大阪の食い倒れグルメ！おすすめの食べ歩きプランや1日ツアーも！

大阪は昔から食べ物にお金をかける人が多く、食い倒れの町といわれてきました。大阪の飲食店はどのお店もおいしいのですが、大阪で食べ歩きをするならココに行かなきゃ損！という、特におすすめのグルメ店を10店舗をご紹介します。手軽な1日ツアーなど、旅行会社のプランを利用するのもおすすめです。

づぼらやは、浪速っ子に親しまれてきたふぐ専門店です。本店は大阪のディープな観光スポットとして大人気の、新世界にあります。熱々のてっちりや、透き通るように薄く作られたてっさ、焼き白子、ふぐの唐揚げなどをつまみながら、ひれ酒に舌鼓をうちましょう。新世界で食べ歩きをするなら、ぜひチェックしたいお店です。

住所:大阪市浪速区恵美須東2-5-5 電話番号:06-6633-5529

ソースの二度漬け厳禁！でおなじみの、大阪名物といえば串カツです。通天閣を見上げる新世界の有名店・串カツだるま　新世界総本店は、食い倒れツアーに欠かせない有名店です。サクサクした衣と、独自製法のソースが人気の秘密。串かつの合間に、キャベツをこのソースで食べると、お口の中がスッキリして、何本でも食べられます。

住所:大阪市浪速区恵美須東2-3-9 電話番号:06-6645-7056

食い倒れの町として大阪が有名なのは、出汁にこだわっているからです。関西では、出汁のことを「おつゆ」といいますが、おいしいおつゆで炊き上げたかやくご飯が絶品の大黒は、創業明治35年の老舗です。作家の池波正太郎氏も絶賛したお店。昔ながらのなつかしい味わいは、今も浪速っ子のDNAに受け継がれています。

名物のかやくご飯は、具材の旨味が感じられるとはいえ主張しすぎることもなく、ご飯のおいしさを邪魔しない優しい味わいです。玄関の打ち出の小づちが描かれたのれんと、かやく御飯／大黒の大きな提灯が出迎えてくれる懐かしい外装も素敵。都会のけん騒を忘れて、昭和にタイムスリップしたような気分が味わえます。

住所:大阪府大阪市中央区道頓堀2-2-7 電話番号:06-6211-1101

うどんといえば、うどん県の香川県が有名ですが、食い倒れの街の大阪人も「おうどん」が大好きです。出汁で勝負するうどん屋さんが多く、各店舗がしのぎを削っています。数あるうどん店のなかでも特に人気が高いのが、道頓堀 今井 本店です。松竹新喜劇の喜劇役者・藤山寛美さんも、この店を贔屓にしていたことでも知られています。

北海道の昆布、九州のさば節とうるめ節から取られる出汁は香り高く上品な味わいです。出汁の鮮度を落とさないためにも作り置きはしないとのこと。黄金色の美しい出汁の旨味は、一度味わったら忘れられません。きつねうどんが定番メニューですが、親子丼も大人気のおすすめメニューです。

住所:大阪市中央区道頓堀1-7-22 電話番号:06-6211-0319

会津屋のたこ焼きは出汁としょう油で仕上げられており、ソースは塗らず、そのまま食べるのが特徴です。熱々も絶品ですが、冷めてもおいしいのが特徴です。冷たいたこ焼きでも美味しいのは、良質の材料と出汁が効いているからこそ。おいしさの証明といえるのではないでしょうか。

おやつに食べるのはもちろんのこと、ビールのおつまみにもピッタリ。大阪人ならずとも、一度食べたら止まらない。何個でも食べたくなるシンプルな味わいは絶品です。こちらのお店は、グルメ漫画『美味しんぼ』にも登場し、本物のたこやきとして紹介されていることでも有名です。

住所:大阪市西成区玉出西2-3-1 電話番号:06-6651-2311

食い倒れの街は、気取らない町でもあります。昼間からオープンしている飲み屋さんで、豚足やホルモンを楽しんでみませんか。こちらのお店の名物は、豚足です。大鍋で時間をかけて煮込まれた豚足は、とろっとろっの柔らかさ。豚足特有の臭みも、いっさいありません。骨付きですが、歯を立てるとほろりと身がはずれます。

長い時間じっくりと煮込まれていますから、味が染み込んでいますが、ネギをたっぷりと入れたタレにつけて食べると、いくつでも食べられます。ビールも進む！進む！　手づかみでガブッと、気取らずに食べてください。このほかにもセンマイやミノ、ココロなどのホルモンや、焼肉も人気です。

住所:大阪府大阪市浪速区難波中1-4-15 電話番号:06-6631-7956

新鮮な魚介料理と日本酒が楽しめる、立ち飲み屋さんです。訪れた人は誰もが絶賛し、次からはお店の前を素通りできないといわれるほどの魅惑のお店。人気の秘密は新鮮な魚介類がリーズナブルなお値段で楽しめること。あまりの人気の高さに連日超満員ですが、食い倒れの町・大阪を訪れたのなら、是非とも足を運んでほしいお店です。

料理メニューも豊富ですが、日本酒も各地の銘酒がそろっています。もちろん日本酒以外のお酒もバラエティー豊か。新鮮・おいしい・安いの三拍子がそろっているうえに、このお店は禁煙です。タバコを吸わない人にとっては天国ともいえる立ち飲み屋さんなのです。難波エリアで食べ歩きするなら、このお店は要チェックです！

住所:大阪府大阪市中央区難波千日前9-1 2階 電話番号:非公開

大阪駅から一駅の「福島」駅エリアにある、超人気のおでん屋さんです。おでんといえば寒い冬にぴったりの食べ物ですが、こちらのお店は冬はもちろんこと夏でも行列ができるほど。店名通り鯨のメニューもあります。一品メニューの「花くじら」は、鯨の尾の身をさっと茹でたもの。さっぱりとした酢味噌でいただきます。

出汁にもコロ（鯨の皮）やサエズリ（鯨の舌）が使われており、これが他店では出せないおいしさの秘密となっています。昔は関西の一般家庭でも、おでんの出汁にコロが使われることが多かったのですが、鯨の流通が少なくなったこともあり、今ではほとんど使われなくなりました。ある程度以上の年齢の方にとっては、とてもなつかしい味だといえるでしょう。

おでんの具材は大根や牛すじ、厚揚げなどの定番メニューのほかに、春菊やえのき、かいわれといったヘルシーな野菜のおでんも用意されています。春菊は、さっと火を通した色鮮やかな緑色の春菊の上に、真っ白なとろろ芋が乗せられており美しいメニュー。女性に大人気です。

住所:大阪府大阪市福島区福島2-8-2 電話番号:06-6453-7486

大阪で大人気のお土産といえば「551蓬莱の豚まん」が有名ですが、実は二見の豚まんも、知る人ぞ知る、通好みの豚まんなのです。昔ながらのやさしい味わいが人気の秘密で、あっさりしているのに旨みたっぷりの餡が特徴。脂っこくなく後味がさっぱりしているので、何個でも食べたくなります。

住所:大阪府大阪市中央区難波3-1-19 電話番号:06-6643-4891

日本で一番長い商店街として知られるのが、天神橋筋商店街です。この商店街には、昔からたくさんのお好み焼き屋さんが営業していました。この激戦区で昔から、口の肥えた地元の人たちに愛されてきたのが、千草です。商店街から横に伸びる路地を入ったところにあり、下町風情が味わえます。

昔ながらの変わらぬ味が大人気で、「ここのお店お好み焼きを食べたら、ほかのお店のは食べられない」と言うファンも数多いのだとか。お好み焼きはテーブルの鉄板で自分で焼くことができます。お店の人が大きな鉄板で、コテさばきも鮮やかに焼いてくれる焼きそばも絶品です。

住所:大阪市北区天神橋4-11-18 電話番号:06-6351-4072

大阪にはキタとミナミの2大繁華街の他にも、天王寺・新世界、京橋、淀屋橋など、さまざまなエリアがあります。大阪の地理に詳しくないという方は、グルメ旅行のプランを立てるのは面倒……と感じる方も多いのではないでしょうか。このような場合は、旅行会社が提案する食い倒れツアやー、1日ツアーなどを利用するのもおすすめです。

各旅行会社が食い倒れツアーや、名所とグルメを楽しむツアーなどさまざまなプランを提案しています。道路ではバス、川では水乗車に変身する水陸両用の車両で町を巡る企画もありますから、お出かけの時期に合わせて、ツアー情報を検索されてはいかがでしょうか。

今回ご紹介したお店は、いずれも甲乙つけがたいオススメ店舗ばかりです。また、これ以外にも食い倒れの町・大阪にふさわしい良店はたくさんあります。一度大阪で、食い倒れツアーを楽しんでみてはいかがですか。食べ歩きをしたいけれどプランを考えるのが面倒……という方は、旅行会社の1日ツアーなどを利用するのもおすすめです。