ユジノサハリンスクの観光スポット！治安は？サハリンへの行き方も！

かつて日本では旧称豊原と呼ばれていた場所です。現在はロシアのサハリン州の州都となっているのが紹介するユジノサハリンスクです。北海道から直ぐの距離で身近な海外とも言えるユジノサハリンスク。旅行の際のおすすめ観光スポットはもちろん、それ以外にも行き方や治安情報などもまとめて紹介させて頂きます。

ユジノサハリンスクは北海道の最も近い北海道宗谷岬から最短距離で43km程の距離なんです。距離だけで考えれば日本から最も近い海外とも言える場所がユジノサハリンスクなんです。そんな日本に近いユジノサハリンスクへの行き方を紹介します。飛行機と船それぞれの行き方を案内させて頂きますね。

飛行機でユジノサハリンスクへの行き方です。直通便が出ているのは北海道の新千歳と函館空港、関東では成田空港から直通便が利用できます。北海道からは片道1時間30分弱、成田空港からは片道2時間30分程で到着する事が出来ます。ただ、行きの場合は3時間弱時間が掛かるので気を付けてくださいね。

船でのユジノサハリンスクの行き方ですが、北海道の稚内から可能な行き方です。着く場所はロシアのコルサコフという船着場です。片道の所要時間はおよそ4時間30分となります。船の場合は個室に近い席やタコ部屋利用によって料金が異なりますので、自分に合った行き方を選択して下さいね。同じ部屋の方と交流も持てる人気の行き方です。

旅行に行く際に観光先の治安情報を知る事は非常に重要な事ですよね。ユジノサハリンスクの治安情報をここでは紹介させて頂きます。旅行に行く前にしっかりと治安情報を把握して、安心して旅行が出来るようにしっかりと事前準備をして下さいね。2017年8月23日時点での治安情報となります。

海外の治安情報で心配になるは物騒ですが、テロ等の情報ですよね。現在はユジノサハリンではテロの実行やほのめかすような声明は確認されておりません。その点の治安情報では安心できると思います。その反面、イラクなどのイスラム国の支配領域を縮小されている国からのテロ攻撃の可能性は0ではないので用心に越した事はありません。

テロ以外にも気を付けて頂きたい事としましては、9月前後にイスラム教の犠牲祭が行われます。名前に驚くかもしれませんが、イスラム今日のお祭りです。その際はイスラム圏は休日となります。その為、その前後に掛けて従来以上に治安内容に留意した方が良いと思います。常に最新の治安情報をチェックして安心して観光しましょう。

ユジノサハリンスクの観光スポットの定番中の定番と言えば、ガガーリン公園です。ユジノサハリンスクの中心部に広がるガガーリン公園は正にユジノサハリンスクの顔とも言える公園なんですよ。ユジノサハリンスクがサハリン州まで範囲を広げても最大級の公園なんです。ここを観光せずしてユジノサハリンスクは語れませんよ。

公園の名前はある有名な人物から付けられたものです。お気付きの方もいると思いますが、人類で最初に宇宙へ旅立ったロシアソビエトの英雄のユーリガガーリンです。その観点からもロシアにとっても偉大な人物から付けられた公園という事もあり、ロシア国内でも人気があるのがガガーリン公園なんですよ。

過去には日本の領土であったユジノサハリンスク。ガガーリン公園も日本を感じられる観光スポットなんですよ。日本の領土だった際には豊原公園という名前で日本人に愛される公園でした。公園の真ん中にはヴェルフネエ湖があるのですが、その周辺には桜の木が植えられているんですよ。異国と日本を感じされる稀有な観光スポットです。

ガガーリン公園からも近く町の中心部に近い人気の観光スポットがサハリン動物園です。位置といてはガガーリン公園の北側にあり、サハリン州にある唯一の公立動物園がサハリン動物園なんですよ。流石はサハリン州で唯一の動物園です。園内にいる動物はロシアのサハリン島に生息する動物が主で希少な動物を見る事が出来るんです。

サハリン島には日本では滅多に見る事が出来ない動物が多く生息しています。エゾシカやトナカイ、スカイフォックスなどはサハリン動物園で人気の動物達です。名前を聞いた事はあるかもしれませんが、実物を見る機会は日本では早々ありません。サハリン動物園だからこそ見る事の出来る動物が多くいるので、お勧めの観光スポットなんです。

サハリン動物園は開園して既に20年以上が経ちますが、園内は常に清潔に保たれております。子ども連れでも安心して訪れる事が出来ますよ。サハリン動物園で最も人気がある動物を是非とも見てきてください。絶滅危惧種のアムールトラです。美しい毛皮と毅然とした態度は見応え抜群です。人気なのも納得の貫禄です。

ユジノサハリンスク駅から徒歩で5分程の距離にある美術館がサハリン州立美術館です。駅からアクセスがし易いのが嬉しい美術館です。美術館と聞くと物静かなイメージを持つと思いますが、ここは少し違います。中心部からアクセスし易い事もあり、観光客はもちろん学生もよく訪れる為に割と賑やかな美術館なんですよ。

ガガーリン公園を紹介した際に日本を感じられる観光スポットと紹介しました。ある意味でサハリン州立美術館もそうと言えます。過去に日本領土だった際には北海道拓殖銀行豊原支店として活躍いていました。当時は日本人も多く利用する建物だったんですよ。時代の移り変わりを知れる建物と言えるかもしれませんね。

ユジノサハリンスクが過去に日本の一部であった事を証明してくれる建物と言えば、サハリン州立郷土博物館で決まりです。その建物の外観はまるで日本のお城を彷彿させます。1938年に当時は樺太庁博物館として建造されました。現在でも多くの旅行者を楽しませてくれる博物館で過去の歴史を存分に覗きに行ってみましょう。

サハリン州立郷土博物館は2階建ての建物になっており、各階で違った内容を楽しむことが出来ます。先ず1階部分です。1階部分では樺太について詳しく知れる展示物が多数用意されています。特に樺太に生息する動物達のはく製は迫力満点で思わず引き付けられます。樺太についての見聞が広がる事は間違いありませんよ。

次に2階部分を紹介させて頂きます。2階部分ではかつてこの地が日本の領土であった事を実感する事が出来るエリアになっています。過去に日本人がユジノサハリンスクでどのような生活を送り、どのような仕事をしていたのかなど当時の事実をそのまま知られる展示が多くされています。我々日本人にとっては特に訪れたい観光スポットですね。

ユジノサハリンスクへ旅行に行く際に必ずと言っていい程、観光スポットの候補に挙がるのが、鉄道歴史博物館です。3つの展示セクションから出来ている博物館です。鉄道車両の展示、D51蒸気機関車の展示、鉄道歴史展示場の3つから成り立つ、ユジノサハリンスク旅行の際に大人気の観光スポットは観光必須の場所です。

鉄道歴史博物館はユジノサハリンスク駅から徒歩数分で到着する事が出来るので、アクセスもし易い観光スポットです。鉄道歴史博物館を訪れた際に観光客を迎えてくれるのが野外に展示されているD51蒸気機関車です。引退をして長い時間が経ちますが、今にも走り出しそうな立派な外観と迫力に期待感が高まる事間違いありませんよ。

博物館内にも魅力的な展示物がまだまだ待っていますよ。日本では見られないロシアの鉄道が多く並んでおり、鉄道ファンにはたまらない観光スポットです。旧ソ連時代の蒸気機関車やディーゼル機関車などの展示は圧巻の迫力です。開館時間中は自由に見学が可能なので、是非とも記念の写真を撮って形に残る思い出を作ってください。

ここまで複数のユジノサハリンスク旅行のおすすめ観光スポットを紹介してきました。アクセスする際の最寄り駅として記述をしてきましたが、ユジノサハリンスク駅も忘れてはなりません。ここも人気の観光スポットなんですよ。旅行の際には度々お世話になる駅でもあるので、簡単に紹介させて頂きます。

ユジノサハリンスクの行き方で飛行機での空路、船での海路を紹介しました。どちらの行き方でもお世話になるのがユジノサハリンスク駅です。ガラス張りの駅で見た目も近代的な駅なんです。駅内には売店もあるので、お土産を購入すことも出来ます。時間がある際にゆっくりと売店を見まわして掘り出し物をゲットしてくださいね。

旅行の際には可能な限り記念写真を撮りたい所ですが、ユジノサハリンスク駅での写真撮影で気を付けて頂きたいことがあります。それは駅構内を撮影するには許可が必要です。悪気が無かったとしても許可なく撮影していると声を掛けられますので、気を付けてくださいね。外観は撮影OKなので気にせずに写真を撮って大丈夫ですよ。

ユジノサハリンスクに関する記事を紹介させて頂きましたが、如何だったでしょうか。観光スポットだけでなく、行き方や治安情報も併せて案内させて頂きました。まだまだマイナーなユジノサハリンスクですが、見所満載の旅行先なんですよ。これを機に少しでも興味関心を持って頂けたら嬉しい限りです。