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流氷ツアーの楽しみ方まとめ!時期はいつ?ガリンコ号や準備物を紹介!

流氷ツアーの楽しみ方まとめ!時期はいつ?ガリンコ号や準備物を紹介!
投稿日: 2017年3月1日最終更新日: 2020年10月7日

北海道の冬の風物詩、そして春の訪れを知らせてくれる流氷を見ようと日本各地からたくさんの観光客が訪れています。流見学ツアーで有名な網走や紋別から出る砕氷船の予約がいっぱいで毎日満席の状態が続いています。今回は流氷ツアーの楽しみ方を観光情報を交えてご紹介します。

流氷とは?見出し

北海道の冬の風物詩といわれている流氷は、ロシアの方面のサハリン北東部やシベリア方面から寒い北風によって運ばれてきます。この間、漁師さんたちは船を出すことができませんが、流氷はプランクトンを運んでくるので、いい漁場になるための準備期間ともいえます。漁船を出すことはできませんが、ガリンコ号等の砕氷船を出すことができるので、間近で流氷を見ることができるツアーが大人気です。

流氷の見ごろの時期見出し

時期は2月中旬~3月上旬くらい

流氷の見頃の時期は2月中旬から3月上旬くらいで、この頃に流氷見学の観光シーズンのピークを迎えます。大寒、節分を過ぎているので、春の訪れを感じる瞬間でもあります。

流氷の時期は天候次第

流氷の見頃の時期はだいたい2月中旬から3月中旬となっていますが、年ごとに流氷が減少傾向にあることと、流氷の初観測日が早まったり、例年通りだったり、また、氷が薄かったり等天候の影響を受けやすいものです。

ピーク時期がわかる!

流氷の見頃の時期がわかるサイトがあるので、随時チェックすることができます。流氷が今どこにあって、どのエリアが密集しているのか、また、どの港からが近いのかなどを確認できます。分布図のようになっているので確認しやすくなっています。

流氷はここで見れる!見出し

基本は、紋別、網走、知床の3つのエリアが流氷見学で有名なエリアで、砕氷船が出ていたり流氷見学のアクティビティがあったりします。今年2017年は日本最北端の稚内で流氷が最初に観測されました。

紋別エリア

オホーツクタワー、ガリンコステーションから出港する砕氷船「ガリンコ号」にい乗って流氷を砕いて進んで流氷を見学することができます。近くにアザラシの保護施設の「とっかりセンター」があり、観光もできます。

網走エリア

網走港から砕氷船「おーろら」に乗って流氷見学クルーズに出ることができます。網走港付近は最近リニューアルしたオホーツク流氷館や網走監獄などの有名観光スポットがあります。

知床エリア

世界自然遺産に登録されている知床半島で見れる流氷ツアーでは、ドライスーツを着て流氷の上を歩くアクティビティ「流氷ウォーク」を楽しむことができます。世界自然遺産に登録されているからこそ楽しめる大自然を体感できるツアーも充実しています。

稚内エリア

北海道の最北端に位置する宗谷岬がある稚内は今年2017年に道内で最初に流氷を観測しました。この石碑から奥が海なので、流氷が着岸しているとこの岬から見ることができます。

流氷見学しよう!見出し

紋別:ガリンコ号Ⅱ乗船ツアー

ガリンコ号2は、オホーツク紋別ガリンコステーションから出港している砕氷船です。1日に5便出ています。その中でも流氷コースの有り無しがあるので、個人で手配される場合は注意が必要です。流氷の海へ出ればひと際目立つ真っ赤なボディの砕氷船がガリンコ号です。ガリンコ号は船の底に付いている大きなドリルで削りながら壊しながら流氷の中を進んで行くので振動がリアルに伝わってきます。

住所:北海道紋別市海洋公園1番地 電話:0158-24-8000 ※完全予約制で電話予約受付のみです

網走:おーろら、おーろら2乗船ツアー

網走港から出ている砕氷船で、ガリンコ号と並んで人気の流氷観光船です。おーろらは流氷を踏みながら進んでいく大きな船なので、振動が少なくて安定感があります。また、2月中旬~3月上旬までの金土日でサンセットクルーズを楽しむことができます。夕日に染まった流氷や夕日と流氷の青のコントラストを眺めることができる人気のスポットです。

住所:北海道網走市南3条東4丁目5の1道の駅(流氷街道) 電話:0152-43-6000

網走:流氷物語号乗車ツアー

2017年1月の流氷シーズンから始まった網走〜知床斜里間を走るJR釧網線です。前年まで走っていたトロッコ列車の旧ノロッコ号です。1日2便運行していて、始点から終点まで約1時間あり、列車の車窓から流氷を眺めることができます。切符は駅の窓口や券売機で購入できます。

知床:流氷ウォークツアー

船上観光だけではなく、専用のドライスーツを着て、一面真っ白な流氷の世界を歩いて探検する流氷ウォークも人気です。普段着の上からドライスーツを着ることができるので、気軽に簡単に楽しむことができます。インストラクターの方が付いているので安心して参加することができます。

流氷ツアーに行くうえで欠かせない事前準備見出し

準備1.ツアーの事前予約

流氷観光は毎年人気のツアーですし、シーズンも限られているため、各施設で当日参加をしようとすると満席が続いていたり、希望の時間が取れなかったりすることがあります。個人手配をする方は出発前の事前予約をおすすめします。また、ピーク時には事前予約を早めにしないと取れない場合もあります。そんな時は、大手旅行会社の募集型旅行に参加することも1つの方法として挙げられます。航空券やホテルも付いていて砕氷船に乗れる流氷観光ツアーや、札幌発着などの砕氷船乗船ツアー付きの日帰りバスツアーなどに参加すると、団体で予約しているので確実に乗ることができます。

準備2.船酔い防止対策

砕氷船で流氷ツアーに行く場合は、乗り物酔いしやすい方は酔い止め薬を事前準備として服用しておきましょう。砕氷船なので、流氷の中を氷を割って壊しながら進んでいくので、振動がありますし、天候に左右されやすいので、普段船酔いしない方も気分が悪くなる方が多いようです。

準備3.防寒対策

砕氷船に乗ると、一面氷の世界に行きます。気温が氷点下になることはもちろん、風が吹けば体感温度も下がります。防寒の万全の準備をして行きましょう。コートはもちろん、ヒートテックにタイツ、靴下2枚履きに足ポカカイロを忍ばせたり、耳あて、手袋、ニット帽で耳先、手先をしっかりガード!マフラーも忘れずにお持ちくださいね!また、港への移動中のバスや電車の中は暖房が効いています。汗が冷えて風邪を引いてしまうこともあります。脱ぎ着しやすい洋服でお出かけください。

流氷の素晴らしい景色を写真に!見出し

朝日×流氷

朝日のオレンジに染まる海と流氷はとても美しいです。

羅臼山×流氷

晴れていてもなかなか見えることが少ない羅臼山です。

青空×流氷

青と白のグラデーションがとてもきれいな景色です。

夕日×流氷

夕日の茜色に対比して深みがぐっと増す流氷の白色は青色にも見えてとても神秘的です。

流氷ツアーで会える!見出し

流氷ツアーは何といっても大自然の素晴らしさを体感できます。流氷ツアーでは運が良ければ寒い地域にいる特別な動物たちに会えるかもしれません。

クリオネ

「流氷の天使」という名を持つクリオネは北海道の沿岸で生息しています。

オジロワシ

国の天然記念物であり絶滅危惧種に登録されています。越冬のために知床にやってきます。

アザラシ

流氷の時期になると出産のために流氷に乗ってやってきます。流氷は赤ちゃんアザラシを守る役割も果たします。

流氷ツアーと一緒に楽しみたい北海道グルメ見出し

美味しいもの尽くしの北海道で流氷観光と共に北海道グルメを食してはいかがでしょうか。体をぽかぽか温めるあったかメニューやB級グルメなど海の幸山の幸たっぷりの北海道メシをご紹介します。

稚内グルメ:流氷まんじゅう

流氷をイメージして作られた流氷まんじゅうは、ふわふわのスポンジがホワイトチョコレートでコーティングされています。空港など各観光地で売られています。

住所:北海道稚内市中央1-3-35 電話番号:0162-23-5275

網走グルメ:ドロラーメン

網走グルメで食べてもらいたい通称"ドロラーメン"はこってりした脂のなかなか冷めにくい濃厚スープで体を芯から温めてくれるラーメンです。

住所:北海道網走市南6条西1丁目 電話:0152-44-7877

知床グルメ:知床チェプ饅

ウトロで獲れた秋鮭をたっぷりの野菜と共にちゃんちゃん焼にしてもちもちの皮で包んでふかしたほかほかのあったかフードです。チェプ饅の"チェプ"はアイヌ語で秋鮭=「カムイチェプ」のチェプから付けられたそうです。

有限会社マルミヤ大宮商店 お食事処 夷知床 住所:北海道斜里郡斜里町ウトロ西187-12 電話:0152-24-2288

流氷ツアーと一緒に楽しみたい観光スポット見出し

稚内観光スポット①宗谷岬

日本最北端の石碑が建てられているおすすめのお写真スポットです。晴れていると石碑の奥正面にサハリン島が見えることがあります。

住所:北海道稚内市宗谷岬 電話:0162-23-6161(稚内市役所)

稚内観光スポット②ノシャップ岬、ノシャップ寒流水族館

宗谷岬の対面にあるノシャップ岬から晴れていると利尻富士や礼文島を一望できます。

ノシャップ寒流水族館はノシャップ岬まで徒歩1分です。そこでは、アザラシやペンギン、オホーツク海に生息する海の生き物を見ることができます。

住所:稚内市ノシャップ2 電話:0162-23-6278

網走観光スポット1:オホーツク流氷館

2015年8月にリニューアルオープンした博物館です。プロジェクションマッピングのシアターやマイナス15℃の室内で本物の流氷に触れて流氷の世界を体験することができます。更に、流氷の世界に生きるオホーツクの海の生き物を飼育展示もしています。また、屋上は展望台になっています。網走の街を一望することができます。

流氷館おすすめグルメの流氷ソフトです。

住所:北海道網走市天都山244番地3 電話:0152-43-5951

網走観光スポット2:網走監獄

この網走監獄は、明治時代から実際に刑務所として使用された建物を保存、公開している歴史博物館です。中は無料・有料のガイドツアーで中を見学したり、実際に提供されていた受刑者たちの食事を再現した定食を食べることができたりします。

住所:北海道網走市字呼人1-1 電話:0152-45-2411

網走駅の入り口です。ここから受刑者の方が刑務所から出て出発する駅なので、看板は「横道にそれないように」という意味が込められ、横書きではなく、縦書きになっています。

知床観光スポット:知床峠

知床国立公園、世界自然遺産で知られる知床半島は大自然に恵まれた緑豊かな景色が広がっています。車窓からの景色やアクティビティの参加で大自然を満喫できます。峠を登っていく際に見える密林や山、緑豊かな景色を見ることができます。お写真タイムで止まりたい観光スポットです。

流氷ツアーに行こう!見出し

いかがでしたでしょうか。1度は見てみたい流氷ツアーですが、残念ながら年々減少傾向にあるようです。ぜひ次の冬の旅行で流氷ツアーと美味しいグルメ旅にお出かけしてみてください。

投稿日: 2017年3月1日最終更新日: 2020年10月7日

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