山梨でさくらんぼ狩りをするなら？おすすめの時期を種類別に紹介！

フルーツ王国･山梨では、5月からさくらんぼ狩りが始まります。家族揃って楽しめるイベントです。山梨では栽培している農家が県内に広がっていて、いろんな所でさくらんぼ狩りを楽しめます。好みの品種も見つかります。山梨のさくらんぼ狩りの楽しみ方をご紹介します。

事前の準備なしでさくらんぼ狩りに行って戸惑ったことはありませんか。さくらんぼをもいで食べるだけ、かも知れませんが、準備して行く事に越したことはありません。出かける前に知って置けば、もっとさくらんぼ狩りが楽しくなる情報をご紹介します。

さくらんぼ狩りには相応しい服装があります。間違った服装では楽しみが半減することもあります。おいしいさくらんぼを食べるためには脚立に上がることがあります。スカートでは脚立に上がれずおいしいさくらんぼにありつけません。また農園の足元は土ですので、歩きやすいスニーカーがおすすめです。

さくらんぼ狩りは5月から7月の温かい季節です。また多くの農園ではハウス内で栽培しています。さくらんぼ狩りは汗をかくことがありますので、汗を拭くタオルは必需品です。汗をかけば飲み物も必要です。汚れを簡単に拭けるウェットティッシュも持って行きましょう。特に子連れの場合は必需品です。

さくらんぼ狩りは食べ放題が一般的ですが、それでもできれば美味しいさくらんぼを食べたいものです。甘くて美味しいさくらんぼの見分け方は、鮮やかな色をして張りと艶があり傷が無いことです。また、日光に当たっているほうが甘いので、木の上のほうの実がおすすめです。

さくらんぼ狩りを楽しむには、食べ放題とは言っても食べすぎには注意しましょう。さくらんぼには、ソルビトールという成分が含まれています。多く摂取すると腸の吸収効果を低下させますので下痢を起こす場合があります。100個を目安にして食べましょう。

フルーツ王国の山梨にはたくさんの品種のさくらんぼが栽培されています。現在育成中の品種もあって、今後も美味しい品種のさくらんぼが食べられるようになります。代表的な豊錦や佐藤錦、紅さやか、ナポレオン、レイニア、高砂など。おばこ錦、おりひめの季節、絢のひとみなどの品種も今後楽しめます。

山梨は品種が多いので、さくらんぼ狩りを長い期間で楽しめるのが特徴です。5月末からは豊錦や紅さやかが収穫時期を向かえ、佐藤錦や高砂が続きます。6月末から7月初旬にはレイニアやナポレオンが時期を迎えます。山梨でできるさくらんぼ狩りの代表的な種類をご紹介します。

山梨県のさくらんぼ栽培農家で偶然に見つかった品種であることから、山梨では多くの農家で栽培されている品種です。果肉が柔らかいのが特徴で、甘みと酸味が程よくバランスが取れています。5月下旬から収穫時期を迎える早生品種なので、さくらんぼ狩りが待ちきれない方におすすめの種類です。

佐藤錦とセネカを交配してできた種類で、市場に出て30年に満たないのが紅さやかです。比較的小さなサイズで程よい酸味があります。皮は濃い紫色をしていますが、果肉は鮮やかな赤い色をしています。6月上旬からさくらんぼ狩りが始まります。

ナポレオンと黄玉の交配で山形で生まれました。今では、さくらんぼと言えば佐藤錦と言えるほど有名な品種です。大粒のものは高級品として人気もあります。果肉は黄色身を帯びた白色で果皮は薄い赤色をしています。上品な甘さと酸味で美味しい品種です。さくらんぼ狩りの時期は6月中旬から下旬です。

アメリカから伝わったロックポートピガローが、日本で高砂と名前が付けられました。果汁が多く果肉は弾力があり食べ応えのあるさくらんぼです。甘さは控えめで酸味があり上品でさっぱりとした味わいです。さくらんぼ狩りの時期は6月中旬から下旬です。

佐藤錦と天香錦を交配してできた品種です。果皮は薄い赤色をして、果肉は黄色がかった白色です。果肉は甘みが強く酸味が少ないことから、さくらんぼ狩りでも人気の品種です。子連れでお出かけの場合は、紅秀峰がおすすめです。6月下旬からさくらんぼ狩りが楽しめます。

ヨーロッパから伝わった品種で、粒が大きく縦長でハートの形をしています。果汁が多くジューシーで甘みも強い美味しいさくらんぼです。果肉に弾力があり食べ応えがあります。収穫時期は6月下旬から7月上旬と遅いため、さくらんぼ狩りの時期を逃した方におすすめの品種です。

レイニアはアメリカンチェリーですが、日本の品種に近い食味が特徴です。果肉は歯ごたえがあり大粒で食べ応えがあります。糖度がとても高いのですが、酸味もあり美味しいさくらんぼです。収穫時期は6月下旬から7月上旬の10日間ほどの短い期間ですのでご注意ください。

わくわく観光村はエコファーマー認定の農園で、安心なさくらんぼ狩りが楽しめます。温室や雨よけハウスでの栽培で雨の日でも可能ですので、予約して諦めることがありません。さくらんぼの種類は、人気の高砂や紅さやか、佐藤錦、紅秀峰など8種類です。直売もありますので、お土産にも困りません。

住所:山梨県山梨市上岩下1329-1 電話:080-1103-8897

中央道勝沼ICから10分とアクセスが良いことで人気の農園です。電話や公式URLから予約ができます。40分間食べ放題で中学生以上は2000円です。直売やネット通販もありますので、さくらんぼ狩りでお気に入りの新種を見つけてから購入するのも方法です。さくらんぼ狩りの時期は5月下旬から6月下旬です。

住所:山梨県甲州市塩山牛奥2337-2290 電話:0553-33-7089

ベビーカーやペット同伴で楽しめる農園です。予約すると中学生以下の料金が半額になるービスがあります。さくらんぼの種類は、高砂、佐藤錦、富士あかね、紅秀峰で、5月下旬から6月下旬まで楽しめます。直売の人気第一位は、佐藤錦と高砂の組み合わせパック250g(1000円)です。

住所:山梨県南アルプス市百々3074 電話:080-7109-7007

さくらんぼ農園全体をすっぽりと覆うドーム式のハウスなので、予約した日の天気を心配することがありません。さくらんぼの種類は佐藤錦が70%と香夏錦、高砂、紅秀峰、紅香、ナポレオンなどが栽培されています。品種が多いので食べ比べができる農園です。直売もあります。

住所:山梨県南アルプス市飯野1539-2 電話:055-283-2067

大規模の農園としても有名で、予約なしでも入場できますが念のため予約することをおすすめします。電話の他に公式URLからも予約できます。栽培品種は人気の佐藤錦や高砂、紅秀峰です。5月下旬から7月上旬まで期間楽しめるのが特徴です。詰め合わせパックの直売もあります。

住所:山梨県甲州市塩山下萩原2104 電話:0553-33-3861

山梨の中でも比較的高い場所にあるため、7月下旬までさくらんぼ狩りが楽しめる農園です。さくらんぼ狩りのチャンスを逃した方にはおすすめの農園です。気候によって変動しますので、予約で確認してください。厳選した大粒の直売品は人気です。贈答用にもできます。

住所:山梨県北杜市高根町堤 669-2 電話:0551-46-2067

エコファーマー認定の農園です。さくらんぼ狩りは5月下旬から6月下旬まで行っていますが、一般の入場は日曜日だけです。団体の場合は期間中毎日開園しています。予約時に確認してください。予約は電話のみです。栽培品種は佐藤錦が80％です。直売もあります。

住所:山梨県南アルプス市西野94 電話:055-283-075

山梨でさくらんぼ狩りができて直売もある農園をご紹介しました。多くの農園が雨の日でも楽しめます。車椅子や高齢者のために木を低く育てている、エコに力を入れている、バーベキューができるなど農園ごとにサービスに工夫しています。山梨は家族揃って楽しめるテーマパークです。