千葉駅の駅ナカを徹底チェック！カフェやおすすめのランチ情報も！

千葉駅と言えばJR線や千葉都市モノレール線が乗り入れていていて、京成線の千葉駅も隣接している、千葉県内各地へ向かう各路線が集結するジャンクション駅かつターミナル駅です。

東京からも一本とアクセスも便利で、駅周辺にはグルメやショッピングのスポットだけでなく観光スポットも多く、常に多くの人で賑わっています。

そんな千葉駅の駅ナカが、かなり充実していることをご存知でしょうか？今回は都心の駅ナカにも負けないという声も多い千葉駅の駅ナカについて、何があるのか、お店や営業時間も含めご紹介していきます。

千葉駅の駅ナカをご紹介する前に、まずは千葉駅の特徴についてご紹介していきます。千葉駅は千葉県の県庁所在地がある千葉県千葉市の中心駅です。

JR横須賀・総武線、中央・総武緩行線、成田線、総武本線、外房線、内房線、そして千葉都市モノレール線1号、千葉都市モノレール線2号が乗り入れていて、東京からは総武快速線で約40分の距離に位置します。

大規模かつ長期にわたる建て替え工事を経て、駅ビルの3階に改札などの駅機能を集約することで、ターミナル駅としての利便性は向上。千葉駅の駅ビルは、千葉駅周辺及び京成線千葉中央駅にかけての繁華街の中心となっています。

千葉駅は2008年9月に千葉駅と駅ビルの建て替えを発表。2010年7月から本格的な工事が始まり、2016年11月に53年ぶりに新しい「千葉駅」としてリニューアルオープンしました。

現在、千葉駅には駅ビル、複合施設、ホテル、ショッピングセンター、商業施設が入居・接続しており、千葉駅から千葉の中心市街地にかけては企業のオフィスビル、銀行、商業施設、家電量販店が続く関東有数の市場規模を誇る巨大商圏となっています。

千葉駅のリニューアルオープンから更に2年、2018年6月28日に駅ビル「ペリエ千葉」がグランドオープン。

構内には地上3階・4階の2フロアの駅ナカ、改札外にペリエ千葉本館、駅ビル地下のペリチカ、駅ビル1階にストリート1、駅ビル2階にストリート2と、地下1階地上7階の大規模な駅ビルとなりました。

その中でも特に注目なのが駅ナカで、3階は主に飲食店、4階は服飾雑貨やクリニックなどがあり、都心の駅ナカにも負けないくらい、便利で充実したスポットになりました。

千葉駅にはペリエ千葉があるだけでなく、周辺にはJR千葉駅・京成千葉駅と直結している千葉県唯一の百貨店「そごう千葉店」やショッピングセンター「シーワン」と商業施設が並んでいます。

その他にも、千葉駅から徒歩圏内に「千葉市科学館」、「千葉市美術館」、四季折々の花が美しい「千葉公園」もあるなど、駅チカ施設も充実しているので、ふらりと途中下車してみるのもいいかもしれません。

特に、千葉公園は千葉駅から徒歩約10分の近さにありながら、その広さは約16ヘクタールもの広さを誇り、千葉のセントラルパークとも呼ばれています。天気のいい日は駅ナカでランチやスイーツをテイクアウトして、千葉公園でのんびりと食べるのもおすすめです。

千葉駅の駅ナカには2フロア合わせて約35軒の飲食店が入っています。店内飲食が可能なお店やテイクアウト専門店、期間限定ショップと形態は様々ですが、特色あるお店も多く、初めて千葉の駅ナカに降り立った時に、店舗間を巡りながら目移りしてしまったという人も少なくありません。

千葉駅の駅ナカの中でも、特におすすめのカフェや、ランチにおすすめのお店をいくつかご紹介します。各お店の特徴や営業時間といった店舗情報も併せてご紹介しますので、千葉駅の駅ナカでのランチやお茶の際に、ぜひ参考にしてみて下さい。

まず初めにご紹介するのは千葉駅の駅ナカ4階にある「 Everyone's CAFE」です。駅ナカ4階で唯一の飲食店で、カフェと名前についていますが、メニューは幅広く、パスタやハンバーグといった洋食メニューからうどんや定食メニューもあり、もちろん、スイーツメニューも充実しています。

カフェランチと聞くと、ややボリュームに欠ける印象ですが、 Everyone's CAFEのメニューはどれもボリュームたっぷりなので、男性でも満足できること間違いなしです。

豊富なメニューの中でも特におすすめなのが、ぐつぐつと音を立てながら鉄板で運ばれてくるオムライスで、とろとろの卵と熱々のソースが何とも言えない美味しさです。

Everyone's CAFEの営業時間は2021年2月現在、全日11時から20時までで、ラストオーダーは19時30分となっています。席数は100席と多く、Wi-Fiも電源も利用可能なので、お仕事で忙しい時の、乗り継ぎの時間を利用したランチやカフェ利用にもおすすめです。

駅ナカ3階、千葉駅の1番線・2番線ホームへ続く階段横に店舗を構える「 commoncafe」は、ハンドドリップの自家焙煎コーヒーやバラエティ豊かな料理が楽しめるカフェです。

医食同源のコンセプトのもと、使用する食材にこだわり、ランチタイムにはホルモンフリー牛肉で作ったパティとマーガリン不使用のこだわりのバンズを使ったハンバーガーや、季節の食材を使ったパスタなどが味わえます。

忙しない印象の駅ナカには珍しく、間接照明の落ち着いた雰囲気のお店で、店内はスモーキングルームを完備した完全分煙なので、お子様連れのランチでも安心です。

commoncafeの営業時間は2021年2月現在、モーニングが8時から11時まで、ランチが11時から15時まで、ディナーが15時から20時までとなっています。席数は90席で、広々としたソファー席でゆったりと過ごすことができます。

駅ナカ3階の西改札へ向かう通路沿いに店舗を構える「 こめらく ニッポンのお茶漬け日和。」は、名前の通り、お茶漬けが楽しめるお店です。

もちろん、お茶漬けと言っても普段我々が家庭で食べるようなものではなく、こだわりのかつお出汁と具材を使った創作だし茶漬けで、優しい味わいでヘルシーながら、食べ応えも十分。

注目なのがメニューの中にある「郷土のお茶漬けセット」で、千葉は「あじのなめろう茶漬け」、静岡は「小柱と桜海老のかき揚げ茶漬け」、福岡は「角煮・明太子・高菜のお茶漬け」といったように、日本各地の郷土料理を合わせたお茶漬けが味わえます。

こめらく ニッポンのお茶漬け日和。の営業時間は2021年2月現在、平日は7時から20時まででラストオーダーは19時30分、土日祝日が11時から20時まででラストオーダーは19時30分となっています。

千葉県と言えば海に山にと、食材が豊富な土地としても有名です。駅ナカ3階、9番線・10番線ホームへ続く階段横に店舗を構える「 unau cafe&kitchen」は、地産地消ならぬ「千産千消」を謳う、千葉県産の食材を使った料理が味わえるカフェです。

駅ナカで早朝から営業していることもあり、モーニングに利用する人も多く、トーストにスクランブルエッグ、ベーコン、ヨーグルト、千葉産の小松菜を使ったグリーンスムージーにドリンクがついたセットが好評です。

ガラス張りで開放感のある店内で頂けるランチは常時10種類程で、どれも千葉産の食材をふんだんに使っていて、ボリュームも満点。プラス300円でサラダとドリンクをつけることができます。

unau cafe&kitchenの営業時間は2021年2月現在、6時30分から20時までで、ラストオーダーは19時30分となっています。

駅ナカにありながらランチタイムやディナータイムのピーク時には行列ができているのが「 松戸富田麺業」です。かつて日本一と称された濃厚つけ麺が有名なお店で、ラーメン好きなら知らない人はいない名店です。

店舗は駅ナカ3階、7番線・8番線の西側の階段と9番線・10番線の階段の間にあり、入店前に店頭で食券を購入するシステムになっています。

一番人気の魚介の風味が効いた濃厚つけ麺はもちろん、千葉駅の駅ナカ店舗限定のメニューである「ラーメン」は隠れた看板メニューで、鶏と魚介ベースのコクのある醤油スープにもちっとした平打ち麺がよく合う、ぜひ食べてほしい逸品です。

松戸富田麺業の営業時間は2021年2月現在、9時から20までで、ラストオーダーは19時30分となっています。席数は24席で、カウンターのみなので、お一人様でも気軽に利用できます。

千葉駅を利用する人の中には都心まで通勤しているという人も多くいます。特に、一人暮らしをしている人は、仕事や用事で遅くなった日などは、帰宅する前に夕食を済ませてしまいたいと思うのではないでしょうか。

そんな時にも便利なのが、千葉駅の駅ナカです。ランチやカフェだけではなく、ディナーやちょい飲みができるお店もあるので、ぜひ立ち寄ってみて下さい。

千葉駅の駅ナカには様々なジャンルの飲食店がありますが、ディナーはがっつり食べたいという人には「 一得餃子房」がおすすめです。店舗は駅ナカ3階、西改札へ向かう通路沿いにあり、ランチはもちろん、ディナーに、ちょい飲みにと立ち寄る人が多い人気店です。

一得餃子房は餃子専門店で、注文を受けてから焼き上げる焼き立ての餃子は絶品と評判です。薄めの皮で、ぱりっと焼かれたオリジナルの焼き餃子は6個で290円とかなりリーズナブル。

水餃子も6個で290円、千葉県産の元気豚を使った「特製ちば餃子」は6個で380円なので、ぜひ食べ比べをしてみて下さい。又、餃子をメインとした定食メニューも充実していて、味はもちろん、安くてお腹いっぱいになること間違いなしです。

一得餃子房の営業時間は2021年2月現在、月曜日から土曜日が11時から20時まででラストオーダーが19時30分、日祝日が11時から19時まででラストオーダーが18時30分となっています。

晩御飯は軽く、どちらかと言えば夜は晩酌がメインという人には、駅ナカ3階、千葉駅中央改札近くにある「 IMADEYA」がおすすめです。選りすぐりの日本酒や焼酎、ワイン、千葉の地酒などが取り揃えられていて、ショップの横にはスタンディングメインの角打ちスペースが併設されています。

おしゃれなバルのような雰囲気の角打ちスペースでは日本酒や本格焼酎、ワインをワンコインから楽しめ、仕事帰りにふらりと立ち寄ることができます。

千葉産の茹で落花生やポテトサラダ、もつ煮込みなど、お酒にぴったりのフード類も300円からとリーズナブルなので、ついついあれもこれもと注文し、飲み過ぎてしまわないよう注意して下さい。

IMADEYAの営業時間は2021年2月現在、物販が12時から21時までで、立ち飲みができる角打ちスペースは現在休業中となっています。

駅のホームや構内に多い飲食店と言えば、蕎麦屋ではないでしょうか。乗り換えの時間を利用してさっと立ち食い蕎麦を食べる人々の姿は、昔から駅ではよく見られた光景です。

千葉駅の構内にも蕎麦店「 そばいち」があり、駅ナカ3階の西改札へ向かう通路沿い、先にご紹介した 一得餃子房の隣に店舗を構えています。注文から1分もかからずに提供されるという驚きの速さながらも、蕎麦の茹で加減は抜群で、食感やのど越し共に、文句の付け所はありません。

かつおだしの効いたつゆと共に味わえるメニューは種類も豊富で、おすすめはかき揚げがどかんとトッピングされた「かき揚げそば」や、定番の「鴨そば」ですが、「カレーそば」や「あんかけそば」、「冷やしトマト坦坦そば」といった季節メニューも美味しいと評判です。

そばいちの営業時間は2021年2月現在、7時から20時までとなっています。立ち食い用のテーブルと椅子付きのカウンター席とがありますが、提供時間に差はありません。

1965年創業で、箸で切れる柔らかなとんかつで有名な「 とんかつまい泉」も、千葉駅の駅ナカに店舗を構えています。駅ナカ3階、中央改札内右手にあるフードショップフロア内にあり、テイクアウト専門ですが、ボリュームたっぷりのお弁当やカツサンドを求める人で賑わっています。

やはりおすすめなのは、 とんかつまい泉の看板メニュー「ヒレカツサンド」です。柔らかいカツにしみ込んだ甘めのソースがたまらない美味しさで、小ぶりながら、分厚いカツは食べ応えも十分。電車の中でペロッと食べてしまったという声も多い、誰もが知る大人気商品です。

又、カツサンドにザワークラウトと半熟玉子焼きを加えた「大人のポケットサンド・たまとろヒレカツ」は、軽食にはもちろん、お土産にも喜ばれるメディアにも取り上げられた一品です。

とんかつまい泉の営業時間は2021年2月現在、月曜日から土曜日までが9時から21時まで、日祝日が10時から20時までとなっています。

ここまでの内容だけ見ると、千葉駅の駅ナカには、カフェやレストランのような飲食店が多い印象かもしれませんが、実は、コンビニやスーパー、ドラッグストア、服飾雑貨店、書店、花屋、リラクゼーションサロンやクリニックまで入っています。

もちろん、駅ビル全体のショップと比較するとその数は限られ、規模も小さいですが、改札を出ることなく、乗り換え時間を利用して買い物ができるのは、忙しい現代人にとって嬉しいポイントなのではないでしょうか。

千葉駅の駅ナカに入っている店舗の中でも、特に便利なショップをピックアップしていくつかご紹介していきます。

シンプルなデザインと使い勝手の良い商品が人気の無印良品。店舗名はシチュエーションや取り扱う商品によって少し異なり、駅直結店や駅周辺の人通りが多い場所に店舗を構えているのが「ムジコム」です。

千葉駅の駅ナカ4階にも店舗を構えていて、場所は駅ビルであるペリエ千葉本館4階へ繋がるペリエ改札のすぐ隣にあります。

どうしても駅ナカという場所柄、コンパクトな店舗になっていますが、無印良品の人気商品はもちろん、厳選した衣・食・住の商品が取り揃えられています。

ムジコムの営業時間は2021年2月現在、月曜日から土曜日までが10時から21時まで、日祝日が10時から20時までとなっています。

千葉駅のリニューアルオープンと同時に、駅ナカで話題になったパン屋があるのをご存じでしょうか。それは、千葉県内に18店舗ものベーカリーを経営している川島屋が新展開した「カワシマパン」です。

学校給食などでおなじみの、昔懐かしのコッペパンに好きな具材を挟む、完全オーダーメイドの「カスタムコッペ」が売りのパン屋で、店舗は駅ナカ3階、7番線・8番線の階段横にあります。

コッペパンに挟む具材はおやつ系が10種類、おかず系が12種あり、その中から2種類を選んでの注文となります。おやつ系とおかず系の組み合わせも可能で、千葉ならではの具材もあります。

カワシマパンの営業時間は2021年2月現在、平日が7時から20時まで、土日祝日が10時から20時までとなっています。おすすめや定番を挟んだ既製品もあり、お土産としても大人気です。学校をイメージした小さなイートインスペースもあるので、ぜひ立ち寄ってみて下さい。

仕事帰りや学校帰りの途中で、書店に立ち寄るという人も多いのではないでしょうか。都心はもちろん、千葉駅にも駅ビルペリエ千葉本館や百貨店などに大きな書店がありますが、立ち寄る為には改札を出なくてはなりません。

乗り換えの時間を利用して本を探したいという人に便利なのが、駅ナカ4階にある「くまざわ書店」です。店舗はムジコムの並びにあり、駅ナカとはいえ、新刊はもちろん、ビジネス書や専門書、話題の本と幅広いジャンルの本が取り揃えられているので、今読みたい本が必ず見つかるはずです。

くまざわ書店の営業時間は2021年2月現在、月曜日から土曜日までが8時から21時まで、日祝日が9時から20時までとなっています。

駅前や駅ビルにクリニックが入っていることはありますが、千葉駅の駅ナカには何と、クリニックも入っています。1院のみですが、休日診療も行っており、大人から子供まで幅広い年齢層の受診が可能な、日本初の駅ナカクリニックです。

そして、千葉駅の駅ナカにはクリニックが発行した処方箋を受け付ける調剤薬局も併設されています。それが駅ナカ4階のクリニック横に店舗を構える調剤薬局「アイン薬局」です。

駅ナカのクリニックの処方薬はもちろん、期限内であれば他院の処方箋も受け付け可能。改札を出なくても、電車を利用するついでにお薬を受け取ることができるので、とても便利です。

アイン薬局の営業時間はクリニックの診療時間に合わせていて、2021年2月現在、全日9時から21時までとなっています。

日用品や化粧品、一般医薬品を販売するドラッグストアは、便利で楽しいお店です。特に女性は、ドラッグストアで新作のシャンプーやコスメ類をチェックするのが好きという人も多いのではないでしょうか。

千葉駅の駅ナカ3階にはドラッグストア大手の「マツモトキヨシ」も店舗を構えているので、乗り換えや電車の待ち時間を利用して、買い物をすることができます。

日焼け止めを忘れた、急な頭痛や腹痛で薬が欲しいという時にもすぐに手に入るので、とても助かります。

マツモトキヨシの営業時間は2021年2月現在、月曜日から土曜日までが7時30分から22時まで、日祝日が9時から21時までと比較的遅くまで営業しているので、帰宅が遅くなった日でも安心です。

以上、千葉駅の魅力的な駅ナカについて徹底調査してご紹介しました。駅の構内に居ながら、おしゃれで美味しいカフェランチや買い物ができる駅ナカは、大きなターミナル駅を中心にどんどん発展していっています。

その中でも注目されているのが、今回ご紹介した千葉駅の駅ナカで、「都心の駅ナカにも負けない」という評判は過言ではありません。電車の乗り継ぎの待ち時間の利用だけでなく、駅ナカ目的で訪れる人もいる程です。

千葉駅を利用する際には、カフェで一息ついたり、書店に寄ってみたりと、ぜひ駅ナカを散策してみて下さい。駅での待ち時間に対する感覚が、きっと大きく変わるはずです。