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ハイラインはチェルシーエリアにできた空中公園!散歩しながら眺めを楽しむ!

ハイラインはチェルシーエリアにできた空中公園!散歩しながら眺めを楽しむ!
投稿日: 2017年9月5日最終更新日: 2020年10月7日

2009年のオープン以来、多くの観光客が訪れているハイライン。チェルシーエリアの空中庭園として人気の散歩スポットになっています。ハイラインの歴史や見どころ、行き方や周辺のチェルシーエリアの観光・グルメスポットもご紹介します。

ニューヨークのハイラインをご紹介!見出し

2009年のオープン以来、多くの観光客が訪れているニューヨークのハイライン。チェルシーエリアの空中庭園として知られる場所ですが、どんな場所でハイラインはなぜつくられたのでしょうか。ハイラインの歴史や見どころ、行き方や周辺の観光・グルメスポットなどをご紹介していきます。

ハイラインはどんな場所?見出し

ニューヨークのハイライン(ハイラインパーク)は2009年にマンハッタンの真ん中、チェルシー地区にオープンした、新しい公園です。オープン後もニューヨーク市の緑化計画のもと、ずっと改築が続いていましたが2014年の秋についに完成しました。

34stから南部のミートパッキングまで続く巨大空中庭園として今ではすっかりマンハッタンの観光名所になっています。オープン以来大成功を収めていて、オープン当初の2010年には200万人以上の来園者があり、ハイライン上にグルメなお店も登場したことから、年々さらに多くの人が訪れています。

ハイラインはなぜつくられた?見出し

ハイラインは1930年代に建てられて現在は使用されなくなっていた全長2.3キロメートルの高架鉄道上に作られています。1934年以来、10番街と並行して走るこの鉄道はマンハッタンの西側に肉や鶏肉を運搬するために使用されていました。しかし高速道路の発達により、鉄道は不要となってしまい、最後の鉄道が運行されたのは1980年のことでした。

2003年には、ハイラインの開発には1億5000万ドルかかることが推定されていました。この額はニューヨーク市には支払い不可能な額でしたが、公園周辺の住宅用不動産は上昇の兆しを見せていて税収も見込めたことから、市は公園の開発を決めました。

そして100種類以上の草花や木々を植え、ところどころにアートを設置。地上9m、ビルの3階ほどの高さからの眺めと散歩を楽しめる空中公園ハイラインが完成しました。その歴史を見ても、作りを見ても、これまでにない新しいコンセプトの公園です。

ハイラインの見どころ見出し

ハイラインにはあちこちにアート作品が設置されています。ハイラインらしい線路アートや25丁目には看護婦と水兵がキスをしている瞬間をとらえた写真で有名な『勝利のキス』をモチーフにした壁画がなどあります。ハイラインを散歩しながら、まずはこの巨大アートを楽しみましょう。

ハイラインをまたぐようにして立つスタンダード・ホテルは20階建ての全客室が床から天井まで全面ガラスのスタイリッシュなデザイナーズ・ホテルです。ハイラインを散歩しているとその特徴的な外観に目を惹かれます。客室からハイラインとハドソン川の景色を望むこともできます。ホテルの1階にあるレストランや屋上にあるバーは、地元のセレブ達も利用する人気のスポットで、業界人からも評価が高いことで知られています。

チェルシーはアートギャラリーが多いエリアなので、ハイラインをちょこちょこ降りながら、ローカルなギャラリーを巡るのもいいかもしれません。とにかくのんびり歩いて散歩を楽しむのがハイラインの楽しみです。

ハイラインの休憩スポット見出し

ハイラインを散歩しているといくつか広場が途中にありますが、10番街スクエアは中もで最も広い広場です。階段上の展望台からガラス越しに10番街を見下ろすことができます。ニューヨークらしい街の景色を見下ろしながらゆったりと過ごすことができるので、晴天の日はウッドベースのデッキ寝転んだりする人もいる、絶好の休憩スポットです。10番街スクエアからハドソン川を眺めると、遠くに自由の女神像を見ることもできます。

ラディアル・ベンチはハイラインの中、30丁目付近にある橋沿いに設置された木製の長いベンチです。ハドソンリバーに向かって穏やかなカーブを描くラディアル・ベンチは、公園散歩の休憩をしたり読書をするにも最適の場所です。

ハイラインのベストシーズンは?見出し

ハイラインでは空中散歩をしながら春夏秋冬のそれぞれの季節で見頃を迎える美しい花々や植物観賞を楽しむことができます。南北にガーデンがあり各所にあるベンチで休憩ができ、飲食ができるエリアも設けられているので、ゆっくりと散歩を楽しむのがおすすめです。

34th Street Entry Plazaでは真夏の長い時期で小さくかわいく明るく咲くバージニア・ローズを見ることがでkます。Chelsea Thicketでは12月から2月頃、鮮やかなマホニア・メディアが黄色い花を咲かせます。冬は寒さが厳しいため、気温が穏やかな5月から冬を迎える前の11月ころまでが散歩に快適なおすすめの観光シーズンです。冬の時期の枯れた草木も独特の素敵な景色をつくっています。

ハイラインをさらに楽しむには見出し

ハイラインでは歴史を学びつつハイラインの探索ができるハイラインパークウォーキングツアーも開催されています。2時間にわたるツアーでは、1847年まで歴史をさかのぼり、ニューヨークの「西部のカウボーイ」についてや、2.33kmにわたる公園に植えてある多様な植物についての説明を聞くことができます。

ハイライン散策の後はタイタニック号沈没の生存者の下船場所であるホワイトスターピア(White Star Pier)や、オレオクッキーが製造された旧ナビスコ工場を見学することができます。このハイラインパークウォーキングツアーは年間を通して開催されていますが、3月末から10月末の公園の木々や花々が満開の時期に参加するのがおすすめです。

ハイラインへの行き方見出し

ハイラインは全長約2.3キロの南北に細長い公園です。わかりやすい行き方は地下鉄7号線でアクセス北端は「34丁目-ハドソン・ヤード駅」下車する行き方です。徒歩で1分から2分で、ハイラインの入り口に着きます。

バスを利用する行き方だとM34(34丁目を東西に走る路線)が目の前に行くので便利です。南端のガンズボートストリート入口には、地下鉄A・C・E線でアクセスできるので、「14丁目駅」下車して徒歩7分でハイラインの入り口まで行くという行き方もできます。

ハイライン周辺の観光スポット見出し

ハイライン周辺の観光スポットと言えばまずはハドソンリバー。ニューヨーク州とニュージャージー州との境界を流れ、17世紀のイングランドの探検家で航海士であるヘンリー・ハドソンから川の名前が命名された川です。川岸では、ジョギングや犬と一緒に散歩する人がたくさんいます。また、ヤンキースタジアムやマンハッタンの摩天楼を見ることができ自由の女神の近くを旋回するクルージング・ツアーもおすすめです。

ホイットニー美術館はアメリカの現代アートを展示する、文化人の街「グリーンビレッジ」が発祥の地の美術館です。モダンで透明感のあるイタリア人建築らしい外観は目をひき、自然の光が差し込み開放感のあるロビーは気持ちがいいです。屋外展望台では昼夜問わずミートパッキングディストリクトとハドソンリバー沿いの美しい風景を望むことができます。レストランやカフェ、ショップもあるので休憩もできます。

ハイライン周辺のグルメスポット見出し

ハイライン周辺でグルメを楽しむなら、チェルシーマーケットがおすすめです。ハイラインからはチェルシーマーケットまでは歩いてすぐで、右手にハドソンリバーを望みながら歩き、トンネルをくぐり右側にある西16丁目(W16th St)の出入口を降りると、チェルシーマーケットが見えてきます。

チェルシーマーケットはナビスコのクッキー工場を改造して作られた巨大なマーケットですですが、ワインショップやスーパーマーケットなど35店のお店がチェルシーマーケットの中に入っていて、パスタやロブスター、オーガニック料理なども楽しむことができます。

また、ハイライン周辺のチェルシー・ミートパッキングエリアも趣のあるレストランやモダンなインテリアの店などが立ち並び、散歩とグルメが楽しめるエリアです。そこから南へ向かってグリニッジビレッジでこれまたグルメな夜を過ごすのもいいですし、アート好きの方は北へ歩きながらチェルシーのギャラリー巡りをするのもおすすめです。

ニューヨークハイラインへ行ってみよう見出し

ニューヨークハイラインの歴史や見どころ、行き方、周辺の観光・グルメスポットなどをご紹介してきましたがいかがでしたか?観光スポットもたくさんのチェルシー地区を訪れる際は、ぜひハイラインまで足を運んでみてはいかがでしょうか。それぞれの季節で咲いている植物や雰囲気も違うので、ニューヨークの中でも何度も訪れたいスポットの一つです。

投稿日: 2017年9月5日最終更新日: 2020年10月7日

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