東京ミッドタウン日比谷がオープン！都心最大のTOHOシネマズなど全60店舗！

東京ミッドタウンといえば六本木のイメージが強いかもしれません。しかし2018年、日比谷に2つ目となるミッドタウン、「東京ミッドタウン日比谷」がオープンすることが決定しています。東京ミッドタウン日比谷とは一体どんな施設になり、どんなショップやレストランが入店するのか、今回はその気になる全容をお伝えします。

東京ミッドタウン日比谷は、地上35階建て、延べ床面積は約18万9000平方メートルを有し、2018年にオープンを控える巨大複合施設。モダンで洗練された都会的のイメージを放つ東京ミッドタウン六本木に対し、こちら東京ミッドタウン日比谷では近隣の日比谷公園を意識したテラスや、今はなき旧三信ビルディングのアールデコ様式を一部にデザインとして採用。日比谷という立地を意識した施設となっています。

鹿鳴館や帝国ホテル、宝塚歌劇場などを有する日比谷はかつてからエンターテインメントにおいても先頭を走ってきた街。そんな街に建つ東京ミッドタウン日比谷は「Entertainment」や「Elegance」などといった言葉を提供価値として挙げるとともに、質の高い文化生活を体感出来るとして“THE PREMIUM TIME, HIBIYA”を商業施設部分のコンセプトとして掲げています。

気になる東京ミッドタウンのオープン時期は2018年3月29日（木）となっています。しかし現時点で営業時間はまだ発表されていないので、こちらは新たな情報を待つしかありません。ただ六本木の東京ミッドタウンの営業時間がショップは午前11時〜21時、 レストランは午前11時〜24時となっているため、東京ミッドタウン日比谷の営業時間もおおむねこれに沿ったものとなることが予想されます。

地上35階建てとなる東京ミッドタウン日比谷は、商業フロアに加えてオフィスフロアも併せ持つ複合施設。そんな東京ミッドタウン日比谷で商業フロアとなるのは地下1階から地上7階までの8フロアで、8階から34階まではオフィスや会議室等が入る予定となっています。また6階には日比谷公園の緑を意識したスペース、「日比谷テラス」も設置予定だそうです。

東京ミッドタウン日比谷に入店するのはショップやレストランなど総勢60店舗。主なものとしてはレストランなどの飲食店となる模様ですが、その中には日本初出店の店舗も5店舗ほど含まれているとのこと。ここ東京ミッドタウン日比谷だけの体験が出来るショップやレストランの数々は要チェックです。

東京ミッドタウン日比谷の情報で最も気になるのはやはりどのようなショップやレストランが入店するのかということではないでしょうか。そこで東京ミッドタウン日比谷に入店予定のショップの中でも日本初上陸のものなどを含む特に注目に値するショップやレストランなどを順にご紹介していきましょう。

東京ミッドタウン日比谷に新たに設置されるショップ等の中でも注目を集めているものの一つが「LEXUS MEETS… HIBIYA」。こちらはレクサスが手掛ける体験型複合施設となっており、ショップ内にはレクサス車の展示に加え、ブティックとカフェが併設されるとのこと。公道でのレクサスの試乗も可能ということで、気軽にレクサスが体験出来てしまう他にはない施設となります。

さらにもう一つ注目を集めているショップが「HIBIYA CENTRAL MARKET」。こちらは日本で初となるアーケード型複合ショップとなっており、運営するのは書籍店として知られる有隣堂。東京ミッドタウン日比谷の施設内に小さな町を築いてしまったかのようなショップでは本はもちろんのこと日用品やコーヒーが買えたり、さらには美容院があったりと、他にはない施設となっています。

コスメブランド「THREE」が手掛ける「REVIVE KITCHEN HIBIYA」も東京ミッドタウンにオープンするショップの中で注目すべきものの一つ。こちらは化粧品や雑貨を販売するショップを併設しながらも、メインとなるのはレストラン。野菜中心でバランスの取れた和食を提供することによって内面から湧き出る美を体現する、というコンセプトになっているようです。

ショップに続き、東京ミッドタウン日比谷内で注目すべきレストランについてもご紹介しましょう。まず東京ミッドタウン日比谷に入店するレストランの中でも気になるのが「ビルボードカフェ＆ダイニング」。こちらはビルボードライブによる新業態で、最新のオーディオ機器から流れる音楽を聴きながら食事が楽しめるレストランとなっており、音楽を自分で選ぶことも出来るようです。

さらに代官山で最も人気を集めるビストロの一つとして名高い「Äta」と新潟の「カーブドッチワイナリー」がタッグを組む「Värmen」にも注目です。こちらは小皿料理が気軽に楽しめるカウンター席とスタンディングのビストロとなっていますが、ワイナリーと手を組むことで上質なワインを存分に堪能することが出来る空間に。

「World’s Best Bar」に選出されたことのある銀座のバー、「STAR BAR」も今回東京ミッドタウン日比谷に出店するとのことで非常に注目されています。商業複合施設である東京ミッドタウン日比谷に位置しながらもオーセンティックなバーとしての雰囲気を崩さぬよう、こちらではバー内に12メートルに及ぶカウンターが設置され、さらに開店時刻は夜からになるとのこと。どんなバーになるのか楽しみなところです。

東京ミッドタウン日比谷には日本初出店となる店舗も5店舗出店することが決定しています。国内ではここでしか体験できないショップやレストランとなると、一体どんなものなのか気になりますよね。そこで東京ミッドタウン日比谷に出店予定のうち、日本初上陸となるショップやレストランについても少々ご紹介しておきましょう。

東京ミッドタウン日比谷で日本初上陸となる店舗の中でも今最も注目を集めているのがここ「Buvette」。こちらはニューヨークのウエストヴィレッジ発のレストランとなっており、オリジナルの店舗以外では現在パリの一店舗しか存在しないとのこと。朝食からランチ、そしてディナーと全時間帯で提供されているメニューはどれも家庭的で素朴なフランス料理であり、味には定評があります。

Buvetteに加え、注目を集めるレストランがここ「Restaurant TOYO」。こちらのオリジナルの店舗は日本人シェフがパリにオープンさせたもので、メニューの中心はフランス料理からの影響を受けた創作和食料理となっています。また食材へのこだわりも強く、メニューはいずれも季節ごとの食材の味を活かしたものだそう。パリの本店は現地で今最も人気を集めるレストランの一つとして名を馳せているといいます。

東京ミッドタウン日比谷で注目が集まっているものの一つとしてはTOHOシネマズも挙げられます。こちらのTOHOシネマズは東京ミッドタウン日比谷内の4・5階に位置し、TOHOシネマズとしては都心で最大となる11スクリーン約2300席を備える施設になると共に、東京宝塚ビル内のスカラ座とみゆき座の2スクリーンを改装し一体運営することで、シネマコンプレックスとしても都心最大級のものとなるそうです。

ちなみにここ日比谷の東京ミッドタウン日比谷内に都心最大級のTOHOシネマズが設置されるのには理由があります。日比谷のお隣、有楽町では東京ミッドタウン日比谷のオープンに先立ち、「TOHOシネマズ日劇」が閉館。ここ日比谷は東宝グループが創業した地でもあることから、そんな地に建つ東京ミッドタウン日比谷内に都心最大規模のTOHOシネマズを建設することとなったようです。

東京ミッドタウン日比谷は施設内の地下1階が駅に東京メトロの「日比谷駅」に直結するため、アクセスも抜群。日比谷駅へは東京メトロ日比谷線・千代田線、都営地下鉄三田線でのアクセスが可能です。またJR山手線、京浜東北線、東京メトロ有楽町線の「有楽町駅」からは徒歩約5分、また東京メトロ丸ノ内線・日比谷線・銀座線の「銀座駅」からは徒歩5分でのアクセスとなっています。

東京ミッドタウン日比谷は2018年3月末をオープン予定としており、それまでは少し時間がありますが、新たな情報は少しずつ公開されてきています。オープンが今から待ちきれないという方もそんな情報をこまめにチェックしつつ、東京ミッドタウン日比谷のオープンを楽しみに待っていて下さいね。