必要

原付バイクでのツーリングのデメリットとして速度制限が挙げられます。原付バイクの路上での速度制限は30キロです。この走行速度の制限は他の車やバイクなどと比べると半分以下のスピードであることも多く、ほとんどの車が原付バイクを追い越していきます。

他の車両に追い越される回数が多いということは交通量の多いところではそれだけ注意しなければならないということで、左にしっかりと寄って、後ろの車がスムーズに追い越せるように配慮しなければなりません。

左に寄りすぎて転ばないように注意したり、トラックなどの大きな車が追い越す時には風圧などでよろけないように注意することも必要です。

体に疲れがたまりやすいシートやポジション

原付バイクは一見乗りやすそうな姿勢に見えますが、実は長時間乗っているとなかなか体に負担のかかる乗り方です。特に腰に負担がかかり、長時間乗っていると体が固まってしまったり、腰が痛くなるので、体があまり丈夫でない人にはお勧めできません。こまめに休憩を取って体に疲労がたまらないようにツーリングを楽しむ必要があります。

高速道路や多くのバイパスが使えない

原付バイクのツーリングのデメリットとして高速道路や多くのバイパスが使えないことがあります。大規模な有料道路はたいてい自転車や原付バイク、歩行者の通行ができなくなっていて、このような道路は日本全国に700か所以上あります。

迂回できるところは時間はかかっても迂回すれば良いのですが、中には迂回どころか別の島へ渡ることもできない道路さえあります。

通行禁止になっている道路の種類として、幅員に余裕のないオーバーパスやアンダーパス、トンネル、カーブや急坂が連続する箇所など自己の危険性を避けるために決められた道路と走りやすくついついスピードを出して近所に迷惑をかける暴走行為を避けるための道路があります。

近年は暴走行為の防止を目的とした二輪車の規制は徐々に解除される傾向にありますが、それでもまだまだたくさんの通れない道があるので標識には十分注意して道路を選ぶ必要があります。

50ccの原付ツーリングで走れる距離

50ccの原付ツーリングでは実際にどれくらいの距離を走ることができるのでしょうか。ツーリングと一言で言ってもどんな道をどんなふうに走るかによっても実際に走ることができる距離は大きく変わってくるのですが、一般的な原付のツーリングにおすすめの距離をご紹介しておきましょう。

原付で長距離を走行すると各部に負担がかかりトラブルの原因に

50cc原付バイクは基本的にはツーリングなどで長距離を長時間走るようには製造されてません。そのため、原付で長距離を走行するとバイクの各部に過剰に負担がかかり、トラブルの原因になることも多々あります。特に中古で購入した原付バイクなどの場合は注意が必要です。

また給油タンクの容量もしっかりチェックし、どれくらいの距離を行って帰ってこれるのかはあらかじめ計算しておくことも必要です。

遊びながらのツーリングのおすすめ距離:120~150km

50cc原付のツーリングで遊びながらあちこちに立ち寄る時には120~150km以内で楽しむのがおすすめです。この距離というのは50㏄のバイクにとっておすすめの距離ですが、実際体力的にも時間的にも時速3kmの法廷速度を守って走ることになれば、これくらいの距離がベストと言えるでしょう。

走りがメインのツーリングのおすすめ距離:250km

走りがメインのツーリングのおすすめ距離は250kmです。日帰りで移動できる距離は最高でも300kmが目安です。途中で休憩したりちょっとしたイベントなどを計画すれば、良い気分転換にもなりますし、ツーリングの醍醐味を味わうこともできます。

体的にも違った姿勢を取ることによってリフレッシュできるので、250kmくらいで計画するのがおすすめです。

原付ツーリングにおすすめの装備

原付ツーリングのメリットやデメリットについて紹介してきましたが、実際に原付バイクでツーリングに出かける時に必要となる装備についても詳しく説明していきましょう。楽しいツーリングを実現させるために、必要最低限の装備は必要です。ぜひチェックして出かけてください。

50ccの原付バイクでツーリングに出かける場合、あると便利、原付ツーリングをさらに快適になる装備をおすすめしましょう。

シートバックや防水バッグ

シートバックは沢山の荷物をリュックだけで運びにくい場合、体の重心が悪くなり操作性が安定しない場合などに便利なバイクのシートに固定して使う収納装備です。バイクの種類によって装備できるシートバックは限られてきますが、シートバックがあることで身軽な走行を実現することができます。

また、荷物が多くてシートバックに入りきらない場合や逆にそれほど荷物が多くない場合は防水バッグなどもおすすめです。防水バックはリュックタイプのものもあるので、ちょっとした日帰りツーリングなどの場合はリュックタイプの防水バックでも良いでしょう。

バイク用のショックコードやツーリングネット

バイク用のショックコードやツーリングネットなどもあるととても便利です。ショックコードはゴムが入っているコードはツーリングネットと同様に、様々な荷物をしっかり固定し、安定させることができます。

長さや強度などを自由に調整することができるので、準備しておくととても便利です。ツーリング先でお土産などを購入したり、帰りに荷物が増えるような場合にもおすすめです。

キャリア

原付ツーリングでバッグ意外におすす目の装備としてキャリアがあります。もともとキャリアがついているバイクも多いのですが、ない場合は後付けで探して装備するのがおすすめです。大小様々なキャリがが販売されているのでツーリングにピッタリのキャリアを選ぶようにしましょう。

トップケースにはメリット・デメリットがある

原付ツーリングの装備としてトップケースをつける人もいます。バイクに積むプラスチック製の箱のようなもので、バイク専用のものではカギがかかるタイプのものもあります。また簡単に外せるタイプもあり、フェリーニ乗る場合などに取り外して船内で金庫代わりに使うことも可能です。

しかし、トップケースよりも大きなものを積みたくなった時にはトップケースは不便です。しっかりと容量が決まっているものよりもキャリアの方が便利な場合も多々あるので実際に何を積むのかを検討して装備を決めるのがベストです。

原付ツーリングの注意点

原付バイクの色々な装備やメリット、デメリットなどをご紹介してきましたが、実際に原付バイクでキャンプやツーリングに出かける場合に注意する点についても詳しく説明していきましょう。普段乗り慣れない原付バイクで遠出するような場合には特に注意して走行してください。

速度超過

原付バイクでキャンプやツーリングに出かける場合に注意したいのは速度超過です。先述しましたが、原付バイクの法廷速度は時速30kmです。

この速度は普段車などに乗り慣れている人にとってはとても遅く感じます。油断するとついついスピードが出てしまっていたりすることも多々あり危険です。速度計を時々チェックしながら、またツーリングを楽しむ場合には先頭の人が十分に速度に注意しながら走ることがポイントです。

ちなみに原付バイクのスピード違反の点数と反則金は15km未満では1点と6000円、15~20km未満では1点と7000円、20~25km未満では2点と10000円、さらに25~30km未満では3kmと12000円です。さらに30~50kmになると6点と簡易裁判による罰金の決定など罪が重くなるのでぜひ注意して走行してください。

2段階右折

普段原付バイクに乗っている人でも意外と行っていないのが2段階右折です。原付バイクでツーリングやキャンプに出かける時、交通違反でつかまってしまっては、せっかくの楽しいイベントが台無しになりますし、何より危険ですので、ぜひ2段階右折をしっかりと守って走行しましょう。

2段階右折の方法としてはまずウィンカーを出し、交差点を直進します。ウィンカーは渡った先で方向を変えるところまで点け、方向転換をしてから消します。

右折する側の信号が青になったら進むのが原則です。原付の場合、信号のある2段階右折の標識がある道路と、今走行している道路が三車線以上、かつに暖かい右折禁止の標識がない交差点の2つのケースで2段階右折が必要となります。

トンネル走行時

原付バイクでキャンプやツーリングを楽しむ場合に最も気を付けたいのはトンネルの走行時です。トンネルの中は暗く、狭いのでスピードを出して走る車や大型のトラックなどに追い越される場合は十分な注意が必要です。ゆっくりしっかり道路の左に寄り、ハンドルをしっかりと安定させるように注意して走る必要があります。

こまめに休憩を

原付バイクの燃料タンクは小さく3~10Lほどしか入りません。キャンプで遠出する場合などは途中で給油しなければならない場合もあります。原付バイクのツーリングでは給油がてらゆっくりとこまめに休憩を取るのもおすすめです。

長時間の同じ姿勢は体に負担もかかりますし、原付バイクにとっても負担がかかります。こまめの休憩を心掛けてツーリングを楽しみましょう。

ツーリングにおすすめの原付4選

ツーリングに向いている原付バイクを4つご紹介しましょう。ひと昔前までは地味な年配の方が乗る様な50ccの原付バイクも、最近のシリーズは若い人でも十分楽しめるようなポップなカラーが販売されているので、原付バイクグループを作っての楽しいキャンプやツーリングもぜひおすすめです。また、一人で街中をめぐるのも楽しい使い方です。

ホンダ カブ

ホンダのカブは世界最強の低燃費と耐久性を持つ原付ツーリングの王様的存在です。頑丈なキャリアには大量の荷物を積むことができ、キャンプツーリングにも向いています。

さらにスタッドレスタイヤやタイやチェーンなども販売されているので、冬の雪道ツーリングも可能です。

ホンダでは50ccと110ccのクロスカブとスーパーカブ、50cc、125ccのスーパーカブプロが展開されていてます。クロスカブやスーパーカブはカラーもバリエーションに富んでいて街乗りや普段使いだけでなく、ツーリングにもピッタリです。価格は23~35万円程度です。

ホンダ モトラ

ホンダモトラは積載量を重視したアドベンチャーなキャンプツーリングなどにもピッタリの50ccの原付バイクです。現行車種ではないので中古品などで運よく手に入れることができればかなりラッキーな一台になります。

レアなデザインは遊び心満載で、発売当初は16万円程度で販売されていましたが現在オークションでなどでは22万円で販売されています。アウトドアシーンにぴったりなデザインはマニアにはたまらない50cc原付バイクと言えるでしょう。

ホンダ ベンリイ

ホンダのベンリイは新聞配達のプロ仕様に作られた原付バイクで、雨にも雪にも負けないタフな作りをしています。前後に大型のキャリアが装備されているのでたっぷりの荷物を積むことができるのが大きなポイントです。

燃料タンクは10L入る原付としては大容量タイプで、グリップ、大型の前かごなど沢山のオプションも魅力的なシリーズです。50ccと110ccが販売されていて、価格は24~28万円程度です。オフホワイトの爽やかなカラーがツーリングにもぴったりです。

ヤマハ ギア

キャンプツーリングなどにもおすすめの原付バイクの車種、ヤマハのギアはホンダのベンリイにもよく似た外見のプロユースの原付バイクです。絶大な積載力と抜群の安定感は日本中どこでも走れるタフさがあります。

街中で見かける配達用の原付バイクはホンダのベンリイかヤマハのギアかと言われるほど働く原付バイクとして活躍している種類です。どんなタフな走行にも耐えてくれる安心感は遠出のキャンプツーリングにもぴったりでぜひおすすめです。

ヤマハギアは50ccと110ccがあり価格は16~42万円ほどです。1994年に発売以来長い人気を誇るシリーズです。

原付バイクで街中ツーリングもおすすめ

キャンプツーリングなどタフなツーリングも良いですが、可愛い原付バイクで街中をツーリングするのも楽しい乗り方です。

女性が思わず乗りたくなるような街中ツーリングにピッタリのおすすめの一台はホンダのジョルノです。こんなかわいい原付バイクの存在を実は知らない人も多いのではないでしょうか。

オシャレした洋服にもピッタリでどこかレトロなデザインは通学や通勤にもおすすめです。普段使いできるように荷物やヘルメットだけでなく、A4サイズの書類がそのまま入る工夫もされていて、さらにバックやペットボトルも収納できます。グローブボックスにはスマホ充電のソケットも装備されているので充電切れも心配ありません。

走行状況に応じてガソリンを効率的に使うPGM-FIや低フリクション技術、さらに自動的にエンジンストップするアイドリングすトプシステムなども搭載されています。

カラーはプコブルー、パールソフトベージュ、ポセイドンブラックメタリック、パールアンブラウンで値段は198000円でぜひおすすめです。

基礎情報をチェックして原付ツーリングを楽しもう!

いかがでしたでしょうか。原付バイクはキャンプツーリングも楽しめるお手軽な乗り物です。見た目以上の機能性にさらに装備をプラスすれば、小回りも効く快適な乗り物です。50ccならではのメリットも沢山あるので初心者にもぜひおすすめ。基礎情報をしっかりチェックして原付ツーリングを楽しんでみてはいかがでしょう。

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この記事のライター
nyaokaka
札幌在住のnyaokakaです。旅行やアウトドアなど、経験を活かしたわかりやすい記事をお届けできるよう心掛けています。どうぞよろしくお願いします!

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