函館観光でまだ知られていない穴場31選！絶景の望める公園や温泉・公園も紹介♪

新鮮な魚介類やロマンティックな街並みや函館山の夜景、歴史ある建造物など見どころがたくさんある函館ですが、実はメジャーな観光スポット以外にもまだまだ魅力的な穴場がいっぱい。地元民しか知らないような夜景や公園、グルメなど、函館の観光スポットを一挙ご紹介します。

なお、こちらの情報は2023年6月時点のものになっておりますので、実際に行く前にはお店の公式HPなどで最新の情報を確認することをおすすめします。

1年を通して様々な景色が楽しめる函館。春の桜から始まり、夏は花火、秋には紅葉、冬はロマンティックな雪景色など、季節に合わせたイベントも多く開催されています。そんな季節の風景やイベントと一緒に楽しめる函館の屋外の穴場スポットをご紹介します。

海に浮かぶ月をモチーフにした白い観光遊覧船ブルームーンは函館のベイエリアから出港する豪華客船約30分のクルージング。

本格的なクルージングは函館港内を一周するデイクルーズと函館-寒川を周遊するナイトクルーズがあります。

デイクルーズは4～7便、ナイトクルーズ1便で料金は大人2,000円(ナイトクルーズ3,000円)です。月によって運航状況は違うので詳細はHPで要確認。アクセスは函館市電の十字街電停、末広町電停から徒歩5分です。

函館どさんこファームは北海道のどさんこ馬の乗馬レッスンやトレッキング、上級者向けのホースライディングが楽しめるスポット。森林の小径や函館山と津軽海峡を見渡せる草原など絶景を見ながら乗馬体験ができます。

所要時間は30～90分、料金は8,000円～14,000円です。乗馬上級者には流鏑馬集中レッスン50,000円～もおすすめです。アクセスは函館空港、JR五稜郭駅から車で約35分。無料駐車場があります。

函館最古のお寺高龍寺は和の伝統建築が美しい寺院です。207の彫刻が施された山門や釈迦三尊の祀られている本堂の豪華絢爛な須弥壇は圧巻。2012年に国の登録有形文化財に指定されています。見学可能時間は9時から16時、アクセスは函館駅からバスで約15分です。

日本の道100選にも選ばれている函館の有名観光名所、大三坂を上がった高台にあるカトリック元町教会。格調高く荘厳なゴシック建築は必見。内部はローマ教皇から贈られた祭壇や壁像などがあり壮麗な雰囲気です。

周辺には日本初のロシア正教会である函館ハリストス正教会や白壁の函館聖ヨハネ教会などもあります。公開時間は日曜午前の礼拝時を除く10時から16時。アクセスは函館駅からバスで約5分、函館市電の十字街電停から徒歩10分です。

駒場車庫は函館市電の整備工場と車両の収容庫があります。市電車両が一般路へ出入する様子を見ることができ、乗車券売場では市電グッズが販売されるなど、市電ファンにはたまらない穴場の観光スポットです。

通常は一般公開されておらず車庫の正面から留置線に並ぶ電車を見るだけですが、例年7月の路面電車感謝祭では一般開放されます。感謝祭りでは敷地内に入れるだけでなく、模擬運転台で市電の運転体験も可能です。

恵山つつじ公園は標高618メートルの活火山の麓に広がる広さ4万平方メートルの公園です。函館市の中心部から車で約1時間のところにある函館観光の穴場スポット。群生するつつじ約4万本が真っ赤に咲き誇る様は絶景です。

例年5月中旬～下旬が見頃で、開花に合わせて行われる恵山つつじまつりではマジックショーやYOSAKOIソーランなどのステージイベント、露店が楽しめます。アクセスは函館駅からはバスで約2時間、24時間開放され入園料は無料です。

北海道唯一の城下町松前にある沖の口奉行所、商家、髪結、武家屋敷など往時の建物14棟を再築・公開しているスポット。屋敷の内部には町民から集めた資料など約3200点が展示されています。

甲冑着付けや松前漬けづくりなどの体験学習メニューがあり、観光ガイドも人気です。藩屋敷の開館時間は4月上旬～11月上旬までの9時から17時で、入館料は大人360円、小中学生240円。

学習体験は5～10月のみで甲冑着付が500～2,000円、松前漬けが1,500円。ガイドは30～45分で1,000円です。アクセスは函館駅から車で約2時間、バスで約3時間です。

函館牛乳の工場敷地内にある小さなお店。新鮮な牛乳を使ったソフトクリームやパフェ、チーズなど美味しメニューがたくさんある他、牛に牧草をあげたり、仔牛の哺乳やバター作りなどの体験もできます。また、コロッケやオリジナルグッズも好評販売中。

営業時間は4～11月の10時から17時(7～8月は17時半まで)。仔牛の哺乳体験(1人1,000円)とバター作り体験(1人500円)は予約が必要です。アクセスは函館空港から車で約5分、函館駅から車で約30分です。

函館には100万ドルの夜景が楽しめる有名な函館山がありますが、実は函館山以外にもたくさんの夜景スポットがあります。ちょっとした高台や海岸沿いでも綺麗な夜景が楽しめる、そんな函館観光の穴場の絶景&夜景スポットをご紹介します。

千畳敷は函館山山頂からアクセスできる見晴らしの良い草原で、周辺には要塞があり、一般公開されている千畳敷砲台や千畳敷戦闘指令所を見学することができます。戦時中の函館を垣間見ることができる函館観光の貴重な穴場スポットです。

天気の良い日は函館の街並みや津軽海峡の絶景が楽しめるので函館山散策のついでに足をのばしてみるのもおすすめ。アクセスは函館山山頂つつじ山駐車場から徒歩1時間です。

北海道では珍しい美しい日本庭園が見られる絶景穴場スポット。特に紅葉の綺麗な10月下旬頃がおすすめで、同時期に香雪園を幻想的にライトアップするはこだてMOMI-Gフェスタが開催されます。

芝生広場や遊具などがある見晴らし公園内の一角なので子供連れの函館観光にもおすすめです。アクセスは函館駅からバスで約40分、湯倉神社前から徒歩30分。駐車場もあります。

函館駅から徒歩5分ほどのところにある函館の魚イカのモニュメントがある公園広場。函館山や津軽海峡の絶景を楽しみながらのんびりすることができます。

夜には若松ふ頭に係留されている青函連絡船記念館摩周丸がライトアップされ、夜景もとても綺麗です。夏に開催される様々な花火大会の主要観覧場所にもなっています。

元町公園はレトロな建物や教会など雰囲気の良い函館観光定番の元町地区の一角にあるスポット。かつて函館奉行所が置かれた函館発祥の地で、ぶらり散歩の休憩場所としてもおすすめです。

元町公園内にある階段の最上段からは函館の街並みと函館湾の絶景が一望でき、夜は夜景も綺麗。反対側には函館山をバッグに大正ロマン溢れる旧函館公会堂の姿も美しく一石二鳥です。

元町公園内をライトアップする冬のイベントもぜひおすすめ。入園は24時間で無料。アクセスは函館市電の末広町電停から徒歩6分です。

函館定番の観光エリア元町地区にあるベイエリアと函館山が一望できる周囲1118メートル、面積8万平方メートルの人口島です。島の半分が芝生広場で、ベンチや東屋もあるのでピクニック気分でのんびりできます。海風にあたりながら釣りやジョギングなどもおすすめです。

利用可能時間は4～9月が9時から20時、10～3月が9時から17時で無料。アクセスは函館市電の大町電停から徒歩3分、無料駐車場もあります。

城岱牧場展望台は函館観光のドライブにぴったりの穴場スポット。標高500メートルを超える場所にある町営放牧場で、南には函館山、南西に大野平野、北に駒ケ岳の絶景を楽しむことができます。

屋内展望台もあり、夜には函館山とはひと味違う裏夜景の七つ星夜景を楽しむことも。アクセスは函館市街地から車で約30分。急勾配や急カーブと野生動物出没の可能性があるため夜景を楽しむ夜のドライブは要注意です。

函館観光で天気の悪い日やあまりに暑すぎる日は屋内観光を随所に組み込むのがおすすめです。函館には屋内でも十分楽しめる施設があちこちにあります。函館観光でおすすめの屋内スポットをご紹介します。

絶景が楽しめる元町公園内にあるおしゃれな洋館、旧函館区公会堂の館内にはドレスやハイカラさん風衣裳をレンタルできる函館ハイカラ衣裳館があります。

自分のカメラやスマートフォンで撮影が可能で、女性だけでなく男性や子供用の衣装もあるので家族で変身できるのも魅力です。女性用ドレスは50着程、他かすりや袴、男性用のタキシードなどの衣装は季節ごとに入れ替えられバリエーションも豊富です。

旧函館区公会堂の入館は9時から17時(受付終了16時)で入館料は一般300円、学生150円。衣裳館は10時から17時で所要時間は約30分、料金は大人2,500円(別途入館料)～、小人1,500円です。

1934年までイギリスの領事館として使用されていた建物は1992年に改装され現在は開港記念館として一般開放されています。

館内のティールームでは自家製スコーンや薔薇ソフトクリームなどここでしか楽しめないメニュー、ショップではバイヤーイチ押しのおしゃれな雑貨を購入することができます。

営業時間は4～10月が9時から19時、11～3月が9時から17時です。入場料は大人300円、学生150円。アクセスは函館駅から車で約8分、函館市電の末広町電停から徒歩5分です。

函館市北方民族資料館は国指定重要文化財にもなっている旧日本銀行函館支店の建物を活用した施設です。アイヌ民族の生活用具コレクションやアイヌ民族資料が展示され、アイヌの楽器ムックリの制作・演奏やアイヌ文様の切り紙細工なども体験できます。

営業時間は4～10月が9時から19時、11～3月が9時から17時で、入館料は一般300円、学生・児童150円です。アクセスは函館市電の末広町電停から徒歩1分。

旧相馬家住宅は国指定重要文化財にもなっている大邸宅。切妻造の玄関や優美な装飾が施された洋間など和洋が調和した空間は見応え十分。住宅内には函館港をのぞむレトロなカフェがあり、香り高いコーヒーや食事を楽しむこともできます。

開館時間は9時半から16時半、休館日は火、水、木曜日と冬期間。入館料は一般900円、大学生800円、高校生500円、中学生以下300円。アクセスは函館駅から車で約15分、函館市電の末広町電停から徒歩3分です。

はこだて未来館はラボやシアターなど様々なコンテンツを備えた子供たちのための施設。子どもたちの好奇心をそそるイベントも毎日のように開催され、天候の悪い日など函館観光の合間に足を運ぶにはおすすめの穴場スポットです。

開館時間は10時から20時で休館日は月1回水曜日(日にちはHPで確認)。入館料は中学生以上300円、小学生以上500円、6か月以上300円。アクセスは函館駅から徒歩1分です。

はこだて工芸舎は地元北海道の作家の陶器や全国各地の工芸品、北海道・東北の骨とう品などの小道具を展示販売しているギャラリーです。舎内にはカフェや体験教室などもあり、ショッピングだけでなく創作菓子とコーヒーで一息ついたり、手びねりやロクロ体験ができます。

営業時間は10時から18時、アクセスは函館市電の十字街電停から徒歩1分で駐車場もあります。体験は陶芸人形絵付け1,300円～。

函館ベイエリアにある吹きガラスやサンドプラスト体験ができるスポット。約15分の体験メニューなのでベイエリアのショッピングを楽しみながら気軽に立ち寄れるのがポイントです。体験は前日までの予約が必要です。

営業時間は10時から15時半で不定休。吹きガラス体験は3,300円、サンドブラスト体験は1,980円。アクセスは函館市電の十字街電停から徒歩3分で、無料駐車場もあります。

函館には穴場の温泉スポットもたくさん。絶景を楽しみながら入れる温泉は要チェック。宿泊はもちろん、無料の露天風呂や日帰り入浴ができる施設もあり、気軽に温泉が楽しめます。函館観光でおすすめの温泉スポットをご紹介します。

湯の川温泉は函館空港から車で約5分の所にある日本一空港に近い温泉街です。老舗温泉からホテルまで色々な温泉施設がずらりと並んでいます。津軽海峡の絶景露天風呂が自慢の温泉も多く、夜は夜景も楽しめます。

湯川温泉は函館観光の宿泊にぴったりですが、日帰り入浴可能な温泉もあるので宿泊以外での利用もおすすめです。

谷地頭温泉は函館山の麓にある鉄分豊富な茶褐色の湯が人気の温泉です。早朝6時から営業しているので朝風呂にもおすすめ。五稜郭をかたどった星形の露天風呂も人気です。営業時間は6時から22時で定休日は第2火曜日。料金は大人460円。アクセスは函館市電の谷地頭電停から徒歩3分です。

水無海浜温泉は海岸にある天然露天風呂。函館から車で1時間半ほどの恵山の海岸沿いにあり、太平洋の絶景を眺めながら北海道らしいダイナミックな温泉を楽しむことができます。

脱衣所は男女別ですが混浴で水着の着用が可能です。潮の干満によって利用可能時間が異なるので詳細は函館市のHPで確認してください。利用は無料で無料駐車場もあります。

露天風呂や歩行湯、電気風呂、ジェット風呂、あかすり、マッサージなど女性に嬉しい浴槽やサービスが充実している温泉。サウナは高温タイプと漢方ミストの2種類。休憩室や食事処もあります。

営業時間は11時から23時で年中無休。入浴料は大人460円、学生380円、6～12歳未満140円、6歳未満70円です。アクセスは乃木町バス停から徒歩3分。無料駐車場があります。

函館駅から車で約20分の函館新道沿いにある日帰り入浴施設。自慢の庭園露天風呂は和洋2タイプあり、週ごとに男女で入れ替えられます。ロウリュウサウナやハンガリー由来のソルトピット、エステなど魅力的な設備が整っていて、家族風呂もあります。

営業時間は10時から22時で年中無休。入浴料は大人480円、小学生以上140円、幼児70円、サウナ利用120円です。

函館近郊の港から直送される新鮮な海産物や郷土料理は函館観光では外せないグルメ。函館観光で立ち寄るべき海産物加工品などのお土産品が揃うショッピングスポットとおすすめのグルメスポットをご紹介します。

函館駅すぐのところにある2019年にオープンしたグルメスポット。ホテル、店舗、カフェの融合した施設には函館駅前横丁があり、函館を中心としたお土産品が集結しています。

ジンギスカンや函館ラーメンなどのグルメもぜひおすすめ。営業時間は店舗により異なるため詳細はHPで要確認です。

はこだて明治館はベイエリアにある土産品の揃うショッピングモール。赤レンガの旧函館郵便局の施設内にはガラス製品や雑貨をはじめ海産物加工品やお菓子など多彩なお土産品が勢ぞろいしています。

営業時間は9時半から18時で定休日は水曜日と第2木曜日です。アクセスは函館市電の十字街電停から徒歩5分。1,000円以上の買物で無料になる駐車場があります。

地元ではラッピの愛称で知られるラッキーピエロは函館発の手づくりご当地ハンバーガー&カレーライスのお店です。ハンバーガーはレジで注文を受けてから作り始めるオーダーメイドシステムで作り立てのハンバーガーを堪能できます。

函館市内には4店舗を展開していて、ショッピングついでに気軽に立ち寄れるベイエリア本店の営業時間は10時から21時です。アクセスは函館市電の末広町電停から徒歩4分です。

函館駅を出てすぐのところにある250店舗が軒を連ねる活気溢れる市場。海産物をはじめ野菜、果物、お菓子など函館ならではの商品が集結しています。

市場内には朝食の時間帯から美味しい海鮮丼が食べられる店舗などもあり、函館観光のスタート地点としておすすめです。営業時間は1～6月が6時から14時過ぎ、5～12月が5時から14時過ぎで年中無休です。

築100年の酒問屋別邸を改装した古民家カフェ。とうふ白玉ぜんざいやスイートポテト、ごまあいすなどの甘味や函館郷土料理のくじら汁などが味わえます。営業時間は10時から17時で定休日は木曜日。店内は座敷や掘りごたつ席など37席です。アクセスは函館市電の末広町電停から徒歩7分。

いかがでしたでしょうか。温泉、絶景、夜景、公園、美味しいグルメなど函館にはあまり知られていない穴場の観光スポットがたくさんあります。ぜひ函館の穴場スポットで特別な時間を過ごしてみて下さい。