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からすみの美味しい食べ方をリサーチ!おすすめレシピをチェック!

からすみの美味しい食べ方をリサーチ!おすすめレシピをチェック!
投稿日: 2021年11月13日最終更新日: 2021年11月13日

からすみは、大人のおつまみというようなイメージもありますが、実際には色々な食べ方で楽しめる万能食材です。おつまみ以外の食べ方やレシピも充実しており、どれも調理法は簡単なので、覚えておくと便利です。そこでからすみの美味しい食べ方やおすすめレシピをご紹介します。

からすみの美味しい食べ方&おすすめレシピを紹介!見出し

Photo by klipsch_soundman

高級食材として人気のあるからすみですが、おつまみ以外でも色々な食べ方があります。そのままスライスして食べるだけでなく、ご飯やパスタなどと合わせて調理しても美味しいからすみ。実は万能食材です。

そこで、からすみの美味しい食べ方やレシピを、調理方法と併せてご紹介します。今まで遠い存在だったからすみとの距離が、これでぐっと近くなるはずです。

からすみとは見出し

Photo by duck75

では、まずはからすみとはどんな食材なのか、からすみについて少しご紹介していきましょう。からすみは、高級食材というイメージが強いことから、自宅ではなかなか調理する機会がないという方も少なくないでしょう。

しかし、からすみは、どんな風に作られているものなのかを知り、美味しい調理方法を覚えておくことで、そのイメージはガラッと変わります。おつまみレシピ以外にも、簡単な調理方法でできる美味しいレシピは沢山ありおすすめです。

魚の卵巣を塩漬けにして乾燥させたもの

からすみは、基本的には魚の卵巣を塩漬けにしたものです。そして、その後に乾燥させています。日本では、長崎産のボラの卵巣で作られたからすみが有名です。

ただし、ボラの卵巣以外にも、からすみはサワラやサバなどの卵巣を塩漬けにしたものも販売されています。そのため、どの種類の魚のからすみなのかによっても、味や風味に違いがでてきます。

日本三大珍味

Photo by torumiwa

高級食材というイメージが強いからすみですが、それは、日本三大珍味のうちの1つだからという理由もあります。日本では、江戸時代のときから、からすみは日本三大珍味と呼ばれていました。

からすみ以外では、越前のうにと三河の海鼠腸(このわた)が該当します。ただし、このうにも今のような生うにではなく、うにの生殖巣を使って塩を混ぜペースト状にした塩うにのことです。

海鼠腸も同様に、ナマコの腸を塩漬けして、さらにそれを熟成させたものになります。この日本三大珍味は、将軍家の献上品としても好まれているほどでした。

からすみの歴史

Photo byTheDigitalArtist

からすみの歴史は、日本が始まりではありません。1652年つまりは承応元年に、中国から長崎に伝来したと言われています。

さらには、古代ローマから地中海沿岸エリアでもからすみは食されていたとも言われており、とても歴史ある食べ物でもあります。現在では、日本や中国などに限らず、世界の各地で製造されているため、海外でからすみを頂くことも可能です。

からすみの名前の由来

Photo byjeejong58

そんなからすみの名前の由来は、やはり中国にありました。当時作られていたからすみは、色や形が今よりも黒っぽく、書道で使用する唐の墨に似ていたことから、「唐墨」と名付けられたという説があります。

当時は、ボラの卵で作られていたからすみですが、今よりも保存条件がよくなく、真空で保存することもできなかったため、色が墨のように黒ずんでいたと推測されています。

からすみの産地見出し

Photo by veroyama

からすみの産地は、世界各国に広がっていますが、中でも美味しいと有名な産地がいくつかあります。使用している魚の種類も違いますし、使用している塩も異なります。

からすみの美味しい食べ方が分かってくると、どこの産地のからすみが口に合うのか、調理がしやすいのかなどが分かってくるはずです。ぜひ色々な産地のからすみを食べ比べてみることをおすすめします。

日本国内

Photo by zunsanzunsan

日本国内では、からすみの産地として有名なのは、2ヶ所ほどです。もちろんこの2か所でも、味だけでなく、使用している魚も違います。

まず、中国から日本に初めて伝来された長崎県のからすみは、日本最高級のからすみとも言われています。高級からすみを頂いてみたいなら、ぜひ長崎産のからすみを食してみてください。長崎のからすみは、ボラの卵巣を使用。特に、五島列島産が有名です。

そして、もう1か所は、香川県です。うどんのイメージが強い香川ですが、からすみも古くから製造されています。ただし、長崎と違い、香川県のからすみは、サワラやサバの卵巣を使っています。そのため、価格も比較的安価です。

海外

Photo byGDJ

では次に、世界の産地にも目を向けてみましょう。まずは、九州からもほど近い場所にある台湾ですが、からすみは「烏魚子」と呼ばれています。「おうひいじい」と読み、長崎産のからすみと外見はそっくりです。

台湾では、ボラの収穫量が豊富なため、からすみもそれほど高級食材ではありません。一方で、ヨーロッパのからすみは、地中海エリアが盛んです。

イタリアでは「ぼったる」、フランスなら「ぶたぐる」と呼ばれています。また英語でからすみは「ぼたーご」です。製法的にはあまり違いはありませんが、ボラだけでなくメカジキやマグロなどの魚卵も使用されています。

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からすみの美味しい食べ方見出し

Photo by yto

では次に、からすみの美味しいおすすめの食べ方をご紹介します。からすみは、おつまみとしてしか食べたことないという方も少なくないようですが、それだけではもったいないほど、からすみの調理方法はバリエーションも豊かです。

からすみは、色々な調理方法で頂くことで、風味も食感も変化することから、美味しい食べ方は無限にあります。自宅でも簡単に調理できるレシピも後ほどご紹介していきますので、ぜひチャレンジしてみてください。

食べ方①そのままスライスして食べる

からすみの1番簡単な食べ方は、薄切りにスライスして頂く方法です。あまり厚切りにしてしまうと塩っ辛くなってしまう場合もありますので、最初は、5mm程度から調整するのがおすすめです。

からすみを横向きにおいて、お刺身を切るように斜めに薄切りにしていくと、上手に切れます。からすみは、薄切りにするだけでも、簡単で美味しいおつまみになります。

食べ方②炙って食べる

からすみは、そのまま頂くのもいいですが、手っ取り早く調理するなら、炙るのがおすすめです。からすみを軽く炙ると、香ばしいいい香りがします

ポイントは、炙りすぎないことです。フライパンを使って弱火で軽く炙るのもおすすめですし、トースターなどで、表面に少し熱が入る程度に炙るのも簡単な調理法です。日本酒や焼酎などにぴったりなおつまみとなります。

食べ方③炒めて食べる

からすみは、炒めても美味しいレシピが沢山あります。好みの野菜などと一緒に炒めても美味しいですし、最後にからすみを味のアクセントとして加えて炒めても、大人な一品が出来上がります。

からすみは、塩分が少し多めになっているため、炒める際に塩コショウなどの調味料を少し減らすのがおすすめです。いつもの味付けにからすみをプラスして炒めると、塩辛くなる場合があるため気をつけて下さい。

食べ方④おろし器ですりおろして食べる

イタリアンのお店のメニューでよくみかけるのは、からすみをおろしてふわふわ状にしたものがトッピングされているメニューでしょう。

からすみの塩分がいいアクセントとなり、クリーム系のパスタやピザなどとの相性も抜群です。食べ方としては特徴的かもしれませんが、慣れると色々な料理のトッピングとして使用できるため、おすすめです。

自宅でやる際は、からすみをおろし金でおろして、そのまま料理に適量振りかけるだけです。簡単な食べ方ですので、ぜひチャレンジしてみてください。

からすみは調理前に下処理をしよう

からすみは、そのまま食べられると思っている方も多いようですが、実は下処理が必要です。からすみには、薄皮がついているので、まずは薄皮をむいてください。その方が口当たりがよくなり、より食べやすくなります。

また、真空パックのからすみを購入してきたなら、水かお酒にひたすのがおすすめ。からすみの余計な塩分が抜けるので、より食べやすくなります。またふやけて薄皮もむきやすくなるため、簡単にはがせます。最後は、キッチンペーパーで水気をしっかりとふけば、下処理は完了です。

からすみを使った美味しいおつまみレシピ見出し

Photo by duck75

では、実際にからすみの美味しいレシピをいくつかピックアップしてご紹介します。どれも簡単に食べられる食べ方ばかりですので、料理が不慣れな方でも作りやすいはずです。

おつまみレシピと食事にもぴったりなからすみのレシピと、両方のレシピをご紹介しますので、ぜひからすみを色々な食べ方で試してみてください。

からすみ大根

まずは、「からすみ大根」のレシピです。とてもシンプルであっという間にできる、からすみのおつまみレシピですので、からすみも料理も初心者という方は、ぜひこちらからチャレンジしてみてください。

材料(2人前)

  • からすみ 半腹
  • 大根 適量

作り方

  • 1.真空パックに入ったからすみを下処理して、2つに分ける
  • 2.からすみを5cmにスライスし、大根もからすみと同じサイズにスライスする
  • 3.最後に、からすみを大根で挟めば完成

イカゲソのからすみかけ

次のおつまみレシピは、イカゲソとからすみを合わせたもの。適度な塩気のあるからすみは、魚介類との相性も抜群です。このおつまみレシピを覚えておけば、他の魚介類にも応用ができますので、便利でおすすめ。お酒との相性も抜群です。

材料(2人前)

  • いかげそ 好きな量
  • からすみ 適量
  • 塩 少々
  • オリーブオイル 少々
  • レモン お好みの量

作り方

  • 1.いかげぞを食べやすい大きさに切る
  • 2.いかげそをフライパンで適度に焼く
  • 3.焼けたら器に盛り付け、塩を振って、オリーブオイルを回しかける
  • 4.からすみをすりおろしてかけ、最後にお好みでレモンを絞る

餃子の皮でからすみピザ

ピザを自宅で作るとなると、少し手間がかかる感じがするかもしれません。しかし、餃子の皮を使った方法なら、とても簡単に自宅でピザを楽しむことができます。からすみを頂く食べ方としても、万人に好まれるレシピですので、おすすめです。

材料(4人前)

  • 餃子の皮 8枚
  • しめじ 適量
  • まいたけ 適量
  • とろけるピザ用チーズ 適量
  • からすみ 適量

作り方

  • 1.しめじと舞茸は、塩コショウをして炒める
  • 2.餃子の皮に炒めたキノコ類をのせて、チーズものせる
  • 3.トースターやオーブンで焼き目がつく程度に焼く
  • 4.最後にからすみをおろしてトッピングすれば完成

きのこと大葉とからすみのオイル炒め

ワインなどにぴったりなからすみの食べ方は、炒め物にトッピングする食べ方です。特に、キノコ類との相性がいいからすみは、オイル炒めのレシピを覚えておくと色々と応用が効きます。アクセントに、大葉やパクチーなどを添えると、より美味しくなります。

材料(4人前)

  • しめじ 1パック
  • エリンギ 1パック
  • 大葉 10枚
  • からすみ 適量
  • ニンニク チューブで2cm
  • 塩・胡椒 適量
  • オリーブオイル 大さじ2
  • トマト お好みの量

作り方

  • 1.キノコ類と大葉を食べやすい大きさにカットする
  • 2.からすみは食べやすい大きさにスライスする
  • 3.フライパンでキノコ類を炒める
  • 4.キノコ類がしんなりとして火が通ったら、ボウルに取り出す
  • 5.フライパンにオリーブオイルとニンニクと塩を入れて、ニンニクの香りがするまで炒める
  • 6.キノコ類を戻して、からすみと大葉も加えて炒める
  • 7.スライスしたトマトの脇に盛り付けて、最後に胡椒とすりおろしたからすみをかけ完成

おつまみ以外のからすみを使ったおすすめレシピ見出し

Photo by Naoharu

最後に、からすみを食事のレシピとして使う食べ方もご紹介しておきます。おつまみとしての食べ方のイメージが強いからすみですが、お酒を飲まない際の料理にも使えます。どれも簡単にからすみをプラスする食べ方ばかりですので、ぜひ応用してみてください。

からすみのおにぎり

からすみは、適度に塩気があるので、炭水化物との相性もよく、大人の味付けになるのも好まれている理由です。おにぎりで頂く食べ方は、レシピがとてもシンプル。来客があるときにも、ちょっとしたおつまみや軽食として出せば、高級感のあるおにぎりに仕上がります。

材料(2個分)

  • ご飯 お茶碗1杯
  • 塩 適量
  • からすみ 適量
  • 白ごま 適量

作り方

  • 1.からすみをおろし金ですりおろす
  • 2.おろしたからすみは、白ごまと混ぜておく
  • 3.手に塩をつけておにぎりを握る
  • 4.混ぜたからすみと白ごまをまぶし、好みでのりを巻く

からすみのあっさりクリームパスタ

からすみの塩分は、パスタにするならクリームパスタとあわせる食べ方がおすすめです。細かく刻んであえる食べ方もいいですし、おろして粉チーズのように使用する食べ方もいいでしょう。どんなクリームパスタとも相性がいいため、レシピの種類も豊富です。

材料(2人前)

  • スパゲッティ 180g
  • からすみ 1腹
  • 生クリーム 100cc
  • 卵黄 1個分

作り方

  • 1.パスタを表示より1分短くゆでる
  • 2.その間に、からすみをすりおろしておく
  • 3.フライパンに生クリームと卵黄と塩を入れて、軽く温める
  • 4.フライパンにゆでたパスタを入れてからめる
  • 5.クリームをからげたパスタに、からすみをふりかけて完成

からすみチャーハン

からすみは、魚卵を塩漬けにして作られているため、たらこのように使用すると、簡単にレシピにいかすことが出来ます。この方法を覚えておくと、かなりからすみのレシピの幅も広がるため、ぜひ覚えておいてください。このチャーハンレシピも、まさにそのパターンです。

材料(2人前)

  • ごはん 適量
  • 卵 2個
  • ネギ 1/2本
  • からすみ 大さじ4
  • 塩・胡椒 適量
  • しょうゆ 少々

作り方

  • 1.フライパンに油をひいて、卵を炒める
  • 2.すぐにご飯を入れて混ぜ炒める
  • 3.ネギとからすみを入れて、手早く混ぜ塩胡椒する
  • 4.最後に鍋肌にしょうゆを回し入れて完成

ホタルイカと焦がしからすみのリゾット

ホタルイカの魚介のうまみをぎゅっと凝縮させて作ったリゾットに、からすみの香ばしい焦げをアクセントでプラスすれば、お店の味が自宅で楽しめます。海の幸の美味しさをつめ込んだ、上品で大人な味わいのリゾットです。食事としてもお酒のシメレシピとしても、活用できます。

材料(3人前)

  • 米 2合
  • 玉ねぎ 1/2個
  • 熱湯 400cc
  • ブイヨン 適量
  • からすみ 大さじ2
  • 牛乳 100cc
  • 塩・胡椒 適量
  • オリーブオイル 大さじ1
  • ホタルイカ 20杯ぐらい

作り方

  • 1.フライパンにオリーブオイルを入れ、みじん切りの玉ねぎを炒める
  • 2.米を入れて、透明になるまで炒める
  • 3.熱湯、ブイヨンを入れたら、中火で煮込む
  • 4.水分が無くなったら、熱湯を200cc加え、約15分ほど煮る
  • 5.牛乳とホタルイカを入れ、塩胡椒で味を整える
  • 6.最後に、お皿に盛り付けてから、からすみを振りかける

からすみのいろいろな食べ方を試してみよう!見出し

Photo by leesean

からすみは、高級食材というイメージも強く、なかなか手が出しづらい食材かもしれません。また、おつまみとして提供されることも多いため、自宅で調理するには難しいと感じている方もいるでしょう。

しかし実際には、とてもシンプルな食べ方もできる上、調理方法が簡単なレシピも多いため、使わない手はありません。普段のレシピにからすみを加えるだけで、あっという間に上品な仕上がりになりますので、ぜひトライしてみてはいかがでしょうか。

投稿日: 2021年11月13日最終更新日: 2021年11月13日

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