加須のこいのぼりは日本一？マラソンやお祭りなどのイベント情報まとめ！

埼玉県･加須市で行われているイベントで、『こいのぼり』が関わるイベントがあるのをご存知でしょうか。加須市のイベントに欠かせないこいのぼりは、加須市民平和祭に登場したり、12月に行われるこいのぼりマラソンにも登場します。そこで、加須市のこいのぼりの情報やイベント情報、歴史などをご紹介します!

加須市で行われている加須市民平和祭は、毎年5月3日の憲法記念日に、利根川河川敷緑地公園で行われ、10時から14時30分までとなっています。加須市民におなじみのジャンボこいのぼりが大空を舞います。現在のジャンボこいのぼりは4世となっています。優雅に大空を舞う姿は何とも言えない迫力です。

全長100m･重さ330㎏･目玉と口の直径は10mと、作成をするだけでも気が遠くなりそうな大きさです。イベント中の遊泳は、1回目が11時30分頃から、2回目は13時30分頃から、遊泳が始まるようです。天候の様子を見ながらになりますが、それぞれの時間30分ほどの遊泳を楽しむことができます。

大型クレーン車でこいのぼりを遊泳させるのですが、100mものこいのぼりが大空を舞う姿は圧巻です。毎年行われる加須市民平和祭の目玉イベントにもなっているので、ご覧になってはいかがでしょうか。1日限りのイベントとなっています。ちなみに、初めて公式に初遊泳されたのは、平成元年の加須市民平和祭です。

加須市民平和祭では、大イベントのジャンボこいのぼり遊泳となりましたが、加須市のこいのぼりの歴史は、明治時代にまでさかのぼります。明治の初めは、提灯や傘が作られ、こいのぼりは副業で職人が作っていたと言われています。加須市がこいのぼりの産業として全国区となったのは、職人の技と質、市民の情熱が作った歴史です。

ジャンボこいのぼりは、昭和63年のさいたま博で加須市のPRをするために、青年商工会議所が製作したものです。ジャンボこいのぼり1世は、全長100m･重さ600㎏もありました。全国一大きいこいのぼりは、平成7年まで毎年上げられていました。平成10年にはハワイでも大空を舞いました。まさに歴史的瞬間です。

ジャンボこいのぼり2世は、平成8年に完成し、春の加須市民平和祭で空を舞いました。全長111m･重さ730kgと、大きさの記録を塗り替えました。平成14年の平和祭で破損し、やむなく引退となりました。平成15年には3世が誕生し、全長100m･350㎏となり、軽量化されたのですが、目玉と口の大きさは10mと変化はありません。

3世も海外の大空で舞うこととなりました。平成18年5月、カイザースラウテルンの地でありました。ワールドカップ･ドイツ大会の時で、日本初戦ドイツの大空で舞ったのです。デザインが少々変更された4代目が、春の大空を遊泳しています。ジャンボこいのぼりの歴史は、しっかりと続いていきます。

加須市民平和祭は、加須市の大きなイベントなので、お祭りの会場付近と駐車場は、かなりの混雑が予想されます。駐車場は2000台以上止めることができるのですが、早い時間帯に到着しないと、会場付近の駐車場に止めるのが難しくなります。会場近くにこだわらないのであれば、会場から離れた駐車場を利用することもできます。

加須市民平和祭の駐車場は、数km先になることもあります。離れた駐車場に止めることになった時は、当日のみ利用できる送迎バスを使います。送迎バスは無料なので安心して利用できます。会場付近のバス停で下車後、徒歩で数分移動すると会場に到着します。こいのぼりが遊泳する時間を逆算して、早めの会場到着をおすすめします。

大勢の方がジャンボこいのぼりの遊泳を見に来るため、会場も混雑するのは予想できます。会場は利根川河川敷の西側なので、河川敷付近は混雑するのは間違いありません。時間を見ながら混雑がピークになる前に移動をした方が良さそうです。毎年、ジャンボこいのぼりを見に来る方が増えているので、混雑を覚悟しましょう。

加須市民平和祭でこいのぼりを眺める場所は、土手の上で斜めになっていて芝生があります。芝生に直接座ってもいいのですが、ゆっくりと遊泳を楽しむのであれば、レジャーシートをお持ちになることをおすすめします。ゆっくり座ったり、手荷物を置いたりと、一枚あると何かと重宝します。

河川敷が会場となっていますので、周りには日差しを遮るものが何もありません。日差しが強いと予想されるときは、日傘をお持ちになることをおすすめします。薄曇りであれば、特に気にすることもありませんが、晴れていると、どこに行っても日差しが直接当たります。

会場はたくさんの方が来場しているので、とても混雑します。小さなお子さんが一緒にいるのであれば、水筒に飲み物を入れておくと良いかと思います。混雑ですぐに動けず、お子さんののどの渇きに対応するのが難しい時もあります。荷物が増えて重くなるかもしれませんが、あっても良いかと思います。

経済部･商業観光課 住所:加須市三俣2丁目1番地1 電話:0480-62-1111

加須市内を駆け抜ける『加須市こいのぼりマラソン』には、毎年、多くの方が参加されます。マラソンの距離は、ハーフマラソンの距離から、1.5kmまで、バリエーションに富んでいるので、小学生から60代までの幅広い年代の方が参加することができます。小さな子供は親子で走ることもできるので安心です。

2017年度は、12月3日の9時から13時までの開催となっています。開会式は8時20分です。日程は変更されないため、雨天決行となっています。気温が低いと予想されるときは、防寒対策も必要になるかもしれません。走る距離によってスタート時間が変わりますので、ご自分のスタート時間を忘れなく!

こいのぼりマラソンのスタート地点は、加須市民運動公園となっていますが、10kmを走る方だけは、加須市役所本社付近がスタート地点となっており、加須の街並みを眺めながら走り抜けていくコースです。ゴールは、どちらのスタートからでも、加須市民運動公園となっています。

小学生3年生以下の子供だと、親子で1.5kmを走ることができます。小さな子供もこいのぼりマラソンに参加することができるので楽しく参加できます。小学生は2kmとなり、制限時間は30分です。他に中学生以上が参加可能の3km･5kmもあります。10km以上になると18歳以上の年齢制限があります。

参加の申し込みは、意外と早くに行われています。2017年度のこいのぼりマラソンの申し込みは、8月1日から10月9日までの日程で申し込みができました。定員達すると、申し込み締め切りまで時間があっても受付が終了することもあります。参加をお考えの方は、早めに申し込みを済ませておくことをおすすめします。

こいのぼりマラソンの参加受付の日程は、9月末となっているのですが、参加人数が定員に達していない時は、期間を延長することもあります。受付の日程が終わったからと諦めることはありません。締め切りの日程が変わることが考えられるので、一度、お問い合わせすることをおすすめします。

参加費は、一般3500円、親子･高校生2000円、中学生1500円、小学生1000円となっています。申し込みに当たっての注意としては、当日の受付をしていないため、事前申し込みのみとなっています。申し込みをされた方の参加の案内は、郵送で通知されます。参加者には手打ちうどん･豚汁･ドリンク･バナナのサービスがあります。

住所:加須市下三俣590番地 電話:0480-62-6123

加須市のイルミネーションイベントがありました。2017年11月26日(日)に、『イルミネーション大作戦』の点灯式が行われます。17時から開催され、一斉点灯は17時30分からとなっています。会場は北川辺文化学習センターみのりの北側方面から、北川辺総合支所前までとなっております。きれいなイルミネーションをぜひ堪能してください。

イルミネーションの点灯期間は、11月26日(日)から、1月8日(日)の17時から22時10分までとなっています。3万個のLEDで冬を彩る点灯式に参加されてはいかがでしょうか。東武伊勢崎線･加須駅の駅前通りでも、イルミネーションが点灯されるので、期間が限られた冬のイベントを楽しむことができます。

埼玉県･加須市の大きなイベントをご紹介しました日本一のジャンボこいのぼりが大空を舞う圧巻の姿を眺め、ジャンボこいのぼりの歴史を感じます。マラソンに参加してみたり、冬季にはイルミネーションも楽しめます。加須市のイベントの日程をチェックして、積極的に楽しんでみてはいかがでしょうか。