「熊の焼鳥」は大阪にある会員制の焼鳥屋！有名人御用達の人気店の実態とは？

大阪にある「熊の焼鳥」という焼鳥屋は、居酒屋で珍しい会員制のお店です。料金は普段の居酒屋より少し高くなるものの、良質な食材を使って調理されたメニューはどれも料金相当の味わいとなっており大人気のお店です。ここではアクセス方法や会員になる方法、会員登録に必要な料金、予約方法、人気メニューなどをご紹介していきます。

最寄り駅は大阪市営地下鉄谷町線または堺筋線の天神橋筋六丁目駅、1番出口からは徒歩1分、3番または8番出口からは徒歩3分です。また、JR天満駅からであれば徒歩10分程度で向かうことができます。天満界隈は大阪で有名な飲み屋街でもあり、話題の居酒屋や人気のバルがあったりと常に会社帰りのサラリーマンなどでごった返しています。

天神橋筋という名前を聞いたことがある方もおられると思いますが、天神橋筋商店街は日本で一番長い距離の商店街として有名な観光スポットです。天神橋筋一丁目から始まり、天神橋筋六丁目まで続くその商店街の終点付近である天六飲食店街レンガ通りの並びに「熊の焼鳥」はあります。小さな路地裏ですが看板が多く分かりやすい場所です。

レンガ通り自体は全長100メートルもない短さですが、その短い通りの中には多くの気になる居酒屋やバルなどが立ち並んでいます。「熊の焼鳥」はそのレンガ通りのおおよそ真ん中辺りに位置しています。外見は少し高級なホテルの入り口のようになっており、気づかずに通り過ぎてしまいそうになるほどのシンプルなものとなっています。

入り口はカードキーを使用しないと入れない、または暗証番号の入力が必要な仕組みとなっており、そのカードキーは会員になることで会員証と付属して家に配達してくれる仕組みとなっています。暗証番号を利用する際は電話予約の際に暗証番号を教えてもらえるので忘れずにメモに取っておき、当日持参するようにしてください。

住所:大阪府大阪市北区天神橋6-3-26レンガ通り内

焼鳥屋での会員制は全国的にも少なく、その珍しさと味のおいしさから関西では有名な焼鳥屋となっています。会員証が1枚あれば、友人や家族などを何人でも一緒に連れて行くことができます。会員の掟として、当日ドタキャンしないことや、食事中は他のお客様の迷惑なるような行為をしないことなど、紳士的な対応を求められています。

「熊の焼鳥」の会員になる方法は直接お店へ行き、登録情報を書いて身分証明書をカメラで撮ってもらうことでできます。会員登録費は会員増加から10000円と安くない料金になっていますが、その後は予約すればいつでも「熊の焼鳥」を訪れることが可能となります。会員証兼カードキーは後日、登録住所へ郵送してもらえる形となっています。

チケットぴあを利用し、予約することで会員にならずに訪れることも可能です。チケットの料金は3000円となりますが、予約変更やドタキャンなしで訪れた場合は全額キャッシュバックとなります。こちらのチケットを利用することで午後4時以降または午後9時30分以降の回のみの予約が可能となります。時間厳守で訪れるようにご注意ください。

また、チケットぴあを利用して訪れる際の注文内容はコース料理のみとなっているのでこちらもご注意ください。コース料理の料金は2500円からとなります。「熊の焼鳥」でその日のおすすめの焼鳥メニューを提供しているので味はお墨付きです。日によっては希少部位を提供してくれる場合もあるようです。料金相当のお食事をいただけます。

営業時間は午後4時から午前1時までとなっていますが、閉店時間前より早くネタが無くなってしまった場合、その時点で閉店となります。また、定休日は設けられていないものの不定休があるので、訪れたい日にちがあれば予約の電話の際などで事前にお店に確認しておくことをおすすめします。駐車場はないので公共交通機関で訪れてください。

その人気ぶりから会員数もどんどん増加しており、現在は午後6時から午後9時の最も人気な時間帯での予約は2ヶ月待ちとなっているそうです。早めの時間もしくは遅めの時間であれば直前の予約も可能な場合もあるようですので、根気強く電話で確認してみるといいかもしれません。ただ、遅すぎると品切れもあるようなのでご注意ください。

こちらは熊の焼鳥で定番となっているお通しのメニューで、鶏むね肉の刺身の上に雲丹と山芋で作ったソースが贅沢にたっぷりとかけられてある一品です。お通しメニューから他店とレベルが違うのを感じられます。さっぱりとした鶏刺身に雲丹と山芋のソースの適度な塩気がマッチングしていてお酒がどんどん進む味付けとなっています。

「熊の焼鳥」では毎日朝4時に締めた鳥をお店で解体することで、希少部位まで余すこと無く新鮮な状態のままで提供できるのだそうです。新鮮だからこそいただける鶏刺身は人気メニューのひとつとなっています。鶏刺身をいただきたい方は前日までの予約が必要なので、電話予約の際に忘れずに注文を伝えておくことをおすすめします。

鶏刺身は5種類の盛り合わせ、12種類の盛り合わせ、25種類の盛り合わせがあります。聞いたことがない名称や知らなかった部位もたくさん出てくるので、可能であれば是非25種類の盛り合わせに挑戦してみてください。意外な部位の鶏刺身もあり、驚きながら楽しむこともできます。種類によって薩摩醤油や塩、ごま油で味わってみてください。

「熊の焼鳥」の焼鳥でこだわっているのは燻し焼き製法だそうです。紀州備長炭を使用し、ただ炭火で炙るだけではなく、その炭の上に落ちた鶏の脂から出る煙も利用して焼く製法です。また、じっくりと時間をかけて焼くからこそ柔らかい状態で鶏をいただくことができます。カウンター席からはその焼ける様子を眺めることも可能です。

焼鳥に合わせてオリジナル塩、薩摩醤油、秘伝のタレをつけてお召し上がりください。秘伝のタレは20年以上継ぎ足しされて作られている「熊の焼鳥」が誇る自慢のタレとなっているそうです。そのタレは一口食べるだけで病みつきになるおいしさで、人気の理由のひとつともなっています。

「熊の焼鳥」では置いてあるお酒にもこだわっており、もちろんどれも焼鳥にピッタリ合うものを提供してくれています。また、メニュー表には無い裏メニューのお酒もあるそうで店員さんに相談しながらお酒を選ぶのも楽しいかもしれません。あまりお目にかかることのできないお酒の用意もあるようですので、そこも魅力のひとつです。

こちらも大人気メニューの究極の卵かけご飯です。玉ひもと呼ばれる卵になる前の卵を丁寧に取り出し使用しており、普段の卵以上に濃厚な味わいとなっています。卵のみでも十分美味しくいただけますが、お好みで牡蠣醤油をかけて食べるのもおすすめです。数量限定メニューなので〆ではありますが、早めに注文することをおすすめします。

また、いくらが一緒に乗ってある卵かけご飯メニューもあります。いくらが乗ってあるだけで一気に贅沢感が増す少し高級な卵かけご飯となります。卵好きな方には必ず食べていただきたい一品です。また、ちょこんと乗ってある熊の海苔の型抜きもとても可愛く写真に納める方も多くいるようです。インスタ映えも間違いなしのビジュアルです。

会員制の焼鳥屋として大阪では有名となっている「熊の焼鳥」、いつもより少し奮発して美味しい焼鳥や卵かけご飯を試してみてはいかがですか。料金設定もさることながら、良質な鳥とこだわり抜かれた調理方法、そして秘伝のタレは一度食べてみる価値はあります。少しの高級感を感じつつ美味しい焼鳥を味わってみてください。