ハワイでのドレスコード！男性も女性もリゾートカジュアルがベスト？

ハワイのガイドブックを見ていると、レストランやカフェのところにドレスコードと書かれているのを目にします。ハワイのドレスコードというのはどんなものなのでしょうか?ハワイのレストランやカフェなどではどういったドレスコードがあるのか、どんなお店で必要なのかをご紹介します。

ハワイのドレスコードというのは、高級レストランなどで食事をする時に、男性と女性でそれぞれにこういったものを着用して来店してくださいというものです。ハワイではそれぞれのレストランごとにドレスコードが決まっていて、例えば、女性ならワンピース、男性なら襟付きのシャツにジャケットといったように、正装が必要なレストランがあります。

ハワイはリゾート地なので、日中は海に入ったりもしますので、水着や短パン、ジーンズにＴシャツといったカジュアルな服装でも大丈夫なのですが、夜のディナー時には、日中と同じようなカジュアルな服装で出かけるのはNGです。特に一流ホテル内のレストランや、ワイキキ周辺の高級レストランにはドレスコードがありますので、注意しましょう。

ハワイで正しい女性のドレスコードにはどんな服装があるのでしょうか?女性ならば、ワンピースやカーディガン、ショール、ジャケット、シャツ、ブラウス、パンツやロングスカートが正装です。その他に、ハワイ独特ですが、アロハシャツやムームーもハワイの正装なので大丈夫です。現地調達でムームーを買うのもおすすめです。靴は、ミュールやヒール、パンプスを履きましょう。

高級ファッションがドレスコードではありませんので、安心してください。シャネルやプラダ、グッチにアルマーニといった高級ブランドで身を包む必要はありません。シャツやワンピース、ムームーであればチープなお店のものでも大丈夫なのです。どこのブランドの物かよりも、どんな格好かがドレスコードの基本です。

ハワイで駄目なドレスコードというと、Ｔシャツに短パン、デニム、レギンス、キャミソール、タンクトップ、水着、露出が多い服装です。靴はビーチサンダルやクロックスはNGです。肩が出るような服装だとハワイでは娼婦に間違われる場合もあるようなので注意しましょう。袖がないタイプのワンピースや肩が出る洋服の場合は上着を羽織ると良いです。

日中にショッピングやビーチに行くような服装で、ドレスコードがあるお店には行かないようにしましょう。ただし、あまりにも気合が入った服装もハワイでは浮いてしまいますので、カジュアルなよそ行きのスタイルで十分です。かしこまりすぎた服装はハワイでは逆に浮いてしまいます。また、肌を露出しすぎる服装も避けて上着を羽織るようにして下さい。

ハワイで男性の正しいドレスコードというと、上は襟付きシャツ、ジャケット、ポロシャツ、カッターシャツ、下はチノパン、スラックス、パンツです。靴は革靴を履きましょう。女性と同様、ハワイではアロハシャツが正装なので、アロハシャツもOKです。シャツに関しては、羽織るだけではなく、ボタンをとめて、裾はズボンに入れ、ベルトを着用してください。

アロハシャツは正装なので、ドレスコードのお店でもOKなのですが、なんでもいいわけではありません。日本の着物でも普段着用と礼装用があるように、アロハシャツにもいろんな種類があります。アロハシャツを購入する際には正装として使えるかどうかを確認してください。

ハワイで駄目な男性のドレスコードというと、女性同様に、Ｔシャツ、デニム、水着、タンクトップです。靴は運動靴やクロックス、ビーチサンダルはNGです。男性だとTシャツにデニムや短パン、ビーサンという服装で日中過ごされる方がほとんどだと思いますが、この服装でドレスコードがあるお店に行くのは絶対にやめましょう。

ハワイのドレスコードといえば、リゾートカジュアルがベストです。リゾートカジュアルというのは、セミフォーマルのことで、それにリゾートの要素を足したような正装のことです。男性のリゾートカジュアルというとスーツでなくてもよく、襟付きシャツに長ズボン、チノパンもOKです。女性のリゾートカジュアルはワンピースやムームー、ちょっとしたお洒落着で大丈夫です。

ランチタイムの場合には、どこのお店もTシャツと短パンというラフな服装で大丈夫ですが、ディナータイムの際に、ドレスコードがあるようなお店に行く場合には、リゾートカジュアルで行きましょう。知らなかったでは恥ずかしい思いをしますので、せっかくハワイでお洒落なお店でディナーをするのならば、リゾートカジュアルで出かけましょう。

ハワイでドレスコードのあるお店に行くことが決まり、ドレスコードを持っていかなかった場合には、現地調達しましょう。ワイキキの中心部では様々なお店があり、それなりのドレスコードとして使えそうな洋服も購入することができますので、焦らなくても大丈夫です。ブランド物でなくてもドレスコードのものでしたらファストファッションでも平気です。

現地調達されるのならばアロハシャツやムームーを買うのもおすすめです。ムームーは袖があるタイプが正装には向いています。アロハシャツやムームーの柄も正装として向いているものがありますので、お店の人に確認しましょう。現地でアロハシャツやムームーを購入してもそれほど高くはありません。

ハワイはショッピングが楽しいですね。アラモアナセンターやDFSなど、様々なショッピングセンターがあります。日中、買い物三昧で、その帰りに美味しいディナーを食べに行きたいところなのですが、ハワイではディナーを食べに行く時に大きなショッピングバックを持っていくのはNGです。ディナーに行く際には小さなバックでスマートに行くことが必要です。

手荷物がある場合には、面倒ですが、一度ホテルに戻って、大きな手荷物はお部屋においてディナーに行くようにしましょう。その際に、ドレスコードに着替えていくのがベストです。日本ではショッピングのついでに大きな荷物を持ってディナーに行くのはそんなにおかしいとは思えませんが、ドレスコードがあるハワイではマナー違反です。

レストランで食事をする場合に、どんな服装やドレスコードで行こうかと悩んでしまう人が多いです。ハワイのレストランは、3種類のタイプに分けられます。1つ目はファイン・ダイニングといって、特別の機会や接待に使うような一般の方はほとんど行かない店です。2つ目はファイン・カジュアルといって、滅多に行くことがない高級レストランで、お洒落な商業施設にあったりします。

ファイン・ダイニングとファイン・カジュアルにはドレスコードがあります。3つ目はカジュアル・レストランで普通のレストランのことで、地元の方も行くようなレストランです。ハワイではファイン・ダイニング以外はカジュアル・レストランとたいして差がありませんので、カジュアル・リゾートの服装で行けます。

ハワイの有名レストランでドレスコードがあるお店をご紹介します。ファインダイニングというと、ラ・メール、ハイズ、ミッシェルズ、オーキッズ、モートンズ、アット・ザ・モアナといった有名シェフがいるお店です。その他、高級ホテルの中にあるメインダイニングやディナークルーズもファインダイニングと同じなので、ドレスコードが必要です。

ファイン・カジュアルのお店には、ロイズ、BLT、ウルフギャング、ルースズクリス、PFチャンズといったレストランがあります。Tシャツと短パンで行ったりすると入店できない場合もありますので注意しましょう。カジュアル・レストランにはデュークス、アランチーノ、チーズケーキファクトリーなどがあります。ラフなお店なので、スニーカーの方も多いです。

ハワイのドレスコードというのは、着飾るという意味ではありません。レストランで食事をしているゲストの方皆さんが楽しく気分よく食事をするため、また、お店の演出している雰囲気を壊さないため、そして、周りの方に不快感を与えないために必要なものです。気持ち良い時間を過ごせるようにドレスコードに気をつけてハワイのディナーを楽しみましょう。