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チョンキンマンション(重慶大厦)って何?香港の激安宿・両替ならココ!

チョンキンマンション(重慶大厦)って何?香港の激安宿・両替ならココ!
投稿日: 2017年10月3日最終更新日: 2020年10月8日

香港の特徴的な場所の一つであるチョンキンマンション(重慶大厦)。様々な人種の人が集まりカオスのようになり、安い宿があるため世界中のバックパッカーの集まる場所にもなっているチョンキンマンション(重慶大厦)の様子や入居しているお店、両替所、宿などをご紹介します。

チョンキンマンション(重慶大厦)をご紹介!見出し

香港の特徴的な場所の一つであるチョンキンマンション(重慶大厦)。1961年11月にオープンし、50年以上の歴史を誇っていますが、様々な人種の人が集まりカオスのようになっているこの建物は、700軒を超える安い価格で泊まれるゲストハウスも入居していることから、世界中のバックパッカーの集まる場所にもなっています。そんなチョンキンマンション(重慶大厦)の様子や入居しているお店、両替所、宿などをご紹介します。

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チョンキンマンション(重慶大厦)1:香港のカオス見出し

チョンキンマンション(重慶大厦)は1961年11月にオープンしたチョンキンマンション(重慶大厦)ですが、階下のショップ部分以外はその名の通りマンション(住宅)としてスタートしたにもかかわらず、その現状は巨大雑居ビルと化しています。数多くの安宿が密集しているビルとして有名で、ネイザンロード70メートルほど北側に面した同じく安宿が連なる美麗都大廈と共に世界中のバックパッカーにその名が知れ渡っています。

チョンキンマンション(重慶大厦)内はゲストハウスやレストラン、オフィスなどさまざまな用途に利用されており、17階建てのビルに約4000人と言われている居住者(宿泊客も含む)は、香港在住の少数民族や上海人、インド、インドネシア、パキスタン等の南アジア系やアフリカ人など120カ国の人がいると言わています。まさに香港の中でもカオスな場所で、南アジア人の九龍城とまで呼ばれたこともありました。

チョンキンマンション(重慶大厦)2:映画や小説に登場見出し

チョンキンマンション(重慶大厦)が登場する映画は多数あると言われていますが中でも有名なのは香港を代表する映画監監督である王家衛監督の作品「重慶森林(恋する惑星)」です。この映画の舞台となったことで、チョンキンマンション(重慶大厦)は一躍有名になりました。

日本では作家の沢木耕太郎の「深夜特急」でもチョンキンマンション(重慶大厦)が登場しています。他にも香港の複雑な民族構成を象徴する建物として、数多くの映画や小説の舞台となっていると言われています。

チョンキンマンション(重慶大厦)3:構造もカオス見出し

チョンキンマンション(重慶大厦)は正面から見ると、ひとつの立方体のビルに見えますが、、3階以上は井の字のような型のビルがあり、実際には5棟の建物が合体している構造になっています。5つの棟はA棟からE棟までブロックで分けられていて、1階を除いて各棟の横の移動はできない構造になっています。全ての棟が16階と17階建てです。うちに上がってしまうと横の移動ができません。

また、エレベータは各棟2機併設していますが、左右で停止階を奇数階と偶数階に振り分けています。基本的に目的の部屋に直接たどり着くエレベータは1台しかないためエレベータに乗るときは、1階で目的の部屋の棟内の目的の階に止まるものを選ぶようにしましょう。各階のエレベータ隣ホールすぐ脇には非常階段があるので、エレベーターを間違えてしまったときは階段で移動することもできます。

チョンキンマンション(重慶大厦)4:ショッピングモール見出し

チョンキンマンションのグランドフロア部分には、2つのショッピングモールが入っています。ひとつは2,3階のフロアをメインにした「CKE重慶站」で、もうひとつは地下1階フロアをメインにした「WOOD HOUSE」です。ショッピングモールはどちらも香港人や観光客向けのお店です。大通りに面して入り口があり、明るくて気軽に入っていけるオープンさは、重慶マンションの中とはずいぶん違った雰囲気になっています。

ショッピングモールの「CKE重慶站」はエスカレーターで上がった2フロアですが、エスカレーターを上がってすぐのフロアは安いコスメでおなじみの「ササ(SASA)」のみが入っています。そしてさらに上のフロアには中華料理のファーストフードチェーン店として有名な「大家樂」を筆頭にオーダーメードのスーツ屋さんや中国茶専門店、ダンスのコスチュームなどちょっと変わったショップがたくさん入っています。

「WOOD HOUSE」香港の若者のニーズをつかんだショップ構成になっています。日本の老舗カフェである「岡田珈琲」や明治製菓の専門店の「明楽屋」など日本から進出してきたショップも目立っています。中古ブランドショップの「米蘭站(ミラノ・ステーション)」やその他アクセサリージュエリーの専門店「徳友」なども人気。手打ち讃岐うどんや居酒屋、香港の老舗茶餐廳などのレストランも充実しているのでおすすめです。

チョンキンマンション(重慶大厦)5:両替見出し

チョンキンマンション(重慶大厦)は入り口を入ってGFと1Fは両替所が多いことで有名です。入り口を入ってすぐの通路には両側に10軒ほどの両替所が並んでいます。香港通の人はココで両替する人も多いと言われています。手数料を取らない分銀行よりレートはよくなります。レートは、店舗によって違いますので、換える前に一度全体のレートをチェックするようにしましょう。

入り口にあるところは比較的レートが悪く、奥に行けば行くほどレートが良くなると言われています。外の通りからも見えるので、旅行客の利用率が高く、日曜も営業しているので、特に日曜到着の旅行者には両替に便利です。両替時にはお金を持っているということを周囲に見られることになるため、特に両替直後のお金の管理には十分注意をしましょう。

チョンキンマンション(重慶大厦)6:内部もカオス見出し

入り口付近の両替商を抜けてさらに奥へ入っていくと、南アジア系の人種でいっぱいになり、お店もさらにごちゃごちゃしてくるためカオスな雰囲気になっていきます。中にあるお店も携帯電話や電話カード等の専門店、日用品、衣服、食料、テイクアウトの食品、ヘアーサロンなど、すべて南アジア系の人の生活必需品がほとんどです。

また、チョンキンマンション(重慶大厦)内部にはカレーの専門店が多いのも特徴です。中でも「咖喱王(Khyber Pass)」と「新德里餐廳(Delhi Club)」人気で足を運ぶ人も多く、この2店が間違いないと言われています。自分でお店まで行き着けるか不安な場合はチョンキンマンション(重慶大厦)前で呼び込みしている店員さんに連れて行ってもらうのがおすすめです。

最近は以前のようなしつこい客引きは少なくなったと言われていますが、特に女性だけでエレベーターに乗るのは避けたほうがいいこともあり、目的のお店だけ決めておいて、そのお店の名刺を持っている人に連れて行ってもらうのが安心です。安くすると言って客引きをする人もいますが、トラブル防止のためあらかじめ価格を確認するようにしましょう。

チョンキンマンション(重慶大厦)7:宿は上級者向け見出し

チョンキンマンション(重慶大厦)には770軒ほど安い価格で泊まれるゲストハウスが入っていることも有名です。リーズナブルな価格で滞在することができるため世界中から香港へやってくるバックパッカーや、長期滞在者の拠点となっています。

中には安い値段を重視するアフリカや南アジア系の利用者が多いHK$70程度のドミトリーから、ホテルに近い設備を備えたHK$400程度のものもあり、ゲストハウスではなく「酒店(ホテル)」の名を冠しているものまで様々な宿泊場所があります。低層階には価格の安いのゲストハウス、高層階にはホテルに近いものが多く入居しています。

チョンキンマンション(重慶大厦)8:注意点見出し

ショッピングモールから両替所、レストランに安い宿と様々なものが入り混じっているチョンキンマンション(重慶大厦)ですが、利用の際には注意が必要です。まず両替は、中にはレートの悪い両替所もあります。入り口付近の両替所だと空港の両替所よりもレートが悪かったということもあるため両替の際にはしっかりとレートを確認しましょう。

また、ご紹介した通りチョンキンマンション(重慶大厦)では1階以外横の移動ができません。また、たくさんのお店がありとても迷いやすい構造になっています。観光客が多く集まる場所ということでスリなどもいるため、持ち物には注意をして、ホテルやレストランなど目的の行き先があればできるだけその場所の名刺を持っている人に案内をしてもらうようにしましょう。

チョンキンマンション(重慶大厦)に行ってみよう!見出し

チョンキンマンション(重慶大厦)の様子や入居しているお店、両替所、宿などをご紹介してきましたがいかがでしたか?まさに香港のカオスであるチョンキンマンション(重慶大厦)。チョンキンマンション(重慶大厦)で安い宿に滞在するのは旅のベテラン向けですが、両替所やショッピングモールもあるので香港旅行の際はぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。

投稿日: 2017年10月3日最終更新日: 2020年10月8日

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