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バーベキューの火起こしの方法は?着火剤を使わずに簡単に起こすやり方も!

バーベキューの火起こしの方法は?着火剤を使わずに簡単に起こすやり方も!
投稿日: 2020年7月18日最終更新日: 2020年10月8日

バーベキューをする場合の難関の一つが火起こしです。なかなか火がつかず手間取った経験を持つ方も多いでしょう。そこでバーベキューで上手に火起こしをする方法について、道具を使う方法や身近なものを使う方法など、それぞれの利点なども含め紹介します。

バーベキューの火起こし方法をご紹介!見出し

Photo by yto

アウトドアを楽しめる季節になると、したくなるものの一つがバーベキューではないでしょうか。青空の下、みんなでバーベキューを楽しむのは、大人も子供も気持ちが浮き立つものですが、なかなかバーベキューの火起こしがうまくいかず手間取った経験を持つ方も多いでしょう。そこでバーベキューの火起こし方法について紹介します。

かかる時間や着火剤を使わない簡単な方法もチェック!

Photo byNowaja

バーベキューの火起こしには、実はいろいろな方法があり、簡単なものから少し上級者向けのものまであります。またちゃんと火がついて、バーベキューをはじめるまでにかかる時間も、方法によってさまざまです。そこで、それぞれの火起こしの方法とともに、バーベキューをするまでどのくらいの時間がかかるかについてもその目安を紹介します。

バーベキューの火起こしのポイントは?見出し

Photo by zenjiro

バーベキューで最も問題となるのは、やはり火をちゃんとつけることです。バーベキューに慣れていない方だとなかなか火がつかない、ついてもすぐ消えてしまうなどと手間取って、バーベキューになかなか行きつかないということもあるかもしれません。

火起こしに使う炭には無数の穴が開いており、この穴の中を空気が通ります。炭を煙突状に積み、下方向から火が回ると中の空気が温まって、上昇気流が起こります。するとさらに下から空気が吸い込まれるという対流が発生します。これが発生すれば、自然に火が炭の中に入って火起こしができるのです。

ですから、どの方法をとるにしても、この対流をしっかり発生させることで、起こした火がよく燃え、上手にバーベキューができるということになります。

バーベキューの火起こし方法【着火剤利用】見出し

初心者がバーベキューの火起こしを簡単に成功させる方法の一つが、着火剤を使うことです。そもそも着火しないからバーベキューの火がつかないわけですから、それを助けてくれるものを使うことで簡単に火をつけることができるようになります。

バーベキューに使う着火剤にはさまざまなタイプのものがありますが、アルコールなど可燃性が高い成分が含まれているため燃えやすく、炭などを簡単に着火させることができます。

火起こしにかかる時間・準備するもの

バーベキューに着火剤を使う場合、火起こしにかかる時間はだいたい25分くらい見ておくとよいでしょう。準備するものは着火剤のほかに木炭、柄の長いライターなどです。炭ばさみや軍手、うちわなども用意しておきましょう。

なお、着火剤には今述べたようにアルコールなどが含まれているので、においが気になる方は離れるなど少し気をつけてください。

火起こしの手順・ポイント

次に、着火剤を使ったバーベキューの火起こしの手順について紹介します。なお、着火剤にはさまざまなタイプがありますが、基本的な使い方は似ています。また着火剤単独だけではなく、他の火起こしの際に補助的に使うこともできるので、使い方を覚えておくとバーベキューを順調に進めることができます。

①着火剤を目皿の上に置く

まず、燃料用の目皿を置き、その上に着火剤を置きます。網になっている場合には新聞紙などを敷き、その上に置くと着火剤が下に落ちることなく上手に使うことができます。固形のものはその真ん中に、ゼリー状のものは適量を絞り出しましょう。

先ほども述べたように、火は下から上へと燃えるので、着火剤が下になるように置くと、そのあと効率的に火起こしができます。

②着火剤の上に炭を組む

Photo by Blowing Puffer Fish

着火剤を置いたら、その上に炭を置いていきます。いきなりたくさん炭を置いてしまうと燃やすのが大変なので、まずは小さめな炭を置いて、それについた火をもとに少しずつ大きくしていくのがおすすめです。

また先ほど述べたように、炭は煙突状になるように組んでいくことがコツです。井桁などにし、空気の通り道をしっかりと作ることで、効率よく短時間で火起こしをすることができます。

③火をつけたら風を送る

炭のほうに火がついたら、うちわや送風機などを使い、少しずつ風を送ります。この時あまりばたばたと強く風を送りすぎると、せっかくついた火が消えてしまいます。炭の燃焼状態を見ながら少しずつあおいでください。

炭の半分くらいに火が回ると安定してくるので、これをもとにして新たな炭を追加していきましょう。これでバーベキューの火起こしができました。

バーベキューの火起こしにおすすめの着火剤

バーベキューで使う着火剤にはさまざまなタイプのものが販売されていますが、使い方が簡単でおすすめなのはゼリー状になったタイプのものです。これはバーベキューなどの際に必要な分だけ絞り出して使うことができるため、その日の風などの状況に合わせやすいというメリットがあるからです。

なお、特にゼリー状のタイプは火起こしの途中でつぎ足すと周りに飛散する可能性があり危険です。つぎ足しはしないようにしましょう。

バーベキューの火起こし方法【火起こし器利用】見出し

先ほど述べたように、バーベキューで上手に火起こしをするためには、炭を煙突状にして対流を起こすことがポイントとなります。この煙突状の状態を簡単に作り出すことができるのが火起こし器です。火起こし器は煙突状の形になっており、下に穴が開いているので、この穴から空気が入り対流が起こるのです。

火起こしにかかる時間・準備するもの

バーベキューで火起こし器を使って火起こしをする場合に必要なものは、火起こし器と固形着火剤、そして木炭、炭ばさみ、軍手、柄の長いライターなどになります。対流が起こる構造になっているので、うちわなどで無理に風を送らなくても火起こしができます。所要時間は10分から15分程度見るとよいでしょう。

火起こしの手順・ポイント

それでは火起こし器を使ってのバーベキューでの火起こし方法について紹介していきます。火起こし器を使えば短時間で簡単に火起こしができますし、そのままダッチオーブンの上火として使うこともできるのでとても便利です。バーベキューなどをよくやる方ならば、持っておいても損はないでしょう。

①着火剤を置いて火起こし器をセットする

まず、いつものように着火剤を用意します。固形着火剤ならば井桁に組むと火がつきやすくなり、より効率的に火起こしができます。着火剤はそれほど大量に入れなくてもちゃんと火がつくはずです。ただし、着火剤がうまく火起こし器の中におさまるように、適度な量を入れましょう。

②着火剤の上に炭を入れる

Photo byLUM3N

着火剤を置いたらその上に炭を重ねていきます。先に着火剤の上から火起こし器をかぶせ、それから炭を積んでいくとはみ出さずに炭が重ねられます。この時、あまり炭を詰め込みすぎると逆に空気が流れるスペースがなくなって火がつきにくくなるので、70パーセントくらいを目安にするといいでしょう。

③着火剤に火をつける

炭が入ったら着火します。着火するのは上からではなく、火起こし器の下に開いている穴からです。火起こし器には着火のために少し大きな穴が開いているので、そこからつけましょう。2ヶ所くらいあるので、両方からつけるとよりしっかり着火できます。下にある着火剤にしっかり火をつければ大丈夫です。

④そのまま待つ

着火剤に火がつけば、あとはそのまま火があがるのを待ちます。先ほど述べたように、火起こし器の下部の穴から空気が入り、対流が起こります。そして炭に火が移り、バーベキューの火起こしができるということになるわけです。

このように、火起こし器を使えば、バーベキュー初心者の方でも簡単に短時間で火起こしができます。炭を詰めるときに空気が通るようにということだけ頭に入れれば大丈夫です。

バーベキューにおすすめの火起こし器

それでは、バーベキューで使うのに便利な火起こし器について紹介します。バーベキューで使う場合、野外に持っていくことになりますから、ある程度大きめなサイズのものがおすすめです。加えて持ち歩きを考えると折りたたみ式のタイプのものにすれば、コンパクトに折りたためるので持ち帰りの時にかさばりません。

バーベキューの炭おすすめ13選!値段や種類・量や処理の仕方もチェック! | 旅行ガイドTravelNote[トラベルノート]のイメージ
バーベキューの炭おすすめ13選!値段や種類・量や処理の仕方もチェック! | 旅行ガイドTravelNote[トラベルノート]
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バーベキューの火起こし方法【バーナー利用】見出し

次にバーナーを利用してバーベキューの火起こしをする方法です。こちらは直接炭や薪などを高火力バーナーで直接あぶる方法で、火が付くまであぶり続けるわけですから、ある意味では最も簡単に火起こしができる方法と言っていいでしょう。とにかくすぐに火をつけたい、失敗したくない方にはこちらの方法がおすすめです。

火起こしにかかる時間・準備するもの

バーベキューの火起こしに必要なものはトーチバーナー、もしくはガストーチと呼ばれるバーナーです。家庭用コンロなどに使うガスボンベの先にトーチがついており、離れたところから高火力の炎を出します。

これに木炭、炭ばさみ、軍手、うちわなどがあれば道具としては大丈夫です。なお、火起こしにかかる時間は15分程度を目安にしておくとよいでしょう。

火起こしの手順・ポイント

それでは次にバーナーを利用してバーベキューの火起こしをする場合の手順やポイントについて紹介します。バーナーの場合は何といっても直接炭を燃やすことになるので、いかに早く炭に着火できるかがポイントとなります。そのためにはここまで述べてきた対流を考えて炭をセットすることが肝心です。

①中心部を空洞にし炭を組み上げる

Photo by 陈霆, Ting Chen, Wing

まずはバーベキューの台の上に炭を積み上げます。この時ポイントとなるのが小さめの炭を使うことと、中心部に空洞を作ることです。この中心部の空洞がバーナーの火をつける目標ポイントとなります。

大きな炭をいきなり使おうとすると、いくらバーナーであっても火がつくのに時間がかかります。バーナーは火をつける器具ですから、ここで時間がかかるということは全体の所要時間が延びるだけでなく、ガスボンベが空になってしまう可能性も出てくるからです。

②バーナーの炎を炭の中心部に向けて火をつける

小さめの炭がうまく積みあがったら、今述べたように空洞に向けてバーナーの火をあてます。ここまで述べてきたように、バーベキューなどの火起こしは煙突状にして対流を作ることがポイントです。したがって小さめの炭の下のほうにあてると効率的に火起こしができるということになります。

直接炎をあてるため、バーナーからは一気に強い火が出てきます。ちょっと怖いかもしれませんが、落ち着いて豪快にあぶりましょう。

③炭に着火したら風を送る

Photo by pang yu liu

炭に着火したら、今度はうちわなどで風を送りながら火を大きくしていきます。うちわであおぐと炎があがるので、そうしたらあおぐのをいったんやめます。それを繰り返しながら、周囲にある大きな炭にもしっかりと火がつくようにしていきます。それができればバーベキューができるようになります。

バーベキューの火起こしにおすすめのバーナー

バーベキューで火起こしをするという場合におすすめのバーナーですが、今述べたようにガスボンベにトーチをつけて使用します。ですからカセットコンロなどがありガスボンベがあるという場合はトーチだけを購入することもできます。

また、どちらもないので新しく買うという場合、ボンベとセットの商品もありますが、できれば市販のガスボンベが使えるものにしたほうが、あとあとボンベがなくなったときに購入しやすいというメリットがあります。

バーベキューで着火剤を使わない簡単な火起こし方法見出し

Photo by june29

ここまで紹介してきた方法は、バーベキュー初心者でも簡単に火がつけられるのですが、そもそもそのような道具を持っていないという方も多いのではないでしょうか。そこで、身近にあるものを使って火起こしをする方法についても紹介します。意外なものも火起こしに利用できるので、使いやすいものを利用してみてください。

新聞紙を使った火起こし方法

Photo by is_kyoto_jp

最も一般的で誰でも使いやすいのが新聞紙です。新聞紙を棒状にひねったものを10本ほど作り、それを井桁に組んで置きます。その周囲に炭を煙突状に並べ、新聞紙の中央に火を落とすのです。

この方法のポイントは煙突ができているので、いきなりうちわなどであおいだり、炭を動かしたりしないでおくことです。早ければ2分ほどで着火しますが、そのあと火が全体に回るまで30分ほどかかります。

牛乳パックを使った火起こし方法

Photo by june29

家庭に多くあるものという視点から言うと、牛乳パックもその一つと言えるのではないでしょうか。牛乳パックはもちろん紙パックなのですが、実はただの紙よりも火起こしにおすすめであるポイントがあります。

実は牛乳バックは中身が漏れないようにするため、内側をワックスでコーティングしています。このワックスが着火を助けてくれ、長く強く燃えてくれます。

バーベキューの火起こしに牛乳バックを使う場合は小さめに切り、中央に重ねて置きます。周囲に中央に空洞を作りながら炭を重ね、空洞に火をつけます。

割り箸を使った火起こし方法

Photo by casek

割り箸も家庭にはたくさんある、簡単に手に入るものです。こちらも木ですからもちろん使うことが可能です。割り箸は小さめにカットして中央に重ね、周囲に炭を煙突状になるように重ねてから火をつければ、着火剤などがなくてもバーベキューの火起こしとして十分に使えます。

松ぼっくりを使った火起こし方法

Photo by bohnen

バーベキューを行うキャンプ場などに行くと、よく落ちている松ぼっくりは、アウトドアのおもちゃとして人気の品物ですが、なんと着火剤としても使えます。松ぼっくりには油分があるためなのですが、炭の中に入れて火をつければいいだけです。

ただし、松ぼっくりは自然のものなので、いつでも可能というわけではありません。春や夏は手に入れにくいです。バーベキューと一緒に自然散策を楽しんで、その自然のものを使ってバーベキューの火起こしをするのもおすすめです。

ガムテープを使った火起こし方法

バーベキューなどのアウトドアの際に便利なガムテープですが、こちらも着火剤として使うことができるアイテムです。ガムテープのノリの部分に燃えやすい成分が含まれており、このノリが着火剤としての役割を果たすためです。

バーベキューの火起こしにガムテープを利用する場合は、ガムテープを輪の状態にして、炭の上に置きます。そしてノリの部分に火をつけます。あとはそのまま火起こしができるのを待つだけです。

リップクリームを使った火起こし方法

Photo byStockSnap

リップクリームならいつもポーチに入っているという方は多いでしょう。リップクリームにはワセリンという、石油から精製された物質が加えられています。そのため燃えやすいのです。

使い方はリップクリームを段ボールなどバーベキューの着火剤にできそうなものに塗り付けます。多少湿っていても、ワセリンがちゃんと働いて、しっかりと着火の助けになってくれます。バーベキューなどのアウトドアの強い味方です。

ポテトチップスを使った火起こし方法

Photo by yto

食べ物であるポテトチップスをバーベキューの火起こしにするのはちょっと気になりますが、ここまで述べてきた方法を使ってもどうにも火起こしがうまくいかないという場合の最終手段として利用できます。ポテトチップスには油分が含まれているのでとても燃えやすいからです。

火起こし方法をマスターしてバーベキューを満喫しよう!見出し

Photo by masahiko

バーベキューの火起こしは、初めての方にはちょっと心配なポイントですが、近年ではさまざまな道具もありますし、自宅にあるものや自然にあるものもいろいろと利用できます。工夫することもまたバーベキューの楽しみと言えるでしょう。ぜひ上手に火起こしをして、バーベキューを満喫してください。

投稿日: 2020年7月18日最終更新日: 2020年10月8日

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