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香港からマカオはフェリーが一般的!乗り場へのアクセスや料金などを調査!

香港からマカオはフェリーが一般的!乗り場へのアクセスや料金などを調査!
投稿日: 2017年8月9日最終更新日: 2020年10月7日

ツアーちらしや旅行雑誌などにはよく香港とマカオはセットで紹介されています。初めて香港を訪れる方にも、何回も香港を訪れている方にもおすすめなのが香港からフェリーで行くマカオ観光です。今回は香港からマカオにフェリーでのアクセス方法や基本情報を紹介します。

香港からマカオへフェリーで行こう見出し

香港に旅行に行ったらやっぱりマカオにも足を延ばしたくなりますよね。香港とマカオは同じ中国でありながら、異なる地域なので、ちょっと海を越えただけでガラリと雰囲気がかわります。日帰り往復で十分楽しめる香港からマカオへのフェリーでのアクセス方法や料金、乗り場など知っておく便利なおすすめ情報を紹介します。

マカオってどんなところ?見出し

香港から西南西へ約64km。1999年に中国に返還されるまで、ポルトガルによって統治されてきたマカオは、他のアジア諸国とは全く異なる文化を形成してきました。面積は28.6㎢と非常に小さく東京都の品川区とほぼ同じ面積です。街全体がノスタルジーを漂わせる一方で、カジノやテーマパークなど、エンターテイメントの街としての顔も持っています。

香港からマカオへのフェリー乗り場は?見出し

香港からマカオへアクセスしているフェリー乗り場は香港側に3ヶ所、マカオ側に2ヶ所あります。香港側は、香港国際空港内にある「スカイピア(SkyPier)」、香港島にある「マカオフェリーターミナル(香港上環・港澳碼頭)」、九龍半島にある「チャイナフェリーターミナル(中港城)」です。

マカオ側はマカオ半島側にある「アウター・ハーバー・フェリーターミナル」とタイパ島にある「タイパフェリーターミナル」です。各フェリー乗り場へのアクセス方法や特徴、料金や利用方法などを紹介します。なお、料金は香港出国税が含まれているので帰り(香港へ入国)チケット料金は11香港ドル安くなります。

香港からマカオへフェリーでアクセス「スカイピア」見出し

香港に入国することなく直接マカオに行く場合は香港国際空港内のスカイピアを利用してマカオに入国することができます。フェリー乗り継ぎサービスを利用すると、香港国際空港で出入国手続きを受けることなくフェリーに乗り継ぐことができ、預けている荷物もフェリーに乗せ換えしてもらえるのでおすすめです。

香港国際空港で入国審査を受けてしまうと、このフェリー乗り継ぎサービスは利用できなくなってしまうので注意しましょう。入国審査前に「Transfer Areas Ferry Transit E2」の専用カウンターでパスポート、飛行機の搭乗半券、手荷物タグを提示のうえ、乗船手続きします。フェリー専用ゲート通過後シャトルでスカイピアに移動します。

香港国際空港からマカオまでのフェリーはターボジェット社とコタイジェット社が運航していて、料金はともに254香港ドルです。フェリーチケットはHPから事前予約ができますが、飛行機の遅延によりフェリーの時間に間に合わなくなると、予約が無駄になってしまうので到着後購入することをおすすめします。

飛行機に荷物を預けている場合には、フェリーに積み替え時間が必要なので、出発時刻の60分以上前にチケットを購入しなくてないけませんが、飛行機に預けた荷物がない場合には、空席があればフェリーの出発時間の20分ほど前までチケットを販売してくれます。フェリーは自由席で、運航時間は70です。事故防止のため必ずシートベルトをしましょう。

香港からマカオへフェリーでアクセス「マカオフェリーターミナル」見出し

マカオフェリーターミナル(港澳碼頭)へは地下鉄の上環駅のD出口からは連絡通路で直結しているのため雨に濡れず到達できます。また、各ホテルからシャトルバスが多く出ていて、多くの路線バスもマカオフェリーターミナルを経由しますので交通アクセスが抜群にいいので最もおすすめの乗り場です。

こちらの乗り場のフェリーは24時間運航していて本数も多く、約30分に1便運航しています。所要時間はおよそ55分で料金は165香港ドルです。チケット売り場は3階にあります。人が大勢並んで購入しているのですぐわかると思います。チケット購入後、検札を通過すると出国審査があります。

最近中国人観光客など増加により、以前より手続きに時間がかかり、混雑することがあるので少なくとも出発時刻の30分前までには手続きを済ましておきましょう。乗船開始は出発時間の10分前くらいから始まります。船内はクーラーの効きすぎで寒いくらいなので、1枚羽織るものを持参したほうがいいでしょう。

香港からマカオへフェリーでアクセス「チャイナフェリーターミナル」見出し

地下鉄尖沙咀A1出口徒歩10分。香港最大級のショッピングモール海港城(Harbour City)に併設のフェリーターミナルです。海港城を左手にしばらくまっすぐ進むとフェリー乗り場がある中港城(China Hong Kong City)のビルが見えます。マカオを含めた中国各地へ向かうフェリーの入口をかねています。

上環のマカオフェリーターミナル発着のフェリーに比べて料金は同じですが、20分程度余分に時間がかかり、就航便数も若干少なく深夜の時間帯は発着便がありません。ただ、宿泊ホテルが九龍半島南端の尖沙咀周辺の場合は、チャイナフェリーターミナルから発着するフェリーの方が便利ですね。

香港からマカオへフェリーでアクセス「アウター・ハーバー・フェリーターミナル」見出し

香港などからマカオへやってきた際に最初に到着するのはここアウターハーバーフェリーターミナルで、マカオ半島側にあるフェリー乗り場です。ターミナルの外には、マカオ各地への路線バスのハブとなっており、また、各カジノへの無料シャトルバスの停留所となっています。ポール天主堂跡などの世界遺産はこちらからが便利です。

マカオの入国審査もありますが、日本人で香港から入る場合は特に書類の提出もなくパスポートとフェリーのチケットを見せれば出入国とも問題なく行えます。施設内には商店やレストランのもありますが、制限エリア内には小さな免税店があるくらいで飲食店などはないので出国する前に食事は済ませておきましょう。

1階が到着ロビーで観光案内所があります。カジノやホテルへのシャトルバスは地下道をくぐった道路越しにあるバスターミナルから出ています。2階が出発ロビーで、チケットの購入もできます。香港便は多く発着しているので基本的に予約の必要はありませんが、エアポート路線を利用する場合は予約をしておいた方が安心です。

香港からマカオへフェリーでアクセス「タイパフェリーターミナル」見出し

タイパ 半島側にあるフェリー乗り場です。2005年「コタイ地区」にフェリーターミナルの建設が始まりました。当初、マカオ半島にあるアウターハーバーフェリーターミナルの補助的施設と位置付けられていましたが、2006年に重要港へと格上げされました。そして2017年6月01日(木)に待望の新ターミナルがついにオープンしました。

新ターミナルの広さは約20万平方メートルで、高速船用の停泊スポットを19有し、屋上にはヘリポートが5面あります。出入境審査場のレーン数も127あり、まるで巨大な空港の様です。新ターミナルは、マカオ国際空港にも隣接しているため、航空機とフェリーのアクセスが格段に良くなりました。

長い間仮のターミナルでの営業だったため、施設はたいへん簡素で商店や飲食施設、両替所などの付帯設備はありませんでしたが、現在はまだ空きスペースが目立つものの、フェリーターミナル内のパブリックエリアには飲食店、制限エリアには免税店なども入る予定といい、今後少しずつ利便性が向上する見通しです。

また、2019年にはマカオ新交通システム(LRT)のタイパ線(9.3km、11駅)が先行開業する見通しとなっていて、東京の「ゆりかもめ」と同タイプ(クリスタルムーバー型)の日本製の車輌がマカオの街を走る予定です。大型IR集積エリアとして開発が進むコタイ地区まで10分程度でアクセスできるようになり、利便性の向上に期待がかかります。

マカオのおすすめ観光スポット見出し

東洋と西洋の文化が融合するマカオの街は「マカオ歴史街地区」として世界遺産となっています。ポルトガル統治時代の跡が多く残る石畳や建物は、まるでヨーロッパにいるかのような気分にさせてくれます。おすすめは世界遺産でもある聖ポール天主堂跡で、ファザードの彫刻は素晴らしく、「石の説教」と言われる宗教的な意味が掘られています。

また、マカオといえば「東洋のラスベガス」と呼ばれているほど、カジノが充実しています。香港や中国国内だけでなく、世界中から観光客が集まる場所です。夜にはライトアップも行われ、煌びやかな夜景がとてもきれいで活気を感じます。 ポルトガルと中国の食文化が混じり合ったマカオ料理もおすすめの一つです。

香港からマカオへ日帰り旅行を楽しもう見出し

マカオでは新しくターミナルも建設され、2019年にはマカオ新交通システム(LRT)も開業するなど、目覚ましい発展をし、交通アクセスも飛躍的に向上している一方で、東西を融合したエキゾチックな雰囲気が現在も色濃く残っています。香港へ旅行に行った際はぜひマカオまで足を延ばしてみてはいかがでしょうか。

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投稿日: 2017年8月9日最終更新日: 2020年10月7日

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