埼玉県こども動物自然公園は1日楽しめる人気スポット！子供が喜ぶ無料体験も！

埼玉県こども動物自然公園は、埼玉県東松山市にある自然がいっぱいの動物公園です。比企丘陵地帯の地形を活かした自然豊かな環境に、200種類、1600頭以上の動物たちが暮らしています。1日では回り切れないほど広い、埼玉県こども動物自然公園についてご紹介します。

埼玉県こども自然動物公園へのアクセスは、車がおすすめです。東京方面からお越しの際は、関越自動車道鶴ヶ島インターチェンジをおり、坂戸市内方面へ出て、国道407号線に乗ります。宮鼻交差点を左折後、約3キロで到着です。ETCを持っていれば、坂戸西インターチェンジからおりることもおすすめです。

群馬方面からお越しの際は、関越自動車道東松山インターチェンジをおり、川越・川島方面に出ます。「インター前」交差点を右折し、T字路「米山大橋(北)」交差点を右折します。次の信号「西本宿」交差点を右折して、そのまま直進し、1キロで到着です。

電車でお越しの際は、東武東上線「高坂駅」にて下車し、「鳩山ニュータウン」行きのバスに乗り、「こども動物自然公園」前で降ります。バスの料金は大人190円です。高坂駅からは徒歩30分なので、ゴールデンウイークなどの混雑する日は、歩いてしまうのも一つの手です。

こども動物自然公園の料金は、大人510円が小中学生210円です。未就学児は無料です。埼玉県こども動物自然公園の割引ですが、まず1つが団体割引です。30名以上で大人100円引き、小中学生が40円引きになります。団体割引は一般家庭では難しいので、そのほかに利用できる割引として、JAF会員と、JTBベネフィットの会員制福利厚生サービス「えらべる倶楽部」があります。

JAF会員証を提示すると、4名まで2割引で入園できます。JTBベネフィットの「えらべる倶楽部」では、クーポンが配信されているので、印刷して持っていくと割引が受けられます。また、割引ではありませんが、年間パスポートがあります。料金は、大人1530円、小中学生630円、65歳以上1020円です。1年間有効で、3回来ればもとがとれます。

子どもは年に数回、無料で入場できるチャンスがあります。5月5日のこどもの日は、子どもの入園料金が無料になります。そのほかにも、11月14日の埼玉県民の日にも、入園料金が無料になります。また、「なつやすみ宿題おたすけ隊」というものをやっていて、ダウンロードできるチラシに入場無料券がついています。

休日は混雑することが多い埼玉県こども動物自然公園ですが、5月5日は子どもの入園料金が無料になるため、特に混雑します。動物園に続く道もものすごく渋滞し、通常5分で到着するはずのバスもなかなか到着しません。広い駐車場も満車になってしまうため、開園前に着くように行くのがベスト。午後から訪れるのもおすすめです。なお、通常の休日でもなかなかの人の入りなので、早め早めに行動するようにしましょう。

埼玉県こども動物自然公園の駐車場の料金は、普通車600円、大型車1200円です。正門付近にあるメインの駐車場は大変広いのですが、休日はすぐにいっぱいになってしまいます。そのような時は、東門の近くにある臨時の駐車場がオープンします。東門から入ると、コアラやカピバラなどの人気のある動物がいる東園が近いので、そちらが目当ての方はかえってラッキーです。

ゴールデンウイークは、かなり混雑するため、臨時駐車場も満車になってしまいます。その時は、東京電機大学のキャンパスに臨時駐車場が設けられます。そこからはシャトルバスが運行しているので、埼玉県こども動物自然公園から少し離れたところに停めてもいいよという方は、こちらを利用したほうがよいでしょう。また、公式ではありませんが、近所の方が庭や空き地を開放している駐車場が登場することもあります。

埼玉県こども動物自然公園の目玉のうちの1つが、カピバラ温泉です。11月半ば頃から3月下旬の寒い時期だけのお楽しみイベント。14時になると温泉にお湯が張られます。その時に飼育員からカピバラのお話を聞くこともできます。

カピバラ温泉を間近で眺めながら、足湯体験をすることもできます。14時15分から整理券が配られます。時間は14時30分から15時30分の間で、15分ずつの入れ替え制で行われます。体験料金は1人500円で、カピバラタオルと入湯証明書がもらえます。ぜひカピバラと一緒に温まりましょう。

埼玉県こども動物自然公園の目玉は、カピバラだけではありません。コアラはこの動物自然公園の看板と言っていいほど人気がある動物です。実は国内でコアラが飼育されている動物園は、全部で9カ所ほど。日本ではなかなら見られないだけあって、とても人気があるのです。

コアラに会えるのは、園内の東園。入場口からは離れていますが、カピバラの近くです。ゴールデンウイークには長い行列ができるほどの人気っぷりです。コアラをぜひ見に行ってみてください。運がよければ赤ちゃんコアラに会えることも。コアラ舎を抜けたところにいるナマケモノにも注目です。

そのほかには、日本初の「プーズー」という南米出身の小型のシカや、マーラというウサギのような、ネズミのような、かわいらしい動物が広い園内でのびのびと放し飼いされています。園内が混雑しているときは隠れていることが多いので、会えたらラッキーかもしれません。

埼玉県こども動物自然公園では、動物を「見る」だけではなく、「ふれる」「乗る」「しぼる」の3つの体験ができます。まず「ふれる」ですが、なかよしコーナーにいるモルモットやウサギとふれあうことができます。1日3回、10時30分、13時、15時からふれあえる時間が設けられています。ヤギやブタなどはいつでもふれあうことができます。

「乗る」体験は、ポニーの乗馬コーナーにて、10時30分、13時の1日2回時間が設けられています。料金は大人が300円、子どもが200円です。障碍者手帳がある方は、割引があり無料で体験できます。初めて乗馬をする方でも、園のスタッフが付き添うので安心して乗馬をすることができます。

「しぼる」体験は、乳牛コーナーで、11時、13時、14時30分からの1日3回体験することができます。日頃毎日飲んでいる牛乳を通して、動物を大切にする気持ちが養われます。これらのほかにも、ペンギン、ヤギ、ポニーにエサやり体験があります。

埼玉県こども動物自然公園で食事ができる場所は、全部で3つあります。園内で1番広く、座席がたくさんあるのが「レストランガゼボ」です。コアラやカピバラがいる東園にあります。園内唯一のレストランで、うどんやそばなどのほか、カレーや丼もの、お子さまランチなどの食事メニューが豊富に揃っています。フライドポテトや唐揚げなどの軽い食事が買えるカウンターもあります。

自由広場にある「中央飲食売店」では、焼きそばやフランクフルトなどの軽い食事を購入することができます。広場で遊んだあとの腹ごしらえにぴったりです。ジュースやコーヒーなどの飲み物もあります。東松山名物のやきとりの屋台が出ていることもあります。

カフェメニューのようなかわいくて甘い食事がしたくなったら「もりカフェ」へ。埼玉県こども動物自然公園のシンボルである、天馬の棟のとなりにあります。かわいらしい店内でクレープやホットサンドなどの食事をすることができます。ドリンクメニューは30種類以上あります。歩き疲れたら「もりカフェ」でほっと一息つきましょう。

園内はとても広く、広場が充実しているので、天気がよい日は、お弁当を持ってピクニック気分で食事をするのもおすすめです。休日は飲食店も混雑するので、レジャーシートとお弁当を持ってくるのもおすすめです。

埼玉県こども動物自然公園には、ピーターラビットの生みの親であるビアトリクス・ポターの資料館があります。埼玉県こども動物自然公園の近くにある大東文化大学の蔵書コレクションなどが展示されているほか、絵本に出てくるシーンを再現したジオラマなどがあります。入館料金は。大人200円、小中学生100円です。

埼玉県こども動物自然公園は、夏が一番楽しい季節です。夏限定のイベントが行われており、動物を見たりふれあったりするだけでなく、夏休みのお子さまの遊び場にぴったりです。また、ナイトズーは大人が来ても楽しめる夏だけのイベントです。それぞれ詳しくご紹介します。

ナイトズーは、8月のお盆の時期や、土日祝日を中心に数日間のみの限定で開催されています。通常の開園時間は17時までですが、ナイトズーの日は夜9時まで開園しており、夜の動物たちを観察することができます。ナイトズーで見られる動物は限られていますが、夜行性の動物たちが活発に動く様子はとても面白いです。

埼玉県こども動物自然公園の看板動物のコアラとカピバラなどの動物たちが夜どのように過ごしているのか、ぜひ確かめに行ってみてください。昼間とは違った動きが面白いです。レストランや売店等も営業しているので、夜の動物園でお食事をとってみるのもいいでしょう。

夏になると、自由広場のじゃぶじゃぶ池に水が張られ、子どもたちの格好の遊び場になります。じゃぶじゃぶ池と言ってもプールのように広く、小さい子から大きい子までたのしく水遊びができます。近くにトイレや売店があり、ベンチや屋根もあるので、休憩も取りやすくなっています。

埼玉県こども動物自然公園の見どころや駐車場、混雑状況などについてお伝えしましたが、実はまだまだ書ききれないほどの見どころがここにはあります。それだけ、埼玉県こども動物自然公園は広いからです。ぜひ訪れてどんな動物との出会いがあるかを楽しんでみてください。