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香港の電圧とコンセント/プラグを調査!
香港へのご旅行を計画中ですか?スマホやモバイルを持ち込んで、充電をどうするかや、ホテルなどで、日本とは異なるコンセントの形状やプラグの電圧について気になっている方も多いと思います。実は、香港に持ち込んだ日本の製品はそのまま使いたいのですが、残念ながらできません。今回は、香港の電圧やプラグについて調査しました。
様々な国のコンセント事情:「電圧とプラグの形状」
まず、香港やマカオの電圧は220ボルト(V)で周波数は50ヘルツ(Hz)なのですが、日本は100V、周波数は50/60Hzなです。そのため、日本の電気製品をそのまま香港で使うことができません。日本のプラグの電圧は、100Vが一般的で、一方、スマホやモバイルといった電気製品の電源の電圧はたいてい100Vです。
日本の電圧については、家庭用エアコンなどの普及で、一般家庭でも大量に電力を消費するようになり、電源のコンセントに100Vと200Vに切り替える装置をつけている家庭が増えていますので、200Vに慣れている方もいらっしゃるかもしれませんが、海外ではむしろ200V以上の国が多く、100Vは日本だけです。
さらに、どの国でも電圧が同じ100Vや200Vなら簡単ですが、国によって異なります。また、地域、ホテルなどでも異なるんです。たとえば、アメリカの電圧は110/120V(ボルト)、フランスは220V、そして、香港やマカオと関連の深いイギリスは、220-230Vとなっています。また、アジアとヨーロッパの電圧は高めになっています。
某案件でコンセントの種類を調べていたら。和む。 pic.twitter.com/L3CAPKtvx8
— 同志社映画サークルF.B. (@viqyxifumeb) October 8, 2014
国と地域によって電圧が異なる理由は、たとえば1882年にアメリカでエジソンが電気会社を起こしたとき、電圧は115-120V(直流)だったように、はじめは会社ごとに電圧を決めていました。しかし、次々と後発の電機会社が独自に電圧を決めてしまいバラバラになったので、会社間での取り決めによって電圧を決めたんだそうです。
現在、電圧が100Vの国は日本のみで、海外のどこにも、国内仕様の100Vの製品は対応しません。そのため、海外に100Vの製品を持ち込んでコンセントやプラグで使うためには変圧が必要です。さらに、100Vより高い110Vなどの違いでも、電源の変圧が必要です。表示や形状を見ても判断できない場合は、誰かに聞きましょう。
スマホや電気製品のコンセント/電圧/プラグの形状を調べよう
日本とオーストラリアの電圧は異なります。ただコンセントの形状を変えるものだけで使ってしまうと、最悪の場合、新品で買った高いパソコンがバチーンと煙を上げ、一瞬で壊れます。←僕の友達がやらかしました(笑)【電圧と変換プラグ】⇒https://t.co/Nhw0mv2opz
— オーストラリア◆ワーホリ経験者◆ (@Australian_yN) July 16, 2017
そのまま充電器のプラグだけ変えて使うと壊れたり火花が出て、非常に危険です。スマホなどの製品のが香港の電圧やコンセントに対応するかを調べる方法は、持ち込みたいスマホや充電器などの規格表示(シール)やプラグの形状をで確認できます。「入力AC 100-240V、INPUT 100V-240V」などと表示してあれは、香港でそのまま利用できるという事です。
香港のコンセント事情:「電圧」への対応方法は?
携帯変圧器
どの国でも、電圧への対応方法として、一般的には、旅行用・携帯変圧器なるものが用いられます。手のひらサイズなのですが、少し重く、値段も2000円以上したりします。また、格安の変圧器はドライヤーなどワット数の高いものには対応できないものもあり、電源の表示を慎重に見て選ばなければなりません。
変圧器/家庭用トランスをホテルで借りる
また、変圧器には、炊飯器やいろいろな家電を使うためのやや大きい家庭用のものもあります。こちらは、トランスともいわれています。ほとんどの家電や家庭の電圧に対応できて便利なのですが、非常に重く、持ち運びに適していません。また、航空便で送るのも不経済なほど、重たいものとなっています。
ホテルで借りられることがわかっている場合は借りた方があまり使わないものを買わずに済みますし、荷物も少なくて済みますよね。フロントで、「May I borrow a power transformer?」と言えば大丈夫です。また、後ほどご紹介しますiPhoneの充電器を借りたい場合は、「May I borrow a charger for iphone?」と言います。
日本のヘアアイロンは香港のコンセントや電圧に合わない
香港や海外で使えない日本の電気製品としては日本のストレート/カールのヘアアイロンがあります。日本のヘアアイロンは、日本の電圧100Vに対応するように作ってあります。これを電圧の高い香港で使おうとする場合、当然、変圧器を使う事を考えますが、実際に変圧しても壊れてしまいます。理由は、電圧ではなく、波長を変える変圧器の特性にあるんです。
変圧器は温度調節式のヘアアイロンの電圧変化に対応できません。ほとんどの変圧器の取扱説明書にも「温度調節つまみのあるヘアアイロンは使えません」といった注意書きがあるようです。さらに、いわずもがな、プラグの形状を合わせても電圧が異なればやはり使えないので注意してください。
無理して使おうとすると髪の毛が焼けたりして危険なので、世界仕様や海外電圧に対応のものや現地の手ごろなヘアアイロンを別途購入なさっても良いのではないでしょうか。また、ヘアアイロンではなくドライヤーは、一般的に温度調節機能はないので変圧すれば使用できますが、ワット数が高いものが多く、変圧器のワット数が対応しないこともあります。
このように、ドライヤーの場合は、変圧して使えるとしてもワット数の確認は必要です。また、ホテルに備え付けのものを使うようにすれば変圧器の問題は解決できるのではないでしょうか。どんな製品でも、海外仕様や世界対応のもので現地の電源に対応していれな問題ありません。
香港のコンセント/プラグ:「電圧への対応は旅行用変圧器で」
電圧の変換には、旅行用・携帯用変圧器を購入する方法が一般的です。または、ホテルによっては重たいトランスが借りられるホテルもありますがホテルにもよりますので、自分用にいつでも持っている方が安心はできるでしょう。そして、変圧器を用意する場合には、香港ですので220V以上に対応する変圧器を選びましょう。
中国のコンセントは日本やアメリカのプラグもそのまま差さる。電圧は違うが、いまどきの機器はほぼ「100-240V対応」なので使える。
— 茂田カツノリ@9月連休は深圳で会おう! (@shigezo) April 14, 2017
しかし香港を通って深圳に行く場合、香港はプラグ形状が異なるのでこいつ持ってないとたまに詰む。香港の夜店でも120円くらいで買える。 pic.twitter.com/rdWXM3Tt0J
購入前に、お手持ちの製品の電圧や周波数、コンセントやプラグの形状が220Vに対応しているのかを、渡航前にしっかり確認し、対応していなければ変圧器や変更プラグを購入するなどしましょう。誤った使い方でスマホが故障しデータが消えたりすればもっと大変です。また、購入ではなくレンタルする方法もありますよ。
コンセント詰んだ…
— ぷりもう《貝の人》 (@irohiza) August 22, 2017
持って来た変換プラグどれとも合わん( ; ; ) pic.twitter.com/7JDq5iuDEp
格安の変圧器の場合はドライヤーが使えないこともありますので、先ほどもご紹介いたしました「ワット数」を確認しましょう。ワット数が少ない変圧器だと、ドライヤーの使用できないようです。ドライヤーのために高い変圧器を買う必要があるのか、ホテルで借りればよいのではという人も多いでしょう。
コンセントはそのまま刺せない!プラグはBFタイプ!変換プラグを電気屋で買うんだ!数百円だ!香港の電圧は220Vだ!日本と電圧が違う!だが今時代のスマホや家電は変圧器など要らん!ドライヤー以外ならほぼ無問題!変換プラグだけあれば良し! https://t.co/PZfaTMD8M8 pic.twitter.com/Bn2pOtENrE
— SION@9/3巣鴨獅子王 (@RR_SION) July 8, 2017
最近は、そうしたドライヤー対応のワット数の高い変圧器もありますが、やはり数千円ほどはいたしますので、ドライヤーだけ別に現地で調達するか、日本でも海外でも使える世界対応のドライヤーを購入してしまった方がよいかもしれません。ドライヤーのことを考えなければ、格安変圧器でも対応できるでしょう。
香港のコンセント/プラグ:「形状への対応は変換プラグで」
香港・マカオの電圧、コンセント、プラグ、変圧器事情 https://t.co/JwzTnYxdur #旅行 #海外 pic.twitter.com/pF8KQ6kKPS
— All About(オールアバウト) (@allabout_news) June 2, 2017
香港のプラグに対応するためには、変換プラグが便利です。値段も数百円からと、高くありませんので、一つ持ち歩けるように準備しましょう。その際、香港のプラグのタイプであるBFタイプを選びましょう。また、日本のプラグの形状は、二つの細長い差込口もつAタイプなので、絶対に入りません。
売られている変換プラグの中には、全世界で使えるとして、1つで全プラグが兼用になっているものなどがありますので、各国へ旅行する予定の方はそちらがお得かもしれません。さらに、電圧を調整できる変圧器とこの変換プラグが一体になった便利なものもあります。
香港のおすすめ「プラグ付き海外Wi-Fi使い放題」ご紹介
香港では、カフェ、レストランなどをはじめ、ホテル、ショッピングセンター、地下鉄の駅、バス停、さらには電車の中でも無料Wi-Fiが利用できます。日本で渡航前にレンタルできる海外WiFiも検討してみてはいかがでしょうか。変換プラグもついていて、保険もあり、オンライン申し込みで宅配で貸し出し・返却ができますよ。
iPhoneは香港のコンセントや電圧にも対応!変換プラグは必要?
iPhoneは、全世界の電圧に対応しているのをご存知でしょうか。アメリカの会社が販売していますが、製品は世界94カ国以上で販売されており、ほとんどの国で変圧なしでそのまま使えます。iPhone の純正充電器(Apple 5W USB電源アダプタ)の電圧は100-240V 50-60Hzです。また、香港でも問題なく使用できます。
iphoneの電圧について確認したい場合は、iPhoneの電源アダプタの裏に「100-240V 50-60Hz」という表示もあります。香港は220-230Vの電圧でなので、香港では、日本とは異なるBFタイプの変換プラグは必要です。最近では、モスマホやパソコンなどその他のモバイル機器も、220V対応のもの、BF変換プラグのみで使えるものが増えています。
香港のコンセント事情:「おすすめ充電スポット」ご紹介
香港は、ホテル以外でスマホなどを充電できるスポットはまた少ないんです。これから対応してくれる場所が増えていくといわれていますが、現在のところ、カフェなどでお店のコンセントを探して借りるか、充電サービスやバッテリーチャージャーを貸してしてもらいましょう。その際も、モバイルやスマホの盗難に気を付けましょう。
香港のコンセント事情:「コンセントに関する注意点」
変圧が必要な理由は、過電圧になるからだそうです。電圧が異なったまま使用すると、火災や事故の原因になりかねません。ドライヤーなど、火が出て怖い思いをしたり、スマホのデータが消えたりすることもあるそうです。また、香港のコンセントでスイッチがついてる場合は、必ずオフにしてからコンセントやプラグを差し込んだり抜いたりしてください。
香港旅行では必ず電圧とプラグの両方に対応して!
9月12日。Apple reportedly holding iPhone event on September 12th https://t.co/Ts0cd90ync @Vergeさんから
— 石川 温 (@iskw226) August 28, 2017
香港は日本と電圧もプラグの形状も異なり、旅行前には220V変圧器やBF変換プラグの準備が必要です。とにかく忘れず対策しましょう。購入の際は、間違えないように海外仕様や世界仕様の製品を買ったり、レンタルも検討してみてください。ぜひ、楽しい香港旅行を!
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