東山物産でうなぎを食べよう！志摩の名店のおすすめメニューは？

かつて、うなぎの生産量が日本一だった三重県津市は、うなぎ専門店が日本一多いといわれています。そんな三重県志摩市の名店として知られている『東山物産』について徹底調査しました。東山物産までのアクセス方法から、おすすめメニューや人気の秘密、並ばずに食べるための狙い目の時間帯などをご紹介します。

三重県で有名なうなぎですが、実は栄養価がすごいのです。特に豊富なのが、ビタミンAです。ビタミンAを含む食品のなかでもなんと、トップクラスだそうです。蒲焼半分で、成人男性が1日に必要とするビタミンAの摂取量を超えるそうです。ビタミンAは目の健康に欠かせないビタミンですが、摂りすぎも注意です。

ビタミンA以外にも、ビタミンB1、B2、Eも豊富に含まれています。ビタミンB1はダイエット効果あり、ビタミンB2は、皮膚や粘膜の再生にも効果があり、美容に大切なビタミンだそうです。またビタミンEは、蒲焼一本で成人男性が1日に必要とする量の8割を摂取できます。「若返りのビタミン」ともいわれ、細胞の老化を防ぐ効果があります。

うなぎといえば、食べるとスタミナがつくという話をよく聞きます。これは本当です。うなぎは、高たんぱくですから消化吸収がよく、さらにビタミンも豊富で、そのバランスがとてもいいのです。つまり、夏バテの予防や改善にも効果があります。東山物産の美味しいうなぎを食べて、健康体を守りましょう。

うなぎが有名な三重県ですが、三重県志摩市とはいったいどんなところなのでしょか？志摩で有名なのは、美しい景色が見えると好評の『横山展望台』や、スペインの街並みをイメージしてつくられた『スペイン村』などがあります。その他にも、『志摩マリンランド』や『伊雑宮』などの観光名所がたくさんありますので、少し紹介します。

横山展望台では、標高203メートルから美しいリアス海岸を一望できます。遠い熊野方面から朝熊山も見える志摩地方の全方向展望台です。第一から第三展望台まであります。南方に広がる複雑な海岸線と多くの島を一望できるここの眺めは、伊勢志摩でもトップクラスの美しさです。スロープもあり、ゆっくりと景色を楽しみながら登れます。

志摩スペイン村は、東山物産もある鵜方駅から出ている直通バスにて13分のところにある、テーマパークです。スペインの街をイメージした空間には、アトラクションやパレード・ショー、レストランやホテルなどがあります。予約が必要なフラメンコショーはとても人気があります。スペインの雰囲気を堪能できます。

近鉄上之郷駅より徒歩3分のところにある、伊雑宮は「いぞうぐう」とも呼ばれるそうです。ここはあの、三つの宮で成り立っているといわれる伊勢神宮の内宮、外宮のほかにもう一つ重要な宮があり、それがここ『伊雑宮』です。伊勢神宮から離れた志摩の磯部にあることから「遥宮（とうのみや）」や「いそべさん」とも言われています。

東山物産までのアクセス方法をご案内します。まずは、公共機関を利用する場合ですが、最寄り駅が近鉄志摩線の鵜方駅になります。鵜方駅の改札口は1か所のみで、出入り口が南口と北口にわかれています。東山物産は、南口からでて徒歩3分ほどのところにあります。距離ですと、約160メートルですから、アクセスも悪くないです。

お車を利用の方は、東山物産に駐車場がありますので、ご利用いただけます。ただ、満車の場合は、公共駐車場に停めなくてはなりません。鵜方駅南口に公共駐車場がありますので、そちらを利用できます。こちらは、1時間まで無料です。お店までは、徒歩3分です。また、伊勢神宮からは車で約40分ほどなので、観光の後にもおすすめです。

三重県志摩市の人気うなぎ店では、「売れ切れ次第終了」ということで、行ってみたはいいものの食べられないことも多いようです。そんな売り切れ御免なこちらのお店で、確実にうなぎを食べる方法は、予約です。こちら、席の予約はできないものの、うなぎの予約はできるのです。予約は、お電話にてでき、メニューの注文はお店でできます。

やはり人気店なだけあり、並ぶのは覚悟で行くべきでしょう。お昼時は、待ち時間が数十分というのはざらで、1時間以上はかかることが多いそうです。お店の方いわく、お昼時を避け、午後3時以降ですと待ち時間もほぼなく空いているとのことです。おすすめは、電話にてうなぎの予約をして午後に行くのが一番良さそうです。

東山物産の店内は、入口から入ると思ったより広い感じがします。入り口側にテーブル席があり、奥にはお座敷席があります。席数は50席ほどです。お座敷のお席がたくさんあり、お子様が一緒でもゆっくりと安心して楽しめるように広々と作られていて、余裕のあるお席になっています。全席禁煙席です。

人気ナンバー1メニューは、やっぱり『うなぎ丼』です。毎朝、新鮮なうなぎを使用し、うま味を閉じ込めるようにしっかりと焼き上げています。表面はパリッと、中はふっくらしており、少し甘めの秘伝のタレとの相性は抜群です。添加物を一切使わず、「蒸さなくても軟らかいうなぎ」を追求した逸品だそうです。

そんな大人気メニューのうなぎ丼は、5段階にわかれており、小が1.5切れで1330円、並が2切れで1580円、中が3切れで1980円で、それぞれにミニう巻きと肝吸い物が付いてきます。上重は4切れで2480円、極上重は5切れで2880円で、こちらはそれぞれに、ミニう巻きとミニうざくと肝吸い物が付いてきます。

東山物産では、うなぎ丼のほかに『うなぎ定食』もあります。うなぎ定食には、蒲焼4切れに、う巻き、うざく、肝吸い物、ごはん、ミニデザートが付いてきます。こちらは、3180円です。丼ぶりではなく、ごはんとうなぎの蒲焼を別々に食べたいというときにおすすめです。ちなみに、蒲焼は単品で注文することもできます。

東山物産では、一品料理のメニューもご用意もあります。蒲焼は、一本とハーフで注文できます。酢の物の『うざく』や、数に限りはありますが『肝焼き』、一人前と一本単位で売っている『う巻き』、『かみしも』という蒲焼を切るときに切り落とす首としっぽの部分もあります。特に『かみしも』は、お酒のあてにおすすめです。

東山物産では、お食事メニューのほかにもアルコール類が案外ちゃんとそろっています。ビールも、生ビールと瓶ビールがあり、お車で来られた方のためにノンアルコールビールもご用意があります。お酒も日本酒八兵衛が1合、冷酒での注文ができます。蒲焼やかみしもなどの一品料理との相性は抜群です。たまには昼間から飲むのも最高です。

こちら東山物産では、店内で召し上がる以外にも、お土産としてお持ち帰るすることもできます。うなぎ弁当も、並・中・上・極上重のいずれかで注文でき、うなぎ定食も同じくお持ち帰り可能です。また、うなぎまぶしご飯を5合より販売しており、パーティーなどにおすすめです。お家でもこの味が楽しめるので、お土産におすすめです。

東山物産は、朝10時から夜7時までの営業で、ラストオーダーは夜6時です。ただ、うなぎがなくなり次第閉店になりますので、ご注意ください。また、火曜日は定休日です。住所は、三重県志摩市阿児町鵜方4032、電話番号は0599-43-0539になります。うなぎの予約もこちらの電話番号からできます。

ファンが多い東山物産ですが、どんな口コミがあるのでしょうか？少しご紹介します。「うなぎが今まで嫌いだったけど、ここ東山物産のうなぎは美味しくて好きになった。」という方や、「うなぎが香ばしくて柔らかくて、絶品。さすがの貫禄です。」といった口コミが本当にたくさんあります。さすが、一番人気のうなぎ屋さんです。

以上、東山物産の人気おすすめメニューやアクセス方法、予約の仕方、並ばずに食べる方法などをご紹介しました。さすが、一番人気のうなぎ専門店だけあり、ファンが本当に多いようです。他地方からわざわざ東山物産のうなぎを食べるためだけに足を運ぶ人たちもいるそうです。それほど長年愛され続けた東山物産をぜひお試しください。