嵐山渓谷バーベキュー場は関東で大人気！アクセスや駐車場情報もご紹介！

埼玉県の景勝地としても有名な嵐山渓谷は、清流の槻川の渓谷で、自然豊かな木々と石畳の美しい風情が人気です。槻川橋の下の河川敷にはバーベキュー場があり、シーズンには多くの行楽客で賑わいます。そんな嵐山渓谷バーベキュー場の予約の仕方、アクセスや駐車場情報、そしておすすめのバーベキューメニュー等をご紹介します。

嵐山渓谷(らんざんけいこく)はその名の通り、まるで京都の嵐山の様に美しい埼玉を代表する景勝地です。嵐山渓谷を流れる清流の槻川(つきかわ)では、ヤマメやバス釣りなどを楽しむ人も多い人気の釣りのスポットでもあります。

嵐山渓谷バーベキュー場は、そんな嵐山渓谷から少し離れた槻川の下流の、槻川橋の下に広がる河川敷にあります。都心からも1時間ほどとアクセスもよく、広々とした河川敷にはたくさんの家族やグループがテントやタープなどを張り、美しい自然を散策したり、川遊びや河原の石を積んで直火でバーベキューを楽しむ事も出来ます。

嵐山渓谷では、手ぶらでも気軽に楽しめる有料のバーベキュー場が整備されています。駐車場もすぐそばにあり、雨でも楽しむことができる屋根つきの野外炉や簡易野外炉が設置されています。

野外炉や簡易野外炉に関しては事前予約が必要ですが、河川敷では石を積んで直火でもバーベキューを楽しむことが出来ます。その為、野外炉を利用しない人も、気軽に機材のみをレンタルすることが出来るのでとても便利です。

嵐山渓谷バーベキュー場には管理棟があり、管理人が9時から16時の間、常駐しています。売店では、バーベキュー用品や、ソフトドリンクや酒類、カキ氷やお菓子に地元の農産物や加工品も販売されています。また魚網や浮輪、水鉄砲などの川遊びの道具も販売されています。

トイレは男性用に様式2つ、和式が2つ、小便器が6つあります。女性用は様式6つに和式が2つで、別に、多目的トイレも設けられています。清潔で、トイレットペーパーも常備されているので子供にも安心です。また、施設内には喫煙スペースもあり、リードを付けていればペットも同伴可能です。

レンタルできるバーベキュー器材は網、アルミ鍋、鉄板が各1000円で、河原で石積みをして使っても、携帯炉2000円と組合わせて使うことも出来ます。また、大人2、3人が使用できるレジャーマット500円や、テーブルと椅子のセットが1000円こちらにはパラソル1000円を併せることが出来ます。

バーベキューに欠かせない消耗品では、国産の木炭が3キロで1000円、薪の大が700円、小が300円、そして着火剤が300円が販売されています。また、紙皿、割箸、コープやトング、火ばさみ、ゴミ袋まで、バーベキューに必要な物は一通り揃っているので、買い忘れや、足りない場合も安心です。

野外炉は1基3000円、簡易野外炉は1基1500円で予約が出来ます。どちらの野外炉にも屋根が付いており、突然の雨でも安心してバーベキューが楽しめます。野外炉は24基、簡易野外炉は2基あり、どちらも1基で7人から8人が使用することが出来ます。夏場は特に人気で混み合う為、早めに予約をする事をおすすめします。

野外炉や簡易野外炉の予約は必ず電話での予約が必要です。また、4基以上の予約や10名以上の団体の予約をする場合は、先に電話で仮予約をし、ホームページの「野外炉利用申込書フォーム」に内容を記入して、FAXまたは郵送で予約を入れなくてはいけません。

「野外炉利用申込書フォーム」は利用日の1週間前までに到着するよう予約を入れないといけないので、郵送での予約の場合は注意が必要です。

予約をキャンセルする場合は、前日の正午までに電話連絡を入れないと、それ以降のキャンセルは全額支払いとなります。また、当日に電話連絡もせず、正午までの来場出来ない場合には、キャンセルとして扱われますので、遅れる場合は必ず前もって電話連絡を入れておきましょう。受付は嵐山渓谷バーベキュー場の管理棟で定休日を除く9時から16時までです。

嵐山渓谷バーベキュー場は手ぶらでも来ても出来るバーベキューのメニューが充実しています。勿論、食材の持込可能なので、海鮮などの販売されていない物だけを持ってくれば荷物も少なく、とても豪華なバーベキューが楽しめます。こちらで販売されているバーベキューのメニューは5人前からです。

メインのお肉は牛と豚が用意されており、1人前は250グラム前後の量です。値段は牛肉の上は1人前2160円、そして牛肉の並は1人前1730円、また、豚肉の上は1人前1570円、そして豚肉の並は1350円です。それぞれに油、焼肉のタレ、皿、箸が付いています。

カット野菜は1人前250円で、約7から8種類のカット野菜が入っています。時期により変わる場合もありますが、キャベツ、玉ねぎ、ピーマン、なす、かぼちゃ、きのこ、長ネギ等です。こちらも5人前からの注文となります。

焼きそばは、2人前1袋で注文できる「嵐山辛モツ焼そば」が410円や、普通の市販の焼きそばは1人前80円から予約できます。「嵐山辛モツ焼そば」はご当地の人気のB級グルメで、1日限定50袋しか販売されていないので、早めの予約がおすすめです。

バーベキューの食材の予約は当日から4日前の正午までの申し込みが必要です。また、キャンセルの連絡も、同じく当日から4日前の正午までにしなければ全額支払いとなっていますので、ギリギリで予約する場合は注意が必要です。

予約の仕方はホームページから申込用紙を取り出し、記入後にFAXで送信します。その後で必ず確認の電話を行ってください。料金の支払いは当日に現地で現金支払いとなっています。また、予約の受付やキャンセルなどは嵐山渓谷バーベキュー場の売店で、受付時間は定休日を除き9時から16時までとなっています。

バーベキューはやりたいけれど、火を起こしたり、機材のセッティングなど上手くできるか不安なバーベキュー初心者や、女子会等、また、大人数やバーベキューの飲み会等、後片付けが面倒なグループには、嵐山渓谷バーベキュー場までデリバリーしてくれるプランがおすすめです。

「BBQ-PARK」は、それぞれのニーズに合わせて、機材のレンタルのみや、食材のみの注文もできますが、機材のセッティングは勿論、食事の後の片付けも全てが任せられ、バスでの送迎プランまでありおすすめです。機材のレンタルは最低5名からの金額になりますが、バーベキュー食材のセットは最低4名分からとなっています。

こちらの人気ナンバーワンは、手ぶらでバーベキューを楽しめるパッケージプランで、セッティングからゴミ処理までやってもらえます。

このプランは4名からの利用が可能で、期間限定で牛タン豚しゃぶコースなどがあります。グリル、テーブル、チェア等の器材と消耗品、そして食材も込みで1人前は4363円からでお得です。他にもたくさんの食材メニューやプランがあり、注文はホームページ、電話、FAXで受け付けています。

「バーベキュー･ジャパン」も、手ぶらバーベキューのメニューが人気です。機材の設置から回収までの3時間が基本プランとなっており、4名以上の「バーベキューお手軽コース」が1人前2500円、10名以上の「学割コース」が1人前2250円など、お得なコースが揃っています。また、1時間毎に2000円で時間の延長も出来ます。

お手軽コースのメニューは牛カルビ、牛ロース、豚バラ、フランクフルト、焼きそばです。また、ビアサーバーのレンタルは生ビール7リットル8000円からあり、大人数でのバーベキューにぴったりのプランです。こちらはホームページから注文ができ、折り返し電話連絡が入ります。また、電話やFAXでも予約が出来ます。

嵐山渓谷バーベキュー場の営業期間は春から秋までとなっており、例年3月17日から12月9日までのようです。また、3月だけは土日祝日のみの営業となっていますのでご注意ください。営業時間は9時から16時で、定休日は祝日と夏休み期間を除いた毎週金曜日となっています。また、基本の入場料金などは必要ありません。

嵐山渓谷バーベキュー場には300台が停められる広い駐車場があります。こちらの駐車場の利用代金は嵐山渓谷バーベキュー場の環境保全協力費として徴収されているそうです。

駐車場の料金は普通車は1000円、オートバイなら400円です。また、マイクロバスでの来場なら3000円、大型バスなら4500円となっています。マイクロバス、大型バスでの来場は事前に駐車場の管理棟へ連絡が必要です。乗車や降車のみで駐車場を利用しない場合でも、マイクロバスは1500円、大型バスは2500円の料金が必要ですのでご注意下さい。

駐車場完備の嵐山渓谷バーベキュー場へのアクセスはやはり車が便利です。東京からのアクセスは、関越自動車道の高速東松山ICを出て、国道254号線を進んで嵐山渓谷入口の交差点を左折し、県道173号線に入れば到着です。関越自動車道を降りてから約7キロの場所にあり、東京からでも約1時間程度という手軽さが人気です。

嵐山渓谷バーベキュー場へ電車でアクセスする場合は、東武東上線の武蔵嵐山駅が最寄り駅となります。武蔵嵐山駅からは県道69号線か県道251号線で通って県道173号線を経由するアクセスルートになります。どちらでも徒歩約30分程度で到着します。また、最寄り駅からタクシーでアクセスする場合は約7分で到着します。

木々が紅葉する秋は特におすすめの嵐山渓谷。「嵐山渓谷バーベキュー場」から人気の「嵐山渓谷」の展望台までのアクセスは、槻川沿いの遊歩道を通れば徒歩約20分から30分程です。紅葉した木々が槻川の清流と石畳に映えて大変美しく、途中には飛び石で槻川を渡れる場所もあります。

さらに嵐山渓谷へ進むと「塩沢冠水橋」があり、その先、槻川は急な蛇行をし、まるで細い半島のような地形をつくり出しています。カーブに差し掛かった場所から少し山道を登ると展望台があり、また反対側には槻川と素晴らしい紅葉が望める人気の写真スポットがあります。アクセスの途中には与謝野晶子が嵐山渓谷を訪れたとき詠んだ歌碑もあります。

嵐山渓谷周辺は車両通行止めの区間が多く、駐車場は「嵐山渓谷バーベキュー場」から太平山を回り込んだ向こう側にあります。ここには10台が停められる駐車場がありますが、紅葉のシーズンの11月下旬から12月上旬に掛けてはすぐに満車になるのでご注意下さい。駐車場から嵐山渓谷の展望台までは徒歩で約10分程です。

いかがでしたか?嵐山渓谷バーベキュー場は都心からのアクセスも良く、予約さえ入れておけば手ぶらでバーベキューも楽しめる人気スポットです。春から秋に掛けて多くの行楽客で賑わいますが、特に紅葉シーズンは嵐山渓谷の絶景も見られておすすめです。是非、家族やグループで行ってみて下さい。