浅草寺のおみくじは「凶」が高確率って本当？気になる大吉の割合も調査！

浅草のシンボル的な観光スポットでもある浅草寺は、仲見世商店街をはじめ見どころが満載です。そんな浅草寺は、おみくじも有名。毎年3000万人が参拝する大人気の浅草寺のおみくじは、何故そんなにも有名なのでしょうか。

都市伝説のように言われているのが、浅草寺のおみくじは凶の割合が他よりも高いという噂。実際ひいてみるとやっぱり凶が出た！という声もちらほら。そこで浅草寺のおみくじの種類や意味、そしてそれぞれの確率なども調査しました。

場所によっておみくじの種類も確率も様々なことは、あまり知られていないのかもしれません。大吉や凶などの種類はともかく、確率は神社やお寺によって全く違うため、浅草寺の割合が気になるところ。まずは、浅草寺のおみくじについておさらいしておきましょう。

浅草寺のおみくじの元祖は「観音百籤」で、1番から100番までのくじを引くもの。凶や吉・大吉などの配分が細かく、浅草寺では現在も観音百籤のおみくじを用いています。

また、浅草寺のおみくじは24時間年中無休で引けます。浅草寺では、開堂は午前6時で閉堂が午後5時ですが、本堂が閉まっても境内社務所でおみくじは引けます。

浅草寺のおみくじの料金つまりは初穂料ですが、100円になります。おみくじを引く場所に、集金箱が置いてありますので、その中に入れてください。宝蔵門と本堂の間の両サイドに、沢山のおみくじが並んでいるので、わかりやすいでしょう。

浅草寺のおみくじは、振りくじで、おみくじ箱を数回ふってから、箱から出てきたみくじ棒の数字を確認。数字と同じ引き出しからみくじ紙を取ってください。

なんとなく毎年おみくじをひいているけど、実のところそんなおみくじの意味をわかってなかったという人もいるはずです。そこで今一度、おみくじの種類や意味もおさらいしておきましょう。浅草寺以外でも活用できる知識です。

浅草寺のおみくじには、大吉・吉・半吉・小吉・末小吉・末吉・凶の7種類があります。大昔は、大凶などもありましたが、現在は凶までしかありません。順番は各仏閣などで違いはありますが、浅草寺のおみくじの順番は上記のとおりです。

大吉や吉がつくものだと縁起がいい！と素直に喜べますが、凶が出てしまった際は落ち込んでしまうことも。しかし、浅草寺のおみくじは決して凶は悪いものでもありません。

辛抱強く日々を過ごすことで、徐々に運勢が良い方向にいくということを示しているといわれています。つまり、現状が最悪の状態ですので、あとは上り調子ともとれるでしょう。

浅草寺のおみくじで凶をひいたら、おみくじ紙は結び棒に結っていきましょう。このことで、仏と縁をむすぶという意味合いがあります。また吉や大吉などは、持って帰り自分のお守りにするとよいと言われています。

そして何よりも気になるのが、浅草寺のおみくじの割合です。そんなにも凶が本当に多いのか、ひいてみたくなった方も少なくないはず。実際には、どのぐらい凶がでて、大吉はどの程度の確率なのか調べてみました。

浅草寺のおみくじの割合は、大吉が17%、吉が35％、半吉が5％、小吉が4％、末小吉が3％、末吉が6％、そして凶は30％となっています。そのため、吉と凶の割合はトータルで見ると、凶は30％のみなので、吉の方が多いようです。

浅草寺のおみくじの凶の割合は3割だとわかりましたが、他の寺院や仏閣と比べると多い方なのでしょうか。

最近では、吉の割合を増やし、凶は減らしている所が多いため、3割というのは少々多めのよう。そのこともあり、浅草寺は凶がよくでると言われるようになったようです。

よくおみくじで凶がでると、吉がでるまでひき続ける方がいます。これは間違っておらず、おみくじは引き直しても問題ありません。一年通りして何度ひいてもよいことになっているので、納得がいくまでひいてみるのもいいかもしれません。

浅草寺のおみくじは、初歩料が100円と手頃です。観音百籤で、1番から100番までのくじを引くタイプですので、100通りの可能性があるわけです。ただし、その3割は凶が入っていますので、凶を引いても落ち込む必要はありません。ぜひトライしてみてください。