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千葉城(亥鼻城)を訪ね歴史を学ぶ!アクセスや駐車場の情報も!

千葉城は鎌倉期頃に特に栄えた千葉氏の本拠地があったところです。現在はその遺構はほとんど遺されていませんが、その場所に現在、近世城郭を模した郷土博物館が作られ、歴史を知ることができます。今回はこの千葉城について調べてみました。

千葉城ってあるの?見出し

歴史が好きだと言う方でも、千葉城というのはあまり知らないかもしれませんね。また逆に、行ったことがある方からすると、立派なお城がある印象を持っているかもしれません。あのお城、本物なのでしょうか。今回は千葉城について、歴史好きさんおすすめ観光スポットとともに紹介してみたいと思います。

千葉城と亥鼻城見出し

その千葉城ですが、亥鼻城というのが正式な呼び方になります。現在の千葉県千葉市中央区にあり、1126年に千葉常重が築城しました。しかし現在この場所にあるのはその「千葉城」ではありません。現在の千葉城は1967年に作られたものなのです。

千葉城の歴史見出し

ここで、千葉城の歴史について簡単におさらいしておきます。千葉城は1126年、千葉介常重が築城した城です。常重はそれまで本拠としていた大椎城から移転してきたのですが、その後1180年になり、常重の子常胤が源頼朝を助け、鎌倉幕府成立に貢献しました。そのため千葉氏は所領を大きく増やしました。

ところが1455年になり、享禄の大乱が起こります。この大乱は古河公方と鎌倉公方との間の騒乱だったのですが、これに伴って千葉氏にも内乱が起こり、宗家である千葉介十四代胤直・胤宣父子が、一族の馬加城主・馬加康胤、小弓城主・原胤房らに急襲されました。千葉城は落城し、胤直父子は志摩城・多古城にて自刃したため、千葉氏の宗家は滅亡してしまいました。

この結果、千葉城は宗家を継いだ康胤の孫、輔胤により廃されてしまいます。城は本佐倉城にその機能を移し、戦国大名千葉氏の本拠地として1615年に廃城となるまでその働きを続けるのです。

今の千葉城はなに?見出し

ということで、千葉城はたしかに千葉氏がもっとも強大な力を持っていた時期の城ではあるのですが、宗家の滅亡の際に落城した上、跡を継いだ輔胤が本拠を移動したことで、この段階で廃されてしまいます。そのため、千葉城そのものの遺構として残るのは土塁の跡のみ。現在はほとんどが大学及び宅地となっており、当時を知るものはありません。

ただ、最近の説で、1516年に茂原市の真名城の三上氏が亥鼻城(千葉城)を攻撃した、とする記述が出て来ているそうです。この記事が正しければ、千葉城はこの時まであったということになるのですが、改修の跡などが見られないことから、砦のような形で利用されていたのでは、と考えられているようです。

そしてその土地は1909年ごろから公園として開放されるようになり、1959年に亥鼻公園という歴史公園として整備され、現在に至ります。千葉氏の城ということから「千葉市の発祥地」と位置づけられ、図書館や郷土博物館、文化会館などのほか、桜の名所として多くの観光客でにぎわっています。

いずれにしても、現在この場所にある「城郭」は、前述のように1967年に近世城郭を模して建てられたものであり、当時このようなものがあったわけではありません。中は千葉市立郷土博物館となっているため、この博物館を「千葉城」と呼ぶ人もいるようです。

千葉城へのアクセス見出し

この千葉城へのアクセスですが、最寄り駅はJR千葉駅、もしくは本千葉駅になります。千葉駅からはバスで「郷土館入口」で降りると、そこから徒歩3分程度です。駅から歩くと15分程度かかりますので、のんびり散策しつつ、という方は歩いてもいいでしょう。JR本千葉駅からは徒歩で10分程度です。

もう一つのアクセスとしては、千葉都市モノレールを使う方法があります。こちらの最寄駅は「県庁前」になります。県庁前の駅から徒歩で5分ほど。いずれのルートをとっても、アクセスは比較的便利がいいので、観光などで訪れる場合もあまり心配はいらないでしょう。

千葉城観光の駐車場は?見出し

それでは、車で訪れる場合の駐車場はどうでしょうか。駐車場は公式ページによると車25台、バス3台の無料駐車場が郷土博物館にあります。ふだんならばこの駐車場を使えば問題なく観光ができます。

ところが、千葉城がある亥鼻公園は、春は桜の名所としてにぎわう場所であることから、さくら祭りの時期は駐車場は使えません。この時期に来るのであれば、周辺にある有料駐車場を利用することが必要になります。公共交通機関のアクセスがよい場所でもあるので、このような混雑が見込まれる時期は、バスやモノレールなどを利用することをおすすめします。

千葉城は公園です見出し

前述したように、現在の千葉城は亥鼻公園と呼ばれる歴史公園となっています。戦前からあった公園の一つで、1909年頃から公園として親しまれていました。1988年には茶室や庭園が整備されて、いのはな亭という名前がつけられました。ソメイヨシノが約100本あり、毎年春には「千葉城さくら祭り」が行われています。

また、いのはな亭の周辺には日本庭園が広がっていて、梅や椿、萩など、四季を彩る花々が植えられています。茶室も木造の本格的なもので、集会所もあるため、茶会や句会などで利用されています。茶店もあり、名物「いのはな団子」や煎茶、甘酒などを毛氈が引かれた長椅子のところで優雅な気分で楽しむこともできます。

千葉城のおすすめの観光は?見出し

千葉城で観光をするということであれば、やはりおすすめの時期は春です。ソメイヨシノが美しいのはもちろんですが、ちょうど時期的には椿も見頃の時期。いのはな亭周辺の日本庭園にはオトメツバキや八重の椿もあります。せっかくなので、椿も存分に楽しんでいくのもおすすめです。

また、亥鼻公園内には数多くの記念碑やブロンズ像があります。千葉城にかかわる亥鼻城址碑の他、唯一の遺構といえる土塁跡などの歴史に関係したもの、房総の三歌人や藤島茶六、杉本北柿などの歌碑や句碑など、文学に関係したものなど、種類も豊富です。公園内を散策しながら、これらの記念碑などをみるのもいいでしょう。

もう一つおすすめなのは、時代劇のコスプレも楽しめるということ。殺陣を楽しむこともできます。気分はすっかり戦国武将千葉氏ですね。子どもはもちろん、歴史好きの大人にもおすすめです。

千葉城周辺で歴史を学ぶ見出し

千葉市立郷土博物館

それでは、千葉城周辺で歴史を学びたい、という方におすすめの観光地をいくつか紹介してみたいと思います。まず外せないところはやはり千葉市立郷土博物館です。千葉市の展示に特化しており、博物館が立地している千葉城にゆかりの歴史を知るのに適した博物館です。あわせて土塁跡なども実際に確認してみるといいでしょう。

また、この千葉城附近は高台になっているため、5階からは周囲の景色が一望できます。春の桜の季節はもちろんですが、紅葉などの時期もおすすめです。入場も無料なので、散策のついでに見学してみましょう。

千葉県立中央博物館

千葉や房総の歴史をさらに深く知りたい、という方にはこちらがおすすめ。こちらもアクセスが比較的便利で、千葉城観光のついでに見学に行くことができます。博物館の展示はジオラマや骨格標本などが多く、目で見てわかりやすい展示が特徴です。

また、館内も敷地も広く、歴史はもちろん、地学や自然など、幅広い分野が網羅されている展示は、だれが見ても興味がもてるところがあるのでは。さらに外には自然観察エリアがあり、運がよければタヌキやイタチに逢えるかもしれません。千葉のまるごとを楽しみましょう。

千葉寺

千葉寺は709年、奈良時代の有名な僧、行基がこの地を訪れて観音像を刻んだことに始まる、千葉市内で最も古いお寺です。千葉という地名の発祥の地でもあり、もちろん千葉氏が崇拝したお寺でもあるのです。観音霊場としても知られ、現在も多くの参拝者が訪れます。

このお寺で有名なのが、創建の翌年に植えられたとされる大イチョウ。樹齢は約1300年で、高さは約30メートル、幹の太さは約8メートルと、なんと鶴岡八幡宮のイチョウよりも大きいとか。もちろん生きている木ですから、秋になると黄金色の葉がいっぱいになります。周囲の地面は落葉でまっ黄色に染まるほどと言いますから、ぜひ秋に訪れてその姿を見てみたいものです。

千葉城でいにしえに思いをはせよう見出し

千葉城そのものは昔のものではないにせよ、そこに千葉氏が本拠を置いたという事実は変わりません。アクセスもよく、春の桜などのみどころも満載。郷土博物館では千葉氏の歴史を詳しく学ぶこともできます。ぜひ千葉城でいにしえの歴史に思いをはせてみませんか。

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千葉県には幅広い観光スポットが集まっています!レジャー、自然と幅広い観光スポットが訪問者の期待に応えてくれます。海沿いには海産物もありグルメの方でも楽しめる環境が整っています。多くの方の要望に応えてくれる千葉県の魅力を紹介させて頂きます。
投稿日: 2017年4月4日最終更新日: 2020年10月7日

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