「サターンの椅子」は座ると願い事が叶う？神戸のパワースポットをご紹介！

伝説の椅子と呼ばれている「神戸サターンの椅子」。テレビでも取り上げられ、「サターンの椅子」に座ると願いが叶うという口コミも多く一躍有名となりました。現在も、全国から願い事を叶えに人が集まる神戸の人気パワースポットとなっています。今回は、伝説の椅子「サターンの椅子」のある場所や願い事の方法、アクセス情報についてご紹介します。

「サターンの椅子」があるのは観光でも人気のある港街、神戸。アクセスも便利で、人気の観光スポットとなっています。

神戸では、人気のパワースポットとして有名な「サターンの椅子」はもちろん、神戸港や市街地などの大パノラマが堪能できる神戸のランドマーク「神戸ポートタワー」や、グルメやお買い物が堪能できる「神戸ハーバーランド」や「南京町」、1000万ドルの夜景が堪能できる「六甲山」など美しい景観や街並みを楽しめるおすすめの場所が沢山あります。

神戸観光の中でも人気スポットとなっているのが、異国情緒溢れる北野異人館。広い敷地に歴史ある洋館が建ち並び、それに寄り添うかのように立つ樹木が居心地の良い空間を創り出しています。

歴史はもちろん、貴重な家具や美術品に絶品グルメも堪能できるので、神戸の中でも魅力溢れる人気スポットとなっています。

現在、北野異人館では15館が一般公開されています。その中の山手八番館という歴史ある場所に、願い事が叶うことで有名な「サターンの椅子」があります。

「サターン」と言えば、悪魔の「サタンと同じではないかと勘違いしてしまいそうですが、実はそうではありません。

「サターン」は正確には「サートゥルヌス」と言われており、ギリシャ神話のクロノスと同一視されています。また、土星の守護神ともされています。

ですので、ギリシャ神話の「サタン」とキリスト教やユダヤ教の「サタン（悪魔）」との関係は全くありません。悪魔の「サタン」と区別するために「サターン」と呼ばれているそうです。

「サターンの椅子」は19世紀頃に作られ、元々はイタリアの教会にあったものと云われています。今から約200年近くも前に「サターンの椅子」は誕生していたことになります。

「サターン」はローマ神話の五穀豊穣の神様で、豊穣をもたらす神様の名前に因み、「願い事が実り叶う」と伝えられています。

山手八番館にあるサターンの彫刻がされた不思議な一組の椅子。こちらが、願い事が叶うと言われている「サターンの椅子」です。

「サターンの椅子」は男性女性問わず願いを事を叶えてくれると言われており、1組の椅子に対してそれぞれ男性用と女性用に座る場所が分かれています。

男性は男性用、女性は女性用の椅子に座らなければ、「サターンの椅子」に座っても願い事の効果が表れないと言われているので、注意して座る必要があります。

「サターンの椅子」には、男性用・女性用共に美しく繊細なサターンの彫刻がされており、背もたれや肘掛けなど、とても豪華で座り心地も快適です。

男性用の「サターンの椅子」は向かって左側にある椅子です。背後にあるカーテンが青い色をしている椅子が男性用となっています。また、男性用の「サターンの椅子」の右側にはコンセントがあるので、カーテンと一緒にこちらも目印にすると便利です。

女性よりも男性の方が空いているようで、休日でも待たずにすんなりと座れることが多いようです。男性用の椅子にも女性用と同じく美しい彫刻がされており、格調高い雰囲気を醸し出しています。

女性用の「サターンの椅子」は向かって右側にある椅子です。背後にあるカーテンが赤い色をしている椅子が女性用となっています。

椅子自体にはあまり変わりがないので、間違えないようにするには、カーテンの色を目印にすると便利です。女性用の椅子にも美しく豪華な彫刻がされており、ふんわりとした座り心地です。

「サターンの椅子」に座ってお願い事をする方法は簡単。男性も女性も同じ方法でお願い事をします。「サターンの椅子」に座ってお願い事を祈るだけでいいと言われています。座ったらご自身のお願い事をしっかりとお祈りしてください。

「サターンの椅子」に座る回数も入館中なら何回でも大丈夫と言われています。座った後に叶えたいお願い事をうっかり忘れてしまっていたという方は、もう1度座ってお祈りをすることも可能です。

ですが、並んでいる方もいらっしゃるので、忘れないためにも必ず叶えたいお願い事は「サターンの椅子」に座る前に考えて行くことをおすすめします。

気になるお願い事の数ですが、行列ができていた頃には1人3回までと決められていました。しかし現在では、いくつでも大丈夫。お願い事の数は無制限となっています。

必ず叶えたいと思うお願い事を1つだけお祈りするのもよし、1つだけでは物足りない人は沢山するのもよし。ご自身の心行くまでしっかりとお願い事をしてください。

「サターンの椅子」の横には彫刻があります。荷物をお持ちの方は、膝の上に置くか、床に置く、一緒に来た人に持ってもらうように注意してください。

「サターンの椅子」に座ったら、気持ちを落ち着かせて目を閉じ、叶えたい事を強く念じてください。手の位置は組んでも膝の上でもどこでも大丈夫です。

1番重要なのは、必ず座る椅子を間違えないことです。男性は男性用、女性は女性用にしっかりと座ってください。

「サターンの椅子」に座ると、恋愛だけではなく様々なお願い事が叶ったという効果が広がっています。

恋愛はもちろん、金運アップや仕事など「サターンの椅子」に座ってお願い事をするだけで、望んだことが叶うと言われている人気パワースポットです。

お願い事をして、早ければ1週間から2週間で効果が表れる人もいれば、5年間の間に望んだ全てのお願い事が叶ったという効果が表れている人もいます。

「サターンの椅子」に座るとお願い事が叶ったという効果は抜群。口コミを見ると、さらに「サターンの椅子」の効果は絶大だと感じさせられます。

例えば、宝くじを購入したら当選した、子供を授かった、希望の会社に就職できたなど効果は様々。また、ある女性は結婚を諦めていたが、「サターンの椅子」に座ったら運命の人と巡り会って結婚した。ある男性は仕事がうまくいくようになったなど、高い確率で叶っています。

北野異人館の1館、「うろこの家」では、「サターンの椅子」のグッズ、アンティークキーホルダーを購入することができます。キーホルダーの値段は1,050円となっています。

キーホルダーだけでの効果は、残念ながら今の段階では口コミでもありません。ですが、「サターンの椅子」の効果と同時に、キーホルダーだけでの効果がアップする事も信じたいところです。

キーホルダーはいつも使うバッグに付けたり、肌身離さず持ち歩いたり、お家の大切な場所に置いておくのもおすすめです。

口コミでも効果絶大な「サターンの椅子」ですが、お願い事が叶う効果をさらにアップできる方法があります。1つは、「サターンの椅子」の写真を携帯電話やスマホの待ち受け画面にすること。もう1つは、鏡台の鏡を使ってお願い事をする事です。「サターンの椅子」には凄まじいパワーが込められていますが、それと一緒に効果を上げる方法をご紹介します。

「サターンの椅子」を携帯電話やスマホの待ち受け画面にしても効果が出ると口コミでも評判があがっています。「サターンの椅子」に座った人は、笑顔で椅子に座っているご自身の写真を使うとより効果がアップ。

遠方で「サターンの椅子」に座ることができないという人は「サターンの椅子」だけの待ち受け画面でも大丈夫です。待ち受け画面の画像はピンボケはNG。綺麗に写った画像を待ち受け画面に使うように注意してください。

願い事が叶ったら、必ず待ち受け画面にしている「サターンの椅子」にお礼を言うようにしましょう。待ち受け画面を変える時は、お礼を言った後にしてください。また、フォルダにある「サターンの椅子」の画像は削除しないことが大切です。

「サターンの椅子」の写真を撮ったら、ファルダに画像を保存します。そして、目を閉じてお願い事をしっかりと祈ります。ロック画面ではない方に待ち受け画面として設定します。

待ち受け画面にする時は、イメージも大切。願いを叶えようとするまでの行動や願いが叶った時の自分の姿、願いが叶った後の行動などをイメージすることも大切です。

イメージをする事で、願いを叶えてくれる「サターンの椅子」に、より思いが伝わると言われています。複数のお願い事をする場合には、お願い事を順次追加することが必要です。1つお願い事が叶ったら、1度待ち受け画面から画像をはずして、再設定する事が大切です。

山手八番館の2階に、秘かに佇む鏡台があります。この鏡台の鏡を使ってお願い事をすると効果がさらにアップ。鏡台の前に立ち、鏡の前でもお願い事をしっかりと祈ってください。

「サターンの椅子」を待ち受け画面にしようと思っている人は、「サターンの椅子」を待ち受け画面に設定した後、鏡台の画像をフォルダに保存します。その後、24時間後に鏡台の待ち受け画面に変更します。目を閉じて携帯電話を握りしめながらお願い事やイメージをしっかりとしてください。

お願い事をしっかりとしたら、「サターンの椅子」の画像を再び設定します。こうすることによって、効果がさらにアップします。必ずお願い事をする方法を間違えないように、しっかりと行うことが大切です。

「サターンの椅子」のも大人気のパワースポットですが、「サターンの椅子」のある山手八番館自体も人気のパワースポットです。アーチ状の入口を入った場所にあるステンドグラスは格別に美しく、塔状の家屋が連なる変わったチューダー風の建築は圧巻。レトロな雰囲気を醸し出してくれる魅力的な洋館です。

山手八番館には、「サターンの椅子」の他にも高名な美術家の彫刻や名画が展示されています。彫刻の三大巨匠である、ロダン、ブールデル、ベルナールなどの傑作がそろっています。さらには、稀少なルノアールの晩年のブロンズ像が展示されています。

また、2階には日本の仏像の原点ともなったガンダーラの仏陀坐像や浮き彫りやタイの仏像なども展示されています。また、入口に圧倒的な存在感を放つ巨大な仁王像も見ものです。

山手八番館は、数々の美術品や原始彫刻を圧倒的な数量で展示している、芸術性の高い人気のパワースポットです。

おしゃれで異国情緒溢れる場所にある山手八番館。営業時間は、夏季（4月1日から9月30日）が午前9時30分から午後18時、冬季（10月1日から3月31日）が午前9時30分から午後19時です。山手八番館への入館料は、大人550円、小人100円、幼児は無料となっています。

「サターンの椅子」がある山手八番館へのアクセスほうほうですが、北野異人館周辺は道が狭い場所も多く、人気観光スポットのため人通りも多いです。駐車場も満車状態が続くこともあるので、歩いて行かれるのがベストです。また、坂道が多いので、女性の方はヒールではなくスニーカーやフラットなシューズで行かれることをおすすめします。

また、神戸には「シティー・ループ」という神戸の観光地を巡るバスが出ています。料金は1回の乗車で大人260円、小人130円かかりますが、1日乗車券を購入の場合、大人660円、小人330円で神戸の観光スポットを巡ることができます。

北野異人館の停留所から、山手八番館へは徒歩1分でアクセスが可能です。山手八番館へのアクセスに、レトロなデザインの「シティー・ループ」を活用して頂くのもおすすめです。

車でのアクセス方法ですが、阪神高速神戸線の生田川または京橋インターチェンジより北へ、山麓バイパスの三ノ宮方面出口より西へ、新神戸有料道路の布引出口より西へ向かって下さい。

各出口よりそれぞれ数分で行くことができるので、アクセスにはどの線も便利です。しかし、阪神高速神戸線は渋滞多発エリアなので、行く前には道路情報を調べて行かれることをおすすめします。

また、北野異人館専用の駐車場はありませんので、近隣のコインパーキングの利用をお願いします。満車のコインパーキングも多く、一方通行道路や道も狭いので注意が必要です。

電車でのアクセス方法ですが、三ノ宮駅（JR神戸線、阪急、阪神）から徒歩で約15分、新神戸駅から徒歩で約10分です。三ノ宮駅と新神戸駅からタクシーを利用した場合、ワンメーターでアクセスできます。

飛行機のアクセス方法ですが、神戸空港からポートライナー三ノ宮駅まで約20分、伊丹空港から神戸（三ノ宮）行きのバスで約40分、関西国際空港から神戸（三ノ宮）行きのバスで約65分、それぞれ三ノ宮駅から徒歩で約15分でアクセスできます。

「サターンの椅子」のある山手八番館も人気の場所ですが、北野異人館ではおすすめの観光スポットが沢山あります。現在では国の重要文化財にもなっている「風見鶏の館」やトリックアートが楽しめる「神戸トリックアート不思議な領事館」、フランスの美術品や調度品で統一された「洋館長屋」など魅力溢れる様々な洋館を楽しむことができます。

見晴らしのいい高台に建つ「うろこの家」は神戸で初めて公開された有名な異人館です。明治38年に外国人向けの高級借家として建てられ、国の登録有形文化財にも指定されています。

「うろこの家」と言えば、外壁に使用された約3000枚の天然石。この天然石はスレートと呼ばれ、日本では瓦や硯などに古くから使用されているそうです。この風貌が魚のうろこに似ていることから「うろこの家」という愛称で呼ばれ、親しまれています。

また、、建物の前の庭には、「カリドン（愛称ポルチェリーノ）の猪」と呼ばれるブロンズ像がお出迎えしてくれます。ギリシャ神話に登場する猪で、鼻に触れると幸運をもたらしてくれるとも言われています。

「うろこの家」の西側半分は「うろこ美術館」となっています。昭和57年に開館となり、トロワイヨン（バルビゾン派）の風景画の大作やビュッフェのアナベラ像など、近・現代の人気作家の絵画が揃っています。

また、3階の展望ギャラリーでは、神戸の街や港をはじめ、大阪港や淡路島までの絶景を堪能する事ができます。応接室を利用したギフトショップもあり、ここでは「サターンの椅子」やカリドンの猪にちなんだグッズもあるので立ちよってみるのもおすすめです。

「ウィーン・オーストラリアの家」は、平成4年にオーストラリア大使館・オーストラリア通商代表部の後援で建てられた洋館です。この場所では、オーストラリアの文化や歴史に触れることができます。

特徴は、ウィーンの博物館とも言われている円筒系の建物です。この中には女帝マリア・テレジアの肖像やロココ調の衣装が展示されています。

また、古典派音楽の代表でもあるモーツァルトの直筆の楽譜や手紙などもあり、18世紀の生活や風景が再現されているのも魅力的です。

「デンマーク館」は、デンマーク王国大使館・デンマーク通商事務所の後援で建てられたテーマ館です。この場所では、アンデルセンやバイキングなどデンマークの歴史や文化に触れることができます。

見どころは、世界の海を巡ったバイキング船の大きな模型。8世紀から11世紀にスカンジナビア周辺から航海していたそうです。このバイキング船の模型は圧巻です。

また、世界的童話作家のアンデルセンの書斎も再現されており、心躍る見どころたっぷりのミュージアムとなっています。

1920年代のノスタルジックな雰囲気を醸し出す「香りの家・オランダ館」は、長期間オランダ総領事邸として使用されていましたが、1987年1月より一般公開されました。オランダのヴァーレンダム地方の民族衣装を着て記念撮影をすることもできます。

「香りの家・オランダ館」では、年齢や星座、好きな音楽や花に果物などのデータから個性にあった、あなただけのオリジナルの香水を作ることができます。旅の思い出として訪れてみるのもおすすめです。

この場所は、人気フォークデュオ「ゆず」のお2人も立ち寄ってオリジナルの香水を作っており、人気のスポットとなっています。

「サターンの椅子」でお願い事を済ませたら、異人館周辺にある「スターバックス神戸異人館店」にも立ち寄ってみてはいかがでしょうか？

明治40年に建てられた登録有形文化財の洋館です。平成7年の阪神淡路大震災で取り壊される予定でしたが、平成13年に再建・移築されました。元々の形を残し、当時のレトロな雰囲気を味わうことができる人気の場所となっています。

アクセス方法ですが、三ノ宮駅（JR神戸線、阪急、阪神）より徒歩で約11分、北野異人館のバス停よりすぐの場所にあります。アクセスも便利な場所なので、「スターバックス神戸異人館店」でゆったりとカフェを楽しんで頂くのもおすすめです。

お願い事が叶うと言われている「サターンの椅子」。お願い事が叶ったという口コミも多く、「サターンの椅子」の効果は絶大です。効果をアップさせるために、「サターンの椅子」に座った写真を待ち受け画面にするのもおすすめです。

また、「サターンの椅子」の他にも北野異人館や神戸は人気の観光スポットが沢山あります。ぜひ一度神戸に足を運んでみてはいかがでしょうか？