鶴見の「總持寺」特集！御朱印集めや盆踊りなど見どころ満載！

仏教の中でも、座禅を重んじる曹洞宗の大本山として知られる總持寺は、関東からもアクセスの良い神奈川県横浜市の鶴見区にあります！全国でも珍しいお坊さんが踊る盆踊りが有名ですが、御朱印ガールも集まる神奈川きってのパワースポットとしても知られています。今回は、總持寺へのアクセス方法や拝観時間等、情報満載でお送りします！

現在は、神奈川県横浜市鶴見区にある總持寺ですが、実は、1911年に石川県鳳至郡門前町から移転してきたお寺です。火災で焼け落ちたことをきっかけに、全国の曹洞宗の信者がアクセスしやすい場所として、神奈川県横浜市の鶴見が選ばれ、明治時代に建てられました。約50万平方メートルの敷地は、鶴見区の広域避難所にもなっています。

石川県とのゆかりの深い鶴見の總持寺では、毎年移転元である石川県輪島市のPRをするブースを設けた「ワクワクつるみ祭」等も開催され、神奈川県は元より、様々な地域の人々の交流の場となっています。總持寺のほとんどの建物は鉄筋コンクリートなどで新設されたものですが、中には、国の有形文化財に登録されている建物もあります。

法要が行われる大祖堂には、豪華絢爛な仏教装飾が施され、さすが曹洞宗の大本山というべき風格を見せています。全国各地から、修行僧が集まる總持寺では、日々鍛錬に励むたくさんのお坊さんが生活しています。神奈川一いや、全国一珍しいお坊さんの踊る總持寺の盆踊りでは、普段は修行に励んでいるお坊さんたちがノリノリで踊ります！

また、関東有数のパワースポットとして人気の總持寺では、フリーアナウンサーの石田紗英子さんが「鶴見のパワースポット」を尋ねる旅の一環で、總持寺で、座禅体験や曹洞宗の修行を体験する番組も撮影されているようです。過去には、中田英寿選手が参拝したり、石原裕次郎氏のお墓もあったり、總持寺は芸能人にも人気のお寺のようです。

毎年夏に開催される總持寺の「み霊祭り」は、お立ち台ならぬ盆踊り台に若いお坊さんが乗って盆踊りを踊る神奈川きっての面白いお祭りです。日頃は、修行に励む真面目な修行僧の中から、修行歴2、3年ぐらいの若いお坊さんばかりを選んで、ノリノリで盆踊りを踊ります！盆踊りの人気ナンバーはもちろん「一休さん」のテーマ！

寺の境内へ向かう通りには出店が立ち並び、普段の静けさとは打って変わって賑やかな總持寺を楽しむことができます。会場は、神奈川県横浜市の總持寺駐車場なので、関東近県からのアクセスにも便利なことから、毎年2万人以上の人が訪れます。全国でも珍しいお坊さんが踊る盆踊り。来年は、ぜひ、みなさんも一緒に踊ってみませんか？

鶴見總持寺の「み霊祭り」では、メインの盆踊りの他、花火も上がります！今年の「み霊祭り」は7月17日から7月19日までの3日間開催され、時間は17:30から21:00まででした。祭りのハイライトとなる花火の時間は、19:40からだったようです。その後、メインイベントである盆踊りの時間は、20:00から1時間ほどだったようです。

出店の周辺では、お坊さんのイラストが入ったうちわが配られたり、お坊さんがピカピカに磨き上げている總持寺の百間廊下には、お坊さんの絵が描かれた紙灯篭も並んでいます。盆踊りで盛り上がる「み霊祭り」の期間は、駐車場が会場となりますので、自動車でのアクセスはできません。公共機関を使ってのアクセスのみとなります。

「御朱印ガール」という言葉もすっかり定着しつつある昨今ですが、全国の曹洞宗の大本山である鶴見總持寺の御朱印は、格別なご利益がありそうな御朱印です！不動明王をかたどった力強いイメージの御朱印が現在總持寺で入手可能な御朱印です。また、總持寺に飾られている龍の屏風絵を使った、黄金の御朱印帳等も人気です。

過去には總持寺の住職の中に、墨絵が達筆な方がおられ、写真のようなダルマの絵を描かれた素晴らしい御朱印もあったようです。現在は、このダルマ絵を継がれる方がいらっしゃらないようで、御朱印ガールの間では「幻の御朱印」とも呼ばれています。霊験あらたかな總持寺ならではの御朱印、迫力も去ることながら、ご利益がありそうです。

ここからは、總持寺の拝観時間です。總持寺では、参拝者がいつでも参拝できる開かれた禅寺を目指されているそうで、境内は、いつでも自由に参拝できるそうです。一周約1時間ほどかかる広い境内には、16の有形文化財もあり、見どころがたくさんです。また、修行僧による案内付きで拝観できるコースもあるそうです！

總持寺の定時拝観時間は、午前が10:00と11:00の二回、午後からは13:00、14:00、15:00の三回となっています。また、拝観料は一人400円で、30名以上の団体になると一人350円となるようです。定時拝観は、お寺の行事により行われていない日もあるようですので、總持寺に事前に電話で確認して行くと良いでしょう。

ここからは、總持寺へのアクセスです。飛行機で他県からお越しの場合は、羽田空港から京急羽田空港駅から乗車し、京急蒲田駅で京急本線に乗換えます。その後、京急鶴見駅で下車して、徒歩で約25分となります。新幹線でのアクセスの場合は、新横浜駅からJR横浜線「東神奈川駅」で京浜東北線に乗換え「鶴見駅」下車。徒歩18分です。

関東付近からお越しの場合は、品川を経由して京浜東北線の「鶴見駅」にて下車。西口から徒歩で約7分ほどです。京浜急行線「京急鶴見駅」からのアクセスなら、徒歩10分ほどとなります。鶴見總持寺には、専用駐車場もありますので、車でのアクセスも可能です。ただし、盆踊りや年末年始の期間は駐車場できませんので、ご注意下さい。

住所:神奈川県横浜市鶴見区鶴見2-1-1 電話番号:045-581-6021

今から八百年ほど前の鎌倉時代に、道元によって開かれた曹洞宗の多くの寺院では、心をおさめる修行として坐禅を行います。忙しい毎日の暮らしの中で、現代人は自分と向き合う時間を持つことはなかなか難しいと言われています。現代人が己と向き合える良い機会となる總持寺の参禅には、様々なコースがあり、一般の方でも参加可能です。

また、曹洞宗の開祖と言われる道元和尚は、精進料理の生みの親とも言われていることから、總持寺では、精進料理をいただくこともできます。修行僧が作る精進料理は、坐禅や作務（掃除）と同じように、仏教修行の一つとされています。總持寺で、坐禅を行って心を整えた後に、命に感謝していただく精進料理は、大変美味しいそうです！

總持寺には、元横綱「北の湖」の若いころをモデルにした力強い金剛力士像や、商売にもご利益のありそうな仏像など、たくさんの見どころがあります。国の登録有形文化財に登録された「三松門」や「百間廊下」は、インスタ映えする撮影スポットとしてSNSでも大人気！また、英語坐禅も開かれていることから、外国人参拝者も多いようです。

總持寺の参拝記念のお土産を販売している場所には「おさすり大黒」と呼ばれる大黒さまが置かれていて、参拝客に人気を集めています。一さすりで福を招き、二さすりで徳を授かり、三さすりで満足を戴けるとのことです！金襴豪華な仏殿や香積台など、總持寺は他にも見どころ満載です。ご利益を頂けるよう、丹念にお参りしましょう！

神奈川県横浜市の鶴見總持寺の情報はいかがでしたか？曹洞宗の大本山でありながら、お坊さんが高台で踊る盆踊り等、楽しい催しも開催される總持寺は、全国の方から愛されるお寺です。紅葉の季節には、広い境内のあちこちで紅葉を楽しむこともできます。總持寺の坐禅体験に参加して、普段はできないゆったりとした時間をお過ごし下さい。