そもそもシュラフカバーとは?必要性やメリットと合わせてご紹介
アウトドアを楽しむために必要な道具を揃えていると、買うべきか迷うものが出てくるものです。シュラフは必要だとわかりますが、シュラフカバーはどうなのでしょうか。シュラフカバーの選び方やおすすめポイントを紹介します。
快適な睡眠には欠かせないアウトドアアイテム
シュラフカバーというのは名前の通り、シュラフ、つまり寝袋のカバーです。シュラフ全体を覆うようにして使うものなのですが、アウトドアを趣味としてシュラフを持っている方でもシュラフカバーまでは持っていないという方もいるようです。
シュラフは寝具ですから、泊まりがけでアウトドアを楽しむ方ならば必需品と言えるのですが、シュラフカバーはどうなのでしょうか。
そこでまず、シュラフカバーは必要なのか、また用意することでどのようなメリットがあるのか、そのあたりから紹介していきます。
保温性、防水性の高さが魅力
シュラフカバーが必要である一番の理由は防水カバーとしての役割があるという点です。言うまでもなく日本の気候は四季があり、時期によっては雨が降ったり、湿気が多かったりということも少なくありません。
また雨が降っていない時でも、外とテント内に気温差があると、シュラフが結露することもあります。このような時にもシュラフが湿っていると感じるでしょう。シュラフが湿ると、保温性も下がってしまいます。
シュラフカバーは保温性、防水性があるため、シュラフが濡れることを防いでくれます。そして保温性を高め、寒さで目が覚めるというリスクを小さくしてくれるのです。
シュラフ(寝袋)の汚れを防ぐこともできる
もちろんいうまでもなく、シュラフカバーを使えば、シュラフが汚れてしまうのも防ぐことができます。シュラフの種類にもよりますが、専用の洗剤を使ったり手洗いしたりと、メンテナンスに手間がかかることも少なくありません。
そのような時にシュラフカバーを使うことで、表面につく汚れをカバーできれば、メンテナンスも楽になります。シュラフカバーはシュラフほど面倒な手間がかからないからです。
また中には、シュラフカバーをシュラフとして使うことができるものもあります。夏など軽い装備でも大丈夫な場合に単独で使うことができるものを選ぶという選び方もできそうです。
2層、もしくは3層のレイヤーで構成されている
シュラフカバーは2層、3層のレイヤーで構成されています。2層のものは表地と防湿透過素材、それに裏地がついたものが3層レイヤーとなります。
2層のものは薄手のものが多いので、軽量でコンパクトに収納できるものが多いため、荷物をとにかく小さくしたい、また比較的暖かい時期にアウトドアを楽しむ方におすすめです。
一方3層のものは厚みがあり、保温性が高いのがおすすめポイントです。耐久性、強度にもすぐれ、単体でも使えるものもあります。冬などもアウトドアを楽しむならこちらのほうがおすすめです。
シュラフカバーの選び方
このように、シュラフカバーはシュラフを長持ちさせるため、またアウトドアで快適に眠るために大切な役割を果たします。そうなるとどのような選び方をすればいいのかが気になるところです。
そこで次に、シュラフカバーを選ぶ際の選び方のポイントについていくつか紹介します。選び方のポイントを自分の使い方と合わせて、チェックしてみてはいかがでしょうか。
レイヤー枚数
シュラフカバーの選び方でまず注目したいのがレイヤーの枚数です。先ほども述べたように、シュラフカバーには2レイヤーと3レイヤーがあり、それぞれにおすすめポイントがあります。
アウトドアで泊りをする場合、どのような季節に行く機会が多いのか、またどの程度寝袋を使うキャンプなどをするのかによって、おすすめのレイヤーが変わります。
2レイヤーの特徴
先ほども述べたように、2レイヤーというのは表地と防水透湿素材の2層から構成されています。そのため薄手でコンパクトに収納できるという特徴があります。また薄いので寝返りも打ちやすいという点もおすすめポイントです。
生地が薄いため、保温性の面では3レイヤーほどではありませんが、かさばりにくいため、暖かい季節のアウトドア、また少ない荷物で登山などをしたいという方などにおすすめです。
3レイヤーの特徴
3レイヤーは表地と防水透湿素材、さらに裏地がついているものです。裏地がある分生地が厚く、保温性に富みます。また耐久性、強度に優れているので、長く使えるものが多いです。
2レイヤーよりもかさばりますが、寝袋を使わずシュラフカバー単体で使えるタイプも多いです。夏は寝袋の代用にできるということなので、四季を問わずアウトドアで寝袋を使うという方なら、こちらの方が使い勝手がよいでしょう。
なお、近年ではこの両方のよいとこどりである「2.5レイヤー」というタイプのものも出てきており、人気となっています。
素材
次にシュラフカバーの選び方で注目したいのが素材です。選び方のポイントとして、特に防水透湿素材として何を使っているのかは重要なポイントと言えるでしょう。
実はシュラフカバーとしてネットなどで驚くほど安価で売られているものの中には、この素材が今一つというものも少なくありません。値段との兼ね合いになりますが、アウトドア用品メーカーなどのしっかりしたものをおすすめします。
また商品の中には内側にアルミを蒸着加工するなどして保温性を高めているものもあります。特に寒い時期のアウトドアを楽しむ方は、こういった部分にも注目するとよいでしょう。
ゴアテックス素材がおすすめ
防水透湿素材として特に優れていると評判がいいのがゴアテックス素材です。防水透湿の能力に優れているため、寝ている時の汗はしっかり逃がし、快適に睡眠をとることができると人気です。
ただし、ゴアテックスはどうしても値段が張るという問題があります。各メーカーでこれに匹敵する素材の開発を進めているので、それらと比較して好みを選ぶという選び方もおすすめです。
防水性・撥水性
最初に述べたように、シュラフカバーの役割として大きいのが防水性です。シュラフカバーの防水には簡易防水と、フルシームテープ加工の完全防水があります。
もちろん簡易防水よりも完全防水のほうが能力は高いのですが、値段も張り、重さもあるものが多いです。アウトドアを楽しむ場所が山なのか平地なのか、雨などでも出かけるのかなど考えて決めることをおすすめします。
また防水の際、縫い目やファスナー部分まで防水加工があると、水の遮断能力が高くなります。完全防水タイプなら、そこもチェックしてください。
伸縮性
次に述べるサイズとも関係してきますが、伸縮性がある生地かどうかも選び方のうえでは大切なポイントです。寝袋なので、伸縮性があるものだと寝返りを打ったりするときに動きやすいです。
ただし、シュラフカバーはカバーなので、中の寝袋に伸縮性がなければあまり意味がないかもしれません。また伸縮性のある素材を使ったシュラフカバーはあまり多くないという問題もあります。
もし自分が選んだものに伸縮性がない場合は、ワイドサイズなど大きめのものを選ぶという選び方もおすすめです。また封筒型のタイプのもののほうがゆとりがあり、寝心地がいい傾向にあります。
ファスナーの位置や使いやすさもチェック
使いやすいシュラフカバーを選ぶ際の選び方のポイントとして、ファスナーの位置や形もチェックしましょう。ファスナーは使い勝手に大きく関係するため、いろいろなタイプが販売されています。
寝袋に出入りする時のしやすさもそうですが、気温により暑すぎたり寒すぎたりするとき、ファスナーの開け閉めで調節することもあります。中に入ってからでも楽に開け閉めできるタイプを選ぶと、使い勝手がよくなります。
サイズ・軽さ
寝袋やシュラフカバーのサイズの選び方はどうしたらいいのでしょうか。シュラフカバーの場合、寝袋よりも大きめのサイズを選ぶのがおすすめと言われています。
なぜかというと、寝袋とぴったりのサイズにすると、寝袋がつぶれてしまうからです。寝袋との間にすき間があると、それが空気層になり、冷たい空気を遮断してくれますし、寝袋のダウンもふっくらするのでより暖かく寝ることができます。
また、シュラフカバーのうち、積雪期も使うことを考えた4シーズンタイプはワイドサイズで、ゆとりがあります。可能ならばこのようなタイプを選ぶのもおすすめです。
《2レイヤー》おすすめのシュラフカバー
以上、いくつかの選び方のポイントを紹介してきましたが、次に実際に販売されているシュラフカバーの中で特に人気の高い、おすすめの商品をいくつか紹介します。
まずは2レイヤータイプのシュラフカバーです。選び方のところでも紹介したように、2レイヤータイプは薄手でコンパクトに収納できるため、持ち運びしやすいという点がおすすめポイントです。
透湿防水 タフシュラフカバー レギュラー(オクトス)
2レイヤータイプのシュラフカバーはコンパクトに収納でき、軽量なのが持ち味の一つですが、その持ち味がよく感じられるのがこちらのシュラフカバーです。
上面、背面ともに高い耐水圧、透湿性を持っており、それでいて重さは260グラム、ファスナーも上下内側の開閉ができるため、とにかく使い勝手がよいのがいいところです。シームテープで縫製部分もしっかり防水が効いています。
軽くコンパクトに収納できるため、一年を通して邪魔になることなく持ち歩くことができます。ビバークなどの可能性も考え、荷物に入れておきたいシュラフカバーです。
高透湿防水 シュラフカバー ワイドロング(オクトス)
こちらのシュラフカバーはSOFANDEという高い耐水性と透湿性を備えた生地を使って作られています。耐水圧も20000ミリなので、ビバークが必要となった時にも対応できる点もおすすめポイントです。
2レイヤータイプなのでわずか305グラムほどと軽量、コンパクトに収納できるのも魅力の一つであり、ファスナーも上下どちらからでも開閉が可能など、細かな機能性までこだわっている、使い勝手のよい商品です。
ゴアリップスリーピングバッグカバーシーム2(BAILESS)
こちらのシュラフカバーは30デニールのゴアテックス素材を使ったオーソドックスな作りの商品です。縫い目もフルシーム加工が施され、防水性がとても高いため、天候が気になるときでも安心して使えます。
またサイドファスナーが長めになっていて出入りしやすく、温度調節もしやすいことから、3シーズン使えるのもいいところです。夏は寝袋の代用として単体で使うことも可能です。
SLEEPING BAG COVER レギュラー(ナンガ)
こちらのシュラフカバーは防水性、透湿性に優れた2.5レイヤータイプの商品です。雨や結露と言った外側の水分に強く、また汗などの湿気はしっかりと逃がしてくれるため、快適に使うことができる点が人気です。
寒い時期には寝袋にかぶせて、暖かい時期の山小屋泊などでは寝袋の代用として単体で使うなど、一年を通して使える仕様なので、1枚用意しておくと重宝するおすすめの商品です。
ファイントラック(finetrack) エバーブレス スリーピングバッグカバーUL FAG0532
こちらのシュラフカバーの特徴はファスナーがなく、シンプルなデザインになっている点にあります。シンプルさを追求することで222グラムと非常に軽く、コンパクトに収納できる点も人気のポイントです。
生地に「エバーブレス3D」という独自開発の素材を使っており、機能性が高いです。2.5レイヤー構造でストレッチ性がある素材が使われているため、細身でも寝心地がよく、ゆったりと使うことができる点もいいところです。
軽量でコンパクト、それでいて寝心地もよいというシュラフカバーを探している方に特に人気が高く、全体の作りもおしゃれです。
《3レイヤー》おすすめのシュラフカバー
一年中いつでもアウトドアを楽しみたい、特に冬にもアウトドアで寝袋泊の予定があるなら、3レイヤータイプのシュラフカバーがおすすめです。先ほども述べたように、寒い時は保温性に優れ、暑い時はカバーだけで寝袋の代用もできるからです。
そのため、3レイヤータイプのものにも多くのおすすめ商品があり、どれも人気が高いです。特におすすめのものを中心に紹介します。
高通気エントラントシュラフカバー(ライペン)
こちらのシュラフカバーは「高通気エントラント」という透湿性の高い素材を使っています。ファスナーレスタイプで寝袋の代用に単体で使えるタイプの中では最軽量タイプなので、いつでも持ち運びやすい点もいいところです。
またこちらのシュラフカバーは、他の商品に比べ一回り大きいサイズです。そのため寝返りを打ちやすく、体格が大柄な方でもゆとりをもって眠ることができます。ゆったり寝られるシュラフカバーを探している方におすすめです。
イスカ(ISUKA) ゴアテックスインフィニアムシュラフカバー ウルトラライト 201721
こちらの商品は数あるシュラフカバーの中でもかなり値段が張るタイプです。しかしそれだけにとても優れた性能があり、長く使えるシュラフカバーとして人気が高いです。
超軽量の30デニールナイロンとゴアテックスが使われ、防水透湿性に優れています。さらにサイドのファスナーに立体裁断のフードと、中に入りやすく、寝心地もよくできている点もおすすめポイントです。
夏場なら寝袋の代用として単品で使えますし、厳冬期の登山などの厳しい環境でも安心して使えるので、年中アウトドアを楽しみたい方におすすめします。
イスカ(ISUKA) ウェザーテックシュラフカバースーパーライト 201621
前者と同じメーカーのこちらの商品は、春から秋までの3シーズン使うという方におすすめのタイプです。ウェザーテックという防水透湿素材を使い、耐久性も高くできているため、長く使うことができそうです。
こちらもサイドジッパーと立体裁断のフードで寝心地も使い勝手もよくできており、夏などであれば寝袋の代用として単体で使うこともできます。
3シーズン用ということもあって、価格もややお手頃であり、コスパがよいシュラフカバーです。冬はあまりアウトドアには行かないというのであれば、これで十分に役立つでしょう。
プロモンテ(PUROMONTE) ライトウエイト3レイヤーシュラフカバー GFC55
こちらのシュラフカバーは、某素材メーカーと共同開発した防水透湿素材を使った3レイヤータイプの商品です。この素材を使うことで300グラムと軽量でありながら優れた防水透湿性、通気性を持ち、使いやすいです。
特に通気性が高いことで、3レイヤータイプで気になる結露を大幅に軽減しているのがいいところで、コンパクトに収納できる点も評価が高いです。
ゴアリップ SBカバーシーム2 BS1001 シュラフカバー(BAILESS)
こちらのシュラフカバーはゴアテックスを使っており、防水透湿性に優れている点が特徴です。縫い目もフルシーム加工が施され、さらに防水性が高められています。
夏には寝袋の代用として単体で使うこともできる作りで、サイドファスナーが長めなので、中に入りやすいですし、温度調整もしやすいです。いつでも快適に使うことができるシュラフカバーとなっています。
収納時もコンパクトになりますし、何といってもゴアテックスを使っているため機能性の高さが魅力です。高機能で使い勝手のよいシュラフカバーを探している方におすすめです。
E-シュラフカバー(ライペン)
こちらのシュラフカバーは、寝袋の代用として単体でも使用できるタイプを探している方に特におすすめです。ファスナーがないシンプルな作りとなっている分軽くできているため、携帯に便利です。
また「高通気エントラント」を生地に使うことで透湿性に優れており、ファスナーがないことで保温性も高められている点もメリットです。寝袋の代用にもできることから、ビバーク対策のために用意しておきたい方にもおすすめです。
eVent WINDPROOF シュラフカバー F付(HERITAGE)
こちらのシュラフカバーは「eVent WINDPROOF」という耐水性、透湿性、通気性に優れた素材を使った、高機能な商品です。縫製部分もシームレス加工で防水性を高めています。
また、ファスナーが左に斜めによって付けられているのが特徴で、このために完全に上まで上げても口に当たりにくい点も高評価です。収納の際にはスタッフバッグに入れることができます。
軽量でコンパクトに収納できますので、機能的、携帯性いずれも優れた商品となっています。より使い勝手のよいシュラフカバーを探している方はぜひチェックしてください。
スリーピングバッグカバー(Mil-Tec)
こちらのシュラフカバーはドイツの老舗サープラスメーカーのブランド品で、3レイヤーで通気性、防水性に優れた作りとなっています。サイドにツーウェイジッパーがつき、温度調節などがしやすいのもいいところです。
また、デザインがミリタリー風なのも人気が高く、カラーバリエーションも豊富です。おしゃれで機能性も高いシュラフカバーを探している方におすすめです。
おしゃれなシュラフカバー8選
アウトドアの道具のコーデを楽しんでいるなら、ある程度機能性があるものの中でもおしゃれなデザインのものを選ぶという選び方をする方もいるでしょう。シュラフカバーにはおしゃれなものも多くあります。
おしゃれでありながら機能的にも優れたシュラフカバーは人気が高いです。その中でも特におすすめしたいものを紹介します。
ウォーター プルーフ スリーピング バッグ カバー(ナンガ)
先ほど少し触れたのですが、近年では2.5レイヤーという、2レイヤーと3レイヤーのメリットを兼ね備えたシュラフカバーが販売されています。この商品もその一つです。
耐水圧15000ミリを備えた生地を使用しており、防水透湿性に優れ、さらに縫い目にもシームテープを施すことで、多少の悪天候の後でも快適に眠ることができます。
デザインもおしゃれで、コンパクト収納も可能なので、夏は寝袋の代用として単体で、冬はシュラフカバーとして一年を通じて使うことができるでしょう。
タイベック スリーピングバッグカバー 1121323(mont-bell)
アウトドア用品メーカーとして高い人気を誇るこちらのメーカーのシュラフカバーには、なんと148グラムしかないという軽さが魅力です。またタイベックという、透湿性、通気性に優れた生地を使っているのが特徴です。
防水性はないのですが、とにかくコンパクトで携帯しやすく、また寝袋の中が蒸れたり結露したりということがないため、快適に眠ることができます。どちらかというと気温が高い時期にアウトドアを楽しみたい方、携帯性重視の方におすすめです。
シュラフカバー(NORMANI)
こちらのシュラフカバーは、特にダウンや化繊が詰められている寝袋のカバーとしておすすめの商品です。表面にポリアミドを使っており、破れにくいダイヤモンドリップストップ生地となっているため、耐久性にも優れています。
397グラムと軽量でコンパクトに収納でき、収納袋もあるため、荷物としても邪魔になりにくいので、安心して持ち運ぶことができるでしょう。
シュラフカバー エスケープ ビヴィ
こちらも180グラムととても軽量でコンパクトに収納できるタイプのシュラフカバーです。この商品の特徴は裏面にアルミが蒸着されているため、体熱をしっかりキープすることができ、保温性に優れている点にあります。
さらに生地に引き裂き強度のあるものを使い、表面には撥水加工をしているため耐久性が高く、濡れている場所でも安心して使えます。特に天候の急変が気になるキャンプや登山の時におすすめです。
サイズも大きめで寝心地がよく、サイドジッパーと首元のドローコードで使い勝手もよいので、初めてシュラフカバーを購入する方にもおすすめです。
タイベックスリーピングバッグプロテクター SL001(ムラコ )
こちらもタイベックという透湿性、通気性に優れた素材を使ったシュラフカバーです。特に寝袋の中の結露や蒸れが気になるという時におすすめの商品となっています。
センタージップと開口部のドローコードで、いろいろなタイプの寝袋のカバーとして使える点もいいところです。寝袋は持っていて追加でシュラフカバーを購入したい方にはいいでしょう。
TARAS BOULBA シュラフカバー (TARAS BOULBA)
こちらのシュラフカバーの特徴は、ワイヤー入りのフェイスネットがついていて虫の侵入を防ぐことができる点にあります。特にアウトドアで虫の出る季節に安心して眠ることができるでしょう。
またファスナーにカバーがついて、生地が巻き込まれにくいなど、細かい部分の配慮が行き届いており、使い勝手がよいのもおすすめポイントです。
シナジースリープバッグライナー(サーマレスト)
こちらのシュラフカバーは、スリープライナーといい、より寝袋の中を快適にしたい時におすすめの商品です。ブラッシュドポリエステルを使うことで肌触りがよく、快適に眠ることができるでしょう。
最大で3度ほど寝袋の中の温度を上げることができるとされており、特に寒い時期にシーツの代用として使うのにもおすすめです。
スリーピングバッグ寝袋カバー(MFH)
こちらの商品はなんとアメリカ陸軍が採用している「Modular Sleep System」と同じ品質のものとされており、寒さが厳しい時にしっかり保温をしてくれます。
3レイヤータイプでほとんどの寝袋に使うことができるため、寒さが気になるために買い足す時にも便利です。冬にアウトドアを楽しみたい方におすすめです。
シュラフカバーのおすすめ代用品
さて、ここまでシュラフカバーはぜひ揃えたいおすすめのアウトドア用品だと紹介してきたのですが、気温が高い時期など、厚手のシュラフカバーまではいらないという場合や、用意が間に合わない時もあるかもしれません。
そのような場合にはシュラフカバーの代用となるものを持っていくことになるのですが、どのようなものを代用として使うことができるのでしょうか。
透湿レインジャケット
シュラフカバーの代用品としてまず挙げられるのが透湿性の高いレインジャケットです。レインジャケットというと多くのメーカーで出されており、アウトドアを楽しむ方なら持っている方も多いのではないでしょうか。
レインジャケットは雨の時だけでなく、寒い時でも使えますし、便利です。アウトドアを楽しむなら一枚用意しておくことをおすすめします。
ビバークザック
登山などをする方ならば、ビバークの危険が常にあります。そのための装備を用意している方も多いでしょう。このビバークの時に使うのがビバークザックで、寝袋のように筒の中に体を入れて保温します。
寝袋の代用にもなりますから、もちろんシュラフカバーの代用にも使えます。特に登山に行く予定がある方はぜひ用意しておきましょう。
シュラフカバーで安眠を手に入れよう♪
シュラフカバーは特に用意していないという方もいるようですが、実はとても使い勝手がよいグッズであり、気候が変化した時にも対応できます。いろいろなタイプがあるので、選び方を参考に自分にあったものを選んでください。
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