金沢の温泉街！静かなひと時を過ごせるおすすめスポットまとめ！

古都・金沢には歴史を感じさせる老舗旅館や町屋風の旅館がいくつもあります。それぞれの旅館やホテルには伝統の加賀料理を味わえたり、歴史の風格や金沢の風情を味わえたり、日帰り湯を楽しめたりと魅力もさまざま。古都・金沢をより堪能できるおすすめの旅館やホテルをご紹介します。

JR金沢駅から徒歩3分という駅前にある料理旅館 金沢茶屋。和倉温泉の有名旅館、加賀屋の姉妹旅館です。市街地にありながらも趣きのある静かなくつろぎのひと時を過ごせます。加賀屋の姉妹旅館だけあって、チェックインからチェックアウトまできめ細やかなおもてなしを感じられる癒やしの旅館です。

料理旅館だけあって、料理に定評のある金沢茶屋。京料理と並んで日本の伝統的料理の加賀料理を創作割烹料理として堪能できます。ひと品ひと品が丁寧に作られ、盛りつけも美しいお料理ばかりです。日帰りの場合は、夕食にカウンター席で天ぷら会席をいただくプラン6000円(サ込・税別)があります。

住所:石川県金沢市本町2-17-21 電話番号:076-231-2225

JR金沢駅から車で約8分、近江町市場近くにある旅館すみよしやは、江戸時代に開業された創業370年をこえる金沢一の老舗旅館です。往時をしのばせる立派な間口や松の梁の色合いなど一朝一夕には作り出せない趣きがあり、加賀百万石の歴史を感じさせてくれる旅館です。

全部で8室ある客室は、艶やかな赤壁や調度品のしつらえなどが古都・金沢の情緒と上品さをかもし出しています。また旅館すみよしやの魅力はなんといっても、近くにある近江市場から毎朝仕入れられる新鮮な食材を使った食事です。季節折々の山の幸、海の幸といった旬の素材を使った和風御膳が人気です。

住所:石川県金沢市十間町54 電話番号:076-221-0157

金沢市街の観光スポット、兼六園や金沢城、近江町市場などから徒歩圏内にある好立地のホテル、金沢白鳥路(はくちょうろ) ホテル山楽(さんらく)。ホテルに入るとそこは大正レトロの世界です。ロビーの窓は加賀の四季を描いた美しいステンドグラス。調度品も九谷焼ランプや加賀友禅で作られた絵図など金沢らしい優雅なもので統一されています。

金沢市街地では珍しい天然温泉のホテル山楽。炭酸水素塩泉で神経痛、健康増進、美肌の効果があるといわれています。また客室もデラックスタイプからスタンダードタイプにいたるまで、ゆったりとした間取りで、くつろぎのひと時を過ごせます。人気はプレミアフロアに設置されている女性の憧れ、天蓋付きのベッド。女子旅におすすめです。

住所:石川県金沢市丸の内6-3 電話番号:076-222-1212

兼六園のすぐ近くの閑静な住宅街の中にある小さなホテル、カメリアイン雪椿(ゆきつばき)。口コミでも評判で、町屋を改装したという外観は、格式を感じる門構えや古い蔵など金沢の城下町ならではの情緒ある、大人の隠れ家的ホテルです。金沢を観光したあと、静かなひと時を過ごすのに最適です。

外観は格式高い町屋風ですが、内装はクラシックかつモダンな洋館のようになっています。全7室ある客室はそれぞれ趣きが異なり、ため息が出るほどおしゃれで、日常の騒がしさから離れてゆっくりくつろげる素敵な空間です。食事もオーナー夫妻が作る薬膳スープやしそジュースなどヘルシー志向なお料理が好評です。

住所:石川県金沢市小将町4-17 電話番号:076-223-5725

金沢最大規模のお茶屋街、ひがし茶屋街で静かにたたずむ旅館、薪(まき)の音 金澤。客室は和室、洋室それぞれ1室ずつで、一日限定2組の宿泊という非常に贅沢な気分を味わえる旅館です。華やかなひがし茶屋街を散策したあと、ゆっくりと極上のプライベートなひと時を過ごせます。

薪の音 金澤の和室「NISHI」。テラスに面したスタイリッシュな和室です。洋室「HIGASHI」も同様にテラス付きの部屋です。夕食は金沢の旬の美食を楽しめるようオーナー自らが選んだ提携店での食事です。旅館内にある和モダンなティーサロンも人気でアフタヌーンティーも用意されており、日帰りでスイーツだけをいただくのもおすすめです。

住所:石川県金沢市東山1-15-14 電話番号:076-252-5125

兼六園から車で約12分のスーパー銭湯、満天の湯。温泉は白湯、露天風呂、エステ風呂、備長炭冷水風呂などバラエティに富んだ湯が楽しめます。ほかにもサウナ、岩盤浴などもあり、旅の疲れを癒やすことができます。また料金も大人730円、子供(小学生以下)420円とリーズナブル。北陸自動車道・金沢西ICからも近いので日帰り湯に便利です。

住所:石川県金沢市中村町5-52 電話番号:076-244-4126

金沢一の観光名所、兼六園から車の15分ほどの場所にある金沢犀川(さいがわ)温泉 川端の湯宿 滝亭。「ふるさとは遠きにありて思ふもの」の詩で知られる金沢出身の文豪・室生犀星がこよなく愛した犀川のほとりにある宿です。川のせせらぎや宿の名前でもある滝の音が聴こえる、犀星が読んだ詩のようにどこか懐かしさを感じる旅館です。

滝亭自慢の露天岩風呂。岩に囲まれた露天風呂のすぐそこに滝が流れており、滝の音を聴きながら温泉が楽しめる野趣あふれる造りになっています。館内にある大浴場は「つるつるの湯」とも呼ばれる美肌の湯で、女性を中心に人気です。金沢市内を観光したあと、ゆったりと自然の中でくつろぐのにおすすめです。

住所:石川県金沢市末町23-10 電話番号:076-229-1122

金沢市街からひと足のばして車で30分の場所にある湯湧(ゆわく)温泉。歴代の加賀藩主の湯治場として栄えてきた歴史ある温泉街です。そんな湯湧温泉街の中にある、お宿やましたは、屋号を加賀藩三代藩主・前田利常公から賜ったという由緒ある旅館で建物も格式の高さを感じます。

旅館やましたの自慢のひとつ、地物会席料理。美しく盛られたお料理は意外とボリュームがあり、満足できる内容です。温泉は大浴場に露天風呂、打たせ湯があり、少しとろりとした湯が肌によくなじむようになっています。日帰り入浴は800円。そのほか、日帰り昼食プランなどもあります。

住所:石川県金沢市湯涌町イ165-1 電話番号:076-235-1021

湯湧温泉の総湯 白鷺の湯の名称は、718年に農夫が泉でその身を癒やす白鷺を見たことで温泉が発見されたことに由来します。誰もが湯湧温泉の日帰り湯を楽しめ、利用料金は大人300円、子供(小学生)130円、乳幼児50円とかなりリーズナブルな価格です。宿泊滞在する時間がない方が気軽に日帰りで温泉を楽しめる場所として人気です。

住所:石川県金沢市湯涌町イ139-2 電話番号:076-235-1380

金沢駅から車で約45分の3軒の老舗旅館からなる辰口(たつのくち)温泉。約1400年前に発見されたと伝わる古湯です。また辰口温泉は金沢出身の文豪・泉鏡花が愛した湯として知られています。大自然に囲まれた、小さな辰口温泉街の中の老舗旅館のひとつ、たがわ龍泉閣の客室は格調の高さが感じられる、ゆったりとくつろげる部屋です。

たがわ龍泉閣の温泉は田んぼの中から湧き出した源泉を利用してます。専用の浴衣を着て入浴する混浴露天風呂が全部で6つもあり、辰口温泉の中でも大きな規模を誇ります。また日帰り入浴プランもあり、大人1500円、小学生750円です。宿泊時の食事は古民家風の食事処で季節の懐石料理がいただけます。

住所:石川県能美市辰口町20 電話番号:0761-51-2111

兼六園から車で約20分、金沢市街地から行くと湯湧温泉や辰口温泉の手前に位置する浅の川温泉 湯楽。一切水を使わない源泉かけ流しの湯で豊富な湯量を誇ります。誰でも入れる日帰り湯で、料金は大人390円、小学生130円、幼児(4歳から5歳)50円、3歳以下は無料です。湯湧温泉や辰口温泉へ行くまでの途中で違った湯を味わうのもおすすめです。

住所:石川県金沢市東町ロ80 電話番号:076-235-1126

ご紹介した金沢の温泉街、少し足をのばした湯湧温泉や辰口温泉はいかがでしたか?いずれの旅館も金沢観光のあと、ほっと一息ゆったりと流れる時間を静かに感じることのできる癒やしの場所ばかりです。金沢観光でその優雅さに触れ、さらに温泉を五感で感じて、心身ともにリフレッシュしてください。