北海道でツーリングのおすすめルートは？準備や費用などまとめて解説！

「北海道ツーリングより楽しい旅なんてこの世に存在しないんじゃないか？と思えるぐらい本当に楽しくまるで夢の様な旅でした。」と語るライダーがいるぐらい、北海道ツーリングは魅力があります。広大な大地に地平線、どこまでも続く真直な道、大自然、食べ物の美味しさなど、北海道でしか味わえないことがいっぱいあります。

自然豊かな北海道ツーリングは、楽しくて魅力満載です。でも、せっかくツーリングも準備不足などで、残念なことにならないようにルートの計画や費用・予算も大事です。また、北海道民以外は、天候にも不慣れなはずですので、ツーリングは服装になどの準備も万全にしましょう。

魅力いっぱいの楽しい北海道ツーリングを更に楽しくするには、安心と安全です。それには、準備をキッチリやっておくが肝心です。行き当たりばったりのツーリングも楽しいかもしれませんが、北海道の自然は雄大にして過酷です。携帯品や服装と装備、宿、費用など準備を怠らないようにしましょう。ここでは、夏のツーリング準備を基本に説明します。

この動画はとても参考になります。服装や着替えですが、インナーは、下着やTシャツ、長袖のTシャツ、長袖シャツに防寒に適したフリースやニット系の服装も用意すると安心です。パンツ系も風を通しにくい素材のものがいいです。アウターは、ジャケット系でフルメッシュは寒いと思います。それにアームカバーも準備しましょう。夏の北海道でも暑いのですが、道北や道東は、結構涼しいですし、天気の移り変わりによって、工夫してレイヤードすることがおすすめです。下に準備品の一覧をアップしてますのでご参考にならばと思います。

北海道ツーリングに行きたい人の最大のネックは、何日行けるのか？ですね。例えば、宗谷岬～知床～釧路～美瑛と富良野へのコースですと、5日間くらいは必要になるでしょう。出発が東京都すると、フェリーだけで1日近くかかりますので、フェリー往復で2日間みて、合わせて7日間必要です。お休みがとれますでしょうか？しかし、無理をして休みをとってでも、行った価値があるのが、北海道ツーリングです。休みが取れない方には、飛行機やレンタルバイクを使って道央弾丸コースという手もありますが、費用がかかって愛車に乗れないという難点もあります。現在は、働き方改革とかでお休みも取りやすくなってきていますので、できれば7日間以上のゆったりした休暇をとってゆとりのあるツーリング計画で行きたいルートを自由に行くというのがおすすめです。

楽しい北海道ツーリングですが、費用の準備が必要ですね。では、いくら必要なのでしょうか？豪華なツーリング行けるなら費用の心配はないかと思いますので、ここでは、7日間コースの最低必要な費用を計算しましょう。首都圏からフェリーで行くとして、ハイシーズンのフェリー代は40000～50000円程度です。ガソリン代は、給油する場所にもよりますが、1日1000円で計算します。食事は、ギリギリでもいいのですが、北海道の美味しいものを食べたいので1日2000円ぐらいはほしいですね。大きな費用そして宿代ですが、キャンプなら有料キャンプ場以外は無料でライダーハウスは、無料～2000円程です。ホテルなどを利用すると3000円～という感じです。以上でおおよそですが、100000円程度は、北海道ツーリングに必要な費用となります。

小樽市～稚内市までの、約300kmの道。国道231号線～232号線～道道106号線と続く日本海沿いの道です。106号線では、晴れた日に利尻島が見えます。道中、北海道ならではの巨大な風車を見ることも楽しみです。天塩方面より北上して、オロロンラインへ入る道を見逃すライダーが多いようです。ご注意ください。

留萌より3～5時間で網走より5～8時間ほど走ります。現在は駅舎がとても綺麗になっていますが、日本最北端の路線の碑はまだあります。ライダーに人気の稚内森林公園キャンプ場は、市街地の近くにあります。小高い場所にあって、稚内市街、宗谷湾を一望できますので、景観をお楽しみください。

稚内市内より30～40分、国道238号線を東に30kmほど走れば、日本最北端の岬、宗谷岬です。晴れた日には樺太（サハリン）が見えます。最北端のお土産さんには、流氷館があって流氷を触れますが、館内がとても寒いので、防寒の服装をお忘れなく準備して入館してください。

宗谷岬から10分程度、宗谷岬か稚内側から丘陵へと登りますと周氷河地形を見ることができます。宗谷岬だけでここを訪れないライダーが多いようですが、日本で唯一見られる場所ですので、穴場的スポットとしておすすめです。

稚内市から北に10分程度、5kmほどのところにあります。根室にある納沙布岬(ノサップ岬)と名前が似ていますよね。アイヌ語でノッ・シャムというそうです。岬が顎のように突き出たところまたは波の砕ける場所の2つの意味があると伝えられています。夕日のとても美しい景勝地として知られています。秀峰利尻富士や花の浮島礼文島も一望できますので、ツーリングにおすすめです。

稚内から網走まで、オホーツク海沿いを走る長さ約200kmのルートです。国道238号線を常にオホーツク海を眺めながら走れますので、ツーリングルートとしては最高の素晴らしいルートです。たまに鹿が飛び出してくるようですのでご注意ください。

北海道西部根室支庁の東北に伸びる半島です。残念ながら先端の知床岬まではバイクでは行けませんが、半島の途中までは、国道334号線・335号線などを通って行くことができます。また、ウトロ側から横断道路に入ってすぐにあるますプユニ岬から見る夕日は絶景ですので、ルートに加えられることをおすすめします。

日本の最東端に位置します。道東をツーリングするなら必ず立ち寄りたい場所です。北方領土が海の向こうに望めまして、北方資料館があります。資料館で返還への署名をした際は証明書を発行してくれます。ここでは、灯台近くの食堂で、珍しい生サンマの丼があります。根室近辺では、地元ならではの価格で茹でたての美味しい花咲をご賞味されることをおすすめします。

通称は、ミルクロードと呼ばれています。開陽台展望台から出て東側に行ってすぐにあります。ここでは、天まで伸びるような直線道路があって、日本では、北海道でしか感じることができない雄大な自然がありますので、愛車で悠々と満喫されることをおすすめします。

美幌町から約30分。屈斜路湖湖畔と美幌の街を結ぶ峠道があります。屈斜路湖側は入り組んだ峠道ですが、美幌側は緩いカーブと直線で出来た道で快適なツーリングを楽しむことができます。ここでは、展望台がありますので、ぜひ壮大な屈斜路湖の景観をご堪能ください。

その名の通り、霧が多い岬ですので、ツーリングにご注意ください。岬近くの有料のキャンプ場は、霧が晴れれば、朝日や夕日がとてもきれいな場所です。嬉しいことに温浴施設が近くにありますので、キャンプも快適に楽しめます。

苫小牧より3～4時間、釧路より3～4時間程度です。北海道日高山脈最南端の岬で、国道336号線～道道34号線と走ると到着します。北海道の背骨と呼ばれる険しい日高山脈がしだいに高さを下げて、そのまま太平洋に沈んでいくような感じの景観です。スケールの大きな北海道をお楽しみください。

競走馬(サラブレッド)を飼育している牧場がたくさんありますので、日高と浦河を結ぶ海岸線(国道235号線)をサラブレッド街道と呼ぶようです。有名なサラブレッドの墓石もありますので、お参りするライダーも多いようです。

国道38号線布部駅付近から道道544号線の山間に入った所に位置します。有名なドラマ、北の国からのメインロケ地で知られています。撮影で使われたものを残してありますので、五郎の石の家や丸太の家などをご覧になれます。

上士幌市街地より道道806号線を北上した所にあります。日本一広い公共牧場で、東京ドーム約358個分もあります。牧草地帯では、雄大な地平線を見ることができます。ルートに加えられたらいかがでしょうか。

小樽より約1時間程度のおすすめツーリングルートです。積丹ブルーといわれる海の青さが有名です。岬の先端までは、徒歩で15分程度ですが、その歩道自体が、岬の地形を楽しめる道になっています。ここでは、積丹ウニも有名ですので、神威岬の駐車場手前にウニ丼の店ありますので、奮発して北海道のグルメを満喫することもおすすめします。

スキー場として有名な地ですが、北海道ツーリングにおすすめできるルートです。道南に位置しますので、フェリーで北海道に到着したあとの手頃な位置にあります。また温泉やキャンプ場が、充実していますので、幅広いライダーにおすすめです。

函館方面から北上してくる分岐点で、5号線ニセコ方面と国道37号線洞爺、日高方面に別れるところです。国道5号線には、カニめしのお店が、点々とありますので、北海道の美味しいグルメを堪能することもおすすめです。国道37号線は、北海道ツーリングの醍醐味でもある直線がとても気持ちいいです。

魅力的で楽しい北海道ツーリングですが、準備を怠れば、大自然の力でリタイヤを余儀なくされることや、大きな事故を起こすこともあります。不慣れな北海道の気候をよく理解した上で、服装などの装備を万全にして余裕をもった計画で、ツーリングを楽しみましょう。北海道はおおまかに、道北・道東・道央・道南に別れます。四国より広い北海道ですので、あまり欲張ったルートは、辛いツーリングになりますし、危険ですので、何回かにわけてルートを組まれることをおすすめします。準備を万全にしたら、壮大かつ雄大な大自然と北海道ならではのグルメを満喫できるツーリングをお楽しみください。