ハワイの2月！服装や気温は？雨季で旅行料金が安くなるって本当？

一生に一度は行きたいハワイ。できれば安い時期に行きたいな、という気持ちは誰にでもあると思います。できればゆっくりとすごしたいな。買い物も人が少ない時にしたいな、と行き慣れた人にもおすすめな、一番人が少なくお徳に行ける2月のハワイ。その理由と特徴についてご紹介します。

乾期やセール、イベントなどにそれた雨期の2月は自然と旅行客や観光客が減り、旅行会社は料金を落して観光客を招かねばならない時期になります。人気の時期のツアー料金と比べると半分の金額で行けることもあり、ホテルなどのグレードを下げれば4万円くらいの料金で行けるツアーもあります。

いつもなら10万円の料金のツアーが7万円だったりと、ちょっと手が出ないグレードのホテルでもリーズナブルな料金まで下がっていることもあります。オプショナルツアーもお得な料金で行けるので、ついついいろいろ申し込んでしまいたくなります。浮いた分で食事やホテルのグレードを上げてリッチに過ごす人もいる時期です。

ハワイは日本から飛行機経由でほぼ一日かかります。行きと帰りで二日時間がかかってしまうので、連休を利用して行く人が多いです。そのため、お正月や冬休みの1月、春休みのある3月4月、連休のある5月から10月にかけては気温が安定し晴れの日が続いているのでベストシーズンとなります。

11月は比較的安い時期ではありますが、下旬から12月にかけてクリスマスセールを行うため、アラモアナショッピングセンター等ショッピングモールは人気が集中し、多くの日が増える時期に入ります。お買い物が目的の人がハワイに特に集中する季節となり、ツアーの料金も高くなってきます。

11月から台風や雨が増え、3月までの間ハワイには雨の日が多くなります。ホノルルはホテルの多いエリアも、海に面しているため海風が吹き、早朝は台風のように風も強く傘をさすとそのまま飛ばされてしまいそうになってしまう人もいます。折り畳み傘では簡単にぽっきりと折れてしまうことも。

ハワイの雨はスコールと呼ばれる、短時間でざーっと降る雨が多いです。日本のゲリラ豪雨に似ています。軽装で朝ごはんを買いに出ようとしたらザーザーと突然降り出しずぶ濡れで慌てて帰るようなことになったり、せっかくのお土産が濡れてしまったり、夏の服装だと寒いくらいに冷たい風が吹くこともあります。

また、ハワイで利用することの多い乗り物、トロリーは窓がなく晴れの日は気持ちの良い日差しと風が最高の乗り物なのですが、スコールの時にトロリーに乗ってしまうと雨から身を守ることができません。座席もびしゃびしゃに濡れてしまい、とても座れない状態になってしまうのでタオルは必須です。

梅雨を毎年体験している日本人にはハワイの雨期と梅雨は同じイメージが浮かぶかもしれませんが、ハワイの雨期は梅雨ではありませんので安心してください。ハワイの雨は何日も降ることはめったになく、一日の間に短時間でザーッと降りすぐ晴れるというのが多いです。ビーチで雨が降っても、少し雨宿りをすれば晴れることも多いです。

夕方空が真っ黒になり、ホテルに戻った頃にはザーザーの大雨。けれど翌朝にはカラッと晴れて真っ青な空が広がっているっているということも多いです。朝ご飯を買うときは暴風が吹き荒れていたのに、10時前には段々と晴れて嘘のように青空に虹がかかることもあり、その逆もあります。ハワイでの雨期は一日でころころ天気が変わります。

ハワイは常夏なので年中夏の服装でも大丈夫です。それは雨期でも変わりません。しかし、湿気が少ないため日陰に入ると日本よりも涼しく感じます。夏の服装でも過ごしやすいのですが、2月のハワイは少し気温が下がっているので長袖でもあまり暑く感じない人が多いです。

ハワイは日本と比べて湿気が少ないため、気温が高くても木陰では涼しく過ごせます。長袖でも通気性の高い生地なら暑く感じることはありません。逆にお店の中やホテルの中は冷房がフル稼働しているため、寒いと感じる人がいるほどです。ハワイでは長袖も用意していくのをおすすめします。服装は初夏くらいを目安にするのが良いです。

特に2月は日差しがあたらなければ過ごしやすい気温のため、日本の冬ほどではありませんが上着を一つ持って歩くのがおすすめです。急な雨で身体が冷えてしまったりすると体調を崩してしまうことがあります。外を歩き回らなければ汗を多くかくこともないので、冷房対策や雨での冷え対策のための服装を用意した方がおすすめです。

冬の日本と違い、2月でも暑い気温のハワイでは海のレジャーもゴルフも、オプショナルツアーも満喫できます。しかし、乾期に比べると突然の雨で台無しになってしまう可能性はあります。あらかじめ予定が雨で潰れてしまった時のために、ショッピングモール等代替え案を考えておくのも楽しみ方の一つです。

ロイヤルハワイアンセンターやアラモアナショッピングセンター等々、ハワイには多くのショッピングモールやアウトレット専門店や免税店があり、そのツアーもあります。買い物に興味がない方でも、オブジェやハワイならではの音楽を聞いているとハワイを満喫している気分になります。お土産を探すのにもおすすめです。

冬はアラスカから暖かいハワイ沖を目指して出産や育児を控えたザトウクジラがやってきます。ホエールウォッチングの名所、マウイ島でもクジラを歓迎するイベントがあるため、クジラ好きには最高の季節です。せっかく見に行ったのにちっとも見れなかったということもありがちですが、初夏から冬はクジラを見れる確率が上がります。

カカアコ地区の倉庫街では毎年開催されるアートイベント「パウワウハワイ」が2月に催されます。ハワイの外からもストリートアーティストが集まるので、倉庫や建物の壁がとってもアート。この時期に観れる貴重なイベントなので、2月に行くならこの開催日を狙うのがおすすめです。

雨期なのでやはり雨具はあったほうがおすすめです。ご注意なのが強風。雨だけならまだしも台風のように吹き荒れることがあり、折り畳み傘なら完全に折れてしまうこともあります。傘は現地でも購入でき、しかもゴルフ用の大きくてしっかりとした折り畳み傘もあるので、スコールでは現地で買った傘のほうが頼もしいです。

持っていくのにおすすめなのはレインコート。折り畳み傘よりもかさばらず、横からの雨で服が濡れるのも防ぎますし寒さから身を守ることができます。夏の服装で出かけると、雨に触れてしまえば体温がぐっと下がり体調を崩してしまうので、突然の雨でも身体を保護できるレインコートがおすすめです。

常夏でいつもおいしい果物が食べられると思われてるハワイ。けれど旬のほうがもっともおいしく食べられるのです。中にはこの旬を狙ってハワイに行く人もいるほど、旬のものは栄養価が高く味もおいしく、果物は特に甘さもジューシーさも別格な時期になります。

有名な食べ物ですと、アボガドやオレンジ、いちごが旬を迎えます。この時期にサラダやアサイボウルで果物や野菜を食べてみると日本で食べるよりもおいしいと感じます。スーパーやABCストアで売られているので、朝食にもおすすめです。フレッシュな果物をたっぷり食べて、美容にも健康にも良いハワイの朝を迎えられます。

気温は涼しく料金も安く、なにより日本の冬のように寒くないハワイは天国のように感じます。人も比較的少ない時期なので、初めての人はゆっくり買い物や観光を楽しむことができるので、慣れていない人や慌ただしいのが苦手な人には一番おすすめの時期とも言えます。

天気は乾期に比べて安定していませんが、ハワイの天気は晴れが多く、日本のように雨が降り続くことはまずありません。穏やかな気温の中でレジャーを楽しめるので、冬を狙って行くセレブもおおいほど。雨が降った時は予定を変更できるように余裕を持ったプランを組めば、他の時期と同じように2月でもハワイを楽しめます。

いかがでしたでしょうか?ハワイが人気なのはやはり夏休みやゴールデンウィーク、お正月などの旅行シーズンです。その時期をずらした2月はまさに穴場の月。けれど、何もない退屈なハワイ、というわけでもありません。2月にもハワイはイベントもあり、充分楽しめます。2月にハワイに行こうかなと考えている方の参考になると嬉しいです。