なんじゃもんじゃカフェは木の上にある？わくわくが止まらない人気店！

子どもころ誰でも一度は憧れたことのある木の上のお家。横浜にはそれを実現できる夢のようなカフェがあります。その名は「なんじゃもんじゃカフェ」!ドラマに登場して以来大人気の素敵なカフェについて、アクセス方法や予約の可否、気になるメニューや口コミなどについて一気にご紹介します。

なんじゃもんじゃカフェはメディアで紹介されることも多く、「OZマガジン」などの雑誌に掲載されるのはしょっちゅう、テレビでもフジテレビ系列「ジェネレーション天国」やテレビ朝日系列「スマステーション」、日本テレビ系列「ぶらり途中下車の旅」、フジテレビ系列「タカアンドドシの路線バス」などで取り上げられました。

そしてなんじゃもんじゃカフェの人気を一気に全国区にしたドラマと言えば、日本テレビ系列で2013年1月から放送されたドラマ「シェアハウスの恋人」です。ドラマの舞台となったのは横浜にあるシェアハウスで、ドラマ内では三角関係のラブストーリーが展開されますが、そこで重要なシーンによく登場していたのがこの木の上にあるカフェです。

ドラマを見ていた人は、まさかあの木の上にあるカフェが横浜に実在するとは思ってもいなかった人が多かったようですが、ドラマ終了後に「なんじゃもんじゃカフェ」として実際にカフェとしてオープンをしてからはその人気は高まる一方です。今では、ドラマを見ていない人も多く訪れるほど、横浜の新しい名所となっています。

横浜の隠れ家的な場所にあり、あまりの人気のため待ち時間も出来ているという「なんじゃもんじゃカフェ」、実は今後さらに待ち時間が増える可能性があるのです。その理由はなんと「なんじゃもんじゃカフェ」は2017年の年内を持ってカフェとしての営業が終了するということが公式ウェブサイトで正式に発表されています。

といっても、取り壊されるというわけではなく、カフェとしてではなくツリーハウスとして新たな形になるようですが、カフェの人気メニューを楽しんだり、横浜の街をゆっくり眺められる期間は少なくなってしまいそうです。営業終了が近づくにつれ待ち時間が長くなることが予想されますので、できるだけ早い来店がおすすめです。

横浜にある有名ながら隠れ家的なカフェ。ドラマなどにも登場しているのでアクセスも簡単かと思いきや、実は難しいのです。その理由は、どこにアクセスするにも必需品となったGoogle Mapでカフェを検索すると違う場所が表示されてしまうという点…。ではどうしてアクセスをするかと言うと、昔ながらの地図を見てのアクセスになります。

なんじゃもんじゃカフェへのアクセスに便利な最寄り駅は、横浜市営地下鉄ブルーライン「三ツ沢下町駅」です。駅からカフェまではスムーズにアクセスできれば徒歩で約7分となっています。「三ツ沢下町駅」に到着したら4番出口から出てください。出口のすぐ近くにあるセブンイレブンとは反対の方向にまっすぐ歩きます。

まっすぐ歩くと「三ツ沢接骨院」がありますのでその先の「花屋」のある角を左に曲がます。角を曲がったらまっすぐ進み、緑道を横切り、階段をあがります。階段をあがり切ってしばらく直進したところにある横断歩道を渡り、「三ツ沢東町自治会館」を左手に見ながらまっすぐ進みます。

すると左に階段が見えてきますので、その階段をのぼります。しばらくのぼると今度は階段の途中に右に伸びる細い道がありますので、その道を行きます。道なりにしばらく歩くと、なんじゃもんじゃカフェにアクセスすることができます。閑静な住宅地を歩いてアクセスしますので、近所迷惑にならないように静かに行動をお願いします。

なんじゃもんじゃカフェに車でアクセスをしたいと思う方もいらっしゃるかもしれませんが、周りは住宅地であること、お店に駐車場がないことを考えると電車と徒歩でのアクセスがおすすめです。どうしても車でという場合には、国道1号の「三ツ沢中町」交差点付近にあるコインパーキングを利用するとお店まで比較的近いです。

なんじゃもんじゃカフェの営業時間は、月曜日から土曜日までが正午から午後5時30分までで、ラストオーダーが午後5時となっています。定休日は日曜日です。ただし、なんじゃもんじゃカフェは木の上にあるので天候の影響を受けやすく、営業予定の日でも場合によってはお休みになります。

当日の営業時間についてはなんじゃもんじゃカフェの公式ウェブサイトから「TOPIC 最新情報」をチェックをしてからアクセスをしてください。当日の午前10時から10時30分ごろにはその日の営業についての最新情報がアップデートされますので、それを確認してからアクセスをするのがおすすめです。

ドラマにも登場した大人気カフェ、待ち時間も気になりますが、予約ができるかどうかも気になるところです。特に遠方からわざわざ行く場合は念のために予約をしてから出かけたいと思っている方には残念なお知らせですが、なんじゃもんじゃカフェは予約を受け付けていません。

予約制ではなく先着順での案内となりますので、確実に入店したい場合は待ち時間の短いタイミングを狙うのがポイントです。では、待ち時間がないタイミングがあるかというとかなりラッキーな場合は待ち時間なしで入店できますが、ほとんどの場合は外に行列が出来ています。

一番待ち時間が短いの平日の開店直後ですが、ほぼ連日開店前から待っている人がいるので、営業時間の正午に行くとすでに待ち時間があるというのが現実です。営業時間より少し早い時間に行って、開店を待つというのが一番いいかもしれません。休日の午後になると、待ち時間が2時間や2時間半になることも珍しくないようです。

予約のできない横浜の人気カフェ「なんじゃもんじゃカフェ」、気になるのは木の上で食べることのできるメニューではないでしょうか。そこでまずはドリンクメニューからご紹介してみたいと思います。ドリンクメニューは基本的なものが一通り揃っており、コーヒー(500円)、紅茶(500円)、アップルタイザー(650円)などがあります。

木の上でビールを飲みたくなった人もご安心を、ビール（ハートランド）も置いてあり、値段は700円です。どのドリンクも木の上で飲むと更に美味しく感じられますが、おすすめはコーヒー。なんと注文を受けてから木の上でミルで挽いて入れてもらえるのです。香り豊かなコーヒーを飲みながら横浜の街を眺めるなんて素敵ですね。

「なんじゃもんじゃカフェ」のフードメニューはその日の天候や時期によってメニューが異なりますので、当日お店でメニューを確認することになります。一番人気のメニューは、土曜日限定のメニューでこれを目当てに「なんじゃもんじゃカフェ」に訪れる人が多いので待ち時間が特別長くなるという「ベーグルフレンチトースト」です。

フレンチトーストは色んなお店で食べることができますが、他では見かけないベーグルを使ったフレンチトースト。鉄板の上にのせられて提供され、店員さんがテーブルでメープルシロップをかけてくれた時のあまぁい香りはたまりません。一緒にアイスクリームもついてきますので、ベーグルの上にのせてどうぞ。

鉄板に接している部分はカリカリ、中はふわふわ、上はメープルシロップでパリパリと様々な食感の楽しめるスイーツ。食べていると長かった待ち時間のことなんかすっかり忘れてしまいそうです。値段は750円で一日30食限定のメニューです。また、土曜日であっても雨の日は提供できませんので注意してください。

その他には、日によって「あんバタードッグ」があったり「スコーン」があったり「チリドッグ」があったりします。それぞれ数には限りがあるので、待ち時間が長い日には入店してもフードメニューは残念ながらすべて売り切れという日もあります。どうしても食べたいものがある場合は早い目の来店をどうぞ。

ここまで予約ができない人気カフェのアクセスやメニューを見てきましたが、ここからはどんな席があるのかについてご紹介したいと思います。どの席も木の上にあるので非日常感はたっぷりなのですが、それぞれ全く違った個性的な席ばかりです。初めに紹介するのは横浜の街を一望できる「木の上のテラス席」です。

ツリーハウスの外側にある席ですので、景色は抜群。高所恐怖症の方や小さい子どもさん連れはちょっと怖くなるぐらいの高さですが、緑に囲まれた雰囲気は抜群。ここにはテーブルが3つあり、それぞれ2人ずつ座ることができます。もし予約ができたらここが一番人気になりそうなおすすめの席です。

次にご紹介するのは雨が降っても大丈夫な「ツリーハウスの中の席」で、3人が座れるテーブルが1つ、2人が座れるテーブルが2つあります。店内の手作り感あふれる可愛らしい装飾を楽しめる中の席。同じ空間でコーヒーを挽いているので、コーヒーのいい香りがいつも漂っています。

ツリーハウスの中で一番隠れ家っぽい雰囲気があり、ついつい長居してしまいそうな席がこちらの「ツリーハウスの屋根裏席」です。靴を脱いで上がるロフトタイプになっていて、2人から3人ほどが座ることができます。細い階段をのぼっていくのでスリル満点です。

そして待ち時間が一番長い土曜日にのみ使用されるのが「屋根の上のデッキ席」です。こちらは木の隣にある建物の屋根の上に設けられた席で、合計で6席あります。隣の建物とはいえ、緑に囲まれて横浜を一望できるという条件は同じ。木の上のカフェを十分楽しむことができます。

まずは何度も触れていますが、こちらのカフェは予約ができないので待ち時間が長くなることが予想されます。周辺は横浜の閑静な住宅街ですので、待っている間に騒がないようにするのが大切です。また、緑豊かな環境ですので、季節によっては虫よけの準備があると安心かもしれません。

また、カフェは木の上にありますので急な階段を上ったり下りたりすることになります。歩きやすい靴でお店に行くほうが安心です。小さい子どもさんを連れてお店に行く場合には十分注意をしてください。木の上という場所ですので、風が通りやすく特に冬は気温以上に寒く感じるので防寒はしっかりとどうぞ。

木の上にあるカフェと聞くと、雰囲気は良さそうですがトイレがどうなっているのか心配になる人も多いかもしれません。なんじゃもんじゃカフェのトイレですが、さすがに木の上にはなく、木を下りてすぐのところにあります。仮設トイレではなく、家の中にあるトイレですので気持ちよく利用することができます。

オープン以来人気は常に高かったですが、年末にお店が終わってしまうというのを発表してからの「なんじゃもんじゃカフェ」の人気は更に高くなっており、カフェに行ってみたけれど待ち時間の長さに諦めて帰って来たという人もいました。日本全国他にはどこにもないユニークなカフェ、この機会を逃さないでくださいね!

「なんじゃもんじゃカフェ」のようにアトラクション要素もあるカフェはフードメニューの味はちょっと…というところもありますが、このカフェはフードメニューの美味しさには定評があります。「あんバタードッグ」の人気もかなり高いですが、一番は土曜日限定の「ベーグルフレンチトースト」。30食限定ですので競争率はかなり高いです!

カフェからの眺めや美味しいスイーツでも人気ですが、店内のインテリアもとっても凝っていて人気のある「なんじゃもんじゃカフェ」。このTwitterのコメントのように「おもちゃ箱」と表現している人もいますし、子どものころに作った「秘密基地」と表現している人もいました。大人もわくわくしてしまう空間です!

高い木の上に作られたカフェですので、予想は付きますが場合によってはけっこう揺れます。風が強い日にはお店自体がお休みになることもあるぐらいですので、高所恐怖症の人は予め心構えが必要かもしれません。どうしても揺れるのが怖いと言う人は天気のいい日に訪れるのがおすすめです。

ドラマの中だけの素敵な空間かと思ったら、実際に訪れてみることができる非日常感溢れる隠れ家カフェ「なんじゃもんじゃカフェ」。予約ができないとあって今後はさらに待ち時間が長くなることが予想されますが、その価値大アリです!後で後悔することのないよう今すぐにお出かけください。