島根温泉ランキング21選！日帰りにおすすめ人気の秘湯もご紹介

山陰地方の西側に位置する島根。全国から八百万の神々が集まるとされる出雲大社や石見銀山、松江城など島根にはいくつもの見どころがあります。また、島根でぜひ訪れたいのが温泉です。出雲・石見・隠岐の3つの地方に個性豊かな名湯があります。今回は島根で入れる極上の温泉をランキング形式でご紹介します。秘湯や日帰りなど、おすすめの温泉21選です。

飯石郡飯南町にある赤来温泉では、濃厚な茶色のお湯に浸かれます。入浴料金は大人400円。茶色は炭酸と鉄分の成分が含まれた冷鉱泉を加温していることに由来します。男性用は木の浴槽、女性用は石の浴槽です。併設の食堂「ごんべい茶屋」では地元の食材を使った料理を楽しめます。田んぼに囲まれたのんびり過ごせる日帰りの秘湯です。

出雲市にあり、中国地方最大級の規模を誇る日帰り温泉施設です。源泉掛け流しの天然温泉。岩風呂の露天風呂は約50坪の広さです。場所によって湯温が変わるので、熱いお湯とぬるいお湯を好みの湯加減で入れます。和の雰囲気の食事処「処遊庵」も人気です。雲州平田駅から徒歩10分ほどで到着します。料金は平日大人600円、子ども300円です。

湯量と効能がたっぷりの源泉に入りたいなら、こちらがおすすめ。1分で3000リットルの湧出量が自慢です。加熱源泉風呂と加熱なしの源泉風呂があります。料金は1泊2食付きで一名8400円から。源泉が33℃とかなりぬるめなので、暑い季節が特におすすめです。日帰り入浴は10時30分から21時まで可能です。

開湯から1350年もの歴史を持つ有福温泉には、さつき湯、やよい湯、御前湯の3つの共同浴場があります。いずれも源泉かけ流し。写真は熱めのお湯が湧き出る御前湯です。湯治場の雰囲気を味わいながら、湯上がりには外の温泉街をそぞろ歩きしてみましょう。入浴料金はいずれも300円。有福温泉へのアクセスはJR浜田駅からバスにて30分です。

スサノオ伝説の舞台となった地にこんこんと湧く天然温泉です。こちらの「ゆかり館」は宿泊も日帰りもOK。泉質はナトリウム・カルシウム硫酸塩・塩化物泉で、肌に優しいのが特長です。入浴後は身体の芯からぽかぽかと温まります。アクセスは須佐駅から車5分。日帰り入浴の料金は大人600円、小中学生400円です。

邑智郡美郷町にある秘湯、湯抱温泉。こちらは開業から100年の歴史を持つ温泉宿です。トリウムとカルシウムの含有量が多い源泉を薪で加温しています。残念ながら日帰り入浴はできません。温泉の析出物がお風呂の床に棚田のように積もっている光景は、秘湯ファンなら必見です。ぜひ宿泊して土色の個性的な秘湯を体験してみましょう。

炭酸ガスが豊富に含まれる鉱泉です。国内の炭酸泉ランキング上位の含有量を誇ります。入浴中はお湯の温度を低く感じますが、湯上がりには身体の芯からぽかぽかと温まります。お湯の中に炭酸水素イオンが溶けているので、入浴後の肌はつるつるすべすべ。変化するお湯の色も人気の理由です。五右衛門風呂タイプの貸切風呂もあります。入浴料金は大人500円、木曜定休です。

弘法の湯として知られる木部谷温泉。木部谷温泉に来たら、まず見たいのが間欠泉です。20分から30分の間隔で吹き上がります。間欠泉の周囲にも温泉成分が堆積しています。無色透明の源泉は、時間がたつと鉄色に変化します。湯船のお湯は鉄さび色で、秘湯の気分が盛り上がりますね。宿泊料金は1泊2食7500円から。日帰り入浴もOKです。

大田市の三瓶山の北西に位置する秘湯です。ぬるめの温泉に、ふつふつと気泡が湧いています。気泡の効果で入浴中から血行が良くなります。湯船の周りには温泉の成分が堆積し、豊かな効能がわかります。貸切の内湯が4つあるので、早めに到着してすべて巡ってみるのがおすすめです。1泊2食付9000円から。日帰り入浴もOKです（要確認）。

全国の秘湯ランキングにも登場する、島根を代表する秘湯のひとつです。美郷町石原の集落からアクセスできます。茶褐色の源泉は豊かな成分の証し。足元からは炭酸ガスの泡が湧き出ます。平均的な入浴時間は30分から1時間程度。泉温34℃のぬるめのお湯ですが、身体の芯から温まる温泉です。入浴料金は大人500円です。

出雲市多伎町の道の駅「キララ多岐」にある日帰り温泉です。硫酸塩泉である「比売の湯」と食塩泉（塩化物泉）である「海神の湯」、2つの源泉を楽しめます。肌へのあたりが滑らかな、湯量豊富な天然温泉です。大浴場の薬草湯には、名産のいちじくの葉を溶かしこんでいます。入館料は大人600円、小中学生400円です。

島根県の最高峰、安蔵寺山もある西中国山地に位置する温泉です。内湯と露天風呂で、いずれも自家源泉のお湯を堪能できます。13種類の天然薬草を溶かした薬湯も自慢です。中国道戸河内インターからは約1時間。山林に囲まれた匹見峡の秘湯です。宿泊と日帰りはどちらも可能で、日帰り入浴料金は大人617円、小学生200円です。

大田市三瓶町にある共同浴場です。三瓶温泉は濃い茶色のお湯が特徴の長寿の湯です。温泉の隣の薬師堂には飲泉所があり、延命水を飲むことができます。地元に密着した温泉なので、常連さんとの会話も楽しめます。入浴料金は大人300円。12時から21時まで(冬期は20時まで)入浴できます。

安来市にあるさぎの湯温泉には、その昔白さぎが足の傷を癒したという伝説があります。こちらの「夢ランドしらさぎ」には水着で入るバーデゾーンやミニプールもあり、家族そろって楽しめる温泉施設です。宿泊と日帰り、いずれも可能です。大浴場の大きな窓は明るく開放感たっぷり。日帰り入浴の時間は10時から22時までです。

益田市美都町にある美都温泉は、弱アルカリ性の泉質の美人の湯として知られています。朝5時から営業しているので、すがすがしい朝風呂もおすすめです。地下1200mから湧き出る温泉はジェットバスのスタイルでも楽しめます。併設のレストラン「美都食堂ハジメ」も好評です。アクセスはJR益田駅からバス50分。緑豊かな山間の秘湯です。

松江市の田園地帯にある温泉施設です。大浴場は岩風呂と檜風呂の2種類。泉質は低張性アルカリ性低温泉で、肌なじみの良いお湯が特徴です。湯上がりにお腹がすいたら、食事処「いろり茶屋」で腹ごしらえ。日帰りでも温泉旅行の気分を満喫できるおすすめスポットです。入浴料金は大人410円、火曜休館です。

JR荘原駅より車で5分。斐川フレッシュパーク出雲いりすの丘にある日帰り温泉です。泉質は塩化物泉・放射能泉。ホウ酸を多く含有するため、入浴後の肌はつるつるすべすべ、美肌の湯として人気があります。2階には広い休憩室があり、ゆったりとくつろげます。営業時間は10時から21時30分まで。入浴料金は大人600円です。

出雲の駅前で、地下1800mから湧き出る豊富な湯量の温泉を楽しめます。湯船には湯の華が浮き、ヒノキの浴槽とランプの灯りは癒し効果が満点です。露天風呂では風にそよぐ竹林を眺めながら、のんびりとお湯に浸かれます。JR出雲市駅南口から徒歩1分。出雲観光の帰りにも気軽に立ち寄れておすすめです。入浴料金は平日大人650円、土日祝日大人750円です。

湯の川温泉は保温性の高いメタケイ酸を多く含み、「日本三美人の湯」のひとつです。入浴後の素肌がすべすべになります。こちらの「湯元湯の川」は天然温泉100％の源泉かけ流しなので、高い美肌効果が得られます。日帰り入浴は10時から16時30分まで、要予約で貸切風呂も利用できます。出雲大社への参拝の後に立ち寄りたい、人気の名湯です。

世界遺産にあり、日本温泉協会の審査で最高評価を受けた温泉です。浴槽には湯の華が堆積して付いています。自然湧出の泉温は46℃、加水なしで源泉を湯船に注いでいます。生活習慣病や神経痛をはじめ、万病に効果があると言われる効能豊かな名湯です。季節によって変化するお湯の色も特徴ですよ。入浴料金は大人350円です。

玉峰山の山頂付近からこんこんと湧き出る温泉です。古い時代から効能豊かな薬湯として知られてきました。大きな窓のある大浴場は開放感たっぷり。四季を感じながらゆっくりと温泉に浸かれます。このほかに露天風呂や砂風呂もあります。日帰り入浴は10時から22時までです。松江市街、出雲市街からはいずれも約1時間でアクセスできます。

島根にあるおすすめの温泉についてご紹介してきましたが、いかがでしたか。山間の素朴な秘湯から幅広い世代に人気の温泉保養施設まで、島根の温泉はバラエティに富んでいます。素肌がすべすべになれる美人の湯が多いのも、女性にはうれしいですね。ぜひ皆さんも、島根で人気の魅力あふれる温泉で素敵なひと時をお過ごしください。