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フロインドリーブは神戸の名店!ランチ情報や気になるメニューを紹介!

 フロインドリーブは神戸の名店!ランチ情報や気になるメニューを紹介!
投稿日: 2017年11月23日最終更新日: 2020年10月8日

神戸の喜ばれる手土産の定番としても名高いフロインドリーブ。質の高い焼き菓子やパンだけでなく、雰囲気のある本店カフェで味わう焼きたてパンを使ったサンドイッチも好評です。その他人気のメニューなど、神戸のフロインドリーブについて詳しく紹介します。

神戸の名店!フロインドリーブ見出し

神戸の名店といえば必ず出てくるのがフロインドリーブ。教会を改装した本店の建物は、今や神戸のランドマーク的存在にもなっています。1Fにはパンや焼き菓子がズラリと並び、2Fでは焼き立てパンを使ったサンドイッチがいただけます。手土産を買いに来る人はもちろん、モーニングやランチ、ティータイムを楽しむ人々で毎日賑わっています。

フロインドリーブとは見出し

フロインドリーブは現在が3代目となる、90年以上の歴史を持つ神戸の老舗ベーカリーです。前身となるパン屋を開店したのは、ドイツ出身のパン職人ハインリヒ・フロインドリーブ。彼は第一次世界大戦中に捕虜として連行された日本に残り、敷島製パンの初代技師長を経て、ジャーマンホームベーカリー(フロインドリーブ)を開店しました。

フロインドリーブは、1977年から放映されていたNHKの連続テレビ小説「風見鶏」のモデルにもなりました。大正時代にドイツ人パン職人と国際結婚した女性が神戸でパン屋を営み、やがて多くの人々から慕われていくまでを描いたストーリーで、人気の高いドラマだったそうです。このドラマは、神戸異人館ブームのきっかけとなりました。

神戸の歴史を語る上で外せない存在であるフロインドリーブ。1940年頃には、ベーカリーに限らず、洋菓子店やレストランなども含め、神戸市内に10店舗展開していたそうです。その後神戸大空襲により店舗を全て失い、1948年に中山手通りで店を再開。親子3代にわたり、親しんでいるお客様が多いのもフロインドリーブならではの特徴です。

フロインドリーブのこだわりは、粉、塩、バター、水、イースト、砂糖全てにおいて最高の品質のものを使うこと。冷凍や冷蔵は一切使用しません。昔からのレシピを今でも受け継ぎ、パン生地をこねたり、クッキーの型を抜いたりするのも全て手作業。従業員は、厳しい修行を行い、フロインドリーブの味や、手作りの製法を守っています。

フロインドリーブ神戸本店は教会にある?見出し

フロインドリーブの本店がある場所は、かつては神戸ユニオン教会という教会でした。山の上ホテルなど、日本で数多くの西洋建築を手がけたウィリアム・メレル・ヴォーリズの設計で、神戸ではゴシックスタイルの建築としても有名な教会でした。神戸ユニオン教会は1929年に建てられ、1999年には登録有形文化財にも指定されています。

阪神大震災で、中山手通りにあった店舗が大きく被害に遭い休業。移転先を探していた時に、神戸ユニオン教会が地震で廃墟になっているのを見つけ、買い取ってリニューアルをしたのです。何と神戸ユニオン教会は、3代目となるヘラ・フロインドリーブ・上原さんが、ご主人と結婚式を挙げた思い出の教会だったというロマンチックな話です。

フロインドリーブ神戸本店へのアクセス見出し

フロインドリーブ本店(生田店)は、新神戸と三宮のちょうど間くらいの所にあります。新神戸駅からだと歩いて10分ほど、三宮駅からだと12分ほどです。フラワーロードというメイン通りの一本東の通りにあります。一見カフェっぽくは見えないので、教会を目指して行くと良いかもしれません。営業時間は10時から19時まで、定休日は水曜日です。

フロインドリーブ本店は、1Fが物販店、2Fがカフェになっています。人気のお店なので、ランチタイムなどは順番待ちのため、外で待っている人もいます。カフェは整理券式になっているので、教会だった建物やクラシック感の残るインテリアなどをじっくりと見てみるのもおすすめです。1Fのお店を見たり、外のベンチで休むこともできます。

フロインドリーブの店舗紹介見出し

昔ながらの製法を守り、全て手作りにこだわるフロインドリーブ。出店依頼は様々なところからきているようですが、その高い品質を保つために、また味を守るために製造をちゃんと管理できる場所になければならないと、店舗は神戸に限っています。そういった誠実な姿勢こそが、神戸の人たちに長く愛されている理由のひとつなのかもしれません。

ランチが食べられる本店以外の店舗は、神戸の大丸とそごう、新神戸駅と神戸空港の4箇所のみ。お店は4箇所ですが、パンやケーキの販売は本店のみ。他のお店は基本的にクッキーやパイなどの焼き菓子だけの取り扱いとなります。焼き菓子についても、バリエーションは限られますので色々とチェックしたい人は本店に行くことをおすすめします。

フロインドリーブはお取り寄せ可能?見出し

先述の通り、クオリティを守るため、目の届くところにしか店舗を構えないという方針のフロインドリーブ。神戸でしか購入することはできません。ただしお取り寄せは可能!営業時間に電話かファックスにて注文となります。ファックス用紙はフロインドリーブのホームページにあります。ファックス注文の場合は、後ほど確認の電話がいただけます。

フロインドリーブの白いパッケージとリボンは、シンプルでセンスが良いと好評です。お取り寄せの場合も同様のスタイルで届きます。また、熨斗かリボンを選ぶことができますので、内祝いやご挨拶の品といった用途の注文でも安心です。季節によっては注文できない商品や、店舗限定のものなどもありますのでホームページをチェックして下さい。

フロインドリーブ神戸本店でモーニング見出し

フロインドリーブの本店の営業は10時から。基本的にはグランドメニューとして終日好きなメニューが注文できますので、ブランチとしてもおすすめです。平日はお得なセットメニューもあります。また、フロインドリーブらしい嬉しいサービスとして、どの時間帯でも注文すると、小さなオリジナルグラスに入ったクッキー数枚がついてきます。

平日の10時から11時30分まで限定のモーニングメニューは3種類。焼きたてパンが数種類いただけるシンプルな「モーニングプレート」(600円)、ベーコン、卵、サラダとパンがセットになった「モーニングエッグプレート」(840円)、そして卵とハムを使った「モーニングサンドイッチ」(960円)。全てドリンクがセットになっています。

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フロインドリーブ神戸本店でランチ見出し

ランチタイムに人気のサンドイッチのメニューは種類がとても豊富。「ローストビーフサンドイッチ」(1900円)は自家製ローストビーフを使った、ボリュームも満点のランチで満足度の高い一品です。そのほか「クラブハウスサンドイッチ」(1200円)「BLTサンドイッチ」(1100円)といったボリューム系のメニューも充実しています。

野菜中心のヘルシー系サインドイッチもあります。完全野菜だけを使った「ベジタブルサンドイッチ」(960円)から、野菜にチェダーチーズだけを使ったものや、ツナとハムにポテトサラダが入ったものなど様々。また、焼きたてパンと具が別に出てくるオープンサンドイッチメニューでは「サーモンクリームチーズ」(1200円)が人気です。

サラダランチも充実しています。パンが入ったものから自家製ローストビーフやプロシュートなど、ボリュームたっぷりのサラダが食べられます。その他、土日祝日だけの5食限定の「ビフカツサンド」(1890円)もあります。人気ですぐに売り切れてしまいますが、その味はかなり評価も高く、一度食べた人はまた狙って食べに行くようです。

平日11時30分から14時までの間は限定数で日替わりランチセットがあります。サンドイッチ、スープ、アイスクリーム、ドリンクのセットメニューで1200円とお得。メニューも月曜はエビカツサンド、火曜はチキンカツサンド、木曜はペッパーハムアンドチーズサンド、金曜は特製ハンバーグ。なお、メニューは変更することもあります。

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フロインドリーブ神戸本店でカフェ見出し

ランチタイムはサンドイッチが大人気ですが、フロインドリーブのカフェの魅力はそれだけではありません。ケーキやパフェもおすすめです。パフェは隠れた人気メニューで、チョコレート、ダークチェリー、渋皮マロンの3種類。人気のパイ菓子「ミミ」がトッピングされており、ホイップが甘く過ぎず思ったよりもさらっと食べられます。

ケーキを目的に訪れる人もいます。「フレッシュタルト」(500円)は、上質の生クリームやバタークリーム、チョコレートを使った生ケーキ。「ゲべック」(330円)は焼き菓子のことで、サクサクのパイやパウンドケーキ、デニッシュなど様々です。テーブルに持ってきてもらって選ぶスタイルで、季節によって色々な種類が楽しめます。

フロインドリーブ神戸本店のおすすめ1:ミミ見出し

教会を改装したフロインドリーブの素敵な本店。2Fカフェでいただけるメニューのほかに、1Fのショップで購入できるおすすめのお土産を紹介していきます。まずはフロインドリーブの定番「ミミ」。ドイツで縁起が良いとされている豚の耳をモチーフとした伝統的なパイ菓子です。型にはめず焼き上げるため、ひとつずつ形が異なるのも魅力です。

小麦粉と砂糖、バターだけで焼き上げるミミは、バターがしっかりと効いているのに食べやすく、想像以上にしっかりしていてサクサク。ハート型の可愛らしいミミは、サイズ違いで大ミミ、中ミミ、小ミミがあります。ひと口サイズで食べやすいことや、壊れずらいこともあり小ミミの人気が高いようです。小ミミはSサイズの袋入りで600円です。

ミミの味は3種類。プレーン、チョコレート、ゴマで定番のプレーンが一番人気。チョコレートは間にチョコ味のパイが挟んであり、ココアの味がしっかりします。ゴマは口に入れた瞬間に香りが広がる個性的なパイです。フロインドリーブではギフトセットも充実しているのですが、多くのギフトセットに小ミミは必ず入っている定番の商品です。

フロインドリーブ神戸本店のおすすめ2:クッキー見出し

定番中の定番ですが、食べると驚くほどに上品なクッキー。見た目もクラシックで絵本に出てきそうな可愛らしい形をしており、その味もどちらかというと素朴。素朴でありながら質の良いバターを使ったクオリティの高さを感じるクッキーです。クッキーは15種類ほどありますが、どれもサクサクで美味しく、食べ始めると止まらないほどです。

シンプルなバタークッキーから、バニラとココア、チョコ生地にイチゴジャム、アーモンド、ココナッツ、シナモン、レーズンなど種類は様々。気に入ったものがあれば、単品で袋入りを購入することができますが、人気はやっぱり色々な種類がミックスされたもの。ギフトなどには「ミックスクッキー」(600円)がおすすめです。

フロインドリーブ神戸本店のおすすめ3:パン見出し

フロインドリーブはドイツパンなので、ハードタイプが主流。自然発酵させた生地をレンガ窯で焼いており、モチモチとした食感が特徴です。一番人気はハードトースト。トーストしてももちろん美味しいのですが、そのまま弾力を楽しむのもおすすめです。フロインドリーブでは朝に一度だけパンを焼いており、午後には売切れていることもあります。

ブドウとくるみがたっぷり入った黒パンブラウンブレッド(クルミレーズン)も人気のパンです。フロインドリーブのパンは毎日食べているというファンも多く、元首相の吉田茂氏はフロインドリーブのウィナー(ドイツコッペ)が大好きだったそうです。三宮駅に停車する国鉄特急「つばめ号」で毎日取り寄せていたとかいう話もあるそうです。

フロインドリーブ神戸本店のおすすめ4:ダッチクランツ見出し

いつ行っても売り切れ、という声も聞くのが「ダッチクランツ」。サクサクのパイ生地の上にアーモンドなどのナッツ類をふんだんに載せて焼いたリング型のパイです。バリパリの食感と香ばしいナッツの味が絶妙で、見た目よりも甘くありません。軽くて箱に入っているのでギフトとしてもおすすめ。店頭で見つけたら要チェックです。

フロインドリーブのパイも、たくさんの種類があります。ラム酒漬けのリンゴを包み込んだアップルパイは、リピーターの多い人気商品。サクサクのパイ生地とリンゴの食感が最高です。そのほか、ブルーベリーやマロン、クルミなどのパイなど、手土産にも喜ばれること間違いなし。生ケーキはちょっと、という方には是非おすすめです。

フロインドリーブ神戸本店のおすすめ5:バター見出し

「日本一美味しいバター」と絶賛するファンが多い、知る人ぞ知るフロインドリーブのバター。これは本店でしか買えません。フロインドリーブのトーストに合うものをと、熊本の牧場から取り寄せているオリジナルバターです。このバターをトーストに染み込ませて、カフェで出るトーストを再現してみて下さい。数量限定品で、値段は700円です。

フロインドリーブ神戸本店に行ってみよう!見出し

神戸には美味しいベーカリーや洋菓子のお店がたくさんありますが、その中でも一際存在感のあるフロインドリーブ。美しい空間で人気のサンドイッチランチをする以外にも、魅力的な焼き菓子がいっぱいです。イルミネーションが美しいクリスマスシーズンには、ドイツの季節菓子シトーレンも人気です。神戸観光の際にはぜひ立ち寄ってみて下さい。

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投稿日: 2017年11月23日最終更新日: 2020年10月8日

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