福徳稲荷神社はパワースポットで人気！ご利益・御朱印・お守りの種類などご紹介！

山口県下関市にある福徳稲荷神社は、穴場の絶景スポットとして徐々に人気を集めています。まだ観光客が多くないため、参拝後はゆっくりと絶景を楽しむことができます。ここでは福徳稲荷神社のご利益や種類豊富なおみくじ、お守りなどの情報をまとめてご紹介していきます。山口観光の際はぜひ福徳稲荷神社まで足を伸ばしてみてください。

福徳稲荷神社は、山口県下関市豊浦の標高の高いところにある神社で、絶景が見える神社として知られています。地元の人からは犬鳴のお稲荷さんとして親しまれています。御祭神は倉稻魂大神 (うかのみたまのおおかみ)、大宮能賣大神(おおみやののめのおおかみ)、大市比賣大神(おおいちひめのおおかみ)です。ご利益が多彩なことでも知られています。

福徳稲荷神社は開運、商売繁盛、航海安全、家内安全、豊漁のお稲荷様として古くから信仰されています。さらに健康稲荷社、合格稲荷社もあるので、健康祈願や合格祈願なども含め様々な理由で多くの方が参拝に訪れています。魅力的なスポットですが、まだ全国的には広く知られておらず、穴場の絶景スポットとして徐々に観光客が増えているところです。

開運銅鑼というものもあり、銅鑼を叩くと厄除けと開運が期待できるそうです。有名な祭事としては、毎年11月に稲穂祭が執り行われます。その中で狐の嫁入りを再現した行事がユニークと話題です。狐のお面をかけた男女が夫婦役となり街を移動します。ここで新婦役に選ばれた女性は良縁に恵まれるとされているそうです。

福徳稲荷神社は下関市豊浦町宇賀というところにあり、小川I.Cから車で約30分で行くことができます。広い駐車場があるので自家用車で行くと他の観光スポットも周りやすいのでおすすめです。電車を利用する場合はJR湯玉駅から車で約5分、JR小串駅から車で約3分ほどなのでタクシーを利用するといいでしょう。

同じ山口県にある元乃隅稲成神社が千本鳥居と海が見える絶景として全国的に有名になっていますが、福徳稲荷神社も海が見える絶景スポットです。真っ赤な大鳥居の先に見えるのは日本有数の漁場として知られる響灘です。晴れた日にはかなり遠くの島なども見渡すことができます。

福徳稲荷神社は真っ赤で大きな鳥居がとても印象的ですが、その鳥居からさらに海側に立っている二本の灯篭の存在感もとても大きく、見応えがあります。こちらの灯篭も塗りたてのような鮮やかな朱色で空と海の青との美しいコントラストで絶景を楽しませてくれます。福徳稲荷神社に行くときはカメラを忘れずに、絶景を写真に収めてきましょう。

福徳稲荷神社は日中も赤い鳥居と青い海と空のコントラストで絶景を楽しめますが、夕日の絶景スポットとしても有名です。もし可能であれば夕日が見られる時間に合わせて参拝に行ってはいかがでしょうか。シルエットになるお稲荷様と果てしなく続く響灘の水平線に沈む夕日は言葉にできないほど美しいです。

福徳稲荷神社の大鳥居の奥には立派な社殿があります。完全に左右対称となっており、遠くから見ても近くから見てもとても美しいと評判です。社殿の後ろに見えるのが稲城山で、社殿や鳥居の赤、山の緑、空の青とこちらもはっきりとしたコントラストが印象的な絶景です。

社殿に近づいていくと、お稲荷様がいます。福徳稲荷神社の社殿のお稲荷様は特にシュッとしていて凛々しい姿が頼もしいです。大鳥居の前や千本鳥居の前のお稲荷様と比較しても全く違っていて興味深いです。ぜひどちらもじっくり見させてもらってください。ここでは鍵と玉(宝珠)を口に咥えています。

大鳥居や社殿前だけでなく、千本鳥居でも狛狐を何度も見かけます。どれも形や表情が特徴的で印象に残ります。中でも千本鳥居をずっと歩いた先にある稲荷社のお稲荷様が勇ましく、しっかりと見守ってくれているように感じます。結構な距離がありますが、海を眺めながら頑張って歩きましょう。

福徳稲荷神社の境内右手は千本鳥居参道があります。千本鳥居と呼ばれますが、実際千本あるわけではなく、数が多いという意味で千本という言葉が使われています。実際には千本以上あるそうです。どれも参拝者が奉納したもので、この鳥居をくぐると開運のご利益が得られるとされています。

歩いていくと途中には谷嶽稲荷と谷森稲荷の稲荷社があります。約10分ほどかけて全ての鳥居をくぐり終えると、響灘を見渡すパノラマが広がります。行き帰り往復すると結構疲れますが、動きやすい格好をしてぜひ開運のご利益を得てきてください。マムシが出ることがあるそうなので、足元に注意して歩きましょう。

福徳稲荷神社の境内の左側には立派な社務所があります。そこで御朱印を受けられます。御朱印の持ち帰り用の紙はいただけないそうなので、御朱印帳を持参するのを忘れないようにしてください。社務所の営業時間は8時から17時までとなっています。夕日が見える時間に参拝に行こうと考えている方は社務所の営業時間に注意しましょう。

時間に余裕のある方は、山口県で今最も話題となっている元乃隅稲成神社にも参拝に行き、そちらでも御朱印をもらうのもおすすめです。元乃隅稲成神社の御朱印はメインにお稲荷様が描かれている珍しいものです。山口県内で絶景神社での参拝と御朱印めぐりをするのもいいかもしれませんね。

御朱印と合わせて絵馬もチェックしてみましょう。種類は少ないですが、福徳稲荷神社の立派な鳥居と社殿が鮮やかに描かれているおしゃれな絵馬があります。この絵馬は福徳稲荷神社にきた記念としてお土産にする方も多いようです。元乃隅稲成神社とそれぞれ違った良さが感じられます。

福徳稲荷神社では豊富な種類のおみくじやお守りがあります。男女みくじは金色の見た目が特徴的で特にカップルに人気があるようです。またおみくじと一緒に漢字一文字がデザインされたキーホルダーも付いてきます。これをお守りとして大切に持ち歩きましょう。その他にも糸みくじや招き猫みくじなど様々な種類のものがあります。

お守りもいくつか種類があります。中でもひめあやめのお守りは白地のものも紫地のものも美しく、上品なデザインとして人気があるようです。縁結び、結結びの二つのお守りが一緒にストラップになった縁結守は恋愛成就に効果があるとして女性に人気です。ご利益が多様な福徳稲荷神社ならではの豊富な種類のお守りから自分に合ったものを選びましょう。

川棚温泉は福徳稲荷神社から車で約10分ほどで行くことができます。福徳稲荷神社で参拝し、絶景を楽しんだ後は川棚温泉に立ち寄って体の中からも癒されましょう。青竜泉はミストサウナやうたせ湯、ジェットバスなど6種のかけ流し式浴場が390円で楽しめるので特におすすめです。

川棚温泉エリアには瓦そばの有名店、元祖瓦そば たかせがあります。ここでは本当に瓦にのった熱々の瓦そばを楽しめるとして、観光客にも大変人気があります。瓦そばは茶そばに錦糸卵、牛肉、もみじおろしなどがのっており、甘めのつゆに付けて食べる山口の名物グルメです。ぜひ瓦そば発祥のお店で食べてみてください。

山口県の中でも特に人気の観光スポットとなっているのが角島です。多くの方が角島を目的に山口に観光に来ています。下関から角島に向かう途中に福徳稲荷神社に立ち寄るのがおすすめです。角島では南国リゾートのような透明度の高い海、そして海にかかる角島大橋の絶景を楽しむことができます。

角島大橋を渡って灯台に行くと、灯台から海を見渡すこともできます。角島灯台は明治3年から現在まで、長い間現役で点灯しており、角島のシンボルとなっています。また角島周辺では美味しい海鮮料理が食べられるお店が多いので、景色や海水浴だけでなく、ぜひ食事も楽しんできてください。

山口県の絶景が見られるパワースポット福徳稲荷神社をご紹介してきましたが、いかがでしたか?まだまだ穴場スポットなので、ゆっくりと参拝、散策でき、絶景の写真も撮影しやすいおすすめのスポットです。山口県に行く予定のある方はプランに入れてみてはいかがでしょうか。行って良かったと思える絶景が待っています。