タンドレスは京都の有名パティスリー！週3日のオープン日は行列必至！

京都の閑静な住宅街に佇む一軒家の「パティスリー タンドレス」。シェフがほぼ一人で丹精込めて作る、芸術的な美しさと美味しさのケーキが自慢です。週3日しかオープンしないにも関わらず、開店日にはタンドレスのケーキを求め、全国からやって来る人で行列ができるほど。この記事では、そんなタンドレスの人気の秘密に迫ります。

京都で唯一無二の存在感を放つタンドレス。気になる場所ですが、京都市左京区一乗寺に広がる住宅街に位置し、一見オシャレな民家と見間違う外観のお店が「パティスリー タンドレス」です。京都の街中にあるわけではないにも関わらず、この閑静な住宅街にタンドレスの絶品ケーキを買い求めて多くの人が押し寄せるので驚きです。

お店へのアクセス方法は、バス・電車・車の３通りあります。バスの場合、JR京都駅から市バス5系統岩倉操車場前行きで45分、一乗寺木ノ本町で下車し、徒歩5分です。車で行く場合は、お店の前に3台分の無料駐車場があります。付近にもコインパーキングがあるので、車でもアクセス可能です。

タンドレスが多くの人に愛される人気の秘密は、何と言ってもシェフのこだわりが詰まった絶品のケーキです。良い素材を抜群のバランスで取り入れ、甘さと味が際立つ仕上がりになったケーキは、一度食べたら虜になってしまいます。また、味だけではなく、芸術的なトッピングやケーキの断面もとても美しく、食べてみたくなるものばかりです。

ケーキの種類は、定番のケーキからムース系、ババロアなど幅広くあり、素材の味が活かされた風味豊かなケーキが揃います。お店のディスプレイに並ぶ色とりどりのケーキを見るだけで、その芸術的な美しさに心がワクワク踊り出しそうです。ケーキを購入する人の中には、全種類を買う人もいるそうで、制覇したくなる気持ちも分かります。

タンドレス自慢の絶品のケーキは、なんとシェフがほぼ１人で作っています。芸術的で繊細なケーキを、クオリティの高さと統一された味を保ったまま提供するために、複数の人の手をいれることなく１人で手がけています。ケーキを食べた全ての人に喜んでもらえるよう、美味しさと美しさを追求するこだわりの姿勢が伺えます。

タンドレスでは、１日で販売されるケーキは10種類程度と多くはないのですが、ケーキのメニューは週替りで更新されるという珍しいスタイルを取っています。毎週違ったメニューで、味も見た目も抜群のケーキが並ぶというのが、他のケーキ店と一線を画すタンドレスならではのスタイルになっています。

中には１年に１回や、2年に1回しか作られないというケーキ、一度登場したらその後もう二度と登場しないというケーキもあり、まさに一期一会のメニューとなっています。毎週新しい味に出会えるとあって、リピーターも多く、はるばる遠方からも駆けつける人も多くいます。

気になるケーキメニューは、タンドレスのお店のホームページから確認することができます。その週に販売される予定のケーキが載っています。ただし、オープン当日まで分からないものもあるそうなので、行ってみてのお楽しみという部分もあります。どんなケーキが並ぶのかドキドキして行ってもいいですし、事前にチェックしてから買いに行くのもおすすめです。

タンドレスにはイートインスペースが設けられており、絶品のケーキを店内でも味わうことができます。入店して先にケーキの注文を済ませてから、イートインスペースにてケーキとドリンクをいただきます。お店でケーキを食べたいという方や、芸術的で繊細なケーキを持ち帰るのが心配な方などは、ぜひイートインを利用してみてはいかがでしょうか。

店内では、ケーキ以外にもマドレーヌやパウンドケーキといった焼き菓子やジャムも販売しています。素朴な味わいの中にもコクがある、絶品のラインナップが揃っています。家族や友人などへのお土産にもおすすめです。こちらのメニューはタンドレスのホームページに掲載されていないので、当日訪れた際にチェックしましょう。

売り切れ続出の大人気のケーキを作るシェフって、一体どんな方なのでしょうか。気になるシェフについても少しご紹介します。週替りで絶品ケーキを続々と生み出す山口シェフは、某有名店で修行をした後1999年にタンドレスの前身であるパティスリーをオープンします。その後、リニューアルを経て2009年より「パティスリー タンドレス」をオープンしました。

週３日のオープンのために、週4日を準備期間に充てて、次々と新しいケーキを創り出す裏では、試作を何十回と繰り返す真剣勝負を重ねています。納得のいく味を提供し、リピートしてもらえるような商品を作る、日々の努力と並々ならぬシェフの意気込みが伺えます。このこだわりがタンドレスに多くのファンが付いている理由とも言えます。

タンドレスは週替りでメニューを更新しているため、定番のケーキと言っても毎週店頭に並ぶわけではありません。新しい味もどんどん出てくるので、タンドレス一番のおすすめというメニューはなく、すべてのケーキがおすすめと言えます。どんなケーキが販売されているか気になる人のために、いくつかケーキを紹介します。

お店の名前と同じく、タンドレスと名付けられたケーキ。シャンパンロゼのムースとフランボワーズのジュレをミルクチョコレートのムースで包み込んだケーキです。タンドレスの定番といえるこのケーキは、店頭に並ぶとすぐに売り切れてしまうような人気商品のひとつです。

黄色を基調とした柑橘系フルーツと、白ワインソースの入った軽いレアチーズムースが絶妙のコンビネーションの逸品です。タンドレスのケーキでは洋酒が使われるメニューもありますが、アルコールが苦手な人でも美味しく食べられる味になっているので、ぜひトライしてほしいケーキです。

スペイン産の有機栽培された2種類のマロンクリームとヘーゼルナッツのダックワーズです。優しい味わいに栗の風味が口いっぱいに広がる贅沢なケーキです。こだわりの味や美しい見た目もさることながら、こういった季節を感じさせるメニューも登場するのでおすすめです。

ブランマンジェのババロアと杏の組み合わせが珍しいメニュー。杏の風味が効いて、しっとりとした優雅な味わいが特徴です。タンドレスはババロアのメニューも豊富で、いろいろな組み合わせを味わうことができるのも嬉しいポイントです。こうして様々なメニューが週替りで楽しめるのが、タンドレスの魅力です。

タンドレスはクリスマスケーキも人気です。毎年違ったケーキが作られ、芸術的な仕上がりと絶品の味に酔いしれること間違い無しです。毎年12月初めに予約開始されるやいなや完売してしまうほど人気なので、タンドレスのホームページで予約開始日と時間を確認して、電話か店頭で早めに申し込みをするようにしましょう。

「パティスリー タンドレス（pâtisserie Tendresse）」の営業情報です。住所は京都市左京区一乗寺花ノ木町21-3で、営業日は基本的に土曜・日曜・月曜の3日間です。準備休業日として、火曜・水曜・木曜・金曜の４日間がお休みとなっています。営業時間は、テイクアウトが11時30分から19時まで、イートインは13時から18時までとなっています。

週3日の営業日にはオープン前から行列ができ始めるほど人気のため、早々に売り切れになるケーキもあります。お目当てのケーキがある場合は、早めに行くことをおすすめします。混雑時には順番が書かれたカードを渡され、順に店内へ入ってもらうという流れになります。

テイクアウトの際には、ケーキごとに食べ頃などが書かれた用紙をつけてくれるという徹底ぶり。絶品のケーキを最も美味しい状態で食べてほしいというシェフの思いがこもっています。包装も厳重にされるため、持ち帰りの際も安心です。

京都だけでなく、全国規模で人気パティスリー上位に常にランクインするタンドレス。週３日のみオープンの理由や、人気の秘密を知っていれば、その結果にも納得です。芸術的な美しさと美味しさが自慢のケーキを味わうため、ぜひ京都のタンドレスへ足を運んでみてはいかがでしょうか。