【絶品】タコの踊り食い！おすすめ韓国料理「サンナッチ」は東京でも食べられる！

韓国には日本ではあまり一般的ではない料理があります。「サンナッチ」はそんな韓国料理のひとつ。一瞬躊躇する方でもきっと癖になるタコの踊り食い、「サンナッチ」について詳しくご紹介します。

韓国料理の「サンナッチ」とは一体どんな料理なのでしょう。「サンナッチ」は、シンプルな「タコの踊り食い」なのですが、日本ではあまり一般的でないタコの種類が使われます。食べ方とあわせて詳しくご紹介していきます。

「サンナッチ」は、新鮮な生のタコをぶつ切りし、動いた状態のタコを踊り食いする韓国料理です。生きた状態の新鮮なタコは、吸盤機能がしっかりしているため、吸盤が口の中にくっつくこともあり、コツを覚えて上手に食べる必要があります。

「サンナッチ」で使われるタコは、テナガダコという種類です。テナガダゴはマダコ科の生物で、腕が体調の8割を占めるほど長いのが特徴。北海道から九州、朝鮮半島の西岸にかけて分布し、日本では特に瀬戸内海に多いとされています。

「サンナッチ」は塩とごま油というシンプルな味付けで頂きます。日本でタコの刺身といえばわさびと醤油が一般的ですが、鮮度抜群の生タコはそのままでも自然な塩味が感じられます。ごま油でコクがプラスされた「サンナッチ」は生もの好きにはたまらない美味しさです。

東京には韓国料理「サンナッチ」を食べられるお店があります。自宅ではなかなか料理できないという方はぜひお店で「サンナッチ」を愉しんでみてください。新大久保や銀座など、東京にあるおすすめのお店をご紹介します。

新大久保の「テジョンデ」は、大久保通りにある韓国の伝統料理と刺身の活魚専門店です。タコは韓国から毎日空輸し、注文が入ると店頭にある生け簀から直接引き上げて捌くため、鮮度抜群です。営業時間は12時から翌朝1時までで年中無休です。新大久保駅からは徒歩1分です。

銀座の「卜傳（ぼくでん）」は品質の高いタコのサンナッチを提供する人気店です。海が時化の場合には入荷せず、メニューには並ばないので、タイミングが合えば美味しいサンナッチが食べられます。

営業時間は月曜から土曜日が17時から翌朝4時、日曜祝日が17時から23時までです。アクセスは新橋駅銀座口から徒歩3分程です。

新宿の「ママチプ」は新橋にある韓国料理の人気店です。鮮度抜群のサンナッチは予約が確実でおすすめです。

営業時間は月曜から木曜が18時から23時、金曜日が17時半から翌朝2時、土曜日が17時から23時、日曜祝日が17時から22時半までです。ＪR・銀座線の新橋駅烏守口から徒歩4分程です。

「サンナッチ」は新鮮なタコさえ手に入れば、自宅でも簡単に作ることができます。近所で新鮮なタコが手に入るという方はぜひチャレンジしてみてはいかがでしょう。「サンナッチ」の作り方を詳しくご紹介します。

サンナッチの材料は3つ。生きているタコもしくは新鮮なタコ、塩、ごま油です。さらにお好みでコチュジャンや酢があっても良いでしょう。こだわりの天然塩やごま油を使えばさらに美味しくいただけます。

サンナッチは作るには、まずタコをきれいに洗います。テナガダゴが手に入らない場合は他の種類でもOKです。吸盤部分のぬめり、汚れ、挟まっている砂などを綺麗に取り除きましょう。きれいに処理できたら、足を食べやすい大きさにカットし完成です。

サンナッチは、動いている状態のタコの足を踊り食いします。新鮮な状態のタコの吸盤は、口の中に吸い付くのでしっかり吸盤を噛んで食べるのが食べ方のポイントです。

イギリスでは、吸盤が喉に吸い付いて窒息する可能性があるとして、「危険な世界の食べ物8選」に選ばれている程。吸盤はしっかり咀嚼してから飲み込むようにしましょう。

いかがでしたでしょうか。「サンナッチ」は新鮮なタコを堪能するおすすめの韓国料理です。まだ食べたことがない方はぜひ東京で、鮮度抜群の美味しい「サンナッチ」を食べてみてはいかがでしょう。