岡山「桃太郎祭り」の日程は？交通規制や花火の穴場・屋台情報も紹介！

「桃太郎祭り」は、約30万人が来場する岡山を代表する夏のイベントとなっています。交通規制をして「うらじゃ」の音楽に合わせて群舞するパレードや、花火大会、屋台などで大変盛り上がります。そんな「桃太郎祭り」から開催の日程や交通規制、花火観覧の穴場スポット等も併せて詳しくご紹介して行きたいと思います。

「桃太郎祭り」へのアクセスは、JR岡山駅から歩いて約30分です。JR岡山駅から路面電車を利用する場合は、東山行きに乗車し「西大寺町電停」下車徒歩約5分となります。岡山ドーム東側の駐車場からは、有料シャトルバスも運行しています。駐車場は無料となっています。会場周辺には駐車場が在りませんので、シャトルバスや路面電車を利用しましょう。

「岡山桃太郎祭り」日程は、毎年8月の第一土曜日と日曜日に開催されます。2017年は8月5日（土）と6日（日）の日程で行われました。5日（土）は岡山の中心地で「うらじゃ」の踊りが披露され、交通規制された道路でのパレードも開催されました。そしてメインとも言える「花火大会」では、旭川の河川敷で19時30分から20時30分まで盛大に打ち上げられました。

「桃太郎祭り」が行われる両日は、JR岡山駅周辺やパレードの行われる岡山市役所通り等で交通規制が行われます。パレードの行われる道路では、13時30分から21時30分まで交通規制が行われました。会場周辺は大変混雑しますので、駐車場を設ける事が出来ません。お車で行かれる方は、岡山ドーム東側の無料駐車場に停められると良いと思います。

「桃太郎祭り」の見所の一つに、「うらじゃ踊り」があります。「桃太郎祭り」の開催中JR岡山駅東口前や岡山駅前商店街、イオンモールその他市内の各所で「うらじゃ踊り」が披露されます。踊り子達は「温羅化粧」（うらげしょう）と呼ばれる、古代吉備地方の「鬼」に扮した化粧を施し盛大に踊ります。会場には観客にメイクを施すボランティアの姿も見られます。

2日目のフィナーレでは、各踊り連と観客や裏方までもが一緒になって踊り狂います。「総おどり」と呼ばれるこのフィナーレが楽しみで、岡山県内はもとより県外からも観客がやって来る程人気のイベントとなっています。観客もメイクを施して一緒に踊れるのが、「うらじゃ踊り」の魅力とも言えます。この「総おどり」は、交通規制された市役所筋で行われます。

こちらの動画は2017年8月の「うらじゃ踊り」、市役所筋での様子です。若者のパワーを感じる力強い群舞です。県外からもこの「うらじゃ踊り」を楽しみにやって来る人が多いのも頷ける気がします。誰でも参加出来るフィナーレの「総おどり」だけでなく、当日参加型の「うらじゃ魂」と言う形で気軽に参加出来る方法もあります。

「桃太郎祭り」のメインイベントとも言えるのが、「納涼花火大会」です。この日を待ちに待った地元の若者は、涼しげな浴衣姿で花火の上がるのを今か今かと待ちわびます。屋台なども沢山並び、暗くなる前から大賑わいです。2017年の「納涼花火大会」は、5日（土）19時30分から20時30分の1時間盛大に催され、旭川の河川敷は観客で一杯でした。

「納涼花火大会」では、約5000発の花火が約1時間かけて夜空に打ち上げられます。岡山からは勿論県外からも多くの観客が押し寄せますので、近くでダイレクトに観たい方は早めに行かれた方が良いと思います。花火の見所はフィナーレの連発スターマインで、物凄い迫力であちこちから歓声が上がります。会場周辺には高層ビルが無いので広い区域で花火が鑑賞出来ます。

岡山城を花火鑑賞の穴場に加えましたが、石山公園と共にかなりメジャーな鑑賞スポットと言えるかも知れません。旭川河川敷以外で花火が鑑賞できる場所として捉えて頂けると幸いです。早めに訪れて「岡山城」観光をされるのもお勧めです。こちらも混雑が予想されますので、お早めに訪れて下さい。夜の「岡山城」は、ライトアップされてとても綺麗です。

こちらの「岡山神社」は納涼花火大会会場から離れますので、静かに鑑賞出来る穴場スポットと言えると思います。それでも充分に打ち上げ花火を鑑賞出来るので、人混みが苦手な方にはもって来いの場所です。ゆっくりと花火を鑑賞されて頂きたいと思います。早めに会場を訪れて、屋台で食べ物を調達してから「岡山神社」へ移動するのもお勧めです。

もう一軒穴場をご紹介したいと思います。JR「岡山駅」から徒歩数分の所に在る「高島屋」屋上のビアガーデンが穴場としてお勧めです。美味しいビールを飲みながら、高い位置から花火を鑑賞する事が出来ます。営業時間は17時30分から21時迄ですので、場所取りがてらに花火の上がる前から屋台でぼちぼちと初めていると良いと思います。

「桃太郎祭り」での大きな楽しみは他にも在ります。それは、岡山県庁と旭川の河川敷に所狭しと並ぶ屋台です。夕暮れになると多くの人が集まって来るので、少し早めから美味しいグルメを調達しておくと良いです。お好み焼き、たこ焼きにイカ焼き等、側を通るだけで食欲をそそる香りが漂って来ます。「桃太郎祭り」では、例年唐揚げや焼き鳥の屋台が一番人気です。

デザートには、りんごアメやかき氷は如何でしょうか。屋台で美味しいグルメを食べて、ご家族や友人達と話に花を咲かせて下さい。お祭りの夜の想い出は、きっと何時までも良い想い出となって記憶に残る事でしょう。お祭り屋台のグルメは、ぶらぶらと食べながら歩くのにピッタリなので一層楽しいです。楽しい想い出を沢山作って下さい。

岡山の大きなお祭りは年に3回、夏の「桃太郎祭り」の他に「秋の桃太郎祭り」、そして冬のイルミネーション祭りが開催されます。今回は、「秋の桃太郎祭り」についてご紹介して行きたいと思います。2017年の「秋の桃太郎祭り」の日程は、10月7日から9日でした。「岡山城」とその周辺をメイン会場として行われました。

「岡山城」敷地内では、郷土にまつわるイベントが行われ観客を楽しませました。火縄銃の実演などもあり、興味深いデモンストレーションが行われました。いつでも観れるものでは無いので、是非こういう機会にご覧になられると良いと思います。昔の日本の人々はこうやって敵と戦って来たのだと思うと、遠い歴史を偲ぶ事が出来ます。

「秋の桃太郎祭り」期間中は、お隣りの「石山公園」には沢山の出店が立ち並びます。岡山城でのイベントを楽しんだら、「石山公園」方面へ流れてグルメ屋台を楽しむのがお勧めです。地元の商店などから、おすすめのグルメや地酒に地ビール等も並びます。秋の一日を文化的に、そして食欲の秋としても大いに楽しめる秋ならではのイベントです。

そして3回目のお祭りは冬のお祭り「桃太郎ファンタジー」の開催です。JR岡山駅を中心にイルミネーションが施され、冬の寒い時期に心が温かくなる様な冬のイベントです。岡山駅前は光のファンタジーで溢れ、訪れた人を幸せな気持ちにさせてくれます。2017年「桃太郎ファンタジー」の日程は、12月1日（金）から12月25日（月）17時から23時迄と決まりました。

画像のイルミネーションは、2016年の「桃太郎ファンタジー」のイルミネーションの一部です。岡山駅前が明るく夢いっぱいに電飾で装飾されています。今年のイルミネーションの点灯式は、12月1日（金）に18時から行われる予定です。お時間のある方は、是非訪れてみられると良いと思います。イルミネーションは、JR岡山駅東口広場と西口広場周辺に施されます。

さて、岡山を訪れたら何かお土産を買って帰りたくなるものです。そこでお勧めは、やはり桃太郎にちなんだ「きびだんご」等は如何でしょうか。一口に「きびだんご」と言っても色々ありますが、こんな可愛いパッケージと包みに包まれた「きびだんご」は、何方かに差し上げるとしてもきっと喜ばれる事と思います。

岡山の有名なお祭り、「桃太郎祭り」についてご紹介して来ましたが如何でしたでしょうか。メインイベントの納涼花火大会や、「うらじゃ」パレードの日程や駐車場情報もご紹介しました。「桃太郎祭り」は、秋まつりや冬のイルミネーションイベントも開催されます。楽しい岡山の「桃太郎祭り」を、是非満喫して頂きたいと思います。