東京タワー展望台の高さや料金は？それぞれの展望台の景色の違いを調査！

長年東京のシンボルとしてみんなに知られているおなじみの東京タワーは、東京都港区の芝公園にあります。1958年にできてから現在までの期間のうち、50年ほどは日本一の高さを誇っていた東京タワー。なんと言っても展望台からの景色が自慢です。展望台から見える景色からタワー内の施設までご紹介します!

東京タワーの高さは333mにもなり、長く日本一の高さを誇っていました。現在でも東京スカイツリーに次いで日本国内で2番目に高い建造物となっています。営業時間は9時から23時、最終入場は22時半です。そんな東京タワーの高さを感じられるのが、2つの展望台です。1つは150mの大展望台、もう1つは250mの高さの特別展望台です。

フットタウン1階から、大展望台まで45秒のエレベーターは、3機が異なったコンセプトを持っています。「UFO」「UNIVERSE」「光のルービックキューブ」のうち、どのエレベーターになるかも楽しみですね。料金は高校生以上の大人900円、小中学生500円、4歳以上の幼児400円となっています。

特別展望台は目下リニューアル工事中です。特別展望台は未来や宇宙のSF的な空間になっていました。今回のリニューアルでどのような空間になるか、期待が高まります。料金は大展望台の料金に大人料金の場合700円追加となっていました。リニューアル後の価格は不明ですが、リニューアル後は追加料金を払っても行ってみたいところです。

東京タワーの展望台から見つけられるスポットをご紹介します。これを全部見つけることができれば東京の主要観光スポットが網羅できますよ。まずは北から東を経由して南側に見えるものをリストアップしました。お天気にもよりますが、いくつ見つけられるでしょう?

その独特な佇まいから遠目でもすぐにわかる、「国会議事堂」は東京タワーの北側から見ることができます。展望台から見つけるスポットの初級者編と言ったところでしょうか。緑に囲まれた屋根が見えるのは「皇居」です。屋根だけでもその周囲が森のようになっているのでわかります。

東方向に「サンシャイン60」や「虎ノ門ヒルズ」、さらに東京タワーのライバルとも言える、「東京スカイツリー」がこの方向に見えます。日本の二大建造物を一度に確認できるというのはおもしろい体験ですね。写真を撮ろうと一生懸命になる人も多いスポットです。

さらに遠く川の向こうの海沿いに目をやると、「東京ディズニーリゾート」や「東京ゲートブリッジ」なども見えるでしょう。お天気のいい日であれば水平線まで視界がクリアになり、より見やすいでしょう。ベイエリアがよく見えるのは東京タワーの特徴です。

続いて展望台の南から西を経由して北に至るまでに見られるスポットをご紹介していきましょう。昼間の細かいところまで見られるのも、夜景の大都会を感じる光の集まりでも、どちらも楽しめますね。どの時間帯に訪れても満喫できるのが展望台の魅力とも言えます。

おなじみの形の「フジテレビ」が見えるのは展望台の南側です。お台場から都心に続く「レインボーブリッジ」は比較的見つけやすく、また写真にも撮りやすいスポットです。沿岸部には「東京国際(羽田)空港」が見えます。また「横浜ランドマークタワー」も見つけられるでしょう。

西の方に目をやると「恵比寿ガーデンプレイス」、そして必ず探したい「富士山」はこちらの方向です。東京タワーから富士山が捉えられるのはやはり晴れた日だと言います。こんな遠方から眺めても大きさ、美しさを感じられる山は富士山を置いて他にないでしょう。

続いて「渋谷ヒカリエ」、「六本木ヒルズ」、「東京ミッドタウン」のビル群が林立しているところが特に都心、東京を感じるところです。このあたりは日中はもちろんですが、夜間に見ると特に夜景が美しく、オフィス街が一転幻想的な雰囲気に変わるのも魅力です。

東京タワーの展望台から、東京屈指の観光スポットがたくさん見られますが、展望台でのスポット探しをさらに楽しめるツールがあります。1つ目は大展望台2階で受け付けをしている「レンタルスコープ」です。ニコンの双眼鏡を無料でレンタルできるサービスで、これがあればさらに遠くのスポットまで見られそうです。

レンタルスコープのサービスは、1グループに1台で、使用時間は1時間以内です。貸出時に携帯番号を伝え、確認のために電話をかけてチェックされてからの貸し出しが条件です。貸出時間は9時から18時、以前は有料だったこちらのサービス、活用しない手はありませんね。

さらに展望台からの景色を楽しむための最強ツールとして「東京タワー景観案内アプリ」があります。展望台から眺められる建物に合わせてその名前が表示されたり、同じ景色が違う時間帯だとどのように見えるかなどがわかるようになっています。展望台を歩き回って楽しんでください。

東京タワー建設当時、特別展望台はテレビ関係者の作業場や倉庫、アンテナの整備等につかわれていただけで一般には公開されていませんでした。そんな特別展望台は大展望台と高さが100m違う他に、何が違うのでしょうか?まず、特別展望台には大展望台を経由してからエレベーターで向かうことになります。

広さが大展望台の1/12くらいしかないということで、入場制限がかかったり待ち時間が出たりするので、時間に余裕がない時は注意が必要です。ですがせっかく東京タワーを訪れたなら見ておきたい特別な景色が見られます。リニューアル工事も間もなく完了するということでパワーアップした特別展望台が待たれるところです。

圧倒的な高さから眺めるため、六本木ヒルズ以外は眼下に見えることです。大展望台では近くのビル1つ1つがくっきりと区別されて見えますが、特別展望台では輪郭があいまになるほどの距離感になります。特に夜景だとまるで“宝石箱をひっくり返したような”東京の街が見られるのは特別展望台ならではです。

展望台の床がクリアになっている部分が「ルックダウンウィンドウ」です。その名のとおり、透けて見える景色は150m下となり、高所恐怖症でなくても足を踏み入れるにはなかなか勇気のいる場所です。展望台の眺めとは一味違うタワー直下の景色を楽しめます。

ピンクに輝く東京タワーのオブジェは「Tokyo Tower Love Power Spot」です。スワロフスキーが美しく輝くこのオブジェは、パワースポットと言われている東京タワーの中でも特に愛のパワーに溢れている場所とされ、このオブジェにちなんだお土産なども販売されています。デートの時にははずせないスポットです。

東京タワーがパワースポットとされるのは「タワー大神宮」があることに由来しているかもしれません。ここはれっきとした神社で、高いタワーにあやかって、高い成績を取りたいという受験生が多く訪れます。合格祈願の他にも縁結び、交通安全などの祈願にもよいとされています。位置的にも神様に近いとあって、ご利益が期待できそうです。

展望台での景色をそのままに、ちょっと休憩もできるのが南西側にある展望カフェ「カフェ ラ・トゥール」です。窓際のカウンター席は立ったまま最高の眺望を楽しめます。もちろんゆっくりできる席もあります。セルフ方式の手頃なシステムながら、ゆっくりとくつろぐに十分なシックな店内です。

大展望台にはコンサート、DJタイム、トークショーなどが行われる「Club333」というステージがあります。日替わりでバリエーション豊かなイベントが企画されており、展望台の料金のみで楽しむことができるお得なスポットです。特に金曜日のリクエストによって大展望台内にオンエアするDJイベントなどはデートなど盛り上がること間違いなしです。

期間限定で、「プロジェクションマッピング」も見逃せません。展望台内に張られたスモークにレーザー光線によるプロジェクションマッピングと共に床面に光のカーテンが映し出さます。幻想的な花火や飛び交う蛍の舞などが夜景とともに楽しめます。大展望台の東、北、西の3面がそれぞれ異なった景観を生み出しています。

東京タワーのキャラクター、“ノッポン”のグッズが人気です。ノッポンは双子の兄弟で、青い服を着ているのが兄、赤い服を着ているのが弟だということです。時にタワー内を歩いてることもあるとか。お土産にノッポングッズはいかにも東京タワーらしくておすすめです。

東京タワー限定のキティちゃんグッズも人気があります。国内の老若男女はもちろんんこと、海外の方にも知名度の高いキティちゃんグッズはどなたへのお土産にもぴったりです。また、イニシャル入りのグッズも最近の人気に伴って増加中。こどもや女性にはこういった物が喜ばれるでしょう。

一見懐かしい雰囲気の東京タワーの形の置物。かつての修学旅行生のお土産の定番でしたが、今でもその人気は根強いようです。近未来的なイメージの東京スカイツリーとは違って、ちょっとノスタルジックな一面を持つ東京タワーのイメージにピッタリ合うお土産ですね。

いかがでしたか？東京スカイツリーができてもなお、人気が上昇している定番スポット東京タワーの魅力を知っていただけたことでしょう。景色を存分に楽しみ、また特別展望台のリニューアルオープンが楽しみに待たれる東京タワーへ、ぜひ訪れてみてください。