根津神社の御朱印やお守りは女子に人気？縁結びのご利益にあやかろう！

東京都文京区にある根津神社は、国の重要文化財に指定されているものがたくさんあり、境内にある乙女稲荷神社などもかなり人気があります。そこで今回は根津神社の気になる見どころ、御朱印、御朱印帳、お守りなどの情報をまとめてご紹介します。パワースポットと言われる根津神社で多くのご利益にあやかりましょう。

根津神社は東京十社の一社に数えられる神社で、正確な創建年は明らかにされていませんが、1900年以上前にヤマトタケルが創建したとされています。また、森鴎外や夏目漱石などとの関わりも深く、彼らの作品にも根津神社の記述がされています。春には境内につつじが咲き誇ることで有名で、毎年多くの人が訪れています。

根津神社の主祭神は須佐之男命(すさのおのみこと)、大山咋命(おおやまくいのみこと)、誉田別命(ほんだわけのみこと)で、相殿が大国主命(おおくにぬしのみこと)、菅原道真公(すがわらのみちざねこう)です。根津神社の摂末社として乙女稲荷神社、駒込稲荷神社もあり、縁結びのご利益を求めて参拝にくる人も多いようです。

根津神社では主祭神の須佐之男命(すさのおのみこと)から厄除けや厄払いのご利益があるとされ、相殿神の大国主命(おおくにぬしのみこと)、菅原道真公から縁結び、商売繁盛、合格祈願などのご利益があるとされています。そして乙女稲荷神社が恋愛のパワースポットとして有名となっているため、恋愛成就のご利益にあやかろうと多くの人が訪れています。

根津神社では地下鉄千代田線の根津駅または千駄木駅、南北線東大前駅から徒歩5分ほどで行くことができます。三田線白山駅からは徒歩10分ほどかかります。また都バスでのアクセスも可能で、一番最寄のバス停は上野から早稲田のバスで根津神社入口というバス停です。有料となりますが、駐車場も約20台分用意されています。

根津神社の社殿は宝永二年、五代将軍綱吉の時代に建造され、宝永三年に完成しています。本殿・幣殿・拝殿・唐門・西門・透塀・楼門の全てがそのまま残っており、これらが国の重要文化財に指定されています。江戸時代の建現造りの建築を代表する建造物で、総漆塗りの豪華な姿に圧倒されます。

根津神社の豪華な社殿の内部には大和絵の三十六歌仙画が掛かっていることでも知られています。東京で唯一、社殿から楼門まで江戸時代の権現造建築が全てが現存している貴重な場所です。東京にお越しの際は、ぜひ足を運んでみてください。豪華絢爛な社殿や楼門に魅了されることでしょう。

根津神社の中でも特にパワースポットとして有名なのが願掛けカヤの木と呼ばれるものです。この木には白蛇が宿っていて、かつてこの木にお願いごとをした人が願いが叶ったという言い伝えがあります。そこからこの木にお願いをする人が多くなり、現在もこのカヤの木の周りにはおみくじや絵馬がたくさん掛けられています。

根津神社では社殿と同じくとても立派で存在感が大きいのが、楼門です。1706年に建造されたこの楼門も1956年に国の重要文化財に指定されています。正面向かって右側の随身は、水戸光圀公がモデルとされています。門をくぐる前に、細かなところの装飾もじっくり観察してみてください。色合い、デザインどれも洗練されています。

乙女稲荷神社は古くから女性を守ってくれるとして多くの女性に信仰されてきました。現在では縁結びのご利益があるとして、若い女性を中心に参拝者が絶えません。また乙女稲荷神社は根津神社で一番人気の写真撮影スポットとなっています。この千本鳥居を北から南に抜けていくと邪気が祓われ、良縁に巡り会えるとされているそうです。

根津神社はつつじがたくさん見られることでも有名です。年によって変動しますが、4月中旬から下旬頃に見頃を迎えるつつじを見に、遠方からも多くの人が根津神社を訪れます。ここで見られるつつじは約100種類、3000株もあるので、満開の時期にはかなり見応えがあります。参拝もつつじも楽しめるので春の根津神社は特におすすめです。

つつじ苑は約2000坪も面積があるので写真スポットもたくさんあります。全体が見渡せる高台から写真を撮ってみてください。少しずつ違った色のつつじが美しい光景で楽しませてくれます。さらにつつじの見頃となる時期には、文京つつじまつりも開催され、イベントや露店の出店などもされ、より多くの人で賑わいます。

根津神社の御朱印は1種類で、初穂料300円で社務所で受けられます。御朱印が受けられるのは9時から17時までとなっているので、時間を考えて参拝に行きましょう。以前までは御朱印の社号が墨書きでしたが、2016年から有栖川宮幟仁親王揮毫の印判になっています。乙女稲荷神社、駒込稲荷神社でもそれぞれ300円で違う種類の御朱印が受けられます。

根津神社の御朱印帳は豪華な社殿と美しいつつじ、そして裏には乙女稲荷神社の千本鳥居が刺繍されているおしゃれなもので、とても人気があります。上品な御朱印帳で特に女性に支持されているようです。この御朱印帳の初穂料は1200円となっています。これまで御朱印帳を受けたことがないという方もこの機会に一つ持ってみてはいかがでしょうか。

根津神社は東京十社の一社となっているので、時間がある方は御朱印めぐりをして10種類の御朱印を集めてみてはいかがでしょうか。東京十社めぐりの御朱印帳もあるので、バスや電車、徒歩などで効率よくまわれるルートを計画し、十社めぐりをお楽しみください。一日では少し大変なので可能であれば、2日に分けるといいでしょう。

根津神社では人気のお守りが何種類もあります。まず、有名なのが月次花御札(つきなみはなみふだ)というもので、月替りの絵が描かれた木の札で、12ヶ月分の12種類と薬玉柄の全部で13種類あるそうです。この月次花御札は家の邪気を祓ってくれるお守りで、初穂料は500円となっています。どんな絵柄になるか楽しみにしておきましょう。

根津神社といえばつつじが有名、ということでつつじの幸せ鈴守というものも人気があります。つつじの形をした珍しい鈴で色も何種類かあるので好みのものを選ぶことができます。とても小さなお守りのため、財布やICカードケースなどにつけて肌身離さず持ち歩くことができます。珍しいだけでなく、見た目がとても可愛いのも女性に人気の理由です。

根津神社には身代わりさんという土鈴のお守りもあり、自分の干支の身代わりさんを持っておくと、災難に合いそうになった時に身代わりになってその災難を追い払ってくれるとされています。また自分で袋の色やお札の種類を選ぶことができる肌守りもあります。たくさんありすぎて悩むかもしれませんが、直感でこれだと思ったものを選びましょう。

根津神社に参拝した際に、ぜひ訪れてほしいのが根津のたいやきというお店です。10時30分から営業していて、餡子がなくなり次第その日の営業は終了となっています。人気店のため早い時には12時30分に終了していることもあります。行列ができていることも多いですが、それだけ美味しいたいやきが食べられるので、並んでみてはいかがでしょうか。

気候が良く、散歩を楽しみたいなという方は上野公園まで歩いてみてはいかがでしょうか。根津神社から上野公園までは約1.3キロなので歩いて移動することも可能です。動物園や美術館など楽しめる施設が集まっているので、充実した時間を過ごすことができるでしょう。特に春には桜が咲き誇ってとても綺麗でおすすめです。

根津神社から徒歩約10分ほどのところに東京大学本郷キャンパスがあります。有名な赤門は国の重要文化財にも指定されており、一見の価値ありです。また生協では東京大学のオリジナルグッズも販売されているので、東京土産に買って帰ってはいかがでしょうか。学問や文化などが盛んな文京区ならではの観光をお楽しみください。

根津神社の見どころをご紹介してきましたがいかがでしたか?根津神社では国の重要文化財をはじめ、都内屈指のつつじの名所であるつつじ苑、種類豊富なお守りなど魅力がたくさんあります。いくつかの駅からアクセスができるので、散歩も楽しみつつ、根津神社に参拝に行ってみてはいかがでしょうか。