ホキ美術館の写実絵画が感動モノ！リアルな絵の見どころや営業時間をチェック！

千葉県千葉市にある日本初の写実絵画専門美術館が「ホキ美術館」です。昭和の森に隣接した場所にあり、緑に囲まれた中で約60の作家、480点の写実絵画が展示されています。

日本国内で写実絵画を見ることが出来る機会はそう多くなく、全国から多くのお客さんが訪れる人気の美術館です。そんなホキ美術館の魅力に迫っていきましょう。

まずは「ホキ美術館」の概要についてご紹介していきましょう。海外からも訪れる方がいるほど人気が高いホキ美術館ですが、一体どのようなものが展示されているのでしょうか。

ホキ美術館でしか見ることができない作品が非常に多く、展示物だけではなくホキ美術館は建物自体も非常に魅力的です。

ホキ美術館があるのは千葉県千葉市です。日本で初めて写実絵画専門の美術館であり、2010年11月にオープンしました。巨匠から若手まで様々な作家約60人の480点の作品が展示されています。開館時には300点でしたが、年々作品の数は増えています。

現役で活躍している作家の作品がほとんどで、ホキ美術館のために描き下ろした作品もあるため、ここでしか見ることができないものも多いです。

ホキ美術館は「写実絵画専門美術館」ですが、「写実絵画」とは一体どのような作品なのかご存知でしょうか。写実絵画とは、画家が見たままに描き上げた作品のことです。一枚の絵を描き上げるのに非常に長い時間をかけており、非常に緻密に仕上がっています。

写実絵画は時間がかかるため、一年のうちでも数点しか仕上げることができません。実際に目で見てみると、まるで本物かと見間違えるかのようなリアルな作品に驚くことでしょう。

ホキ美術館は千葉最大の公園である「昭和の森」に隣接しています。美術館の建物は、写実絵画を最高の状態で鑑賞することが出来るように設計されています。

地上1階・地下2階のギャラリーはそのもの自体がアート作品だと言えるでしょう。絵画を鑑賞するのに最高の設備が備わっており、見どころ満載なので長時間の鑑賞でも疲れないように考えられています。

ホキ美術館の建物は、2009年にスペイン・バルセロナで開催されたWAF（World Architecture Festival）のfuture project 部門で最終審査まで残った他、2011年には日本建築大賞を受賞しています。他にも千葉市都市文化賞2011、葉県都市文化賞といった様々な賞に選ばれています。

ホキ美術館では写実絵画の中でも第一人者である野田弘志・森本草介の作品の他に多くの作家の代表的な作品が展示れされている常設展の他に、定期的に行われている企画展も人気が高いです。

様々なテーマに沿った写実絵画が並んでおり、その時にしか見ることができない作品もあるので定期的にホキ美術館を訪れているファンも多いです。

ホキ美術館は2019年10月25日に発生した豪雨によって大きな被害を受けました。約100点もの作品が浸水してしまい、しばらく閉館していましたが2020年8月1日に再開しました。9か月ぶりの再開ということでニュースにも取り上げられ、多くのファンが喜びの声を上げています。

ホキ美術館の営業時間・料金・アクセスはどのようになっているのでしょう。ホキ美術館へ来館する際には、事前予約が必要となっています。当日に予約なしで行っても入館することができませんのでご注意ください。

予約はWebもしくは電話で、日時指定です。入館後の制限時間はなく、閉館時間までゆっくりと楽しむことができます。

ホキ美術館の営業時間は午前10時から午後5時半までです。予約の際には10時から1時間ごとの時間指定となりますので都合の良い時間を指定してください。休館日は毎週火曜日です。その他にも臨時休館日がありますのでHPにてご確認ください。

入場料金は、一般が1830円、高校生・大学生・65歳以上が1320円、中学生が910円、大人1人につき小学生2名まで無料です。障害者手帳を提示すると料金がかわり、一般が910円、高校生・大学生・65歳以上が660円、中学生が450円、3人目以降の小学生の料金が370円です。

その他に、団体料金もあります。また、千葉市民の日や敬老の日は料金が異なります。それぞれの料金に関してはHPにてご確認ください。

アクセス方法は、JR外房線｢土気駅｣南口からバスで3番乗り場｢あすみが丘ブランニューモール」行きに乗ります。｢あすみが丘東4丁目」で下車するとすぐの場所にホキ美術館はあります。ホキ美術館に車で行かれる場合、駐車場は40台完備されています。

ホキ美術館では、常設展と企画展があります。いつ行っても見ることが出来る常設展は非常に人気が高く、写実絵画の人気作家の作品を堪能することができます。リアルな写実絵画はまるで本物ではないのかと見間違えてしまうほどです。そんな常設展の見どころをチェックしておきましょう。

まずは1階のギャラリーです。1階は企画展になっており、その時によって内容は変わります。例として、写実絵画の第一人者であり森本草介氏の作品が展示されています。人気作家の作品を一度に見ることが出来、そのリアルな作品はまるで本物かと見まごうばかりです。

続いて地下1階です。地下1階は4つのギャラリーに分かれています。それぞれのギャラリーによってテーマが異なっており、現代の女性を描いた絵画や非常に大きな迫力がある絵画、小さな作品を集めた絵画といったように様々な作品が展示されています。いずれもリアルな写実絵画です。

最後は地下2階です。地下2階の常設展もそれぞれのテーマによってギャラリーに分かれています。人物画以外にも、風景画や現役作家の代表的な作品も並んでいます。

地下2階の見どころはホキ美術館を代表する作家14名による描き下ろしの絵画です。また、絵画だけではなく陶磁器も並んでおり、飽きることがありません。

ホキ美術館には約60の作家の作品が並んでいます。その中でも写実絵画の第一人者である森本草介の「横になるポーズ」や中山忠彦の「燭台のある部屋」、野田弘志の「アナスタシア」といった有名な作品も収蔵されています。

ホキ美術館はどこもかしこも見どころ満載なので、自分の好きな作品を見つけるのもおすすめです。

ホキ美術館の中には、本格的なレストランやちょっとした休憩にぴったりのカフェ、お土産の購入におすすめのショップがあります。

一日いても飽きることがないホキ美術館、ぜひランチやお茶をしながらゆっくりと過ごしてみてはいかがでしょう。ホキ美術館は一旦外に出ても営業時間内であればチケットを見せると再入場が可能です。

まずはホキ美術館の1階にある「レストランはなう」です。本格的なイタリアン料理とワインを楽しむことが出来る人気店であり、ホキ美術館に入らずにレストランだけでの利用も可能です。大きな窓からは昭和の森を眺めることが出来、景色も最高ということでデートにもおすすめです。

レストランはなうの営業時間は、ランチタイムが11時半から13時まで・13時から14時半までの2部制になっています。ディナータイムは17時半から21時までです。定休日はホキ美術館の休館日と同様です。また、ディナータイムの営業も休みです。

ランチ・ディナーとも予約制になっています。ディナータイムは3組のみの受付です。当日のランチ予約は空きがあればレストラン店頭でも受付可能です。

ちょっとお茶をして休みたいというときには、ホキ美術館地下1階にある「ミュージアム・カフェ」はいかがでしょう。サンドイッチやハヤシライス、ワイン、コーヒーや紅茶など揃っています。コーヒーと紅茶はお代わりできますのでゆったりと過ごすことができます。

ミュージアム・カフェの営業時間は10時半からラストオーダーは16時半までです。定休日はホキ美術館の休館日と同様です。ミュージアム・カフェは先に会計となっていますのでご注意ください。様々な形のデザイナーズ・チェアがありますので、好みの椅子を見つけるのも楽しいです。

ホキ美術館でお土産を購入できるのが地下2階にある「ミュージアムショップ」です。ホキ美術館オリジナルのポストカードやお皿・マグカップなど他では購入できないものが多数並んでいますので見ているだけでも楽しめます。

ミュージアムショップの営業時間・定休日はホキ美術館と同様になっています。ホキ美術館まで行くことができないという方は、HPにてミュージアムショップのグッズの一部を購入することができます。

額絵や額、カレンダーなど好きな作家の作品を自宅にいながらにして購入できるのは魅力的ではないでしょうか。

写実絵画専門美術館であるホキ美術館をご紹介しました。リアルな写実絵画はなかなか他の美術館では見ることができないということで多くの方が訪れている人気の美術館です。

見どころ満載なので一日中でも楽しむことが出来るホキ美術館。ぜひ興味がある方は一度足を運んでみてはいかがでしょう。