秋吉台サファリランドは家族連れに人気！アクセス・料金は？おすすめの動物は？

ご家庭や友達とのドライブなど、気軽にお出掛けしたいなと思っている時、動物園に行ってみては如何でしょう。普通の街中にある動物園では少し物足りない事もありますが、今回ご紹介する山口県美祢市にある秋吉台サファリランドは、ゆっくりと自家用車で見て回る事の出来る動物園としてご家族連れにも大人気スポットでもあります。そんな秋吉台サファリランドのアクセスや料金、人気スポットなどをご紹介して行きます。

秋吉台サファリランドは、山口県美祢市美東町にある体験型動物園で昭和53年に開園してから、山口県内をはじめ県外からも来園者が訪れる人気のサファリランドです。通常の動物園のように、檻に入れられた動物を見るのではなく、広々とした園内にエリアごとに放し飼いにされた動物たちを車で巡回しながら観察して行く体験型の動物園でおすすめです。

秋吉台サファリランドは「遊園地」「サファリゾーン」「キッズサファリ」「動物ふれあい広場」の4つのエリアに分かれており、大人から子供まで家族連れで1日中、動物と触れ合いながら楽しむことが出来る動物園で人気が高く家族サービスにおすすめです。一番人気は、やはりサファリゾーンで、様々な動物をのんびりと観察することが出来るため、おすすめです。また大小合わせて約70種類の動物を飼育しています。

秋吉台サファリランドへのアクセスには幾つか方法がありますが、自家用車で来園されることをおすすめします。中国自動車道の美祢東ジャンクションで、小郡萩道路に乗り換え絵堂インターチェンジで降りれば、秋吉台サファリランドまで約3分と非常に便利な場所にあり、下関からは約1時間30分ほどで到着します。

バスやタクシー、レンタカーで秋吉台サファリランドにアクセスする場合には、JR西日本の「新山口駅」からが最も近く交通手段も多くおすすめです。路線バスを利用する場合は、新山口駅から秋芳洞経由で約1時間ほどで到着します。タクシーやレンタカーを利用する場合には、新山口駅から約50分ほどで到着しますので非常にアクセスのし易い場所にあります。

秋吉台サファリランドの営業時間については、時期によって営業時間が若干変わります。オープンの時間はかわりませんが、閉園時間が30分だけ短く変更になりますので注意が必要です。サファリゾーンをはじめ、動物ふれあい広場や遊園地、売店の4部門の閉園が変更になります。

秋吉台サファリランドの営業時間をご紹介しておきます。4月1日から9月30日までの春から秋口にかけての期間は、午前9時30分から午後17時まで、10月1日から3月31日までの秋から冬にかけての期間は、午前9時30分から午後16時30分となりますのでご家族でお出掛けの際には、時間に余裕を持ってアクセスするようにして下さい。

また毎年、期間限定になりますが8月の数日間の間だけ、秋吉台サファリランドではナイトサファリというイベントが開催されています。このナイトサファリのイベント期間中は、日中の営業時間(閉園時間)が午後18時までに延長されますので、のんびりと見て回る事も出来ます。

秋吉台サファリランドには大きく分けると5つの入園方法がありますが、一日組数限定の探検カーと写真カーでの入園は特殊なため今回は除外させて頂き、残り3つの入園方法についての料金をご紹介します。ご家族や友人とのレジャーで訪れる際には、どの方法で入園するかを事前に決めておくことをおすすめします。また今回は11人以下の少人数での利用を前提にしています。

また余談になりますが、秋吉台サファリランドには1年間有効のフリーパスも販売されています。大人(中学生以上)：5,000円、小人(4歳以上)：3,000円と非常にリーズナブルな価格で、通常チケットで比較すると3回来園すれば元がとれる計算です。また下関市にある水族館海響館で、このフリーパスを提示すると100円から300円の特別割引がありますので非常におすすめです。

サファリランド内に自家用車で直接入園し、それぞれの動物エリアを回って行く場合の料金になります。大人(中学生以上)：2,400円、小人(4歳以上)：1,400円、シニア(65歳以上)2,100円となります。シニア対象の方は、入場券購入の際に、身分証明書の提示が必要となりますので忘れずにご持参下さい。

またサファリゾーンの見学が終了しても、その他の施設も終日利用できますので、動物ふれあい広場近くにある駐車場に自家用車を停めて、レストランで食事をしたり、キッズサファリや動物ふれあい広場などでのんびりと、ご家族一緒に動物たちを触れ合ってみては如何でしょうか。

秋吉台サファリランドのエサやりバスで園内に入場する場合で、総合案内所にあるバス受付で料金を払います。大人(中学生以上)：2,400円、小人(4歳以上)：1,400円、シニア(65歳以上)：2,100円と入園料は同じですが、この他にエサやりバス代が1人1,100円の料金が必要になります。

まずは無料大駐車場に自家用車を駐車して、秋吉台サファリランドの正面入り口右横にある総合案内所で、入園料とエサやりバスの料金を支払います。ここから一般乗用車の入り口方面(正面入り口左側)に向かって100メートルも歩けば、エサやりバスの乗り場になります。

秋吉台サファリランドへ徒歩で入場する場合には、遊園地と動物ふれあい広場のみ利用可能となり、サファリゾーンなどへ移動する場合には追加料金が発生しますので、注意が必要です。大人(中学生以上)：1,000円、小人(4歳以上)：600円となり、その他の入園時よりも安い料金設定になっています。

秋吉台サファリランドに、家族連れで来園した際に一番人気なのが「動物ふれあい広場」で、ウサギをはじめ、カピパラやハリネズミなどの小動物と触れ合うことが出来るため、小さなお子さんから大人まで人気のあるエリアで、徒歩で入園し終日ここで遊ぶ事も出来ます。

この動物ふれあい広場へのアクセスは2つのルートがあります。一つは先ほど、さらっとご紹介した徒歩で入園する方法と、自家用車かエサやりバスでサファリゾーンを見学して、サファリゾーンの一番最後にある動物ふれあい広場にアクセスする方法です。草食動物のエリアにありますので、ゾーン内駐車場に車を停めてのんびりと楽しむことが出来ます。

おすすめは一番人気のサファリゾーンで、ここは大きく5つのエリアに分かれているのが特徴です。アフリカゾウをはじめとする草食動物が放し飼いにされているのがエレファント・サンクチュアリ、アメリカクロクマが待ち受けるロッキー・ウェットランドと続きます。

ロッキー・ウェットランドで飼育されているアメリカクロクマは、大人になると体長が2メートル、体重が雄で平均200キロにもなります。比較的大人しい性格なので、のんびりと観察出来るのではないでしょうか。エサやりバスで入園していれば、アメリカクロクマにエサやりが出来るようになっています。

大きなアメリカクロクマの観察が終わりロッキー・ウェットランドを抜ければ、地上最速の動物チーターが待つマライカ・サバンナに到着します。初夏から夏の暑い時期には、日陰のある草むらからチョコンと顔を出して周囲を警戒していますのでよく探してみると、案外楽しいかも知れません。

見た目の可愛いチーターのいたマライカ・サバンナを通過すると、次は百十の王ライオンのいるハタリ・バレーに辿り着きます。エサやりバスに乗って入園している時、このハタリ・バレーとトラのいる次のエリア、ドルガ―・レイクでは、ライオンやトラにトングを使ってですが、直接エサをあげる事が出来ますので迫力満点です。自家用車で入園している場合には、残念ですがそのまま観察だけしながら通過することになります。

ハタリ・バレーでライオンの群れを観察して楽しんだ後は、次の猛獣エリアへ車を進めます。前のハタリ・バレー同様に見応えのあるドルガー・レイクにはトラが放し飼いにされています。トラはネコ科の動物ですが、水浴びが好きで夏の暑い時期には、水に入って涼んでいる姿を見る事も出来ます。

秋吉台サファリランドには、毎年8月の毎週末に特別イベントであるナイトサファリを開催しています。ナイトサファリでは、自家用車での入園は不可能になっており、ナイトサファリ専用バスで園内を巡るようになっています。サファリランド内の動物が夜にどんな行動をするのか見学できるため、非常に人気のあるイベントです。

ナイトサファリは、予約制ではなく当日券のみの販売での開催になっていますので、世のお父さんたちは手間は掛かりますがチケット売り場で頑張って当日券をご家族のためにゲットして下さい。ただその苦労が報われるだけのナイトサファリであることは間違いありませんので、しっかり楽しんで下さい。

秋吉台サファリランドの魅力を簡単にご紹介して来ましたが、如何だったでしょうか？昭和53年(1978年)に開園して以来、地元山口だけでなく日本全国から来園される方がいらっしゃる魅力が何となくですが分かったような気がします。ちょっとドライブ程度で簡単にアクセス出来ますので、是非足を運んでは如何でしょうか。