香港の茶餐廳！現地の暮らしが見えてくる庶民派レストランおすすめ5選

茶餐廳(チャーチャーテン)は香港人の食堂と言った感じです。香港版ファミリーレストランです。香港人はみんな自分のお気に入りで行きつけの茶餐廳があります。色々なお店の特徴をお伝えしたいと思います。また、茶餐廳ならではのメニューもご紹介いたします。

観光客の方が滞在する香港は香港のイメージ通りの九龍サイドか都会的な香港サイドのどちらかだと思います。この2つのエリアを結ぶのがフェリーかMTRと呼ばれる地下鉄、タクシー、バスとなりますが、MTRが一番便利に簡単に利用できますので、MTRがおすすめです。どちらのエリアにも人気茶餐廳がありますので、ぜひ２つのエリアを楽しんでください。

MTR、バス、フェリーとこのオクトパスというカードがあれば楽に移動できます。日本の電子カードと同じ感覚で使えますので、私たちも使いやすいです。買い物もこのカードでできますので、お持ちになることをおすすめします。香港サイドのトラムにも乗れますので、観光にも十分使えると思います。もちろんチャージは必要です。子ども用もあります。

茶餐廳ならではのメニューがたくさんあります。早朝から深夜まで開いていますからモーニングメニューからランチメニュー、深夜に食べられるものまで、たくさんの種類があります。ここでは茶餐廳でぜひ食べて頂きたいメニューをご紹介いたします。旅の思い出にぜひ召し上がってみてください。

その見た目からパイナップルパンと呼ばれています。お店によって、外側がしっとりだったり、少し固めだったりしますので滞在中にお気に入りのパイナップルパンに出会えると思います。味はほんのり甘くてメロンパンを思い出させる味です。このパイナップルパンにバターを挟み込んで食べるのが茶餐廳ならではのおすすめ人気メニューです。

甘みたっぷりのミルクティーです。何回も濾すのが香港式ミルクティーです。香港式ミルクティーはこのカップに入って来ることが多く、このカップが欲しくてお土産にする人も入るほどのミルクティー専用のカップです。甘いのが苦手な方はもちろん甘み無しもリクエストできます。アイスミルクティーの場合は値段が少し高くなります。

ミルクティーばかりでなく香港ではレモンたっぷりのレモンティーもよく飲まれます。ものすごくたくさんのレモンのスライスが入っていますので、ストローで潰しながら飲むのが香港流です。一度このレモンティーを飲んでしまうと、今までのレモンティーが物足りなく感じてしまうほどです。ぜひ飲んでみてください。

何度も茶餐廳に通ってみるうちにぜひ飲んでいただきたいのがこのあずきミルクです。紅豆冰(ホンダウビン)です。最近の若い人はなかなか頼まないと言われていますが、ぜひ一度はトライしてみてください。遠くに日本を感じるような飲み物です。思っているほど甘くないですしミルキーな感じがとっても優しい飲み物です。

チキンスープの中にマカロニが入っています。朝に食べることが多い人気定番メニューです。味は薄めであっさりしていますが、このほかトマト味などのスープもあったりとお店独自でメニューも工夫を凝らしています。モーニングセットでこのほかに卵を選んだりすることも多いです。おかゆだけでなく、こんなメニューを選んでみるのもおすすめです。

いつも混んでいる人気のお店ですので相席は当たり前です。みなさんのお目当のメニューは隣のベーカリーで焼かれて入るパイナップルパンです。一日に1000個は売れるそうです。このパイナップルパンとミルクティーなどで朝からお茶する方が多いです。場所はモンコック駅から近くですので、観光の途中などで立ち寄ってみてください。人気の茶餐廳です。

観光で訪れる方にとって旺角(モンコック)といえば女人街が有名かもしれません。旺角は日本の渋谷と言った感じで若者が多く香港らしく活気のある眠らない街です。食べ物、買い物、マッサージなどなんでもできる街です。もちろん茶餐廳もたくさんありますし人気のある茶餐廳もたくさんあります。飲茶レストランもいいですが、茶餐廳も体験してください。

同じく旺角にある有名な茶餐廳です。1960年代をイメージしたという黒っぽいインテリアで、メニューも香港フードを現代風にアレンジしたということです。客層は若い人が多くいつもにぎわっています。ここの人気メニューはモーニングセットです。午前中にレストランに来る人のほとんどがこのモーニングセットを頼みます。

モーニングセット以外の注文でしたらこのポークチョップパンをぜひ食べてみてください。日本では馴染みが薄いパンですが、香港ではおなじみのメニューです。お値段も23ドル(1ドル＝15円)というお手頃な値段です。マスタードとマヨネーズが効いた懐かしい味ですが、香港で食べるとものすごく美味しくてやみつきです。

ここのレストランは麺からドリンク、中華料理から洋食までどんなメニューもそろうお店です。そして、どれを食べてもおいしいです。一度訪れてみると、香港の人たちに支持されている理由がわかります。朝も6時半からやっていますので、ぜひモーニングを食べに行ってみてください。場所は尖沙咀ですが、お店は香港島にもあります。

尖沙咀は香港一の繁華街と言われています。アフタヌーンティーでも人気なペニンシュラも尖沙咀に建っています。ツアーでいらっしゃってる方はこの尖沙咀に宿泊することが多いのではないでしょうか。街歩きだけでも楽しいですが、どこに向かって歩いているのかはいつも気をつけてください。治安はいい方ですが自分の身は自分で守りましょう。

香港島の灣仔にある老舗のレストランです。ここのパイナップルパンも大人気です。もちろんパンは手作りです。1956年からずっと味を守り続けています。今でもアイスミルクティーには氷を入れません。店構えは質素ですが、地元の人たちに愛されているレストランです。庶民派グルメの殿堂、茶餐廳で昔ながらの味を味わってみてください。

灣仔のランドマークといえばコンベンション＆エキシビションセンターです。亀を模したその形は風水からきています。香港らしい建物です。ビルと下町情緒が混在している街が灣仔です。庶民の暮らしも感じることができますのでぜひトラムに乗って、街並みをみてください。有名な中華レストランもたくさんありますのでディナーに楽しんでみてください。

銅鑼灣にある喜喜冰室はレトロ可愛い店内になっています。昔の香港をイメージさせてくれるような物も多く、なぜか懐かしい気持ちになります。もちろん料理は茶餐廳らしく色々なメニューがそろっています。定番のサンドウィッチや麺類などは繊細な味にアレンジされていて、とてもおいしいと評判です。香港のレトロな街を感じながらの時間もいいものです。

香港島にある銅鑼灣は狭いエリアに見所がたくさんある場所です。観光客の方は必ず立ち寄ると思います。大きなショッピングセンター、デパート、ブランドショップと、どこから見ていいか迷うほどです。食事も各国の料理店がありますので、ここで一日を過ごしてしまうかもしれません。茶餐廳は早朝から深夜までやっていますので、利用してみてください。

茶餐廳で味わった味を帰国されても味わいたい方はぜひお土産に買ってみてください。その中でも出前一丁は人気のあるお土産です。茶餐廳でも出前一丁が使われていることが多く、香港人にも人気の食べのものです。香港ならではの味もありますので、数種類買われる方が多いようです。日本生まれのインスタントラーメンをお土産にするなんて面白いものです。

香港式ミルクティーのスティックタイプは色々な銘柄があり、選ぶのも迷ってしまいそうです。味も本格的で、バラマキお土産にも適していると思います。ほとんどのスーパーマーケットには置いてありますので、ぜひスーパーを見てくださいね。日系のスーパーもたくさんあります。イオンやアピタなどもありますので、ぜひ立ち寄ってみてください。

ちょっと重いけどこのエバミルクをお土産に買われる方もいらっしゃいます。可愛いこの牛マークが好きという方も多いと思います。買っても食べるのがもったいないような気がしますが、ぜひ日本でもエバミルクを楽しんでください。液体になりますので、預ける荷物に入れないと没収されますので気をつけてください。

茶餐廳の特集いかがでしたか。まだまだ紹介できない茶餐廳たくさんありますので、ぜひ香港にいらしてお気に入りの茶餐廳を見つけてみてください。お泊まりのホテルの近くにきっと必ずあるはずです。最初はモーニングセットから楽しんでみてください。香港の朝は忙しいけれどエネルギッシュです。そんな香港に遊びに来てください。