新居浜太鼓祭りの見どころは？おすすめスポットと日程は？掲示板が話題！

愛媛県の新居浜では、地元民をはじめ観光客も盛り上がる太鼓祭りが有名です。このイベントは、男気溢れる太鼓がメインになったお祭りです。そんな新居浜では、とある掲示板も話題になっているようですよ!太鼓祭りを最大限に楽しむためのおすすめスポットも気になりますね。見どころや日程も動画を交えて詳しくチェックしていきましょう。

愛媛の有名イベントである太鼓祭りは、四国の三大祭りとして行われています。徳島の阿波踊りや高知のよさこい祭りと肩を並べている太鼓祭りですが、とても迫力があり見どころ満載で観光客にも嬉しい秋に催される太鼓祭りですよ。金糸や銀糸を使った豪華な太鼓台が山車となり、男性たちの力強い声と動きと共に街中を巡り歩いていきます。

至近距離で見る太鼓台は圧巻で、お祭り心に火を付けることでしょう。動画をよく見れば、金色に染まる山車の中に緻密な刺繍が施されていることが分かります。神輿は52体あり、デザインも地区によって異なります。また神輿1体につき150人の男性が太鼓台を担ぎます。重さ2.5トンもある豪華な新居浜の太鼓祭りは、愛媛おすすめの観光地です。

古くは平安時代から催されていると言われている、新居浜の太鼓祭り。日程は毎年ほぼ変わらず、10月16日から18日の3日間行われています。五穀豊穣安全祈願の意味を込めて、当初行われていたという新居浜の太鼓祭りは、徐々にグレードアップして今の形になっていったそうです。ここでの見どころといえば、どんな物が代表的なのでしょうか?

新居浜の太鼓祭りで代表的な見どころといえば、上の動画でも見ることができる「かぎくらべ」です。普段は太鼓台の下に車輪が仕組まれていますが、かぎくらべでは車輪を外して山車を神輿のように担ぐというものです。さらに空に高く突き上げる「さしあげ」や、担ぎ上げる時間を競う耐久パフォーマンスなども、おすすめな見どころです。

新居浜の太鼓祭りで見どころのかぎくらべは、主に5カ所の地区で見ることができます。川西地区の一宮神社をはじめ、住友工場前や大江浜多目的広場では、12体の太鼓台を堪能できます。また17体の太鼓台が集まる川東、下郷地区では、多喜浜駅前や八幡神社、国領川河川敷で祭り気分を上げられます。どこでも見やすいので観光客にも人気です。

さらに20体の山車が集う上辺地区も圧巻です。主に山根グラウンドでの太鼓台は、特に圧倒的な美しさと祭り気分を最大限に与えてくれることでしょう。観光客も多いので見づらい場合には、11体が集まる同地区のフレッシュバリュー大生院店や、4体集まる西条市の太鼓台7体も参加する大生院地区の渦井川原で太鼓祭りを浸るのもおすすめです。

確実に見られる新居浜太鼓祭りの見どころスポットも、チェックしておきたいものですよね。近くで豪華な太鼓台を見るなら、かぎくらべが見られる場所を覚えるべし!まず初日の新居浜太鼓祭りでの見どころスポットは、内宮神社から中萩きらきら公園がおすすめです。また昭和通りでは、昼間の印象とはまた違った夜の太鼓祭りも楽しめますよ。

さらに17日なら、午前中は河川敷公園かきくらべと一宮の杜ミュージアムと山根グラウンド、そして多喜浜駅前がおすすめです。また18日は大江浜や、1席3000円から有料桟敷席を確保できる一宮神社の表参道に位置した一宮の杜ミュージアム、一宮神社での最後のシメも必見です!さらに愛媛の観光客にもおすすめなスポットも近くにありますよ。

新居浜太鼓祭りには、かぎくらべの他にも見どころが盛りだくさんです。全国の秋祭りなどで共通して行われる神事も是非見ておきたいポイントでしょう。太鼓台が主役となる神事は、10月16日の新居浜太鼓祭り初日の午前4時から内宮神社で行われます。4つの地区から毎年4台山車が出され、1年おきに内宮神社の鳥居をくぐりぬけていきます。

鳥居をくぐりぬけた後の氏宮参りも美しく圧巻ですよ。夜明け前に約100段300メートルある参道を暗闇の中、地区それぞれに凝ったライトアップの太鼓台が通っていきます。朝日が出てきて周りが明るくなる限られた時間で、拝殿前から境内を早く退くことができるかが見どころですね。バイタリティ溢れる男性たちの根性にも圧倒されます。

豪華絢爛な太鼓台を担ぎ、街中を巡り歩いていくのは大人の男性だけではありません。小学生から高校生までの新居浜に住んでいる男子も太鼓祭りに参加できます。太鼓台の大きさは大人の男性が担ぐものより小さめですが、かなりの重さがあるのは確かです。たくさんの新居浜市民である男子が、太鼓祭りで盛り上がる様子にも心打たれますね。

川西地区のみで行われる船御幸もおすすめですよ!そもそも船御幸とは、豊漁と安全祈願の気持ちを込めた行事です。船御幸は新居浜太鼓祭りの中で、新居浜港本港地区のみでしか見ることが出来ません。動画を見ると分かるように、小型船に乗っている神輿を先導に、大きな台船に乗せられた太鼓台が、かぎくらべのパフォーマンスで魅了します。

新居浜太鼓祭りには、かぎあわせの他に鉢合わせがあります。鉢合わせでは太鼓台が載った山車同士がぶつかり合うもので、あまりに過激になりすぎると愛媛の警察も動き出すというやや危険なパフォーマンスです。お祭りを盛り上げようと、慣れ合いで鉢合わせをする人たちもいれば、因縁対決で鉢合わせを行ってしまう場合もあるようですよ。

地元民や観光客にも賛否両論ある新居浜太鼓祭りの鉢合わせ。この歴史も古く、元々は漁師同士で漁場の奪い合いをしたことが発祥といわれています。かぎくらべ同様、動画で見ると迫力がありますね。鉢合わせは、かぎくらべの延長線として楽しむこともおすすめです。安全な場所での鑑賞を心がけ、怪我などに繋がらないよう注意が必要です。

新居浜太鼓祭りの鉢合わせの延長線といえるようなことが、ネットの掲示板をざわつかせているようですよ。たくさんの掲示板が見受けられます。内容は、新居浜太鼓祭りで使われる豪華な太鼓台(神輿)の紹介、地域の魅力を全国に伝える愛媛県民が掲示板に書き込むことも。しかし、鉢合わせと変わらない熱い気性も掲示板から伝わってきます。

新居浜太鼓祭りにかける情熱は、専用掲示板に書き込まれ、太鼓祭り期間中は特にネット上で話題を呼ぶこともあります。平和な内容で掲示板を和ませるときもあれば、太鼓台がぶつかり合う鉢合わせのように挑発的で喧嘩腰の内容が書かれるときもあります。それだけ地元の新居浜市民にとって、正直な気持ちを表せるお祭りといえるでしょう。

気になる新居浜太鼓祭りへのアクセスについても、詳しくチェックしておきましょう。まず公共交通機関を使う場合、JR予讃線新居浜駅で下車してください。そこからバスやタクシーに乗り15分ほど行った場所が会場周辺になります。また車を使うと、同じ四国の松山や高知、高松、徳島からであれば高速道路を使って最短1時間で到着できますよ。

愛媛県内も走る四国のローカルな瀬戸内バスも、綺麗な新居浜太鼓祭り仕様にラッピングされます。また飛行機やフェリーを使ったアクセスもできますよ!さらに車で訪れた時に使う駐車場もチェックしておきましょう。新居浜市農協経済センターJAグリーンにいはまが臨時開放、駐車場に使えるようです。そこからシャトルバス運行もありますよ。

なお新居浜市農協経済センターJAグリーンにいはまは、収容できる車が少ないのですぐ満車になる場合もあります。もし停められない場合、料金は高くなりますが月極駐車場をおすすめします。新居浜太鼓祭りの混雑状況は山根グラウンドで35000人、太鼓祭り期間の3日間で250000人以上!特に表参道辺りは、混雑しやすいので注意が必要です。

愛媛県の新居浜太鼓祭りは、男性たちの情熱が熱く燃え上がっていく一大イベントです。地元民も観光客も一緒になって盛り上がる伝統的な3日間は、現地で楽しむことをおすすめします!きっと写真や動画で見るよりも、迫力がある熱い雰囲気やカッコよさが伝わってくると思いますよ。ぜひ観光にも使える、新居浜太鼓祭りにお越しくださいね。