「ジョジョの奇妙な冒険」杜王町のモデル！舞台の街で聖地巡礼を楽しもう！

漫画ジョジョの奇妙な冒険4部の舞台として名高い街である杜王町。この街は仙台をモデルにしており、聖地巡礼の地として多くのジョジョファンに知られています。いかにも東方仗助や吉良吉影などは杜王町の住民が住んでいるような景色です。今回はそんな杜王町こと仙台の聖地巡礼スポットを「ズキューン」と紹介します。

もう一度言いますが、仙台は杜王町のモデルとなった街です。ジョジョ4部では、東方仗助とその親友である広瀬康一、虹村億安が暮らしている場所として登場します。仙台ではスタンド使いは登場しませんが、4部ではキラークイーンなどたくさんのスタンドがいっぱい。実際に作者の荒木先生のセリフで「杜王町は仙台がモデル」だと確定しています。どおりで仙台はスタンド使いが出そうな雰囲気です。

仙台はジョジョの作者の荒木飛呂彦先生の出身地でもあります。荒木先生は生まれも育ちも仙台で、生粋の宮城県民です。高校時代や大学時代の時でさえ仙台に土着しており、24歳の時まで仙台で漫画の執筆活動を続けていました。彼は故郷の宮城県の生活の中でインスピレーションを育み漫画家の才能を開花させたのかもしれません。

仙台は荒木先生にとっては故郷で、作品の舞台にしたい場所でした。しかし、県名と市名を伏せて杜王町という街が作られました。なぜかというと、4部には吉良吉影のような犯罪者が出てくるから、仙台の人々に迷惑をかけたくなかったからです。故郷を思う荒木先生の心構えには感嘆させられます。

仙台港は仙台湾に面するところで、太平洋ファリーに参加できます。ここは杜王町の港である杜王港のモデルで、仗助たちがレッド・ホット・チリ・ペッパーの使い手である音石明と戦った場所です。さらにジョセフ・ジョースターが入港する舞台でもあります。釣りスポットとしても楽しめるので、ジョジョファンにおすすめな場所です。ちなみに最寄駅の中野栄駅は仙台駅から18分で着けます。

杜王町でおなじみのコンビニであるオーソン。見た目は普通のコンビニと変わりませんが、なぜかコンビニの名前がローソンではなく、オーソンになっています。マンガやアニメの世界を現実世界に持って来るのは痺れますね。オーソンの前でジョジョ立ちをすれば、杜王町の住人になれるでしょう。ジョジョの世界観を楽しんで入店するのはファンにとっても気持ちいいです。

定禅寺通りは仙台駅から少し離れたところにあり、仙台観光を代表する大通りです。この観光スポットの中にはアンジェロ岩ではなく、ブロンズ像が建っています。しかも像の姿勢が絵に描いたようなジョジョ立ちで、普通の像とは違うオーラを放っています。ちなみに仗助の住んでいる設定の場所としても有名です。

定禅寺通りの近くには勾当台公園という市民の憩いの場が存在します。勾当台と言えば、4部のラスボスである吉良吉影の住所です。これは杜王町での設定ですが、公園に吉良吉影がいると思うとゾクゾクします。この癒し場なら吉良吉影も何も悩まずに平穏にくつろげたでしょう。吉良吉影ファンの聖地巡礼地としておすすめな場所なので、一回立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

江陽グランドホテルは創業80年の老舗ホテルで、杜王町では承太郎が宿泊していたところです。承太郎が泊まっていた部屋は324号室で、それに関するイベントもありました。324号室は実際には江陽グランドホテルにはないですが、ロイヤルスイートは324号室とかなり似ています。ジョジョファンならこの江陽グランドホテルに泊まるといいでしょう。

第4部でムカデ屋という店が登場します。その店のモデルがここ「むかでや」というお土産屋さんです。この店、空条承太郎役の小野さんのサインなどジョジョファンなら思わず喜んでしまうアイテムが飾られています。あの吉良吉影の領収書がもらえるなど、仙台で聖地巡礼をするならばまず「むかでや」に行った方がいいでしょう。

仙台市の丘陵地帯にある泉区パークタウンですが、ここもジョジョファンにとっては欠かせない聖地となっています。なぜなら街の外観が杜王町のと似ているからです。杜王町と泉区パークタウンは区間と家の庭が広く、日本とは思えないほど住むには理想的な場所です。大学や商業施設、スポーツ施設などすべてが揃っています。

仙台市の太白区にあるテレビ局の塔で、スタンド「スーパーフライ」の使い手鋼田一豊大が住んでいる鉄塔のモデルとなっています。ここはライトアップで使われる色によって天気が分かります。オレンジなら晴れ、緑なら雨か雪。何色になっても楽しく見れるのが魅力的です。いかにもスタンド能力者が住んでいるような塔ですが、現実世界では登ってはいけません。

このグルメスポットは岩のような形をしたアイスを専門にしています。ここで食べられるグルメはまさにアンジェロ岩のようです。あまりにも人気がありすぎるのか夏には整理券が販売されるほど。アイスは合成着色料などは一切使用しておらず、しかも長い時間をかけて丁寧に作られています。岩のようなグルメを見れるのもそうそうありません。

ここはカリスマ社長赤塚和子さんの元で成長し続けるスパゲッティのグルメ店です。この店ではスパゲッティはもちろん、ピザやハンバーグなど種類豊富なグルメが選べます。トニオ特製のイタリアンミニコースセットが期間限定で登場しました。ジョジョファンが仙台でご飯を済ませるならおすすめのグルメスポットでしょう。

仙台にはたくさんのグルメ店がありますが、和喰和喰亭はジョジョのグッズが集まるほどジョジョ感満載の店です。しかも、ここの店主は中学時代は荒木先生の同級生で、彼もまたジョジョ好きです。メニューはキムチにわかめスープなどグルメファンなら一度は食べてみたいものばかりです。もしあなたがジョジョ好きなら満足度の高い店でしょう。

ジョジョ感満載な仙台ですが、杜王整骨院でも杜王町の魅力を味わえます。ここは仙台大崎八幡宮の近くにあり、この整骨院の院長はかなりジョジョ好きで、わざわざ医院の名前に杜王とつけたほどです。整骨院にはジョジョなどのたくさんの漫画が置かれているのも見所です。杜王整骨院は頭痛や腰痛に適した治療を提供しているところで、体の調子を整えられます。

花京院郵便局は日本全国の郵便局の中でもジョジョふぁんが集めるところとして有名です。ビルのガラスが花京院の技エメラルドスプラッシュそのもので、どこからか花京院が現れそうな雰囲気を醸し出しています。江戸時代から花京院という名前が残っているだけでも魅力的です。ちなみに郵便局としても営業しているので、ATMや郵便も取り扱われています。

杜王町こと仙台には東京から新幹線一本で行けます。新幹線での所要時間は片道でざっと2時間はかかるでしょう。大阪や九州、名古屋から来る人は、時間がかかりますが、聖地巡礼をしたいなら飛行機で行くといいです。移動費用を安く抑える手として、車や高速バスで行く手もあります。無事に仙台に着けば、ジョジョの世界に入門できます。

杜王町の聖地巡礼ができるのは仙台だけではありません。その聖地が「シッチェス」というところです。シッチェスはスペインの地中海に面したリゾート地で、今年上映のジョジョ4部の映画撮影に使われました。シッチェスの街並みを見てみると、どこか映画の街並みに似ていますね。ジョジョファンになら、仙台に行った後にシッチェスにも足を運んでみるといいでしょう。

ここまで杜王町のモデルとなった観光スポットやジョジョの世界を楽しめるところを紹介してきました。この紹介で杜王町の魅力を少しでも理解してくれたら嬉しいです。ジョジョのグッズや漫画はいつどこでも買えますが、実際に聖地巡礼して世界観を楽しめるのは仙台ぐらいしかありません。ジョジョの世界観を思う存分に楽しみたいなら、一度仙台に足を運んでください。