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四天王寺の御朱印の種類はいくつある?もらい方や参拝時の見どころも紹介!

四天王寺の御朱印の種類はいくつある?もらい方や参拝時の見どころも紹介!
投稿日: 2017年12月16日最終更新日: 2020年10月8日

四天王寺はあの聖徳太子の建立で、日本最古の本格的寺院としても知られる有名寺院。ここではそんな四天王寺の歴史・見どころ・御朱印・アクセス方法などのほか、大ブームとなっている御朱印については、拝受できる場所・時間・種類についてもご紹介します!

聖徳太子が建立した四天王寺の見どころに加え御朱印もご紹介!見出し

歴史の教科書などにも登場する大阪の四天王寺は、聖徳太子が建立したことでも有名な寺院です。ここでは、そんな四天王寺の歴史・境内の見どころ・アクセス方法のほか、最近大ブームとなっている御朱印を拝受できる場所・時間・種類などの情報を含め、以下にその詳細をご紹介します!

四天王寺の見どころ1:歴史見出し

創建は、推古天皇元年の593年と伝わり、日本最古の本格的な仏教寺院といわれています。日本書紀によれば、崇仏派の蘇我氏と排仏派の物部氏との間に武力闘争が勃発し、形成が不利であった蘇我氏側の聖徳太子は自ら四天王像を彫り、戦いの勝利後にはこの四天王像を安置する寺院を必ず建てると誓ったというのが創建の経緯です。

そして、実際に勝利を収めて創建に取り掛かったわけですが、その伽藍配置に特徴があります。それは、中門・五重塔・金堂・講堂が南から北へ一直線上に並び立ち、これらを回廊が取り囲む形の様式。これは6世紀から7世紀ごろの中国や朝鮮半島にみられるもので、当時の大陸様式を伝えるものという意味からも貴重な存在となっています。

四天王寺の見どころ2:聖徳太子見出し

聖徳太子という名前は、誰もが目にしたり耳にしたことがあるはずですが、生誕年は574年。二十歳の時に推古天皇が即位し、その皇太子に就任。その後は、身分制度の冠位十二階を制定・社会福祉事業として四箇院制度を開始するなどして、当時の国内平定につなげるとともに、日本の礎を築くことにも貢献された人物です。

そして、以前は一万円紙幣にも聖徳太子の肖像画が使用されていましたが、日本書紀によれば本名は「厩戸皇子」(うまやとのみこ)のようです。上に紹介した以外にも多数の功績を残されていることから後世の人々から「徳のある聖なる人」という崇敬の意味を込めて「聖徳太子」と呼ばれるようになったようです。

四天王寺の見どころ3:五重塔見出し

四天王寺境内でひときわ目立つ存在が五重塔で、この中に四天王の木像がお祀りされています。塔の礎石心柱には、お釈迦様の遺骨である仏舎利6粒と聖徳太子自身の髪が6毛納められていますが、それは、天道・人間道・修羅道・畜生道・餓鬼道・地獄道で輪廻転生を繰り返す世界から救いたいという六道利救(ろくどうりぐ)の願いを込めてのものです。

四天王寺の見どころ4:講堂・金堂・中門見出し

講堂

講堂の中は、中央を境として東側は冬堂・西側は夏堂と呼ばれています。冬堂には現世における苦悩から人々を救済してくださる十一面観世音菩薩がお祀りされており、夏堂には死後に人々を来世の極楽に導いてくださる丈六阿彌陀如来がお祀りされています。すなわち、現世と来世の両方において人々を安楽へと導いてくださる場所が講堂です。

金堂

金堂には聖徳太子のご本地仏である救世観音がお祀りされており、その四方を四天王により守護されています。なお、毎日11時から舎利出しの法儀がおこなわれており、その際には、舎利に経木があてられ、その経木を頭に当ててもらってご利益を授かることができるということで、この時間帯を狙って多くの参拝者が訪れています。

中門

中心伽藍の一番南側の場所に位置するのが中門です。一般的には「仁王門」という名称の方がよく知られていますが、その左右には、中央伽藍を守護する神様である金剛力士像(仁王像)がお祀りされており、四天王寺の見どころの1つです。ちなみに、東側は那羅延(ならえん)金剛力士・西側は密迹(みつじゃく)金剛力士と呼ばれています。

四天王寺の見どころ5:再建見出し

四天王寺は、これまでにたび重なる災害に見舞われており、1934年(昭和9年)には室戸台風により、五重塔が倒壊したほか、中門も壊滅し、金堂も傾斜破損するなど、境内の全域に大きな被害を被っています。1940年に五重塔は再建。しかし、その5年後の1945年には大阪大空襲により再建された五重塔を含め、境内のほぼ全域が壊滅的な被害を受けています。

様々な方面からの協力を得ながら復興への努力がなされ、1963年に伽藍が復興され、その他の建造物も次々に再興が進み、現在では、飛鳥時代の創建当時の様式を忠実に再現した形で復興されています。なお、宝物館は、創建当時から残るものを含め、国宝や重要文化財に指定されている品々など500点あまりが所蔵されている場所です。

四天王寺の御朱印1:そもそも御朱印とは見出し

テレビや雑誌などのメディアでも多数取り上げられ、「御朱印ガール」という言葉が生まれるほど全国的に大ブームとなっている御朱印。元々は御納経と呼ばれていたもので、写経をおこない、そのお経を奉納した証として授与されていたものですが、現在では参拝の証として寺院だけでなく神社でも授与されているものです。

したがって、スタンプラリーとは異なるものです。神社仏閣も多くの人に参拝していただいて新しい縁を結びたいということで、色のついた紙・イラスト入りの御朱印など様々な種類を積極的に取り組んでいることから、あまり堅苦しく考える必要はありませんが、しっかりと参拝した上で御朱印を拝受するようにしてください。

四天王寺の御朱印2:場所・時間・種類見出し

御朱印が授与されている場所は、五重塔などがある中心伽藍の西側に位置する「納経所」の看板が掲げられた建物です。受付時間は、4月から9月は8時30分から16時30分まで、10月から翌3月は8時30分から16時までです。種類は非常に多く、20種類近くが用意されており、多くの御朱印をご希望の場合は事前連絡が必要となります。

四天王寺の御朱印3:御本尊見出し

たくさんの御朱印が用意されている神社仏閣では、どれか1つを拝受する場合、御本尊・主祭神の御朱印が基本となります。複数を拝受する場合も、御本尊・主祭神の御朱印とあわせてという形が基本です。なお、四天王寺における御本尊の御朱印は、「大悲殿」の文字に「大日本佛法最初」の印が押されたものです。

四天王寺の御朱印4:聖徳太子見出し

四天王寺を参拝したのであれば、御本尊の御朱印とあわせて、創建者である「聖徳太子」の御朱印はやっぱりあわせて拝受しておきたいところです。御本尊の御朱印と同じく、「大日本佛法最初」の印が押されているほか、何といっても「聖徳太子」の文字には強いインパクトがあり、SNSに自然と投稿したくなるはずです。

四天王寺の御朱印5:その他見出し

上にも紹介したように、四天王寺では多数の御朱印が授与されており、布袋堂の「布袋尊」・大国堂の「三面大黒天」などの御朱印も拝受できます。なお、これも上に紹介したことですが、参拝の証として授与されるものですので、それぞれのお堂の場所を参拝した上で御朱印をお願いしてください。

四天王寺の御朱印6:庚申堂見出し

なお、四天王寺には、南側500メートルあまりの境外飛び地に「庚申堂」があります。ここの御朱印だけは、上に紹介した四天王寺境内の納経所ではなく、庚申堂で直接拝受する形となります。種類は1つで、四天王寺庚申堂の名で「青面金剛童子(しょうめんこんごうどうじ)」の御朱印が授与されています。

四天王寺の拝観時間・拝観料金見出し

中心伽藍・庭園・各お堂の拝観時間は、4月から9月は8時30分から16時30分まで、10月から翌3月は8時30分から16時まで拝観できます。昼夜6回の諸礼拝が行われている六時堂の拝観時間は、8時30分から18時までとなります。なお、境内は24時間開放されており、お堂の外からであればいつでも時間を気にすることなく拝観することができます。

中心伽藍の拝観料は、大人300円・大学生と高校生は200円・中学生以下は無料。庭園は、大人300円・大学生以下は200円。宝物館は、大人500円・大学生と高校生は300円・中学生以下は無料です。ちなみに、30名以上であれば団体割引の適用があります。

四天王寺へのアクセス方法見出し

公共交通機関でのアクセスは、地下鉄谷町線の四天王寺前夕陽ヶ丘駅から南へ徒歩5分ほどのアクセス。ちなみに、地下鉄御堂筋線やJR環状線の天王寺駅からは北へ徒歩12分ほどでアクセスできます。車でのアクセスは、阪神高速14号松原線の夕陽ケ丘出口から約6分のアクセスで、南大門に隣接するコインパーキングの利用が便利です。

住所:大阪府大阪市天王寺区四天王寺1-11-18 電話番号:06-6771-0066

四天王寺で御利益はもちろんのこと御朱印も拝受!見出し

四天王寺の見どころ・アクセス方法・御朱印などの情報はいかがでしたでしょうか?特に御朱印は、授与されている場所・時間のほか、種類についても紹介させていただきました。四天王寺にアクセスされた際には、御利益を授けていただくとともに、この中の情報も参考にしてぜひ旅の想い出にもなる御朱印をあわせて拝受してください!

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投稿日: 2017年12月16日最終更新日: 2020年10月8日

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