那覇空港のラウンジ「華」を徹底調査！ゴールドカード会員以外も利用できる？

飛行機に乗る前にぎりぎりまで寛ぐことができるのが空港にあるラウンジ。沖縄にある那覇空港にもおすすめラウンジ「華」があり、無料のドリンクやシャワーなどの設備を利用することができます。この記事では、そんなラウンジ「華」について、ゴールドカードを持っていなくても利用できるのかなど、お得な情報をご紹介します。

那覇空港のラウンジ「華」は、那覇空港の国内線旅客ターミナルビル1階の到着ロビーにあります。到着ロビーといってもかなり広いのですが、ラウンジ「華」は国際線側というロビーの一番端にあるので、ANAにはかなり近いですが、JALを利用される場合はかなり距離があり、時間にゆとりをもって行動するのがおすすめです。

また、搭乗口の近くではなく、保安検査の前にあるラウンジですので、搭乗時刻ぎりぎりまでゆっくりとはできません。特に混みあう夏休み期間中や大型連休時などは早い目の行動がおすすめです。那覇空港のラウンジ「華」の営業時間は午前8時から午後8時まで。定休日はなく、年中無休での営業となっています。

ここが那覇空港だというのを実感するのは、ラウンジの入口の案内板にある「台風等による時間制限あり」という文言です。台風の影響を受けやすい沖縄ですから、飛行機の遅延も多くその際にはラウンジを利用したい人が多いのでしょう。本州ではなかなか見られない珍しい注意書きです。

那覇空港のラウンジ「華」を利用するには2つの方法があります。まず1つ目の方法は、指定されているクレジットカードのゴールドカードを提示する方法です。ゴールドカード(場合によってはプラチナカード)と出発する便が確認できる搭乗券やeチケットを提示すれば那覇空港のラウンジ「華」を無料で利用することができます。

無料でラウンジが利用できるゴールドカードは、DC、UFJ、ニコス、MUFG、JCB、VJAグループ、ダイナースクラブ、OCS、TS CUBIC、UC、オリコ、アメリカンエクスプレス、楽天、ライフ、EPOS、ポルシェカード・アプラス、スルガ銀行、ジャックス、エムアイとなっています。

那覇空港のラウンジ「華」の嬉しい点は、上記のゴールドカード会員でなくても指定の料金を払えばラウンジの利用が可能であるという点です。利用料金は大人が1296円、3歳以上12歳未満は半額、3歳未満は無料となっています。長時間空港に滞在しなければならない場合などは、料金さえ払えば誰でも利用できるのは有り難いですね。

那覇空港のラウンジ「華」にはゆったりとくつろげるソファーエリアがあります。座席数は全部で48席ですのでそう広くはありませんが、シックなカラーでまとめられた高級感のある雰囲気です。席によってはコンセントがあるので、ソファーでまったりしながら充電をすることも可能です。

また、無料で手に取って読むことのできる新聞や雑誌も数多く取り揃えてありますし、ソファーエリアのそばにはコンセントのある机もありますので、パソコンを広げての作業もらくらくです。クラシック音楽が低く流れているので仕事もますますはかどりそうな環境です。

那覇空港のラウンジ「華」には、ちょっと小腹が空いたときや喉が渇いた時に嬉しい無料のドリンクサービスもあります。ドリンクはホットコーヒーや緑茶、紅茶、スプライトやペプシなどの基本的なものは揃っていますし、ゆっくりと緑茶を飲みたい人のために湯のみまで用意されています。

また、沖縄っぽくて珍しいのはジュースのバリエーション。トマトジュース等は他の空港のラウンジでも見かけることがありますが、グアバジュースとシークアーサージュースもある点です。ラウンジ「華」に来たら必ずここでグアバジュースかシークアーサージュースを飲むというファンも多い嬉しい無料サービスです。

食事をするほどでもないけど、ちょっと小腹が空いたので軽く何かつまみたい時には、ピーナッツや柿の種、小魚などが小袋に入ったスナックも用意されています。ラウンジの規模としてはそこまで大きくないので、食べ物と言えるものはこれだけです。ちなみに外からの食べ物を持ち込むことはできません。

那覇空港のラウンジ「華」には有料ではありますがシャワーの設備があります。特に沖縄は常夏ですから荷物をたくさん持って空港に着いた頃には汗びっしょりということもあるかもしれません。そんな時に飛行機に乗る前にシャワーを浴びてさっぱりすることができるのは非常にうれしいですね。

シャワーの設備は、ゴールドカードで無料でラウンジに入った人も入場料を払って入った人も等しく別途シャワー利用料金がかかります。利用料金は864円で受付は午後7時までとなっています。このシャワー利用料金にタオルやアメニティーグッズも含まれていますので、急に思い立ってもシャワーを浴びることが可能です。

那覇空港のラウンジ「華」では、最後の最後まで沖縄らしさをエンジョイできるようになっています。その秘密はラウンジで飲めるドリンク。なんと、ラウンジでは有料ではありますが沖縄と言えばのオリオン生ビール(324円)が飲めるようになっています。沖縄を発つ寸前に沖縄ビールで乾杯なんていかがでしょう?

そして沖縄と言えば忘れてはならないお酒が泡盛です。もちろん、「華」では泡盛も楽しめるようになっています。用意してあるのは、久米島の久米仙(540円)。沖縄の思い出を語り合いながらゆっくり飲みたいお酒です。他には赤・白ワイン(各645円)も揃っています。お酒のラストオーダーは午後7時30分です。

空港のラウンジを利用するのは、出発する前がほとんどだと思います。時間に余裕をもって空港に到着をし、チェックインをしてからゆっくりくつろぐという人が多いと思いますが、実は那覇空港のラウンジ「華」があるのは、国内線旅客ターミナルビル1階の到着ロビーということで、那覇空港へ到着した時にも利用が可能です。

沖縄にせっかく到着したのに、空港で時間を過ごすのはもったいないと思う人もいるかもしれませんが、例えば沖縄には飛行機の関係で早く着いたけどホテルのチェックインまでは時間があるので少し時間を潰したいという時には最適です。特に荷物の多い時には移動するにも大変ですから、空港にとどまっているのも一つの方法です。

また、グループで沖縄旅行をするけれど現地集合になっている場合には、こちらのラウンジを待ち合わせ場所にすることも可能です。ほぼ同じ時刻に到着する飛行機で沖縄に入ることが出来ればいいですが、数時間の時間差がある場合などは、こちらのラウンジで寛ぎながら待っていることができます。

一番コメントをしている人が多かったのは、ラウンジに置いてあるフレッシュジュースのことです。日替わりですので複数回利用している人も飽きずに楽しめる工夫があります。一番人気はシークアーサージュースですが、こちらのTwitterの人のようにシークアーサージュースとカルピスを混ぜてオリジナルのドリンクを作る人も!

常にスマートフォンを持ち、場合によってはタブレットも同時に使用したりする人も多いですが、これから飛行機に乗るという場合は機内でも心配なく使用できるようにできれば充電をしっかりしておきたいところ。ラウンジ「華」では、ソファーにも机にもコンセントがありますので、寛ぎながら充電をすることができます。

これはずっとと言うわけではありませんが、ラウンジ「華」ではイベント時にプレゼントが配られることがあります。上のTwitterのようにクリスマスの時期やバレンタインの日の前後にチョコレートが配られたことも。小さなことですが予期していない時にプレゼントが貰えると嬉しくなるもの。「華」のファンが多いのも納得です。

那覇空港から出発する時だけでなく、到着時にも利用ができる那覇空港のラウンジ「華」。ゴールドカードを持っていなくても料金を払えば誰でも利用できるとあって、知っている人はもうすでに賢く利用しています。出発のぎりぎりまでオリオンビールで寛ぐもよし、パソコンで旅行の写真を整理するもよし、ぜひ活用してみてください。